« 2013年06月 | メイン | 2013年08月 »

2013年07月31日

7月まとめ(21〜31日)

7月21日(日) 朝8時半起床→10時過ぎ出発→田原町で降りてリスボンで昼→久々にWINSで500円だけ買い、浅草神社お参りしてからなってるハウス入り。WINS前の立ち食い蕎麦屋がラーメン屋に代わっていて残念→リハ後、大久保湯→5時より本番。SUKIYAKAのほか、爆祷と、最後のバンドにダルブッカで二曲参加。いい供養になったと思う。供養というのは、実は生きている側の人間の気持ちの整理のためにやるものだから、いい供養ができたのは、やはり故人に感謝しなければならない→差し入れの焼酎を呑み、あとワイルドターキをストレートのダブルで呑み、高速で酔うが、おとなしく電車で帰宅。まことやでラーメン食べて終了。
7月22日(月) 朝7時半起床→宿酔いはないが、筋肉痛と手のひら若干打撲痛→やけに腹がすいて、朝も昼もどんと食べた→午睡→晩の仕度。大量の煮豆を作り始めてから、明後日旅行に出ることを思い出す。まあ一泊だが。その他思いつきでいろいろ→腹一杯食べてすぐ寝る。夜11時前。
7月23日(火) 午前4時起床→B電子の原稿作成→朝→朝風呂、洗濯→午睡→午後2時起床→B電子商品説明Webページの手直し追加→さらりと終わって晩の仕度。妙に張り切ってしまったが、だいたい想定通りにできた。量多過ぎ→風呂→明日明後日の道順確認して、午前1時頃就寝。
7月24日(水) 朝8時起床→シャワー浴びて仕度して、10時過ぎ出発→昼12時くらいに、横須賀美術館到着『日本の「妖怪」を追え!』展を見物。現代アートのところは期待しないで観たが、小山田二郎のほか、若い作家のフジイフランソワと鎌田紀子の作品が面白かった。鎌田紀子の作品は、一点だけ、作品もキャプションも見つけにくく意外な場所に置かれていたのも楽しい。全体に奥行きのある展観で、三浦半島の端のほうまで出かけた甲斐があった→三崎港に出て食事と土産物色。魚音寿司、魚の種類が豊富で楽しい。食べておいしいと思うのはくどうなど町の寿司屋のほうだが、ここはこれで。土産はマグロ刺身→海沿いを走り、三年ぶりに茅ヶ崎館。今回はカレーすき焼きにした。意外にゲテモノではなく、普通にうまい。当時の味は知る由もないが、煮詰まってからカレー粉をかける意義も充分に感じられたし、これはこれで家でも試してみたい→夜中起きたが、10時間以上寝た。
7月25日(木) 朝7時半起床→朝をいただき、茅ヶ崎館をおいとましたのち、昨夜呑んでうまかった酒の蔵元、熊沢酒造へ。道が難しいと思ったが、案外迷わなかった。土産と家用の酒購入。昨晩呑んでうまかった吟望はもちろん、140周年記念というどぶろくも買った。店の人はこれまた意外に若い人が多く、親切で感じがよかった→続いてまた道に迷う不安を抱きつつも、だいたい調べた通りの道で冨士霊園。一年数ヶ月ぶりにお参り→中央道でまっすぐ帰る→帰途パラーラークスで食料調達→夕方5時前に帰宅。録画したドラマ見ながらビール呑んでたら、ちょっとした宴会になる。夜9時過ぎ就寝。
7月26日(金) 朝9時半起床。夜中ちょっと起きたが、12時間くらい寝ていたことになる→昼過ぎから、父宅に持参する酒肴の買物と調理→シャワー→夜、クルマで父宅。元気そうでよかった→帰宅後、昨日に引き続きバス。大豆炊いたのとひじきつまんで終了。夜11時頃就寝。
7月27日(土) タイ料理を食べ、図書館にまったく読まなかった(読むの忘れてた)本返しに行き、食料調達し、午睡し、新子を酢で〆たりタカベ焼いたり、熊澤酒造の酒呑んだりして、一日が終わった。一日経ってから書こうとしたらあまり実感がない。
7月28日(日) 朝8時起床→TVで1983年版『時をかける少女』見る。深町君が未来人であることが仄めかされたあと、理科の実験室で未来人然とした銀色の全身タイツ姿で登場すると妄想したら、笑いが止まらなくなった→猪瀬直樹が夕方のニュースショウで、先頃他界した奥方の話と絡めて東京五輪招致の話をしていた。取材側の聞き方に応じたものかもしれないが、東京の人間としては身内の者の話を(求められたとしても)公の話に絡めないというのが普通の感覚だと思っていたので、少なからず違和感を覚えた。まあそんな物語を作って流した局も局だと思う→そのあと2010年版の『時をかける少女』を見ていて、未来人深町君の「消し忘れたか……」はないよなーと爆笑してからチャンネルを変えたら、その深町君(役の石丸幹二)が『半沢直樹』の銀行の支店長役で出てて、さらに笑った→その他呑んで笑って一日が終わった。
7月29日(月) 朝7時半起床→『あまちゃん』は前評判から、ついカメラ一台の長回しを期待したが、そういうものでもなかったし、言われているように相米慎二オマージュというわけでもなかったと思うが、カットつなぎがいちいち丁寧なのは面白かった→昨日から始めた、メトロノームをシャッフルで裏だけ鳴らすのに合わす練習、少し乗れるようになってきた→久々に石川淳読む。私的に選んだ三作の選択理由を探るため→と思って『荒魂』読み始めたが、いろいろ気が散って50ページくらいしか進まず。集中したい→晩の仕度→シャワー→がんもどき炙りで呑み始める→録画しといた『演芸時間』見て寝る。深夜0時就寝。
7月30日(火) 朝8時起床→午前中B電子原稿→初稿30分で終わった→とつぜん藤本卓也大会となる→浜村美智子にもはまる→晩の買物。小振りだがよさそうな関あじと、しじみとうなぎくりから。しじみ飯と関あじの刺身にしよう→B電子原稿直し。二校提出→シャワー→晩の仕度を三時間、呑みながらでそのまま晩に突入→あとは酔っ払って就寝。夜11時頃かな。
7月31日(水) 深夜3時頃起床→また就寝→朝7時半起床→B電子原稿は二校で完了。今日は午後までやることなくなったので早めの午睡→午後から神田まつや経由鈴本。『落語教育員会』を見物する予定だが、入れるか?→神田まつやから湯島のほうをぶらぶら歩き、湯島天神にお参りなどして、それからアメ横もぶらぶらしたのち(30分ほどかな)、鈴本で30分並び、当日券が買え、それから開演まで立ったまま30分待ち、結果、ろべえの途中から仕舞いまでと、喬太郎の途中10分ほど、目眩で退場。でもまあ楽しかった。が、立ち見2000円ならともかく、正価の3600円はどうかなあ。落語四席で。もちろん、数の問題ではないし、内容が濃ければそれでよいのだが、もうひとおまけ、なにかほしい。座談会でもいい→鈴本後の恒例となりつつあるまるかや御徒町分店。居心地いいな。今日はなぜか、FNS歌謡祭で店内が盛り上がっていた。J-POPと呼ばれる音楽やその世界を生活の中で愛好している人たちの話というのはなかなか聞けないので(聞き耳を立ててただけだが)、とても面白かった→ひゃっくししながら電車で帰宅。シャワー浴びて、深夜1時頃就寝。

