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2015年03月31日

3月まとめ(21〜31日)

3月21日(土) 二時間くらい寝たところでO形の電話の声で起こされ激怒。つい怒鳴ってしまった→起きたついでに『タモリ倶楽部』録画見て再び就寝。思ったよりはすっと入眠できたが、眠りは浅かった→朝7時半頃起床→今日も小断食の予定なので、それ用のスープを作成。昆布の出汁と野菜くずの出汁を丁寧に取り、鯖節も加えて午前中に完成。その間『日本の話芸』『落語研究会』の録画など→あと『怪傑黒頭巾』(原作:高垣眸、監督:太田昭和、制作:勝プロ。若山富三郎、西村晃、金田龍之介、岸田森、二宮さよ子、加藤嘉、石橋蓮司、草野大悟。1981、フジテレビ)見る。録画ディスクを整理しながらの斜め見だったが、若山冨三郎の殺陣や他の所作がぴたっと決まっていて、見ていて気持ちよかった。原作通りと思うが、覆面ヒーローもので舞台が幕末〜明治維新というのも面白い気がする→続いて『タイピスト』(原題:POPULAIRE、監督:レジス・ロワンサル。デボラ・フランソワ、デボラ・フランソワ。2012、仏Mars Distribution)見る。なんとも可愛らしい映画。お菓子のようでいて、どことなくこの映画なりの毒や棘や苦みや艶っぽさがあって、その塩梅がなんともよかった。監督のレジス・ロワンサルについてはぱっと検索しただけだと情報が全然ないので、どんな人かはよくわからず。他の作品があれば見てみたい→午睡→起きてから朝作った出汁で新玉葱のスープ(玉葱はほとんど煮込まず、味付けも塩と胡椒だけ)を作ったらなんだか妙にうまかった→その後録画ディスク整理を続けながら(連続ドラマも完了。落語はファイルに収納すれば完了。あとはドキュメンタリーその他を入力すれば、一段落)、『紅白が生まれた日』(作:尾崎将也、脚本:尾崎将也、演出:堀切園健太郎。松山ケンイチ、本田翼、六角精児、大空祐飛、星野源、miwa、高橋克実。2015、NHK)見る。楽しく見たが、もう少しいろいろやり様があるかもしれないなという余韻も味わった。原作はドラマ制作のための書き下ろしなのかな。当時の人たちへの取材メモなど資料があるなら、ノンフィクションとして文章化してほしい気もする→続いて『遊侠列伝』(小沢茂弘。高倉健、藤純子、浜木綿子、天津敏、嵐寛寿郎、武原英子、香川秀人、遠藤辰雄、藤山寛美、玉川良一、由利徹)見る。ヤクザ映画の範疇に入るのだろうが、高倉健はテキ屋だしそれほど任侠ものっぽくはなく、むしろ人情噺の趣き。号泣するようなところはないが、じんとさせられる箇所は多かった→さらに『「痴人の愛」より ナオミ』(原作:谷崎潤一郎『痴人の愛』、監督:高林陽一。水原ゆう紀、斉藤真、平野克己、平泉征。1980、東映)を見る。『痴人の愛』の舞台を1980年(多分)にしただけで文学的有り難みのような虚飾がすべて剥げ落ちるという画期的な企画か。終盤の「脇の下ー!」と叫んだあとに譲治がたまらず湯船のナオミに抱きつくところとか、爆笑ポイントもいくつかあった。高林陽一は『蔵の中』の監督か。しばらく気付かなかった→『漫才大行進ゲロゲーロ!』と『落語特選会』(三遊亭圓生『蝦蟇の油』)見てから、朝方5時頃就寝。
3月22日(日) 朝11時半起床→風呂→午後新宿に出て、世界堂で額選び。第一候補の在庫がなくて、ちょっと手間取った。額の名前控えとけばよかった→夕方中途半端な時間なのに埼京線はものすごく混んでいた。なんとか潜り込んで赤羽へ→赤羽駅前でO形作の、T後とMキちゃんの同居祝いの絵を額に入れて、待ち合わせのピッツェリアへ→その後肉屋が経営するビストロへと流れたが、久々に会うふたりと6時間近く、幅の拾い話ができてたいそう楽しかった。幸せになるといいなあ→電車で平和に帰宅。車中うとうと→帰宅後なんだか小腹が空き、マルタイ棒ラーメンを半分づつ。トマトを入れてみたらたいへんにうまかった→その後風呂入り、結局朝まで呑んだりしつつ、『アルバート氏の人生』(脚本:グレン・クローズ、監督:ロドリゴ・ガルシア。グレン・クローズ、ミア・ワシコウスカ、ジャネット・マクティア、ブレンダン・グリーソン。2011、英Entertainment One)を見る。アルバート・ノッブスの本来の名前が最後まで明かされないところ、タバコ屋兼カフェの開業を夢見るときのアルバートの表情、そしてホロラン医師の「なんて惨めな人生を選んだのか」という台詞に、胸が張り裂けそうになる。ペイジとヘレンが幸せをつかむのかな、とちょっと思わせるところに救いがあるかな→朝方6時頃就寝。
