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2014年12月31日

12月まとめ(21〜31日)

12月21日(日) 朝10時起床→風呂→朝食後、なんだか背中が痛く全体にだるくなり、今日の外出は取りやめ。O形に写真を頼む→午後から夕方まで断続的にうとうと→夕方頃起きて録画整理。O形帰宅し木村屋のあんぱん土産に買って来てくれたのでおやつ→『浅草演芸寄席』見ながら本日の口開け→『ごめんね青春!』最終回、ジンと来た。この最終回は、駆け足かなとは思ったけれど、やっつけ感はまったくなかったな→背中が固過ぎるので揉んでもらってから風呂で温まる→夜11時頃就寝。
12月22日(月) 朝9時半起床→整形外科経由、昼頃に浅草→久々に並木薮。鴨抜きで一杯→お目当てのロック座の前に、演芸ホールをちょいと覗く。喰い付きの雷門小助六『初天神』からの渦の巻き具合がなんだか凄かった。よい顔付け。膝替わりのボンボンブラザースで熱気が最高潮に高まった中で、そんな雰囲気は我関せずとマイペースで新作を演る古今亭今輔がカッコよかった→すぐにロック座に移動。浅草ロック座30周年特別公演『ファンタジア2014』を見物に来た。まずはロビーでビールを一杯。オープニングはコール・ポーター・メドレー+宝塚のレビューみたいな構成で、タキシードの男装と女役がひとり脱がずに踊り、その中から白いコルセットにいきなり乳房も露な浜野蘭が現れたところで、その美しさに不覚にも涙が溢れてきた→その後の順序は小野今日子、澤村れいか+阿久美々、長谷川凛でいったん休憩、休憩後は群舞からai、杏野るり、小島実花、小澤マリア、フィナーレの順。浜野蘭のほかは、ai、長谷川凛、小澤マリアがよかったなあ。来年はもう少しストリップも見よう→浅草神社にお参りしてから梅園で土産の豆かん買い、それから一代。他のお客が動物の弔いについてお話しされているのを聞くともなく聞いていたら、釣り上げた鮒を買ってたのが死んでしまい、7万円のコースで火葬にしたら骨も残らなかった、という話に思わずええ、7万円?!と声を上げてしまった→平和に電車で帰宅→豆かん食べて就寝→夜中に目が覚めて腹が減ったので、カレーリゾットのようなものを適当に拵える→ついでに石川二郎『隠密くノ一列伝 敵中突破!伊賀女忍者』(2009年)見る。鈴木ミント主演(誰だそれ)。いろいろ笑いどころの多い作品だが、恐らく徳川家康が登場する映画、ドラマの中では最も情けない家康を描いた作品だろうと思う。よく知らないけど。調べたらもう一作『隠密くノ一列伝 秘められた女忍び』というのがあるらしい(原紗央莉主演)→再び就寝。
12月23日(火) 昼過ぎ起床→昨日の日記や演芸ホール、ロック座の模様をブログにまとめ→夕方風呂→歩いてムリウイ→去年に引き続き、昭和歌謡ラボ・リンキー&オーヘンの紅白歌合戦を見物。今年は関島岳郎が不参加とのことであの『乙女のワルツ』が聴けないのか、と些か残念だったし、リハーサル不足か最初の三曲はちょっと残念に思えたミスも多くどうなることかとハラハラしたが、四曲めの『学生街の喫茶店』(杉林恭雄の歌唱)辺りからだんだん昨年と同じくらいの満足度になった。圧巻はゲスト三橋美智子が歌う『唐獅子牡丹』と、そしてなんといっても白崎映美が歌う『俵星玄蕃』だ。『俵星玄蕃』は、曲調が変わる前にタメにタメたあとの頭が合わなかったりという場面はあったが、白崎映美は実に見事に歌い切っていた。自分の敬愛する歌い手がこういう芸を志していることを知ることができたのは、とてもうれしい。あと今回は、昨年の司会者だった松島玉三郎(リンキー&オーヘンの生みの親と言われていた)が室戸岬に移住したため、途中二回“電話中継”という形で参加。また柏でライブを行っていたキドキラのお二人(吉良知彦、鬼怒無月)も“電話中継”に呼び出されていた。以下、この日の出演者と曲目。

小峰公子(vo, Acc)、杉林恭雄(vo, g)、星衛(vo, cello)
ゲスト:向島ゆり子(vo, vl)、白崎映美(vo)、近藤達郎(vo, cl, acc, hca)、三橋美智子(vo)

01 UFO(ピンクレディー/白崎、小峰。近藤cl)
02 港町ブルース(森進一/杉林、近藤、星。近藤acc、小峰acc)
※電話中継(室戸岬より松島玉三郎)
03 可愛い花(ザ・ピーナッツ/白崎、小峰。小峰acc、近藤hca)
04 学生街の喫茶店(ガロ/杉林。小峰cho、近藤cl)
05 あなたの心に(中山千夏/小峰。杉林cho、近藤hca)
06 どこかで(デューク・エイセス/近藤vo, acc)
07 廃墟の鳩(ザ・タイガース/小峰、杉林。近藤cl)
08 アフリカ・ジンバブエ・ズールー族の子守唄(星voのみ。近藤cl)
09 そっとおやすみ(布施明/向島)
10 水色の恋(天地真理/杉林。近藤hca)
11 丘を越えて(藤山一郎/白崎。近藤cl)
※電話中継(柏Studio WUUより吉良知彦、鬼怒無月)
12 唐獅子牡丹(高倉健/三橋美香子。近藤cl)
13 銀座カンカン娘(高峰秀子/小峰、白崎、向島。小峰acc)
14 恋の奴隷(奥村チヨ/杉林。小峰cho、近藤cl)
15 あんこ椿は恋の花(都はるみ/小峰voのみ)
16 俵星玄蕃(三波春夫/白崎。近藤cl, カホン)
※電話中継(室戸岬より松島玉三郎)
17 夢淡き東京(藤山一郎/杉林)
18 東京ラプソディ (藤山一郎/全員)
19 私の青空(高田渡/全員。熊谷大輔がカホンで参加)