落語教育委員会 in 鈴本

上野鈴本演芸場7月余一会

柳家喜多八、三遊亭歌武蔵、柳家喬太郎による三人会。第一回が2004年2月15日(なかの芸能小劇場)とのことだから、今年が10年めに当たることになる。都合何回催されたかは確認していないが、今回は初めての鈴本での興行という。

元々切符の取りにくい会だが、今回の鈴本での会は、6月30日の前売り発売当日、20分で完売したという。たまたま、前日に各寄席の余一会の番組を確認していたら、立ち見の当日券が2000円で出るとのことで、見物しに来てみた次第。

まず開口一番は、毎回恒例となっている、携帯電話の電源を切りましょう、という前説的なコント。この日は、喜多八扮する刑事が歌武蔵扮する犯人に撃たれて倒れているところに、部下の喬太郎が介抱しにくるが、喜多八の最期が言葉を口にしようとした途端に喬太郎の電話が鳴り、長話を二度している間に、最期の言葉を聴き取れないまま喜多八は殉職、という『刑事殉職編』。

正味5分ほどの、ごくごく小さく軽いコントだが、そもそも(『太陽にほえろ』のテーマと共に)幕が開くと上手に前座が正座している、というがなんだか可笑しいし(発砲の場面でツケをやるためにいたんだ、というのがコントの進行と共にわかるわけだが)、歌武蔵が登場するなり差し入れのお礼を言うというのも間抜けで可笑しいし、喬太郎が衝立ての裏でずっと待機していて飛び出してくるというのも可笑しい。前説的な役割も濃い短いコントながら、充分楽しめるものになっている点に感心した。

さて、ひとまず、この日の演目。

柳家ろべえ・・・・・千ハヤフル
柳家喬太郎・・・・・すみれ荘二〇一号
(仲入り)
三遊亭歌武蔵・・・・宗論
柳家喜多八・・・・・かんしゃく

ろべえは、マクラでいかにも「お、『そば精』かなんかかな?」と思わせるくらいに、大師匠の柳家小三治にわんこ蕎麦を食べさせられた話を長々と振ってから(約10分)、「持ってない(のでやらない)」とはぐらかして笑いを取り、その後まだ自分の出自(東京農工大学工学部電子情報工学科応用物理卒)などをマクラに振り(さらに3分ほど)、小三治に「大学で学んだ物理を落語に活かせ」と言われて困った、などと話しながら、『千早ふる』を元に物理ネタをちりばめた改作『千ハヤフル』に。「アルキメデス先生」と「ハミルトン君」(すぐに八つぁんになる)による、「千早振る」の歌を物理用語で解釈するという噺。

残念ながら、「神代もきかず竜田川」を「カミオ(カンデ)も効かず」と解釈したところで、目眩がひどくなりいったん退場。階下に水を買いに行き、飲みながら戻ったところでろべえの噺はサゲ。残念ながら本編はほとんど聴けなかった。

喬太郎もマクラは長く、喜多八の気合いの入った様子や学生時代の仲間が催してくれた北海道での落語会の話、自分の若い頃(80年代)は若い人が落語や落研なんて見向きもしないし自分たち落語好きは差別されていたという話、落研のバカバカしさなどを(やはり10分以上)振っていた。

が、ここでまた目眩がひどくなり、ロビーに出る。そこでご老人がひとり休んでいて、なんとなく話していたら、喬太郎はもう少しうまいと思ったけどそうでもなかったので出て来たという。さらに聞くと、現代風?のマクラがお気に召さなかったようだが、評判を聞いてちゃんと期待を持って聴きに来て、でも自分の感じた印象を大事にして判断する、という姿勢は、頑迷さと裏表ではあるけれども、好ましいな、と思った。

そのまま10分ほど休憩したのち(休憩中に「味覚糖の純露」というのが聞こえたが、これが「スペースアド」の話題を拾ったのかどうかは不明)、場内に戻る。せっかくの『すみれ荘二〇一号』の前半を聴き損ねたが、ちょうど『東京ホテトル音頭』を歌うところ(女主人公が田舎で見合いをする場面)で入れたのは幸運。続いて『大江戸ホテトル小唄』『東京イメクラ音頭』を歌う。振り付きで歌われるこれらは、とても可笑しい。その後の、同棲するふたりがふたりとも落研出身であることが明らかになっていくところの、要所で爆笑を誘いながらずっと持続的な緊張感に満ちている辺りも見事(寝言で『黄金餅』の言い立てをやっていた、などたいそう可笑しかった)。途中からでも聴いてよかった。