3月23日(月) 午後3時頃起床。ちゃんと風呂に浸かったわりには、なんだか疲れが取れなかった→負け田負け代双六を印刷。40部刷ったところで、紙を変えてなかったことに気付く。直前にちゃんと紙を数えて揃えたのだが、なぜか入れ替えるのを忘れてしまった→印刷完了したのでビニールファイルに封入。50部完了→作業しながら『婚期』(吉村公三郎。若尾文子、野添ひとみ、京マチ子、船越英二、高峰三枝子、六本木真、中条静夫、北林谷栄。1961、大映)見る。人格者が誰ひとりおらず、みんな好き放題なことを言いやり放題のことをして、その割には自分だけが苦労していると思っていて、そのくせ嫌な感じはしない。口の悪さも家の中ではあれが自然だろうし、その辺りの現実味をうまく映画に写した作品と思った→『デート〜恋とはどんなものかしら〜』の最終回、これはちゃんと最終回まで話を吟味して臨んだものと感じた。そういうのは見ればわかるし、逆に言えば見てそう思われなければ物語作りは失敗だろう。当り前の話だとは思うが、TVの連続ドラマの中では珍しくその点を褒められる作品だった。最後まで失速せず、楽しめた→風呂→眠くなるまで『暗黒街最後の日』(井上梅次。鶴田浩二、安部徹、丹波哲郎、三國連太郎、佐久間良子、高倉健、梅宮辰夫。1962、東映)見てから就寝。『暗黒街最後の日』が1962年で、その後60年代、70年代の高倉健、菅原文太、ヤクザ映画の時代が来たわけだが、その辺りの作品の関係性などを掘り下げていくと、なにか面白い話になるような気がした。誰かもうやってるかな。
3月24日(火) 昼頃起床→明日の老父の用事がなくなったので、今日は日暮里はやめにして、経堂付近で買物→ビーバートザンでポスター用の梱包筒等、ピーコックで納豆等、梅田青果で野菜とリンゴ、一力で油揚→帰宅後ポスター梱包→おやつから晩に突入しつつ、『インターミッション』(樋口尚文。秋吉久美子、染谷将太、佐伯日菜子、奥野瑛太、竹中直人、香川京子、小山明子、夏樹陽子、佐野史郎、中川安奈、ひし美ゆり子、畑中葉子、大瀬康一、利重剛、水原ゆう紀。2013、オブスキュラ/東北新社)見る。映画と映画館に対する愛情をたっぷりと語る、という点も意図のひとつとする作品だと思うが、登場人物が休憩時間中に声高にお喋りするというのがひとつの眼目だったり、おまけに上映中にわざわざ前方の席に移動し他の客(幽霊という設定ではあるが)に話しかけさらに携帯電話を鳴らしてメール着信を確認する場面があったり、上映中かどうかはわからないが映写技師が映写室で缶ビール片手に仕事をしていたり、といった描き方になにも意図や考えがないように見える点に、なんだ映画や映画館に愛情なんて持ってないんじゃないか、持ってるつもりだけなんじゃないか、と思わせられ、B級どころかZ級の映画と感じた。竹中直人と大島葉子の映画を巡る(多分即興の)会話にはとても楽しく笑ったが、映画に関する対話も底が浅いと受け取ったものが半分くらいはあった。反原発というモチーフや、すべてが爆発してしまえという破局への希求も、“耐震性の問題で閉館する老舗映画館”という主役とは実はなんの関係もなく(東日本大震災と無関係ではないにせよ)、最終的に何が言いたかったんだかよくわからない。監督なりの思いはあったのだろうしそれをすさまじい熱量で現実化した作品だと思うが(そして作っている最中はさぞ楽しかっただろうと推察されたが)、その手応えは見ている私にはまったく伝わってこなかった。あと監督のいう「昭和の逆襲」という点も、あとで公式サイトで読んだが、見ている最中はまったくそういう発想は湧いてこなかった。閉じられる寸前のシネパトスとカレーの三原の店内、そしてあの半地下通路の記録映像として、保存しておこうとは思う→続いて『喬太郎のようこそ芸賓館』の録画見てたが寝てしまった→風呂→『喬太郎のようこそ芸賓館』で寝てしまった箇所(柳家燕弥『つる』)を見てから、『北海の暴れ竜』(深作欣二。梅宮辰夫、山城新伍、谷隼人、由利徹、高城丈二、安部徹、室田日出男、清川虹子。1966、東映)。