→終演後も打ち上げにお邪魔、二次会にも顔を出す。『俵星玄蕃』の感想を白崎英美さんにお伝えできたのでうれしい。また先日吉祥寺ハバナムーンでお会いしたドラマーの熊谷大輔さんにも再開→夜2時過ぎ、星さんが帰られるのに合わせてお暇。またうっかり長居してしまった→帰り際のお手洗いでちょっと粗相してしまったかと慌てたが、帰宅後確認したら大きな問題ではなかった。しかしノーパンで家まで歩いたのはさすがに冷え冷えした→帰宅後即就寝。
12月24日(水) 昼頃まで横臥→夕方整形外科経由豪徳寺鳥武。しかし鶏は売り切れ→すごすごと経堂に戻り、魚真、魚真のはす向かいにできた八百屋、一力、遠州屋、ピーコックで買物。まあいい散歩になった。一力ではクリスマスプレゼント?に、東京都豆腐商工組合のカレンダーをいただく→夜は鱈ちり鍋やカボチャ煮付け、イカ焼きにホタテ焼きを突きながら白葡萄酒を一杯のみ。お供に杉江敏男『アッちゃんのベビーギャング』(1961)や『笑点特大号』見て笑う。平和なクリスマスイブを過ごした。ぜんぜんクリスマスじゃないか→続いて田中徳三『濡れ髪牡丹』(1961。市川雷蔵濡れ髪シリーズの最終作)見始めたらO形が寝てしまったので、ひとりで最後まで観る。当時37歳くらいの京マチ子のどっしりとした貫禄とはんなりとしたお色気の塩梅が最高であった→食器洗ってダビング初めて日記書く→朝方5時頃就寝。
12月25日(木) 昼頃起床→夕方渋谷ドレス経由で代官山の晴れたら空に豆まいて、へ。白崎映美&とうほぐまづりオールスターズのライブ。地鳴りの如き音の力とうねりは、いやあそれはすごかった。自然と身体が動いて踊り、叫んでいた→ライブ終演後は飲み放題の忘年会ということだったが、ライブ映像などだけでなく、アンコール演奏などもあり、翌朝早いのであまり呑まなかったが、こちらも大変楽しかった→平和に電車で帰宅。帰宅後即就寝。
12月26日(金) 昼前老父の買物付き添い。年末だからか老父宅近くの駐車場に空きがなく、昼飯にと買った焼きそばを抱えて帰宅→帰宅すると朽木さんがゴミ収集所の網を変えていたので、ちょっとお手伝いする→整形外科に行きがてら買物など→夜は鶏すき。なかなかうまかった。割下は醤油・酒・みりんを全部同量、それを火にかけて馴染ませるのがよいか。今のところ→森田芳光『阿修羅のごとく』(2013)見る。オリジナルの怖さはこちらにはないが、なかなかほのぼのと可笑しい箇所も多かったし、これはこれで好きだな。中村獅童はちょっと気持ち悪い人になり過ぎている気もしたが、それもまた可笑しい→阿部寛版の『幸福の黄色いハンカチ』も見た。これも意外に悪くなかった(武田鉄矢以外)→あと一年間懸案となっていた、夢亀ラーメンで貸していただいた(くれたのかな?)DVDもようやく見る。観光DVDと思い込んでたが、昔の航海術を現在に試した模様を記録した、大変興味深い内容だった。もっと早く見るべきだった→といいつつ、途中で眠くなり最後ウトウトしてしまい、そのまま就寝。
12月27日(土) 朝10時頃起床→夕方、新宿ミラノボウルで忘年会。ボーリングはがたがただが、二投目ストライク(ストライクじゃない)が二度、ピンが倒れるのがゆっくりだったのでカウントされなかったストライクが一度あった→その後酒宴。まあ普通に楽しかった→三次会は失敬しておいとま。平和に電車で帰る。帰宅後即就寝。0時頃lか。
12月28日(日) 昼頃起床→O形が撮ってきてくれた写真展The EyeEm World Tour(Yきえちゃんのご子息が出展)の会場写真をようやくまとめてサーバーに上げる→有馬記念の馬券買いつつ、ためてしまった四日分の日記を書く→有馬記念はかすりもしなかった。ジェンティルドンナが有終の美を飾ったそうなのはめでたい→夕方いったんドレスで一杯ののち、練習スタジオ(ペンタ)で忘年バンド。さすがに丸一年ドラムを叩いていなかったので、ヘタがさらにヘタになっていた→その後キリンシティで打ち上げ。20年前、パーソナルコンピュータとネットワークがまさに“個人”に普及して世の中が面白くなればいいな、と思いいろいろな文章を書いていたわけだが、その20年の間に携帯電話やスマートフォンがあればPCは不要、という層が出てきて、実に空しい、といった話は興味深かった→宴はねたのちひとりでドレスに戻る。赤葡萄酒何杯か呑み、土産にプリン買って帰る→平和に電車で帰宅。即就寝。
12月29日(月) 昼頃起床→身体のあちこちが痛いのでお正月の買物も取りやめ、明日に回す→夕方風呂→晩のお供にビリー・ワイルダー『お熱い夜をあなたに』(1973)。ちょっと冗長な気がしたのとお腹が一杯になったのとで、途中で寝てしまった→夜1時過ぎに目が覚めたので、『お熱い夜をあなたに』続き。やはり冗長さは感じるものの、とても粋でよい映画出はあった。監督作品としては、『フロント・ページ』の一作前か→続いて森田芳光『ピンクカット 太く愛して長く愛して』(1983)。てっきり『の・ようなもの』の前に撮ったものと思っていたが、『の・ようなもの』のあと『シブがき隊 ボーイズ&ガールズ』を撮り、それから『(本)噂のストリッパー』で日活ロマンポルノを手がけるようになって二作目、『家族ゲーム』の一本前であった。絵造りがいかにもダサいのは時代が時代だからか。笑いと色気の描き方はなかなか面白かった→朝方4時頃就寝。
12月30日(火) 朝9時半起床→昼過ぎ正月の買物、梅田青果、河内屋、オダキューOX→まことやにふられたのでデリスで昼→帰宅後午睡→夕方鶏ガラ出汁を煮始める→昆布+野菜くずの出汁も加えて二時間ほど煮込んだところで休憩→ビーバートザンで初のBD-Rを買い、rippleで晩。ディアンジェロの新譜を聴かせてもらう。2000年代初頭のラファエル・サディークのやり方をもっと深化させたみたいで、カッコよかった→帰宅後ちょっと仮眠→0時過ぎに起きて、NHK BSプレミアムの『名盤ドキュメント“はっぴいえんど 風街ろまん”』見ながら仕込みの続き。番組はあまり期待していなかったが、当時のバンドメンバーの人間関係なども想像できる、興味深い番組だった→風呂→弓削太郎『いそぎんちゃく』(1969)、臼坂礼次郎『続・いそぎんちゃく』(1970)、弓削太郎『夜のいそぎんちゃく』(1970)の三本を一気に見る。制作順に見たので第一作は衝撃的だったが、『続』が一番面白かったかな。『夜』は千秋実になんて役をさせるんだという映画だったし、急ごしらえだったのか渥美マリの流転ぶりに幅がなかったが、宗教がからんでくる所為もあり、人の業を描いたという点では一番深かったような印象もあった→朝8時就寝。
12月31日(水) 昼過ぎ起床。寝坊→慌ててしらかめに蕎麦取りに行き(りょうさんカップルに遭遇)、その他買物していったん帰宅→O形も伴いクルマで老父宅へ。年越し蕎麦茹でて皆で食べる。しらかめの蕎麦は、意外に量が多く、四人前買ったうちの一人前があまった。まあちょうど三人前でよかったということか→5時前おいとま→パワーラークスで買物して帰宅。灯油は混んでて買えなかった→帰宅後、牛肉ごぼう巻き、黒豆などをつまみながら、年忘れにっぽんの歌と紅白見物開始。年忘れはなんかとんでもない企画になっていたなあ。紅白は去年が去年だっただけに、今年はあまり面白くなかった→マグロの刺身と小肌刺身(どちらも微妙だったか)や昼に残った天ぷらで呑み進め、蕎麦で〆て、酔っ払ったので即就寝。0時頃。2014年終了。

