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2006年07月20日

川上つよしと彼のムードメイカーズ(代官山ユニットにて)

仕事から逃げるように、後半30分だけ見物。普段着のスカパラという感じの(川上をはじめ、メンバー3人が参加)、ゆるいいい感じのレゲエ。

本人は「B級インスト」といっていたが、いい具合のB級の感じ(選曲も含む)が素敵で、自然に身体が動く。ランキン・タクシーがちょっと登場し、そこだけパワーとテンションが上がったが、それもよし。30分しか見られなかったが、いいライブだったなー。

招いてくれて感謝!

2006年07月15日

ヘンリー・バトラー(大手町コットンクラブにて)

土曜日、夕方、神田みますやで丸煮を軽くやっつけてから、ぶらぶら歩いて大手町コットンクラブへ。 ヘンリー・バトラーというニューオーリーンズ出身の盲目のピアニストのライブ。

ニューオーリーンズスタイルのピアノには目がないし*、昨日ブルーノートからDMが来てて開いたらこのライブに2,000円ほど安く入れてくれるというので、名前も知らなかったアーティストながら、取り敢えず行ってみた。

で、細かいことは省くが、行ってよかった。オーソドックスなニューオーリンズスタイルの中にとんでもない高度なオブリガードを挟み込んで、それが破綻が微塵もなく、ピアノだけで自然に身体が動いてくるグルーブを生んでいる。最後の曲が終わったとき、思わずスタンディング・オベーションした(立ったの私だけだったが)。

アンコールのブルージーな深みのある「You are my sunshine」では、かつて岡惚れした女のことを思い出して、とつぜん涙が溢れ出た。この曲で泣くのは初めてだ。帰りに聴いていたiPodで、偶然サラ・ギャザレックの歌う「You are my sunshine」が流れて、こちらもウキウキした気分にはしてくれるものの、涙が流れるというパフォーマンスではない。なんだったんだろう、あの「You are my sunshine」。

*ヘンリー・バトラーに触れて「ニューオーリーンズスタイルのピアノには目がない」と書いて、ゆくりなくも、亡き友人に学生時分に初めて会ったとき、そいつが「僕はソウルミュージックが大好きなんですよ」といってそうかソウル好きか俺もだよと思った瞬間に、続けて「特にスティーヴィー・ワンダーには目がないんですよ」といったのを思い出した。なんというか、お主できるな、と強く思ったものだ。

2006年07月14日

ローカル&ディープ

すっかり習慣となった北千住逍遥だが、今回は有名・名店居酒屋巡りではなく、いきなり旧足立区役所前にあるキッチン・フライパンという洋食屋で呑み始める。

定食もあるが、酒肴も豊富。馬刺(赤身)、つくね、皮、唐揚げ、きんぴらごぼう、どれも美味かった(どこが洋食屋だ、と、あとで突っ込まれたが)。唐揚げは手羽先で、揚げたあとに特製のタレにさっと漬けてから出てくるのだけど、表面はカリッとしつつタレの濃厚な味で、中を齧ると淡白な鶏の味という、絶品。名古屋風の全編こってりしてるだけの手羽先より好みだなー(名古屋好きの人すみません)。これだけ何本かお代わりしたいくらい。人の善さそうな女将が「これも食べてみる?」とマカロニサラダやキュウリ切ったのを出してくれるのも、押し付けがましくなく、家庭っぽくてよい(そしてそれらも美味い)。あと、いぶりがっこ(秋田の、大根の薫製の漬け物?)がぱりぱりしてスナックみたいで美味かった。これだけで酒何杯かいける。

河岸を変えてヴィノ・フルートという、駅にほど近いワイン・バー。千住で創業70年の酒屋の息子が始めた店という。ワインやチーズはよくわからないのでなんともいえないけど、なんかたおやかな店主(ムッシュと呼ばれている)の佇まいがよい。店名はムッシュのフルート好きが由来で、リクエストしたら照れながらバッハとか吹いてくれた。面白い。

ムッシュのフルートに聴き惚れて?いるうちに終電逃した。さすがに北千住からのタクシー代は痛いなあ。今後は日の高いうちから呑みにいこうと思う。

2006年07月09日

浅草演芸ホール7月上席昼の部

スケジュール上しかたがないが、日曜日はあまり行くものではないな。

ちょうど志ん駒のときに団体入ってきたので、今日は昔話すらなく海軍の手旗信号と敬礼のみ。

全体に日曜日らしいぬるい感じで、全体的にあまり印象に残らなかったが(馬生はじめて聴いたが、あんな感じなのかあ、とちょっとがっかり)、漫才(のいるこいるとロケット団はテンション高くてよい。噺家だと馬の助の百面相が可笑しかったのと(百面相自体、滅多に見られない芸だし)、あと川柳川柳。団体客が多いといった状況を意識しつつもかなり笑わせてくれる。ネタは「歌で綴る大平洋戦史」(「ガーコン」のほうが通りがいいか)で、一人ジャズ(ひとりで全部の楽器の口真似を演る)とか聴けて嬉しい。