仲入り後は体調持ち直し、立ち見のままではあったがたっぷり聴いた。

まずは歌武蔵の『宗論』。息子が妙に外国人口調ながら、それには一切触れられなかったが、それが却って可笑しい(「西洋に於ける握手の例」は拾っていたが)。あと簡単な言葉が出てこなかったり言い間違えるというネタも多く(これも外国人口調と関連しているのか?)、言葉が出てこないのを思い出す際の、たとえば「玄関……? 台所……? 食堂…… おお今か今かと」とか、父親に頬をぶたれて返す「お父様は今僕を、橋本……? 海部……? 竹下……?」というくだりなどはかなり可笑しかった。

キリストの奇跡の話が少しずつおかしな方向にずれて行くところの微妙な感じも秀逸。それと賛美歌を「お父さんもご一緒に歌いましょう」というくだりは、客席に輪唱を強要するというネタかな、と思ったが、そうではなかった。ここは客を巻き込む形のほうが面白かったかな。

ちなみにマクラは落語教育委員会の来年7月の九州中国巡業の話や落研の名跡の話、弟子を取る際の親子面談の話、日本の宗教人口の話と、やはり10分超であった。

あ、そういえば、二三ヶ月前にとつぜん話題になった某有名人の姿があって、会が始まったときには最前列に座っていた。で、歌武蔵の噺の中で、その某有名人の身体的特徴の揶揄に当たるかもしれない(そう考える人がいるかもしれない)くだりがあったが、そのときにその某有名人はいたかな。一応最前列の辺りを眺めてみたが、確認できなかった。

で、トリは喜多八で『かんしゃく』(マクラは鈴本だから張り切って早めに楽屋入りして却って疲れてしまった話、落語教育委員会の話、キタナヅカで燃え尽きた話などやはり10分超)。他のふたりに比べれば正調の古典という感じだったが、旦那の人柄の描き方が、周囲に厳しい中にもそこはかとない可笑し味が見え隠れしていて、その感じが面白かった。

恥ずかしながら、落語教育委員会は初めて見物したが、ひとりだいたい30分という持ち時間でマクラもたっぷりという構成は、こういう会ならではだろうが、逆に、冒頭のコント以外はこの会だからこその特徴、というものが、今ひとつつかめなかった。

たいへん楽しめたし、不満はないのだが。ただ、立ち見はつらいが2000円なら充分満足、ではあるけれど、正規の値段は全席指定で3600円。野暮なことを言うつもりはないが、寄席定席に慣れた感覚からすると、ちょっと高いかなとは思った。次も聴きに行きたいとは思うが、少なからず躊躇も覚える。次は体調を万全に整えて、また立ち見、かな(そういえばこの日は寝不足だったが、まずまつやで一杯やって30分ほど散歩ののち30分並んでさらに場内で30分立って待った。お銚子の一本と散歩の30分が余計だったか)。

ちなみに、次の鈴本での落語教育委員会は、来年1月の余一会に決定したとの由(鈴本のツイート http://twitter.com/suzumoto1857/status/362781954543853570 を参照)。

2013年07月20日

7月まとめ(11〜20日)

7月11日(木) 朝7時半起床→『あまちゃん』『ショムニ2013』(尾形見てなかったので)→午睡→おとついの浅草演芸ホールのまとめ→HDレコーダーの整理→尾形ホームページ更新と新コーナー追加→昼と晩賄い当番。昼のスパゲティは失敗(麺を水に浸けておくやり方の、時間を間違えた)、夜は成功(特にポテトサラダ)→『半沢直樹』も面白かった。今後も期待→シャワー→夜0時前後就寝。
7月12日(金) 朝7時半起床→7/21のSE選曲。2分以内の曲(できれば1分以内)とかで選んでみるが、果たして→午後から吉祥寺→閉店するというコットンフィールドで布地物色。全品半額にて、いい買物ができた→久々にサンタモニカで、シャツ一枚だが買物→玉木屋で佃煮購入。夏の間は量り売りをやっていないとの由→続いて西荻窪。トライフルにてTudorの修理出来を引き取り。あと柱時計は、三年に一度くらいメンテナンスしたほうがよいと教わる→時間潰しに古本屋物色。買物はしなかったが、いい品揃えと価値をわかりつつ良心的な値付。署名入りなどはちょっと高かったが→これまた久々にぷあん。カオソイは土日だけで残念だったが、豆あじと野菜のマリネ、タイ風ソーセージ、豚バラ肉のカレー、全部うまかったな→お腹いっぱいでかなり眠くなってしまったが、地道に電車で帰宅→帰宅即シャワー。日付変わらぬうちに就寝。
7月13日(土) 朝7時半起床→尾形の新コーナー更新作業(サーバーへの反映はまだ)→図書館経由(五冊借りた)で昼は外。ドム経堂一階のオステリア・エッコに初めて行ってみる。なかなか。次は夜行ってみよう→O今のところ大事なし。しばらく治療は続くとの由→食料調達して帰宅→大豆炊いてから、久々に本気のカレー作り。本気出し過ぎたか→その他晩の仕度しつつ、夕方4時くらいから夜10時くらいまで、大した品数ではないが、呑み喰らう。『ゴケミドロ』と『ルパン三世』→夜10時過ぎ就寝。
7月14日(日) 朝6時半起床→食事と午睡→尾形ホームページ更新→夕方から、さばのゆにて松尾貴史取材用の酔客のエキストラ。ただいればいいと思ってたら、けっこう酒呑ましていただいた。ありがたや。ハイサワー使用の缶チューハイ×1、どぶろく×1、越乃寒梅×4。→その後新宿に出てノアでSUKIYAKAリハ。酔っ払ってたが、まあ気持ちよく演奏できた。録音はまだ聴いていないが、果たして→帰宅、シャワー、晩飯、就寝。午前1時頃。
7月15日(月) 朝8時起床→通じが、最近ないくらいにすこぶるよかった。大豆炊いたのの効果だろう→午後中午睡→晩の仕度して呑んで終了。午前1時前後就寝。
7月16日(火) 朝7時半起床→7/21用のSE編集→午後中午睡。昨日もか。鈴本中席行くつもりだったがあきらめた→食料調達に出がてら、Tomo et Vinで夕食→夜11時頃就寝。
7月17日(水) 朝8時起床→7/21用のSE編集続き。あと一息。できれば簡単な各曲解説も書きたいが、まあそこまですることもあるまい→昼のあと、ビーバートザンで買物。DVD-Rディスクなど→午睡しそうになったがしなかった→『スターマン』『Woman』『ショムニ』。それぞれ多少の文句がないわけではないが、今期のドラマは粒ぞろいかなと思う→7/21用のSEをチェックしていたら朝になった。朝6時就寝。
7月18日(木) 朝9時半起床→7/21用のSE編集続き。志ん朝の『すんなり来たね』をくわえて見たが、まあ多分誰もわからんだろう→昼過ぎから上野→蓮玉庵で一杯→アメ横で白Tシャツや乾物を買物→鈴本で喬太郎R-15。白鳥のマクラ(本編は『アジアそば』)、たい平『七段目』、喬太郎『ウツセミ』で死ぬほど笑った→まるかやで一杯。ここいい店だな→電車で帰宅、帰宅後即就寝。
7月19日(金) 朝7時半起床→やや宿酔い。棒アイス食べてから二度寝→午後は期日前投票して武家で昼がてら一杯やって魚真などで買物→午睡なしで晩の仕度→橋田壽賀子ドラマちょっと見るが、あまりのひどさに10分で見るのやめた→西桐日誌更新→録画した『落語研究会』見てから、午前3時頃就寝。
7月20日(土) 朝9時起床→シャワーとゴミ箱洗い→午後は歩いて仙川まで出て、Bright Momentsを見物。よかった。とりわけ最初の二曲がものすごく濃くて、これでライブ終わりでもいいと思って時計見たら15分しか経ってなくてびっくり→ライブ後、お目当てのお多福は、どうも女将さんが店にずっと出ていないらしく(隣のお店のお母さんにそれとなく聞いた)、結局Twitterで教わった番兵へ。ここもまあいい店だった。仙川に用事があれば、また寄りたい→それから京王線で下高井戸に出てJazz Keirin。栂野さん元気そうでなにより。今日は飲んできたので、白カレーうどんのみ→家までぶらぶら歩いていると、とつぜん住宅街の真ん中で祭り囃子が聴こえ、バカ囃子に化かされたかのように音のするほうに向かったら、経堂小学校の盆踊りだった。バカ囃子ではなかったが、きよしのズンドコ節にジンギスカンと、割とバカな内容であった。尾形を呼んだが、残念ながら到着前に祭り終了→帰宅して舎ワー浴びて明日の仕度→午前1時頃就寝。