2014年12月25日

白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ、大忘年会ライブ

於代官山・晴れたら空に豆まいて

地鳴りの如き音の力とうねりは、いやあそれはすごかった。自然と身体が動いて踊り、叫んでいた。曲目をメモするどころではなかった。アルバム『まづろわぬ民』からと、未収録の曲。ザバダックの曲も一曲あったと思う。

ライブ終演後は飲み放題の忘年会ということだったが、ライブ映像などだけでなく、アンコール演奏などもあり、翌朝早いのであまり呑まなかったが、こちらも大変楽しく、外国語が不自由な私としては珍しく、初対面のカナダ人と話が弾んだりした。

2014年12月23日

昭和歌謡ラボ・リンキー&オーヘンの紅白歌合戦

祖師ケ谷大蔵・カフェ・ムリウイ

昨年同日に続き“紅白”は二回め。

今年は関島岳郎が不参加とのことであの『乙女のワルツ』が聴けないのか、と些か残念だったし、リハーサル不足か最初の三曲はちょっと残念に思えたミスも多くどうなることかとハラハラしたが、四曲めの『学生街の喫茶店』(杉林恭雄の歌唱)辺りからだんだん昨年と同じくらいの満足度になった。

圧巻はゲスト三橋美智子が歌う『唐獅子牡丹』と、そしてなんといっても白崎映美が歌う『俵星玄蕃』だ。『俵星玄蕃』は、曲調が変わる前にタメにタメたあとの頭が合わなかったりという場面はあったが、白崎映美は実に見事に歌い切っていた。自分の敬愛する歌い手がこういう芸を志していることを知ることができたのは、とてもうれしい。

あと今回は、昨年の司会者だった松島玉三郎(リンキー&オーヘンの生みの親と言われていた)が室戸岬に移住したため、途中二回“電話中継”という形で参加。また柏でライブを行っていたキドキラのお二人(吉良知彦、鬼怒無月)も“電話中継”に呼び出されていた。

毎度ながら楽しいライブだった。いにしえの流行歌の魅力を、今回もいくつも再発見できた。

以下、この日の出演者と曲目(括弧内の頭はオリジナルの歌い手)。

小峰公子(vo, Acc)、杉林恭雄(vo, g)、星衛(vo, cello)
ゲスト:向島ゆり子(vo, vl)、白崎映美(vo)、近藤達郎(vo, cl, acc, hca)、三橋美智子(vo)

01 UFO(ピンクレディー/白崎、小峰。近藤cl)
02 港町ブルース(森進一/杉林、近藤、星。近藤acc、小峰acc)
※電話中継(室戸岬より松島玉三郎)
03 可愛い花(ザ・ピーナッツ/白崎、小峰。小峰acc、近藤hca)
04 学生街の喫茶店(ガロ/杉林。小峰cho、近藤cl)
05 あなたの心に(中山千夏/小峰。杉林cho、近藤hca)
06 どこかで(デューク・エイセス/近藤vo, acc)
07 廃墟の鳩(ザ・タイガース/小峰、杉林。近藤cl)
08 アフリカ・ジンバブエ・ズールー族の子守唄(星voのみ。近藤cl)
09 そっとおやすみ(布施明/向島)
10 水色の恋(天地真理/杉林。近藤hca)
11 丘を越えて(藤山一郎/白崎。近藤cl)
※電話中継(柏Studio WUUより吉良知彦、鬼怒無月)
12 唐獅子牡丹(高倉健/三橋美香子。近藤cl)
13 銀座カンカン娘(高峰秀子/小峰、白崎、向島。小峰acc)
14 恋の奴隷(奥村チヨ/杉林。小峰cho、近藤cl)
15 あんこ椿は恋の花(都はるみ/小峰voのみ)
16 俵星玄蕃(三波春夫/白崎。近藤cl, カホン)
※電話中継(室戸岬より松島玉三郎)
17 夢淡き東京(藤山一郎/杉林)
18 東京ラプソディ (藤山一郎/全員)
19 私の青空(高田渡/全員。熊谷大輔がカホンで参加)

2014年12月22日

浅草ロック座30周年特別公演『ファンタジア2014』 2nd Season

浅草ロック座

出演(出演順):浜野蘭、小野今日子、澤村れいか+阿久美々、長谷川凛、ai、杏野るり、小島実花、小澤マリア

三回目公演を見物。

オープニングは妙に大衆的なコール・ポーター・メドレー+宝塚のレビューみたいな構成で、タキシードの男装と女役がひとり脱がずに踊り、その中から白いコルセットにいきなり乳房も露な浜野蘭が現れたところで、その美しさに不覚にも涙が溢れてきた。

その後の順序は小野今日子、澤村れいか+阿久美々、長谷川凛でいったん休憩、休憩後は群舞からai、杏野るり、小島実花、小澤マリア、フィナーレの順。浜野蘭のほかは、ai、長谷川凛、小澤マリアがよかったなあ。

来年はもう少しストリップも見よう。

浅草演芸ホール12月下席昼

浅草演芸ホール十一月上席昼(仲入り前から)

午後1時半頃入場。それ以降のこの日の演目。

北見伸&スティファニー
 ・・・・・・・・・奇術
桂小文治・・・・・・強情灸
三遊亭遊三・・・・・親子酒
東京ボーイズ・・・・歌謡漫談
春風亭小柳枝・・・・大晦日
(仲入り)
雷門小助六・・・・・初天神
宮田陽・昇・・・・・漫才
笑福亭鶴光・・・・・秘伝書、新舞踊・北島三郎『歩』
古今亭寿輔・・・・・代書屋
ボンボンブラザース
 ・・・・・・・・・曲芸
古今亭今輔・・・・・サンタのせいじゃ!