また圓丈の「寿限無」はバイオテクノロジーバージョン(笑)でよかった。そして多分、一番受けていたと思う。「私はパソコン歴が長いですから」といいながら、扇子の代わりにマウスを使って蕎麦をたぐったりキセルを吸ったりするというマクラのネタが馬鹿馬鹿しくてよい。

2006年07月08日

スカパラ野音

日比谷野音にてスカパラ。野音ならではの会場のゆるい感じと、ツアー初日の所為かバンドもまだ上りきってない感じがうまくマッチしたムードがよかった。

見やすい場所を探しているうちに、水飲み場の高い塀の上に上ったりして係員に怒られたりするのも、またよし(木の葉に隠れていたつもりだったのだが、見つかってしまった)。缶ビールの美味いライブだった。招んでくれて感謝。

#帰りに下高井戸爺で一杯。あのいくらはなんであんなに美味いんだ?

2006年07月06日

有事

私がそう思っているだけかもしれないが、スポーツの世界大会で日本のメディア(主にTV)がくどいくらいに「日本がんばれ」を叫ぶようになったのは、ここ15年くらいのように思う。私が高校生から大学生にかけてだった20~25年前(昭和55~60年くらい)は、たとえばオリンピック見てても、そんなに「日本がんばれ」をうるさく感じた記憶がない。普通に日本を応援していて楽しかった。

で、9.11テロ以降に日本政府の米国追従が目立つようになり、ここのところの愛国心騒動があって、そして北朝鮮のミサイル発射だ。そのさらに先にあるものを考えると、ここ15年くらいのメディアによるヒステリックな「日本がんばれ」の仕掛けは、実はそこに向けられていたのではないかと思う。

簡単にいえば、将来の有事を鑑みて、「戦争したくない」よりも「日本を守るためには~」と考えるように、敗戦国民である日本人の思考回路を徐々に組み換えていこうとしたキャンペーンのひとつだったのではなかろうか。

穿ち過ぎか。

2006年07月02日

北千住「天七」「遠山」

この日(6/30)は、地元在住のガイド付きという贅沢な環境で二軒はしご。ほんとうはもう何軒かはしごするつもりだったのだが・・・。

で、「天七」(これは有名店)はいわゆる大阪風串揚げ屋(二度漬け禁止、キャベツ食べ放題)で、ひとつひとつのネタは本場大阪よりちょっと小さい気がするが、酒の肴にはこちらのほうがよいかなあとも思う。夕方六時過ぎに入ったが、混み具合も程よい感じ。若鶏をチューリップ風に揚げたのがうまかった。鶏のチューリップって、姿がダチョウっぽいな。

ここでは生ビール中を二杯(いや三杯?)。そしてもうすでに、シャツにソース垂らした染み付けている。二日ほど半徹夜だった明けなので、気をつけなければと思ったのだが・・・。

続いて焼き鳥の「遠山」(ここも有名なのかな?)。住宅街に忽然と現れる、こざっぱりした焼き鳥屋である。あまりにこざっぱりとしていて居心地がよいので、それ以上なにも語れないくらいにこざっぱりしている。トートロジー気味だが。

大将と女将でやっているのだが、大将がとつぜん「ラーメン食ってくる」と不在にしたあと女将はTVの動物番組に夢中になって涙ぐんでいる。面白い。ときどき娘も店にいるらしい。

ここで鶏叩きや焼き鳥(全部うまいんだよほんとに)を肴に、もちろん銘柄の選択などない日本酒の杯を重ねているうちに、自分がだんだん丸まって小さくなっていくような気がし始めた。小さくなるのが気持ちいい感じの酒だったのである。

そしてどんどん背中を丸めてもっと小さくなっていって、あれ元に戻ったと思ったら、もう翌朝で代々木上原の駅前で大の字だった。でもなにも失せ物がなかったのはさすがだ。メガネがちょっと曲がってたけど。

這うようにして半蔵門に戻ってちょっと仕事したが、さすがに使い物にならなかったなー。

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