BRIGHT MOMENTS

於仙川Jenny's Kitchen(Jazz Art仙川)

高岡大祐(tuba)、有本羅人(tp)、橋本達哉(ds)

言葉で書かれたプロットに基づいた即興演奏、ということになるか。

そのプロットに沿って奏でられる、微細なニュアンスの音の連なりによる緊張感と、突如訪れる大爆発、その塩梅に心震えた。

特に橋本達哉の、繊細なタッチによる微妙な音色のコントロールには、総毛が逆立つ瞬間がいくつかあった。

演奏時間は約40分で、4曲。最初の二曲で、聴き手としての精を使い果たしてしまい、ずいぶん長い時間聴いていたつもりで時計を見たらまだ15分しか経っておらず、ずいぶん驚いた。

ほぼ大阪でしかライブをしないとのことだが、機会を見つけてまた生で体験したいものと思った。

2013年07月18日

上野鈴本7月中席夜

上野鈴本演芸場下席夜

前半も楽しかったが、特に言う所なし。睡眠不足の上微酔していたこともあり、五街道雲助『堀之内』ではうとうとしてしまったし。

柳家喬太郎のトリに向けたような三遊亭白鳥のマクラと『アジアそば』本編で、場内爆発。R-18的なネタとしては、ただチンコマンコと言ったり、蕎麦をすする仕草で「フェラチオしてんじゃないんだから」とくすぐりを入れたり、という程度ではあるが、それが入る前後の話や、それが入る間と勢いのよさに巻き込まれた感じであった。

林家たい平『七段目』は、團十郎や福助の真似がうまいのかそうでないのかわからないまま、やはり巻き込まれた。手拭いを忘れて高座に上がり、すぐに楽屋に取りに帰ったのだが、その失敗を噺の中に織り交ぜて笑いに変えて行くところも見事だった。あと刀の下げ緒を結局ほどいてしまうところ、手先の仕草だけで客席全体にその可笑しさを伝えてしまうところなども、鮮やかだった。

お目当て柳家喬太郎は『ウツセミ』。あらすじをまとめてしまえばほんの数行、という内容なのに、膨らまし方のもの凄さを体験。来年また同じ興行があれば、二三日は通いたいな、と思わせられた。

以下、この日の演目

古今亭半輔・・・・・牛ほめ
春風亭一蔵・・・・・浮世床
翁家和楽社中・・・・太神楽曲芸
柳家さん生・・・・・狸の恩返し
五街道雲助・・・・・堀之内
柳家小菊・・・・・・粋曲
三遊亭白鳥・・・・・アジアそば
林家たい平・・・・・七段目
(仲入り)
ロケット団・・・・・漫才
入船亭扇辰・・・・・三方一両損(訴え出る前まで)
アサダ二世・・・・・奇術
柳家喬太郎・・・・・ウツセミ

2013年07月10日

7月まとめ(1〜10日)