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仲入り前は小文治『強情灸』がなかなかの心地よさ。東京ボーイズは選挙やペヤングソース焼きそばなど時事ネタで笑いを取ったのち、後半は『ラブユー東京』『よせばいいのに』などで菅六郎をちゃんと歌わせないネタで爆笑。最後はいつもの『中之島ブルース』ではなくて『長崎は今日も雨だった』だった。小柳枝は『掛取り』と思ったが、ご本人は『大晦日』と言っていた。

食いつきの小助六『初天神』は噺がコロコロと軽く転がる感じで耳に快く、仲入り後の客席のざわつきをすーっと押さえてなかなか見事。続く宮田陽・昇の漫才から鶴光はいつもの『秘伝書』、短いなと思ったら新舞踊を踊ると言い北島三郎『歩』でひと舞い、これがなんだかよくわからないがうれしい気持ちにさせられる舞いで、客席が十分に暖まったところで寿輔は効果的な客いじりを織り交ぜながら『代書屋』で大爆笑の渦を巻かせていた(これまで見ていた高座よりちょっと熱量が高かった気もする)。

膝替わりのボンボンブラザースもその客席の熱気をそのまま維持する熱演で、さあ主任の今輔登場。ここまで暖まった客席の空気など我関せずといった風情を感じさせる様子で、いつも通り自分の間で淡々と自作の新作を演り切っていた。それはそれでなんだかカッコよさを感じた。

仲入り後の流れは、毎日こうならちょっとオススメしたい。年末にいろいろ忘れてただただ笑って楽しみたいならお誂え向きの番組と思う。

2014年12月20日

12月まとめ(11〜20日)

