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2012年02月26日

酒井俊×熊坂るつこ

渋谷dressにて。

酒井俊(vo)、熊坂るつこ(acc)

??、Takes Two to Tango、お菓子と娘、街、回想、ナーダム/初恋、すかんぽ〜かんぴょう、かくれんぼの空、化身、真夜中のギター/6月の雨の夜、チルチルミチルは

2012年02月10日

Luis Valle's Saitamigos!

池袋Relacionesにて。

ルイス・バジェ(tp, vo)、志村享子(vo, fl)、Prof.Togo(b)、山田ひさよ(p)、有馬勲(timbaless、宮本仁(conga)、不明(tp)、不明(tb)

ゲスト:森村あずさ(vi)、不明(bongo)

2012年02月08日

坂田明「平家物語」実演会

秋葉原CLUB GOODMANにて。

坂田明(朗読, as, cl, per)、田中悠美子(義太夫三味線、声)、石井千鶴(小鼓、太鼓、声)、山本達久(dr)、ジム・オルーク(ペダルスチールギター)

(メモ)
19:50演奏開始

石井千鶴の声にはっとする。

ジム・オルーク、スチールギターのブリッジ部分を叩き弦を鳴らす奏法。音圧の中に広がりが生じる。

坂田明の声による情景描写(語りや歌ではなく、オノマトペとも違う)。

20:30一部終了

20:56演奏開始

田中悠美子の三味線と語り、歌

坂田明の罵声「頼朝出て来い! この馬鹿野郎!」(客先では拳を振り上げてヒューという声。場違い?)

嵐のようなセッションのあと、石井千鶴によるわらべ歌(♫母親は一晩中、子守唄を歌う)。

21:30アンコール「音戸の舟歌」

2012年02月04日

MIZTI、吉本裕美子+山下衛デュオ、ほか

阿佐ヶ谷Yellow Visionにて。

MIZTI:こたにまゆみ(voice)、國仲勝男(6弦)
吉本裕美子(g)、山下衛(dr)
中尾果(キルギスのコムズ)のほか、鍵盤奏者、ギター奏者が飛び入り

最初は吉本裕美子+山下衛デュオ。最初のうち、渦が巻きそうで巻かない、爆発しそうで爆発しない、ちょっともどかしい感じを感じた。出方を探り探りだったり、ドラムの煽りにギターが呼応しないように思えたり。山下衛のドラムが、饒舌で多彩な音々でもって会話を仕掛けることで渦を生じさせようとする印象があったのに対し、吉本裕美子の演奏には真正面からそれに応えることより受け流したり敢えて聴こえないふりをしたり、という感じの印象が強かった。

もっともそういう、最初のうちは出方を探り探りでなかなかガチっとはまらないような感じは、完全即興ならあって不思議ではないことで、聴き手としてはさてどうなって行くのかな、という期待を楽しんだ(どうなって行くのかな、という期待、が生じない即興演奏もないではない)。

1セッションめの後半と、2セッションめには、渦の萌芽を感じ、少し身体が動いた。ただし、最後の飛び入りも交えた全員セッションの際の演奏を考えると、ギターの吉本裕美子は自ら渦を作り出したり共演者と火花を散らすタイプではなく、渦の中に少し離れた場所から別の色や光を混ぜて行くタイプの演奏者かもしれない、とも思った。飛び入り交えてからの2セッションめ(國仲勝男+吉本裕美子+中尾果+ギター奏者+山下衛)での逆回転エフェクト?を使った切り込み方はとても面白かった。

MIZTIは、沖縄民謡やロックとジャズのスタンダード中心の構成で、ベーシストとして名高い國仲勝男の、ベースとギターが混ざったような楽器と演奏が印象的だった。が、最初のうちはポイントがよくわからなかった。4曲目だったか5曲めだったか辺りで、國仲勝男が山下衛を舞台に呼び上げ(その場で突然の申し出だったらしい)、山下衛のドラムが國仲勝男に火を着けたところから、MIZTIの音楽に対してぐっと視界が開けたような気がした(ただし、こたにまゆみの歌については、帰宅後ときどき考えたりもしたが、未だにわかっていない)。

國仲勝男という人の演奏を間近に聴いたのは始めてだが、相当に自由な場を創ろうということに尽くされる人とお見受けした。MIZTIのあと、これもその場で「第3部をやる」と宣言して共演者と客席にいた音楽家を舞台に上げ、國仲勝男+吉本裕美子+鍵盤奏者+山下衛という編成で自由即興を繰り広げたのだが、他の演奏者の出す音々をときにベーシスト的な立場でまとめながら、遊んだり壊したりしつつ、ひとつの音楽に創り上げていく。もちろん他の共演者が出鱈目を演っていたというわけではないが、その瞬間瞬間に必要な音を國仲勝男が的確に(しかしさりげなく)紡いでいくことで、結果的にひとつの“自由を感じさせる音楽”としてまとまったという印象は、一晩経った今も強くある。