7月1日(月) 朝9時半起床→今日は一日断食と決め、お吸い物作る→出汁殻で昆布の煮〆も作る→あと煎餅や煮干し齧ったりもしたが、概ね目的通りに進む→川柳つくし『女落語家「二つ目」修行』読了→金田一だん平『落語家見習い残酷物語』読了→シャワー→深夜0時就寝。
7月2日(火) 朝8時起床→朝の仕度→昨日取り込んだ『志ん朝復活』(ぬ、る、を)のチェックと、ブックレットのスキャン→日比谷に出て、ひつじやで昼。尾形とふたりで白葡萄酒一本空ける→シャンテシネでパク・チャヌク『イノセント・ガーデン』。これは面白い。新宿では12日までやっているそうだから、もう一度くらい見たい→それから渋谷に出て、パルコ劇場にて『あまちゃんサウンドトラック レコ発LIVE』、サントラCDも購入。詳細は翌日ブログに書いた→久々にMILIBAR。ビールのあと、ラムのストレートを二杯半(銘柄は忘れた)。ジンタらムータ with リクルマイのCD『平和に生きる権利』購入→電車で平和に帰宅。午前1時くらいに就寝。
7月3日(水) 朝7時半起床→昨日の『あまちゃんサウンドトラック レコ発LIVE』の詳細をブログに書く→シャワー→晩。ひとりなので駅前に出て一杯やろうと思ったが、雨降ったので止しにして、家にある適当な酒肴で晩酌→『あまちゃん』の先週分をDVDにダビングしたが、処理が途中から進まず。矯正終了して一応盤をチェックと思ったら、結局先週分をひと通り見てしまった。飽きずに見られるのがすごいなあと思う→その後、たまたまTVでやっていた『ドラゴンレディ』という番組に笑う。司会のバナナマンがつまらないが、熟女タレントの使いどころを弁えているところがよいと思った→けっこう酔っ払って、夜11時頃就寝。
7月4日(木) 朝7時半起床→ヒデチカ君がウクレレのレッスン動画を上げてくれてて、それ見て練習した流れで、なんとなく『暦の上ではディセンバー』のウクレレ版も考えてみる。コードや間奏のメロディはすぐに取れた。どうやったら面白くなるかな?→西桐日誌更新。The Fact of LifeもDann Pennもリクエストの曲がYoutubeになくて難儀するも、Dann Pennの『Rain in Memphis』に落ち着く。この曲カッコいいな。終盤のトランペットをイメージした?シンセサイザーは謎→沖雅也が出ている(没後30年で放映された)『一度は行きたい女風呂』見る。笑う→『暦の上ではディセンバー』ウクレレ、録音してFacebookのアルパカグループにアップ。ちょっと早い暑中見舞いということで→午前2時過ぎ就寝。
7月5日(金) 朝8時起床→西桐日誌更新、尾形の告知とホームページ更新など。あと『暦』ウクレレのコード譜まとめ→シャワー→呑みたいので、賄い当番を買って出て、仕度しながら早い時間から口開け→『ルパン三世』の最初期の数本を見る。やはり面白い→酔っ払って8時過ぎくらいに就寝。夜中何度か目が覚めた。
7月6日(土) 朝7時半起床→西桐日誌更新→昼過ぎから渋谷。朝日屋で一杯やって蕎麦手繰り、シネパレスで『ハングオーバーⅢ』。これは途中寝てしまい、最初のキリンと最後のオッパイしか記憶にないが、それだけで充分可笑しかった→それからBunkamuraザ・ミュージアムで『レオ・レオニ 絵本のしごと』見物。久し振りに絵を描きたくなる展観。平行植物の原画が見られたのもよかった。またあの本読みたい。スイミーのインタラクティブ・アニメーションも、子供たちが興奮していて面白かったな→マークシティでちょっと時間つぶしてから、アルパカの人たちとタイ料理。Eちゃんが久々に東京に来たので(新しい職場の研修との由)→4時間くらいゆっくり食事して帰宅。暑くて裸で寝てしまう(二日連続か)。
7月7日(日) 朝8時起床→落語研究会の録画見て酎ハイ飲んで午睡した以外、特になし。夜は『ルパン三世』の最初期の作品を3話ほど見た。五右ェ門が仲間になるところとか。だいたい覚えているもんだなあ→あと小旅行の段取りなどしたか。深夜0時頃就寝。
7月8日(月) 朝7時起床→朝早くからお隣のS野さんがかまぼこを持ってやってきて、我が家にくださるというのでなにかと思ったら、娘さんが嫁ぎ、嫁ぎ先からお中元で名物が送られてきたので、お裾分け、という次第であった。めでたいな→エアコンのフィルタ掃除。天気いいのですぐに乾いて直ちに装着。冷房効率が格段に向上した→落語ムックの著者校正。100ページの本の編集に一ヶ月かかるのかあ、と感慨に浸る。まあ諸事情あるのだろう→昼のあと、経堂駅周辺まで買物へ。かばた、魚真、ピーコック、八百屋、一力豆腐と小一時間歩いて、気持ちよく汗をかいた→帰宅してシャワー浴びて冷や奴で一杯→午睡→夜8時過ぎに起きて晩の仕度→再び呑んでTV見て笑う→ウクレレ練習→午前1時過ぎ就寝。
7月9日(火) 朝7時起床→BSあま、シャワー、地上あまで朝→昼から浅草。お参りがてらほおづき市見物し、翁そばで昼にしてから浅草演芸場。昼は馬生の茶番、夜は白鳥のトリを見物。文楽の『看板のピン』などのあとに、トリが白鳥の『火焔太鼓』(もちろん“白鳥版”)というのは、なんか不思議だ。うまく言えないけれど、つらつらと考えると、白鳥の寄席での異質さがより一層際立つという感じだろうか→終演後一代で一杯。銀座木村屋で料理人をやっている青年と隣り合わせる→電車で帰宅。そんなに酔ってないつもりだったが、何時に寝たか不明。
7月10日(水) 朝8時半起床→昨日の演芸ホールまとめ→尾形ホームページ更新。新コーナー誕生の試行錯誤→晩は賄い当番。久し振りに牛スジ煮込み。醤油は香り付け程度の塩味にしてみたら、これはこれでなかなかうまくできた→新ドラマの中で日テレ『Woman』とフジ『ショムニ2013』見る。『Woman』の衝撃度は高い。爆笑してしまうくらいに号泣。『ショムニ2013』は、まあまあ。江角マキコが歳取ってよりきつくなったのと、安藤サクラが基本不細工なのがよい→午前3時過ぎ就寝。