12月11日(木) 昼1時起床→少しDJ稽古。DJソフトの昨日をひとつ発見→渋谷に出てドレス経由でトラウマリス。スタッフ扱いにしてくれたら却って悪いなと、ドレスのサンドイッチを手土産にする→トラウマリスではだらだら呑みつつDJ開始。お客は残念ながら少なかったので、多少でも力になればと、とりあえずたくさん呑む→田中邦和+レオナのライブは今日も最高でした。前半後半、それぞれ3演奏ずつ。田中邦和のグラスの中の酒の量を呑んで調整しながら音を出す演奏が面白かった→終演後も、DJを放棄して西桐展のときに選んだムード歌謡をシャッフルで流し、ひたすら呑む。ちゃんとお会計してくれたのでよかった→で、みなさんといろいろ話したのに記憶はほとんど失ったが、平和に電車で帰宅。あまり意識してなかったが、多分終電だった→バタリと倒れてそのまま就寝。
12月12日(金) 終日横臥→夕方近く起き出し、歩いて下高井戸へ。下高井戸シネマにてジャック・タチ『左側に気をつけろ』(1936)、『僕の伯父さんの授業』(1967)、『僕の伯父さんの休暇』(1953)。『僕の伯父さんの休暇』も『プレイタイム』に負けず劣らず、話らしい話がなくて小さいドタバタが折り重なってるだけなのに見終わるといい映画を観た気になりじんわり泣けてくるという、不思議な映画だ。『プレイタイム』とこれは二回観に来てよかった→一応JazzKeirinの前まで来てみたが準備中だったので、その近所の皇庭餃子房という中華料理屋に入ってみたが、塩味がきつくなくやさしい味なのに物足りなさはない、当りの店であった。そこそこ有名店らしい→歩いて帰宅→昨日の荷物をバラしてから風呂→『Nのために』『タモリ倶楽部』『バリバラ』の録画見ながら一杯やって、〆に湯漬けかき込んで、朝方5時頃就寝。
12月13日(土) 昼頃起床。ステッパー10分→林家しん平『落語物語』(2011)観る。主役のピエール瀧が噺家に見えるか見えないかが微妙なところであったのと、ひとつひとつの挿話はそれぞれとても面白いが全体の緩急や間の取り方に乗り切れなかったところはあったが、楽屋や寄席の客席などに姿を見せる数々の噺家を見つけたり、隅田川馬石と嶋田久作との酷薄な挿話に震えたり、田畑智子の可愛らしさに当てられたり、三遊亭小円歌がちょっとした女の武器を繰り出すところにハッとしたりなどなど、いろいろな味わいを味わえ、とても面白く観た。爆笑を狙わないような笑いの組み込み方もよかったな→夕方下北沢に出て、まず志村商店で乾物の買物→小一時間空いたので、通りがかりのDon Pizzaというワンコインのピザ屋で一杯。すごくうまいわけではないが、ちょっと一杯休憩するには悪くない→シアター711でハム・トンクス第二回公演『First Contact』見物(劇団S.W.A.T!の瀧下涼出演)。東京から来た人形劇団と土浦在の人たちとの不思議な間と無為な衝突とすれ違いが可笑しさを生み、増幅させていく様が面白かった。女優陣のヤンキー的怒りの芝居にもう少し妙味があればな、と思ったが、その辺は二回、三回と観たらまた印象が変わるのだろう。四人の女優それぞれの怒りの表現方法の違いもちゃんと計算されているのかな、という気もするし。そういう意味では、やはり小劇場に再訪割引があるといいなあと思った→久々にトラブル・ピーチで一杯やってから帰る→帰宅して風呂→呑みながら『笑う洋楽展』。ついでに12月の予定打ち合わせ→ダビング作業設定しながらB電子の高柳第二稿準備と照明器具オプションの原稿作成→朝方5時就寝。
12月14日(日) 朝11時半起床→慌てて着替えて選挙→洗濯屋で洗濯物受け取り、帰り道の増田屋で一杯→午睡→風呂→時間間違えてたので慌ててムリウイへ。一番近いと思われる道程を採ったら20分で着いた→田中邦和(テナーサックス、ソプラノサックスほか)と岩川光(ケーナ、サンポーニャ、その他笛)のデュオ見物。どんどん深まっていく楽しい底なし沼のような演奏だった。楽しい→終演後ムリウイでしばらく呑んでから、演奏者と残ってた客とで日高屋に移動して呑む→平和に歩いて帰宅したが、どういう道を通ったかは記憶なし。
12月15日(月) 朝起きてB電子の原稿収めたあと二度寝→昼頃起きて食事。食事中にJ:COM来る。一言電話くれればいいのに→チューナー/レコーダーの交換と追加とモデムの交換は一時間ちょっとで終了→録画予約のやり直し→午睡→夕方高円寺へ。今年最後のちとしゃん亭。入船亭扇辰独演会→まず開口一番は入船亭辰のこで『手紙無筆』。これといった特徴をつかめず、無難に演ってる風に感じたが、嫌いではない→続いて扇辰、夫婦仲をネタにした愚痴っぽいマクラからの『心眼』。40分弱の熱演で、梅喜の、目が明いてほしいという一念から、目が明いたら明いたでいい女にすぐに夢中になり欲目が顔を覗かせるという変化の鮮やかさに、人というものの業が鮮やかに描かれていて、サゲの意味もストンと腑に落ちる出来映えだった→仲入りはさんで再び高座に出て来た扇辰は、着物を変え袴を着けて『徂徠豆腐』。荻生徂徠も上総屋七兵衛も、とても気持ちのよい人物に描かれていて、心が洗われるような気がした。早速ペヤングソース焼きそばを採り上げたり、「四十にして窓枠」という洒落を入れてみたりなど、笑いの入れ具合もちょうど心地よい感じだった→打ち上げでそこそこ呑んでから、久々に鳥渡で一杯。ほんとに一杯だけ。広瀬さん手作りの千鳥の箸置きを気に入り、ふたつ分けてもらう→電車で帰ろうと思ったら終電逃し、小腹が空いたのでバーミーへ。また東京ロッカーズ界隈の話。ここんちの人たちもよい人たちだ→タクシーで帰宅。運転手が飛び降り自殺の現場を見たばかりだというから、こちらも近所で人死にがあった話をしたり、だいぶみんなストレスがたまっているという実感を話したり→帰宅後即就寝。
12月16日(火) 宿酔いにて終日横臥→『幸福の黄色いハンカチ』ドラマ版の第三話と『柳家喬太郎のようこそ芸賓館』見る。『柳家喬太郎のようこそ芸賓館』はようやく定期録画予約した。これで無料で見られる演芸番組(TVに本籍があるようなものは覗く)はすべて押さえたことになるのかな→B電子から新しい発注があったので、さっそく書く→あと画伯の制作日誌も久々に更新→勢いに乗って昨夜の入船亭扇辰独演会の模様もまとめ→『となりのシムラ』は、年を重ねることの哀しさのほうが先に立って、笑いがあまり感じられなかったかな。もう一度見てみよう→麺つゆを仕込んで、朝方4時頃頃就寝。
12月17日(水) 朝10時起床。ステッパー10分→朝っぱらから田中徳三『濡れ髪三度笠』(1959。市川雷蔵、本郷巧次郎、淡路恵子、中村玉緒、楠トシエ、中田ダイマル・ラケット、和田弘とマヒナスターズ)など見てしまい、早くもお正月気分だ→昨夜出した原稿の修正と高柳原稿の見直し、修正。高柳は第二稿として提出→今年見た映画リストの編集(監督名と公開年を補完)→整形外科経由、米屋で正月の餅の注文→ランプ亭にふられまことやにふられ(どちらも開店前だった可能性もあり)、デリスで晩というか遅い昼というか→帰宅後、昨夜の原稿の直しも提出→夜寝る前に一杯やろうと思い、酒肴の大根を煮る→風呂→昨日のも高柳のもオーケーだったので、今年は仕事納めかな→呑みながら『きょうは会社休みます。』最終回。まあいろいろ考えはするが文句を言おうとは思わないし、もう一回通して見たいとも思った。後日談とか撮らないのなら、サゲに不満ありかな。あそこで笑わせてもいいかもしれないとは思った→『となりのシムラ』をもう一回見てみたが、テレビを見ている人のことをどれくらい考えているのかな、というのが最大の疑問か。集中して見てたら面白かったけど、集中できなかったら面白くない。後者は視聴者の資質にもよるし状況にもよる。でもそれで面白くないと言われたら面白くないという評価が一人歩きする。それを覚悟の上ならまあいいか、と、二回めを見て思った→続いて『笑点特大号』これは開口一番の演芸から大喜利から楽屋の様子まで、だれることなく笑える。『笑点』がすごくなったのか、私の笑いの感覚がそっちに寄り添ったのか、それは今日のところはわからない→夜3時頃就寝。
12月18日(木) 朝10時起床。ステッパー10分→昼過ぎ、駅前の花見煎餅でお土産買ってから(アダンで花も買おうと思ったが休みだった)、大山のM枝さん宅へ。録画し損ねてた『リーガルハイ・スペシャル』と『NONFIX エロスの行方・消えゆく“秘宝館”』見せてもらう(あと『ダウントン・アビー2』の第一話、第二話をダビングしてもらった)。『リーガルハイ・スペシャル』は、基本的には面白かったが、意外なところが大雑把だったなあ→帰途大山駅前のやきとん屋で一杯→明日早いので、O形を置いて一足先に失敬。平和に電車で帰る→風呂→夜0時頃就寝。
12月19日(金) 夜中に目が覚めそのまま起きてて、朝7時起床。ステッパー10分→北千住にて、今年最後の金継ぎ教室。刻苧を練るのに大変時間がかかったが、今日やりたかったことはできた→教室の終了後、次の会費を払ってから、奈加多"楼にて忘年会。しげちゃん心づくしの料理が並ぶ。とても幸せな気持ちになった→今回も銭湯は失敬して、平和に電車で帰宅→帰宅後、刻苧で欠けを埋めた器を箱から出して並べてから即就寝→夜中起き出して『Nのために』最終回。この最終回の見てるほうの気の抜けっぷりったら。もうだいたいわかってたので、今までの緊張感のようなものはまったく感じられなかった→続いて『タモリ倶楽部』。まあいつも通りだし、多少のアラはこの番組なのでよいかー、と思う→寝る前に岩川光トリオ『primero』聴いたら止まらなくなった。二回聴く→夜4時頃就寝。
12月20日(土) 昼頃起床→森一生『濡れ髪喧嘩旅』(1960)見てたら酒屋が来たので、途中から飲酒開始。これもまたよい映画。川崎敬三はよい。スリーキャッツが出てくるのも可笑しい→続いて田中徳三『浮かれ三度笠』(1959)。『濡れ髪三度笠』が好評で、本郷功次郎と市川雷蔵のコンビを復活させた作品だが、『濡れ髪三度笠』よりこちらのほうがいろいろ練られていて面白かった。かしまし娘の用い方がやや中途半端なのが難かな→さらに続いて山田洋次『幸福の黄色いハンカチ』(1977)も見る。これは私は、話のよさに寄りかかり過ぎに思え、今となっては駄作と思った。菅原文太版のほうが小さく生きている人たちの人生の滋味のひとつひとつにきちんと目を注いでいるように思う。その点ではこの映画版は、スターの名前にあぐらをかいた大雑把な映画と感じた→酔って就寝→深夜起床→また就寝。

