« 2007年03月 | メイン | 2007年05月 »

2007年04月12日

世界遺産(笑)

黒川紀章が設計して、「世界遺産に指定される可能性が高い」と主張している(笑)マンション(アスベスト汚染問題で、週刊新潮と訴訟沙汰になっている)って、どこにあるのかな? と一瞬思ったが、例の世界初の実用メタボリズム建築である銀座(8丁目16-10)の「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」だった。

日本建築士会連合会、日本建築家協会、ドコモモジャパン、日本建築学会が「東京の景観を語る際に欠かすことの出来ない『大切な建築』」というような理由で保存を要望しているそうだが、果たして妥当だろうか。

個人的には、実物でなくても、コンセプトと模型が遺されればいい物件であるような気がする。

参考URL↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%8A%80%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB

http://www.mediawars.ne.jp/~m921320/a_map/map_of_tokyo_03.htm

http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/artscape/artwords/k_t/metabolism.html

黒川紀章は「カプセルを取り外して休日は軽井沢に行くのもいいじゃないか」と自著に書いたり、老朽化に関しては「カプセル交換による改修」を訴えているらしいが、そういうところも含めて、全体的になんか妙な可笑し味がある物件であるところが、「コンセプトと模型が遺されればいい物件」と思った所以である。どうでしょう? 

まあ面白い建築物だし微妙なところではあるが、遺すにせよ建て替えるにせよかなりの手間や負担が発生するわけだし、その手間と負担は可能ならば他の都市問題などに割り振ったほうがよいと思う次第。大きなお世話でした。

2007年04月06日

四番町Au Gout du Jour

二年ぶり二回目。前回はじめて行ったときは鶉に感激したのだが、今回は七面鳥がそれだった。

あとは野菜のテリーヌ、トマトのなんとか、スズキ、赤座海老を細切りのジャガイモで巻いて揚げたもの、羊などを堪能。材料の選定が元々いい上に、そこへの手のかけ方の按配が絶妙である。アバウトかつ偉そうですみません。

食事中メモを取るのはどうかと遠慮したのだが、ワインの銘柄くらいは控えておけばよかったかな。酸味の少ないどこかの白とブルゴーニュの少し珍しい赤で、どちらも開けてすぐは強い土の匂いがするタイプだったが(という表現が一般的なのかどうかは知らない)、まあとにかく、悪酔いもしないし二日酔にもならなかったので、いい酒のはず(笑)。

なお今回はペース配分に注意したので、途中で眠くなったりダウンしたりすることもなく、(デザートはもらわなかったので)食後酒まで健やかに楽しみました。やればできる。

不思議に気安い店の人の感じも変ってなかったし、また行きたいなあ。二週間分くらいの食費が一度になくなるのが難だが、この手の贅沢もたまにはよいものだ。

2007年04月05日

神田ぼたん

昨晩、友人と神田ぼたんで鶏鍋をつつくも、親子丼まで辿り着けずにダウン。

敗因は、

1.鍋が出る前に呑み過ぎた
2.鍋が出る前に食べ過ぎた
3.寒かった(薄着し過ぎた)

1、2については、店のおばちゃんにも、「鍋の前に食べ過ぎちゃだめよ」と叱られた。

竜田揚げもうまかったが、次は鍋まっしぐらで、苦しまずに食事を終えられるようトライしてみたい。

2007年04月02日

マデリン・ペルー in Club Quattro

いやあよかった。

21世紀のビリー・ホリデイとも称されるマデリン・ペルーだが、CDで聴くと確かに「そっくりさん」という側面も印象に残るものの、ライブで聴くと要は「声質がよく似ている」ということだけだということがよくわかった。ビリー・ホリデイ云々とかいわなくても、十分素晴らしいパフォーマーであることを十二分に理解できた。それだけ、(英語本来の意味での)ユニークな歌い手であった。

根底にあるのはブルースで、技巧的なことをいえば語るような歌い方や音の外し方がいちいちツボにはまるのだが、それ以前に、少し粘っこく暖かい歌唱が、歌唱と歌詞とが不可分であること、さらには動物が骨と肉で成り立っていることを想起させるような塩梅である。この場合、歌詞=骨、歌唱=肉、というアナロジーだけれども、変なアナロジーを使わなければ、要はこの人にしか歌えないだろう歌を、たっぷり堪能できた次第だ。

バンド(ピアノ+キーボード、ウッドベース、ドラム、そしてマデリン・ペルーのギターと「Smile」のみウクレレ)も、ほんとに必要な音しか出さない、インテリジェントな感じの演奏である。ミニマルな演奏だから必ずしもいいとは限らないが、この人たちの場合、ブルースやジャズのフリーな感じを、よく練られ計算された演奏によって表現しているという点が素晴らしい。全体的に、演奏が実に緻密にデザインされているのである。使っている楽器は特殊なものではないのに、全体が、この音楽のそれぞれの瞬間にそれしかあり得ない音ばかりで成り立っている。

その分、個々人の技量を見せるような場面が少なく、最初は地味な印象もあるステージだが、曲が進み上のような理解が形成されていくにつれ、徐々に深く感動していく。

その反面、場末のクラブで毎週演ってそうな気安さ(主にマデリン・ペルー本人のローカル感によるものだと思う)があるところも嬉しい。いやほんと、毎週仕事場の近所とかで酒呑みながら聴きたい。

ライブは今日もあるのだが(昨日今日の二日間)、どうしようかなあ。やんなきゃならない仕事もあるし、もう一本観たいライブもあるのだが、まあそのライブのほうは日曜日でも大丈夫なので、仕事抜け出せそうなら今日も観るかもしらん。

なお、演奏曲目は新譜「Half the Perfect World」中心で、アンコール含め16曲。そのうち、(多分)あと2枚のアルバムにも入っていない曲が5~6曲あったと思うが、もしかしたらアルバム収録曲かもしれない。ちょっと自信がないので、あとでちゃんと調べてみましょう。

2007年04月01日

鈴木清順十二本立て

ようやく少し時間ができたので、封を開けていなかった鈴木清順自薦DVD BOXを昨日から見始めたが、6本×2のうち9本めくらいで集中力が切れた。歳取ったなあ。

まあ「殺しの烙印」は二回観たし、あと途中でなぜかAV3本見たり、植木等の追悼番組を見た所為もあるけれど*。あ、「ツィゴイネルワイゼン」と「オペレッタ狸御殿」も一回ずつ観た。

真理アンヌもいいが、野川由美子に復活してほしい(ああいう味わいの女優さんに出て来て欲しい)と考えた週末でした。

*途中で確定申告用の領収書整理をした所為もあるが、締め切りとっくに過ぎている上に、整理した領収書は2007年のものだった。

Calendar

2014年06月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30