2013年07月09日

浅草演芸ホール七月上席

浅草演芸ホール七月上席昼夜

ほおづき市を覗き、昼を摂ってから、12時ちょっと過ぎに入場。古今亭駒次と古今亭菊太楼は聴き逃した。

この日は団体客もなく、時折2〜3人とか5〜6人のお年寄りの集団が入ってきて席を見つけるまでの間にやや場の空気をかき乱すことはあったが、場内は比較的落ち着いた雰囲気。落ち着き過ぎていて、少し寂しい感じもした。

実際、昼も夜も、誰がお目当てなのかよくわからない感じの客も入っていたようで、トリの前(昼なら古今亭菊春か金原亭世之介の辺り、夜なら入船亭扇遊か桂文楽の辺り)で帰ってしまう客もいて、昼はトリの金原亭馬生のあとに大喜利の茶番があったりしてまあまあ賑やかだったが、夜のトリの三遊亭白鳥のときは櫛の歯が抜けたあとのような、寂しさが漂う客席ではあった。

そんな中で、『白鳥版火焔太鼓』で爆笑を取っていた白鳥はさすがではあった。さすがではあったが、古今亭志ん生志ん朝親子が作り上げた『火焔太鼓』から肝になる演出をすべて抜き取って、噺を素の状態にしてから自作のくすぐりで組み立て直したという自己流古典の一席でのトリは、扇遊『ちりとてちん』、文楽『看板のピン』と来ての(間に三遊亭歌之介『爆笑龍馬伝』が入るが)トリだからか、不思議な風情もあった。うまく言葉にできないが、白鳥の寄席での異質さがより一層際立つという感じだろうか。芸の感じとしては、番組の途中で出てきて場を暖めるような役割が相応しい気もするが、トリで出てくれば出てきたで、充分に笑い満足するという、妙な味わいを味わわさせられる。その妙な感じを、扇遊や文楽など“昔ながらの噺家”の存在が、より一層際立たせていたように思う。

ま、面白いことは面白いし、その辺の出順の塩梅の妙も、寄席ならではだとは思う。

順序が逆になるが、昼のトリの馬生は『安兵衛狐』。のんびりと気持ちのよい高座だったが、流行りの「今でしょ」を得意気に披露していたのは興醒め。時事ネタや流行言葉は、すっと聞き流すかどうかくらいの感じで投げられたものでつい笑ってしまう、くらいがよい。ほら流行りのネタだ、そら笑え、というのは、野暮というものではないかな、とちょっと思った。

茶番は馬生(塩原太助)、古今亭菊春(円次郎)、翁家和助(青)、金原亭馬吉と名前失念したが前座(悪党)、金原亭馬治(義太夫)による『塩原太助』。和助による青(馬)のゆるい下ネタ(馬生扮する太助を止める場面で抱きついて股間をこすりつけたり、前足を陽根に見立てたり)が可笑しい、呑気な芝居だった(ちょと呑気過ぎる演し物かな、とも思った)。最後に茶番出演全員で『かっぽれ』を踊って幕。

***

この日はあまり細かいことは考えずに聴いていたが(一部寝てしまったりもした)、落語では春風亭一之輔『道灌』、春風亭一朝『祇園祭』(先日TBS落語研究会のTV番組でも観た。この日は、同行の他のふたりがなかなかやってこない江戸っ子が、京都の土地の人と茶屋で偶然隣り合わせる、という設定だったと思う)、三遊亭天どん『名探偵の不幸』、隅田川馬石『あわびのし』、古今亭菊之丞『棒鱈』、三遊亭歌之介『爆笑龍馬伝』、白鳥『白鳥版火焔太鼓』が、自分にとってはとりわけよかった。

川柳川柳『ガーコン』は、寸分違わぬいつも通り。林家種平『お忘れ物承り所』や春風亭百栄の漫談も大いに笑ったが、ふたりとも代演ということで、さらっとしており、やや喰い足りない感はあり。またいずれ、もう少し突っ込んだ高座にもお目にかかりたい。

色物では、特にこれ、というのはなかったかな。漫才勢、奇術、曲芸、音曲などなど、いつも通りのネタで、いつも通りの楽しさであった。

***

あとは印象に残った場面を、備忘録的に。

・近藤志げるはリクエストに応えて『お山の大将』。次に『芸道一代』の声がかかったところで、「ちょうど時間が」と終了。

・三遊亭歌も女は、なにか妙な色気があって、嫌いではないが、寄席の高座に上がってるのを眺めるのは、やや落ち着かない感じがする。あとは、のんびりした口調がときに間延びしているように感じるとか、頭を振ったときにうしろから前に垂れ下がる髪の毛をなんとかしてもらいたいとか、手拭いの扱いが雑に見えたとか。いや、嫌いではないのだが。(髪の毛に関しては、他の女性の噺家でも同じように思うことは多い。お洒落なのはよいとして、うまくまとめられないものかな)

・ストレート松浦は、中国曲独楽、デビルスティック、シガーボックス。

・桂文生の高座は、うっかりうとうとしてしまい、失敬ながら内容失念。ただ、高座を降りるときになぜか自分でめくりをめくって行ったのだけ覚えている。

・昭和のいる・こいるは、『船頭小唄』のネタを演った。『船頭小唄』は、近藤志げるも冒頭で唄っていたな。

・三遊亭小円歌は、『四季の歌』(『猫じゃ猫じゃ』などへメドレー)、新内流し(かちかち山)、名人出囃子集、『さんさ時雨』、踊り『奴さん』。聴いていて大変楽しくはあるが、もう少し理解を深めるべく勉強したい。