2014年12月15日

入船亭扇辰独演会

高円寺ちんとんしゃんにて。

入船亭辰のこ・・・・手紙無筆
入船亭扇辰・・・・・心眼
(仲入り)
入船亭扇辰・・・・・徂徠豆腐

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前回の10月6日から、約二ヶ月ぶりの入船亭扇辰独演会。今年最後の「ちとしゃん亭」。

開口一番は、前回と同じく弟子の辰のこで、『手紙無筆』を13〜4分ほど。ちょっと短かったのか、次に扇辰が上がる際にまだ煙草を吸ってたようで、高座に上がってから楽屋(台所)に向かって「短いんだよ」と文句を言われていた。

辰のこは、前回『子ほめ』を聴いて「しっかりとした『子ほめ』だった。うっかり笑ってしまうようなところはなかったと思うが、今後どのように個性が出てくるのかは楽しみに思った」と書いているが、今回もだいたい同じ感想。まだこの人なりの強烈な個性というのを感じるのはなかなか難しく、無難に演ってる風に感じた。そう感じはしたが、嫌いではない。あとマクラで「自分は槇原敬之に似ている」と言っていたが、確かに似ている。打ち上げでは眼鏡をかけておられたが、眼鏡をかけるとかなり似ていて可笑しい。

続いて扇辰、雪国への愚痴から、東北の仕事に向かう途中に大空遊平・かほり夫妻にばったり遭った話、夫婦仲の話、自分の妻への愚痴などのマクラから『心眼』。40分弱の熱演で、梅喜の、なんとか目が明いてほしいという願掛けから立ち上る一念のもの凄さ、しかし願が叶って目が明いたら明いたでいい女にすぐに夢中になり欲目がだらしなくもぬるっといった感じで顔を覗かせるという変化の鮮やかさに、人というものの業が実に鮮やかに描かれていて、それだけにサゲの意味もストンと腑に落ちる出来映えだった。静かな感動が身体の奥からじわじわと生じて来た。

仲入りはさんで再び高座に出て来た扇辰は、着物を変え袴を着けて『徂徠豆腐』(こちらも40分ほど)。荻生徂徠も上総屋七兵衛も、とても気持ちのよい人物に描かれていて、心が洗われるような気がした。飢えた徂徠への「一番安い食べ物はなにか」という助言として早速今話題の「ペヤングソース焼きそば」を採り上げたり、学問のことに七兵衛が触れるくだりで「四十にして窓枠」という駄洒落をぽんと入れてみたりなど、笑いの入れ具合もちょうど心地よい感じだった。

扇辰の話芸とは関係ないが、打ち上げ用の料理が会の始まる前からカウンターの上に用意されていて(ここでは通例)、私はその目の前に座っていたので、豆腐とおむすびの山を眺めながら『徂徠豆腐』を聴くはめになった。そのため、徂徠の貧窮ぶりや冷や奴の喰いっぷり、あるいは豆腐屋の上総屋七兵衛が徂徠にしきりにおむすびを薦める描写の巧みさ鮮やかさと相俟って、ものすごい臨場感を感じる仕儀となった。ちとしゃん亭ならではの妙味だなと思う。

なおこの日は、いつもの東京ガールズのおふたりにほかの仕事があったらしく、下座をちんとんしゃん当主の柳家紫文と女将の徳子さんが務めるという、いつもとは違うちょっとした贅沢も味わえた。

2014年12月10日

12月まとめ(1〜10日)

12月1日(月) 昼過ぎ起床→夕方整形外科経由で銀座に出て、まずはAux Bacchanalesで一杯やってから、すき焼屋の吉澤のお座敷で柳家喬太郎の会。開口一番は講談の一龍斎貞寿で『黒田節の由来 母里太兵衛』。なかなか心地よい声と節。お目当ての喬太郎は『井戸の茶碗』。ちょっとセコくて人間味が感じられる正直清兵衛がよかった。マクラで客の様子を探り探りというのも、寄席や独演会とはまたひと味異なる、お座敷の閉じた、でもどんな客かわからないという会の妙味が味わえた→終演後のすき焼きと酒も堪能。よい芸に触れたあとなので、酒が実にうまかった。とてもよい会、主催者の渡邉さんには深く感謝する→帰り際に久々にオールドインペリアルバーにより一杯→あとの記憶はないが、無事電車で帰宅。0時前就寝。
12月2日(火) 割と宿酔い。昼過ぎまで横臥→特に何もせず夕方→風呂→すぐ近所で殺人事件があってびっくり。無理心中の可能性があるらしいが、真相がわかるまでは安心できないな。それにしても存じ上げない方とはいえ、これだけ近けりゃすれ違ったことがあるかもしれないし、お宅の前はよく通る道だ。そう思うと何とも言えない気分になる→晩の仕度。手抜き鍋→市川崑『おとうと』(1960)見る。姉と弟の間の暖かい愛情と家族の再生が主題だろうなあとは思うのだが、主に芥川也寸志の音楽の不気味さや田中絹代のやはり不気味な暗さによって、なんだかよくわからない映画になっているなあと思った。その変な感じが結構魅力なのだろうとも思う。しかし主役の岸恵子はもちろんのこと、若い頃の江波杏子の美しさったらなかった→夜2時頃就寝。
12月3日(水) 朝8時半起床。ステッパー10分。起床時血圧がまた高くなってきたな。注意しなきゃ→10時過ぎ、老父宅へ→生協で買物付き添いののち、向かいの家電量販店で老父の新しいノートPCを物色。店員が話しやすく説明上手だったため、その場で購入決定。NECのなんとかという型。ひとつ時宜遅れのため若干安かった→老父宅で昼、のちノートPCの設定など。Windowsに限らないが、版を改める度にユーザー・インターフェイスを極端に変えるのは、主にどういう目的があるのだろうか。ユーザーのボケ防止か→午後2時前においとま→いったん帰宅し整形外科。件の現場前は警察がテープで封鎖していた→整形外科ののちビーバートザンでカセットガスボンベ買い、再び現場の前を通ってみると、今度は警察が捜査を終え帰ったあとだった。殺人があった家屋を見るのは二軒目だが、むろん先入見の所為もあるだろうが、なんとも言えない気分になる→晩の仕度。揚げ物から。貧乏フライと蕪の葉のかき揚げ。蕪の葉は、一度に油に投入し過ぎたのか、べちゃべちゃになってしまったので、鍋に入れることにする→鍋はキャベツと蕪と玉葱と舞茸を放り込んで煮たのち、豚挽肉の団子と蕪の葉の天ぷらを投入するというなんだかよくわからないものだったが、まあうまかった→『笑点特大号』と『きょうは会社やすみます。』あと『FNS歌謡祭』もながら見したが、玉置浩二の『男はつらいよ』以外聴けたもんじゃなかったな→あんまり呑まない所為かよるの血圧も高い。夜4時頃就寝。
12月4日(木) 朝11時半起床→保険会社より電話あり。整形外科に伝えているとおりの内容を話す→午後、O形iPhoneの設定いろいろ。メールの設定で無駄に苦労した。最後にO形の今のMac(10.5.8)ではiPhone 6を認識できないというオチがつく→4時過ぎ吉祥寺へ→いせや公園店で一杯。いせやは両店とも改築してから、以前は必ずいたようなひとりで来ている暗い男たちがいなくなったような気がするな→早めにMANDA-LA 2へ。少し待たされたが、一番好きな席に座れた。スーマーのレコ発ライブ東京編、手練の音楽家たちが紡ぐ丁寧な音と、一声で場を酒場に変えてしまうスーマーの歌にしびれた。藤原マヒトと椎野恭一は生で聴くのが初めてなので、余計にうれしかった。夜8時前から始まり、途中休憩はさんで、終わったのが11時過ぎだった。とにかく泣けてくるほどうれしくなるライブであった。セットリストと演奏メンバーは下記のとおり(田村玄一の使用楽器をメモし忘れたので、一部「?スチール」と表記)。