ちなみに「相当に自由な場を創ろうということに尽くされる人とお見受けした」というのは、誰にでも共演の門戸を開こうという姿勢と、その結果の演奏を“自由を感じさせる音楽”にまとめようという姿勢を、筆者が感じたということを指す。

で、その後やはり客席にいたギター奏者とコムズの中尾果が飛び入りし(鍵盤奏者は不参加)、せっかくだからと中尾果のコムズのソロがあり、最後に國仲勝男と中尾果のデュオで〆。

何が起こってどう進むかわからない、奇妙だがとても楽しい夜だった。

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せっかく中央線沿いに出たので、高円寺のバー鳥渡に寄って、終電を逃し、ひら石でラーメン啜ってから帰宅。

2012年02月03日

カセットテープ

暮れに老父がいらないというのでもらったミニコンポ本体をようやく使用可能な状態にしたので(電源ケーブルといくつかの線をつないだだけだが)、自室でカセットテープやMDを聴いたりPCに取り込めるようになった。めでたい。

以下、Twitterへの投稿を一流れの文にまとめながら、とりとめもなく。

ただしラインアウト端子がないので、出力はヘッドフォン用のステレオミニプラグからという、ちょっとしょぼい感じだ。

出力はヘッドフォン用のステレオミニプラグからという、ちょっとしょぼい感じではあるが、まずは仕事机の上に置きっ放しにしてあった、宝物のようなカセットテープを再生している。理由はよくわからないが、カセットテープを再生するのは楽しい。

で、物置部屋から一箱にまとめたカセットテープを発掘してきた。もうそんなに数はないが、未整理のまま何年も放っておいたので、ケースと中身はばらばら。一番聴きたいやつ(若死にした友人がロンドン土産に作ってくれた、ジャマイカスカの編集テープ)は、ケースはあったが中身が見当たらない。整理しながら探すしかない。

という具合にごそごそやってたら、小学六年生のとき安岡君から借りてダビングした所ジョージのファーストアルバム「現金に手を出せ」(1977年)のテープが出て来た。このアルバムの冒頭で、所ジョージは「俺、所沢のパンク野郎」と宣言している。そしてすぐにフォークギターの弾き語りで「ボタン雪」だ。

安岡君は地理が好きで、地図を作る仕事に就きたいと言っていた。中学に入ってから、妙にイライラしていた姿を見たのが最後の記憶だが、元気だろうか。

そんな感じでいろいろ出てくるが、“懐かしい”という感慨にはあまり興味がないので、まあ忘れていたことを思い出す、くらいの感じかな。

“懐かしい”という感慨にはあまり興味がないのだが、学生のころにもらった友人作の各種ジャズやサルサ、その他の音楽の編集テープを発掘して聴くと、火の消えかかった昼行灯のようなボンクラ学生だった私にいろいろ刺激を与えてくれたことに対する感謝の念を禁じ得ない。私は学生の時分、ほとんどなにもしていないに等しいのだが、周囲はそうやって(あるいは他の方法で)いろいろと豊潤な何かを与え続けていてくれたのだ。そんなことを思い出したりもした。

とりあえず20本ちょっと、古いカセットテープを再生したが、何本かはワカメになっていて、まあとっといても仕方がないかな、という状態であった。でもワカメでも、MP3化などの際にエラーを起こしてノイズが混入したデジタルデータほど不快ではないのが不思議である。

あととてもバカのようなことを言いますが、レコード盤の極細の溝や、ワカメのように頼りない磁気テープや、もはやその実態がなんだかよくわからないデジタル記録データに、なんでこうも豊かな音楽が刻み込まれるのかね。改めてそんなことを思ったりした。

以下、この二三日で聴いたカセットテープ—
・ゴダール「勝手にしやがれ」を映画館で録音したもの
・サム・ベネット「Live at Strange Fruits」
・アーサー・アレキサンダーほかソウル編集盤(忌野清志郎のとても切ない歌が入っていた)
・サン・ハウス「Street Noise」
・高校の頃参加していたバウワウのコピーバンドのライブ録音
・リアル・フィッシュのライブ(パルコ・スペースパート3で、多分自分で録音したもの)
・柳家小さん「湯屋番」(小学校時分。ラジオのスピーカーから録音機で録音)
・桂文楽「素人うなぎ」と古今亭志ん生「火焔太鼓」(小学校時分。ラジオのスピーカーから録音機で録音)
・桂文楽「明け烏」と古今亭志ん生「らくだ」(小学校時分。ラジオのスピーカーから録音機で録音)
・中学〜大学のころに作って録音した楽曲
・NHK-FM「サウンドストリート」、火曜日坂本龍一、ゲスト植木等(二回分)
・ジャック・ブレル「Vesoul」
・モーガン・フィッシャー「miniatures」
・Floyd Lloyd & THe POTATO 5
・Ludus

などなど。

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