・三遊亭圓歌は歴代会長の話など、いつものネタ。

・ロケット団は、四字熟語〜選挙〜山形弁のネタ。

・金原亭世之介は、林家彦六、当代馬生、立川談志の高座に上がる際の形態模写(話し始めの声帯模写も含む)が面白かった。

・翁家和楽社中は、和楽、和助、小楽。演し物は傘(鞠の回し分け、ますの回し分け)、鞠の曲芸、ナイフの交換取り。

・林家木りんは、長身で手足の長そうなプロポーションからして噺家に向いていないような印象があったが、それがどう噺家稼業に馴染んで行くのかな、という興味はある。

・林家正楽は、注文で恵比寿様、ほうずき市、ミニーちゃんを切った。

・大空遊平・かほりもいつものネタだったが、後半、遊平の実家ネタを長めにやっていた。その部分も面白かったが、爆笑まではいかなかったかな。

・春風亭百栄の漫談は、ボケの話を自分がボケてしまったように話すネタと、回転寿しでオカキャビアというネタがあったが誰もちゃんと発音できないというネタ、スピード違反で捕まったら奥さんが余計なことを言うというお馴染みのネタ。

・林家木久蔵『後生鰻』は、赤ん坊ではなくて鰻屋の奥さんを縄でしばって川へどぼん、というものだったが、それは無理がないかな? といつも思う。あと、鰻が絶滅危惧種になりそう、という話を入れてもいいのにな、と思った。

・すず風にゃん子・金魚の漫才は、後半のバスツアーネタはなく、ゴリラのモノマネに入っていた。

・三遊亭歌之介『爆笑龍馬伝』は、芸名を三平と圓歌から取って平歌(へいか)にしたら…… というネタが可笑しかった。

・鏡味仙三郎社中は、仙三郎のみ。傘の曲芸(まり、鉄輪、枡、茶碗の回し分け)、土瓶

以下、この日の演目。

・昼
近藤志げる・・・・・野口雨情物語
三遊亭歌も女・・・・狸札
春風亭一之輔・・・・道灌
ストレート松浦・・・ジャグリング
柳亭燕路・・・・・・間抜け泥
桂文生・・・・・・・失念
昭和のいる・こいる
 ・・・・・・・・・漫才
桃月庵白酒・・・・・牛ほめ
春風亭一朝・・・・・祇園会
三遊亭小円歌・・・・三味線漫談
三遊亭圓歌・・・・・漫談
(仲入り)
金原亭馬治・・・・・強情灸
ロケット団・・・・・漫才
古今亭菊春・・・・・浮世床
金原亭世之介・・・・漫談、形態模写(名人の登場)
翁家和楽社中・・・・太神楽
金原亭馬生・・・・・安兵衛狐
大喜利・・・・・・・茶番

・夜
林家木りん・・・・・寿限無
三遊亭天どん・・・・名探偵の不幸
三遊亭丈二・・・・・目薬
林家正楽・・・・・・紙切り
隅田川馬石・・・・・あわびのし
川柳川柳・・・・・・ガーコン
大空遊平・かほり
 ・・・・・・・・・漫才
林家種平・・・・・・お忘れ物承り所
春風亭百栄・・・・・漫談
ぺぺ桜井・・・・・・ギター漫談
古今亭菊之丞・・・・棒鱈
(仲入り)
林家木久蔵・・・・・後生鰻
ダーク広和・・・・・奇術
入船亭扇遊・・・・・ちりとてちん
桂文楽・・・・・・・看板のピン
すず風にゃん子・金魚
 ・・・・・・・・・漫才
三遊亭歌之介・・・・爆笑龍馬伝
鏡味仙三郎社中・・・太神楽
三遊亭白鳥・・・・・白鳥版火焔太鼓

2013年07月02日

あまちゃんサウンドトラック レコ発LIVE

於パルコ劇場

大友良英&「あまちゃん」スペシャル・ビッグバンド:
齋藤寛(fl, picc, rec)、井上梨江(cl, bcl)、江川良子(sax各種)、東涼太(sax各種)、鈴木宏志(sax各種、rec)、佐藤秀徳(tp)、今込治(tb)、近藤達郎(kb、hca)(以上、前列下手から)
江藤直子(p)、大口俊輔(acc)、かわいしのぶ(b)、小林武文(ds)、相川瞳(per/conga、darbukka、小物、mar)、上原なな江(per/首掛けバスタム、小物、mar)(以上、後列下手から)
大友良英(gt、指揮)(前列最上手)

ライブはまず、サウンドトラックよりも少しアップテンポで前ノリの「オープニングテーマ」で開始(チャンチキは近藤達郎が担当、テンポが速過ぎるのか、大変そうに思えた。印象的な猫の鳴き声のようなソプラノサックスは、サウンドトラックでこの音を出していた江川良子が吹いた)。

その後はサントラCD付属の大友良英による解説に書かれている各曲が作られた背景を、少しの追加エピソードと笑いをまぶして大友が話しつつ、演奏を続けて行くという進行。純然たる音楽の演奏会、というよりは大学の講堂などでゲスト講師を呼んで行われる課外講義、のような感じもあった。

ドラマを見ている最中は主に話の進行や役者の芝居に注意を向けていて、サウンドトラックは物語や演技を後押ししたり強調する味付けとして自然と耳にしている感じだし、サントラCDはまだ聴いていなかったので(これ書きながら聴いた)、なんとなく耳に残っている楽曲を生演奏なりの迫力でもってきちんと集中して聴く、という体験は、なかなか面白かった。とりわけ『じぇじぇじぇ』『アイドル狂想曲』『地味で変で微妙』辺りの生演奏は、2008年のバート・バカラック来日時の、バカラック初期の映画音楽の生演奏(『Magic Moments』や『The Blob』など)を聴いたときの感興を思い出した。