01 古いフレイトレイン
スーマー(vo, bjo)
02 The Poor Old Dirt Farmer
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(bzk)
03 火鉢
スーマー(vo, bjo)、桜井芳樹(eg)、椎野恭一(ds)
04 雨がひらひら
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
05 Goodbye Jaqueline
スーマー(vo, ag)、中村まり(vo)、桜井芳樹(bzk)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
06 冷たい風
スーマー(vo, bjo)、中村まり(vo)、桜井芳樹(eg)
07 Black Crows
スーマー(vo, bjo)、中村まり(vo, ag)
08 Blood Red Roses
スーマー(vo)、中村まり(vo)
(休憩)
09 夜明けまで
スーマー(vo, ag)、田村玄一(ラップスチール)
10 道路
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(ペダルスチール)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
11 死んだ男の残したものは
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(ペダルスチール)、藤原マヒト(p)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
12 New Moon
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(?スチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
13 人生行きあたりばったり
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(?スチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)、中村まり(cho)、桜井李早(cho)
14 ミンストレル
スーマー(vo, ag)、中村まり(vo)、藤原マヒト(acc)
(アンコール)
15 Water is Wide
スーマー(vo, ag)、カルメン・マキ(vo)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(?スチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
16 グレープフルーツムーン
スーマー(vo, ag)
17 カントリーロード
スーマー(vo, ag)、中村まり(vo)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(ペダルスチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
18 ちょいと寂しい夜のうた
スーマー(vo, bjo)
19 にぎわい
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(ペダルスチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)

→ライブ後もスーマーさんにご挨拶しようと待機しつつ呑んでたら、先日の渋さの祭に抱瓶で話をした男(あとで華村灰太郎と判明)がいたので声をかけたら、このあとスーマーさんや桜井さんと呑むというので、ハバナムーンへ一緒に移動。そこで白崎映美さんのバンドのドラマーに会ってびっくり。スーマーさんご一行到着後は合流したが、多分酒をテーブルにこぼしこりゃもうだめだとお先に退散した気がする。記憶は曖昧だが、翌日酒臭いびちゃびちゃのハンカチが鞄から出てきたから、多分そんなところだと思う→で、ふと気が付いたら歩いていた。方向がまったくわからないが、とにかく歩いてたら、いつの間にか芦花公園の脇の道に出ててびっくり。そこからは知った道なので、すんなり帰る→朝7時頃帰宅。即就寝。
12月5日(金) 宿酔いにつき終日横臥。途中、O形が作っておいてくれたカレーを食べ、あとはひたすら眠る→夜なんとか復活し、風呂→マルタイ棒ラーメンに野菜炒めを乗せて食べる。これでまあだいたい復活→『バリバラ』(片山真理出演ドラマ)、『Fのために』『地球イチバン「世界一服にお金をかける男たち」』『タモリ倶楽部』などを見つつ、途中からビール。ご飯がなくなったのでマカロニとカレーで〆る→朝方4時頃就寝。
12月6日(土) 朝9時半起床→午前中整形外科→マレットで一杯→午後J:COM来訪。O形の改姓による契約の名義変更をしていなかったので、名義変更について電話したらおいでになるということで、名義変更だけなのになぜ来訪?と目的がよくわからなかったが、話を聞いてみれば1)今までより安くなる、2)ブルーレイHDRに変えても安くできる、ということだったので、契約内容を見直し、12/15にブルーレイHDRに切り替えることにする→午睡→応対に疲れたのか、5時間も寝てしまった。もはや午睡ではないな→風呂→白石加代子の百物語のドキュメンタリー見ながら晩→立川談幸一門が立川流脱退し芸協入りすると知る。びっくり→昼と夜でO形サイト更新作業。スタイルシートでインラインフレーム的な機能を備えることを学ぶ→夜4時頃就寝。
12月7日(日) 昼1時過ぎ起床。実によく寝た。自分が選挙に出るときのスローガンとして「寝る気、寝間着、青木」というのはどうかと思ったくらい寝た→晩の買物と洗濯屋に寄りがてら代一元で一杯→DJ稽古→風呂。湯の温度を1℃上げる→晩は鍋→『ごめんね青春!』は自分にとっては名作だな。二回めを見てみないことにはまだわからないが→『ヨルタモリ』は、あとはゲストだなあ。来週もどうかなあ→夜3時頃就寝。
12月8日(月) 昼1時起床→菅原文太版『幸福の黄色いハンカチ』見る。泉ピン子が可愛いのに驚いたが、まあそりゃ若い頃はそうか。ピン子34〜5歳、文太48〜9歳頃→今日は一日出かけず、高柳の作品紹介原稿をやることにする→『April is the cruellest month』『ライブ・アット・タロー』『セカンド・コンセプト』『ソロ』の四本了→風呂→晩のお供に文太版『幸福の黄色いハンカチ』第二回、これは自分には名作になるかも→続いてウダヤン・プラサッド監督『イエロー・ハンカチーフ』(2008年)。これはなんというか、滋味のないぱさぱさのビーフステーキのような黄色いハンカチであった。嫌がらせで誰かに見せたい→夜2時頃就寝。
12月9日(火) 朝11時起床。ステッパー10分。起床時血圧は元に戻ってしまった→寒くなって来た所為か、膝の痛みが増している→午後、昨日の続き。4時過ぎまでに『MASS HYSTERISM IN ANOTHER SITUATION』『dislocation』『死人(しびと)』完了。いい調子→整形外科→ビーバートザンでDVD-R買って帰る→『Meta Improvisation Hokkaido Tour November 21-28, 1984』『three improvised variations on a theme of qadhafi(カダフィのテーマ)』『The complete works of JOJO DVD二枚セット(action diret 1 / JAZZ 1)』もすいすいと進み、表記統一基準と申し送り次項も作成して第一稿提出完了→風呂→鍋突いてビール呑んで終了。こまどり姉妹『蘇るこまどり演歌』をPCに取り込んでから就寝。夜2時頃。
12月10日(水) 朝8時半起床。今朝も高血圧→午前中老父宅へ。クルマなので、スーマーレコ発のお土産カセットテープ聴く。よい→老父宅に着いて、まずは買物付き添い。それからPCのメンテナンス→昼1時過ぎおいとま→やっと灯油を購入→帰宅後古いラジカセを引っ張り出してカセットテープをかけてみたら、見事に巻き込み。ショック。全部自分が悪い。他のどうでもいいカセットテープで試してからにすればよかった。幸い切れてはいないので、まあ聴けないことはないだろう→午睡→整形外科→魚ケンで一杯。寒ブリの中落ちを焼いたやつが、安くてうまかったなあ→帰宅後DJ準備少ししたのち、再び午睡→風呂→大根煮つつ呑みつつDJ稽古→朝になってしまった。昼の連雀亭は諦める。朝7時半就寝。

2014年12月04日

スーマー『ミンストレル』発売記念ライブ・東京編

於吉祥寺MANDA-LA2

スーマー(vo, ag, bjo)、桜井芳樹(eg, bzk)、田村玄一(steel guitar)、藤原マヒト(p, acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)

ゲスト:中村まり(vo, ag)、カルメン・マキ(vo)、桜井李早(cho)

手練の音楽家たちが紡ぐ丁寧な音と、一声で場を酒場に変えてしまうスーマーの歌にしびれた。藤原マヒトと椎野恭一は生で聴くのが初めてなので、余計にうれしかった。

どの曲がよかった云々は簡単には言えないが、17『カントリーロード』は選曲が意外だったのと「普通に演る」と言って始めたのに桜井芳樹のイントロのギターがいきなり普通でなかったのに笑う。あと前後するがスーマーと中村まりがふたりだけでアカペラで歌った08『Blood Red Roses』も印象的だった(この曲は『Black Crows』『Lili Marlen』と共に、東京編向けの特典カセットテープに収録)。

あとアンコールの最初(15曲め)にカルメン・マキが登場しびっくり。この『Water is Wide』もしびれた。

夜8時前から始まり、途中休憩はさんで、終わったのが11時過ぎ。とにかく泣けてくるほどうれしくなるライブであった。セットリストと演奏メンバーは下記のとおり(田村玄一の使用楽器をメモし忘れたので、一部「?スチール」と表記)。

01 古いフレイトレイン
スーマー(vo, bjo)
02 The Poor Old Dirt Farmer
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(bzk)
03 火鉢
スーマー(vo, bjo)、桜井芳樹(eg)、椎野恭一(ds)
04 雨がひらひら
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds
05 Goodbye Jaqueline
スーマー(vo, ag)、中村まり(vo)、桜井芳樹(bzk)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
06 冷たい風
スーマー(vo, bjo)、中村まり(vo)、桜井芳樹(eg)
07 Black Crows
スーマー(vo, bjo)、中村まり(vo, ag)
08 Blood Red Roses
スーマー(vo)、中村まり(vo)
(休憩)
09 夜明けまで
スーマー(vo, ag)、田村玄一(ラップスチール)
10 道路
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(ペダルスチール)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
11 死んだ男の残したものは
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(ペダルスチール)、藤原マヒト(p)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
12 New Moon
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(?スチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
13 人生行きあたりばったり
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(?スチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)、中村まり(cho)、桜井李早(cho)
14 ミンストレル
スーマー(vo, ag)、中村まり(vo)、藤原マヒト(acc)
(アンコール)
15 Water is Wide
スーマー(vo, ag)、カルメン・マキ(vo)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(?スチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
16 グレープフルーツムーン
スーマー(vo, ag)
17 カントリーロード
スーマー(vo, ag)、中村まり(vo)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(ペダルスチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)
18 ちょいと寂しい夜のうた
スーマー(vo, bjo)
19 にぎわい
スーマー(vo, ag)、桜井芳樹(eg)、田村玄一(ペダルスチール)、藤原マヒト(acc)、茅ヶ崎学(cb)、椎野恭一(ds)

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以下余談。

ライブ後もスーマーさんにご挨拶しようと待機しつつ呑んでたら、先日の渋さの際に抱瓶で話をした男(あとで華村灰太郎と判明)がいたので声をかけたら、このあとスーマーさんや桜井さんと呑むというので、ハバナムーンへ一緒に移動。そこで白崎映美さんのバンドのドラマーに会ってびっくり(つい先週、映美さんおよび、やはりとうほぐまづりオールスターズの一員である星衛さんと呑んだばかりだったので)。

スーマーさんご一行到着後は合流したが、多分酒をテーブルにこぼしこりゃもうだめだとお先に退散した気がする。記憶は曖昧だが、翌日酒臭いびちゃびちゃのハンカチが鞄から出てきたから、多分そんなところだと思う。

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