なお『じぇじぇじぇ』では井上梨江がバスクラリネットを演奏。『アイドル狂想曲』ではソロ回しがあったが、その中でかわいしのぶがファズ・ベースのソロを披露。

このライブ用に編曲を変えたり、といった部分も少なくないとは思うが、『テーマ変奏曲』でのホーンのソロ回しや、『あまちゃんクレッツマー』で鈴木宏志のテナーサックスと今込治のトロンボーンのバトルなどもあったものの(このとき今込がとつぜん立って演奏しようとしてマイクの高さ調整を試みたがなかなかうまくいかず、1コーラス分くらいソロを飛ばしてしまってハラハラさせられたのは、ライブっぽかったが)、ライブだからといって演奏者各々を前面に押し出し、その腕前や技を強く感じさせられるような場面は、多くはなかったと思う。そもそも、私自身も「サウンドトラックの生演奏ってどんな感じに響いてくるのかな」という興味で聴きに行ったので、興味の対象はアンサンブルにあり、個々人の演奏に特に注目して聴いてはいなかった。

そんな中でも印象的だったのは、まずは『海』と『希求』での近藤達郎のハーモニカ。『海』については特に近藤に注目して聴いてはいなかったのだが、なんだか自然と感動を覚えてその要因を探したら、近藤のハーモニカだったという次第(ちなみに『海』という曲は、デモを宅録ではなく、ほぼこの日の演奏メンバーでNHKのスタジオに入り、簡単な譜面から即興的に演奏して制作したとの由)。

あと、『銀幕のスター』での江藤直子のさりげないピアノソロも、何とも言えない間が感じられてよかった(全体に若い演奏者が多いからか、近藤のハーモニカといいこういうところに年季の差が出るのかな、とも思った)。小林武文のドラムは、アンサンブル内のドラムに徹している感じで、(『朝のテーマ』で一度スティックを落としたものの)終始的確で味わい深い演奏だったと思う。

といいつつ、『テーマ変奏曲』での大口俊輔のアコーディオンソロと齋藤寛のピッコロソロや、『芸能界』での相川瞳のパーカッション(できればU-Zaanを呼んでもらいたかったが、相川瞳もコンガとダルブッカで、この曲のタブラの演奏の雰囲気をそれなりに醸し出していた)などにはハッとさせられた。相川瞳と上原なな江は、『日常』でのマリンバ連弾や、『地味で変で微妙』での笑いを湛えたような演奏も面白かった。

大口俊輔のアコーディオンは『銀幕のスター』でのソロや、『あまちゃんのワルツ』でのリコーダーの伴奏もよかったな。

『あまちゃんのワルツ』といえば、この曲では鈴木宏志がリコーダーを演奏。元々、この曲の録音時に、鈴木宏志がスタジオにリコーダーを初めて購入して持ち込み、その結果リコーダーを使った曲になったとの由。この日も、その責をよく果たしていたと思う。

一方、『銀幕のスター』は佐藤秀徳のトランペットがリードする形で演奏されるが、このトランペットがやや線が細く、音が不安げに揺れていたのが、『Stardust』などを彷彿とさせる、「わたしが子供だった頃に光り輝いて見えたアメリカのテレビや映画の世界のイメージ」(サントラCDの解説より)曲調にそぐわなかったのが残念だった。『星めぐりのうた』のトランペットは、よかったんだけど。なお大友良英の言いによると、佐藤秀徳がこの曲を演奏するのは今日が初めてとのこと。

あと、これはわざわざ言うのも野暮だが、『琥珀色のブルース』(東涼太と鈴木宏志のダブル・バリトンサックスがなかなかの迫力だった)はやはりマダムギターのギターで聴きたかった。この日は大友良英が弾いたが、サントラでのマダムの枯れた音色と異なり、大友は歪ませた太い脂っぽいギターで、70年代の白人ブルースロックのような演奏。それはそれでカッコよかったが、別の曲のように感じるくらい、サウンドトラックとは印象が違った。まあ、私が「サウンドトラックと同じ印象で生演奏を聴きたかった」というだけの話ではある。

ちなみに大友良英は、『友情』でのみフィードバック奏法。また『TIME』ではE-BOWを使用していた。

さて、「忠兵衛のに向けて書いた曲でしたが、出来上がってみると、むしろ小泉今日子さんにぴったり」(サントラCDの解説より)という『灯台』で、一旦ライブは幕。アンコールがあるだろうことはまあ想定内だが、『潮騒のメモリー』は期待していなかったので嬉しかった。これはインストで、トランペット、アコーディオン、フルート、トロンボーンが主旋律を担当。歌がない分、曲自体のよさがとても伝わってきたと思う(作曲者のSachiko Mが客席にいたそうだが、この日はさすがに歌いに出ては来なかった)。

で、最後にもう一度『あまちゃんオープニングテーマ』でほんとうに幕、と思いきや、二度目のアンコールにも応えてくれて、即興的な味付けで『地味で変で微妙』をもう一度。「しょぼくやろう」という大友の提案で、グダグダな感じで始まり、ドロドロと溶けていきつつ、最後はがーっとかき回して終わり。最初のうち、各々が何処に着地するのかが見えない、面白い演奏だった。

終わってみると、ほのぼのと楽しい、いい演奏会であった。そういう手触りの演奏会に滅多に行かないこともあり、とても楽しい時間を過ごせた。

以下、この日のセットリスト。6月18日のアサヒビールロビーコンサートの時と比べると、『日常』『朝のテーマ』『芸能界』『銀幕のスター』『潮騒のメモリー』が追加されているが、全体の構成はだいたい同じ感じかな。(6月18日のセットリストは、こちら参照)。

01 あまちゃんオープニングテーマ / ロングバージョン
02 行動のマーチ
03 日常
04 朝のテーマ
05 琥珀色のブルース
06 じぇじぇじぇ
07 アイドル狂想曲
08 芸能界
09 海
10 テーマ変奏曲

(休憩)
11 あまちゃんスイング
12 銀幕のスター
13 アキのテーマ
14 友情(ロングバージョン)
15 あまちゃんクレッツマー
16 地味で変で微妙
17 あまちゃんワルツ
18 星めぐりの歌
19 TIME
20 希求
21 灯台
(アンコール1)
22 潮騒のメモリー(インスト)
23 あまちゃんオープニングテーマ / ロングバージョン
(アンコール2)
24 地味で変で微妙(しょぼいバージョン)

Calendar

2015年07月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

アーカイブ