漁師はもっと早くやる気になれよと思ったが、梅宮辰夫は一番カッコいい時期ではないかな(私が見ている中では『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』から6年、『暗黒街最後の日』から4年、『昭和残侠伝』から1年、この2年後には不良番長シリーズが、4年後に帝王シリーズが始まる)。そして山城新伍、さらに由利徹までカッコいい。敵から味方になる高城丈二にオードリー春日のような気持ち悪さがあるのもよかった。ちなみにMovieWalkerPlusには「元(室田日出男)は用心棒の熊井(高城丈二)に次郎(梅宮辰夫)を殺すよう命じたが、次郎の心意気に惚れ、しかも、常日頃から元の冷酷さを嫌っていた熊井は次郎の味方になってしまった」と書いてあるが、実際には愛犬の五郎が元に殺されたのが直接のきっかけとなって次郎に心が傾いた、と見た→夜3時頃就寝。
3月25日(水) 朝10時起床→寝癖がひどかったのでシャワー浴びてから出かける→駅に向かう途中、指輪がないことに気付く。朝慌ててはめるのを忘れたのだろうと思ったが、あとで思えばこれが判断間違いだった→まずは山手線経由で日暮里に出て、ニューマルヤで昼→繊維街をぶらぶらし、下履き用の記事や制作予定のシャツのボタンを物色。O形もよい布地を見つけて興奮気味→ひと渡り店を覗いたので、日暮里駅前のルノアールで休憩→南千住までぶらぶらと。途中三ノ輪商店街を散策→まだ時間があったので円通寺の彰義隊士墓や澤太郎左衛門君記念之松などを見学→常磐線線路際の道に戻り、夕方4時の開店と同時に尾花に到着。焼き鳥、う巻き、鰻重を堪能。すっかり満腹に。気持ちのよい時間を過ごした(隣のひとり客のおっさんが少し五月蝿かったが)→腹ごなしに土手通りを通って浅草まで歩く。浅草神社に参拝し、町をすこしぶらぶらし、梅園で白玉かって帰ろうと思ったら今日は休みで、あとは友人の誕生祝いを買って帰る。日暮里〜三ノ輪〜南千住〜浅草で、11405歩/8.782km。大体二時間弱くらいの散歩になったか→帰りの銀座線の中ではさすがにうとうと→まあ平和に電車乗り継いで帰る→帰宅後、所定の場所その他を確認したが、やはり指輪はなかった。再度外に出て夜道を地面を凝視しながら探したが、暗い所為もあるだろうがまったく見当たらない。指にないと気付いた時点で道を後戻りすべきだったと後悔→佐川の荷物(尾形の電子書籍宣伝チラシ)の再配達手続きしてから風呂→『暗くなるまで待って』(原作戯曲:フレデリック・ノット、監督:テレンス・ヤング。オードリー・ヘップバーン、エフレム・ジンバリスト・ジュニア、リチャード・クレンナ、アラン・アーキン、ジャック・ウェストン、ジュリー・ヘロッド、サマンサ・ジョーンズ。1967、米Warner Brothers/Seven Arts)見る。面白いけど、やはり映画化したならではの広がりが欲しいかな。舞台がオリジナルだと思わなければ、演劇のような作りの映画ということで新鮮味を感じるべきか→『笑点特大号』など見て就寝。夜3時頃。
3月26日(木) 朝11時起床→シャワー→午後弁護士無料相談二回目。仕事のほうの休業損害補償の可能性を尋ねてみたが、やはり具体的な損害額と事故による治療との因果関係が照明されないと無理だという。そして恐らくそれは、事故に遇ったときにそういう事情を知っていないと対応できないだろうと思う。もしまた万が一事故に遇ったときにはそのつもりでいるとして、今回は諦めるほかなさそうだ→時間潰しに末廣亭へ。お目当ては東生亭世楽。実に丁寧で聴いてて心地よい緩急と間の『道灌』を堪能。あと昼トリの笑福亭鶴光『ラーメン屋』(柳家金語楼作)もよかった。春雨や風子という人は初めて聴いたが、声がよくて、中性的だが少し色気も感じされる芸風もよかった。少し追いかけてみたい→仲入り前の三遊亭遊三『子ほめ』まで聴いて神保町へ。N美さんM子さんとO形と、東京アチコーコーにて会食。珈琲泡盛を呑み過ぎたので、会話の内容はあまり覚えていないが、楽しかった→平和に電車で帰宅。即就寝。
3月27日(金) 宿酔いにつき終日横臥→明日の準備と告知をしたくらいかな。あとTV録画の整理。
3月28日(土) 朝起きて代官山へ。galaboxのフリーマーケットにO形が出店するので、その手伝い→ずっと飲酒。酔った勢いか、小林武文さんが出品してたタブラを買ってしまう。4,900円は安い→フリーマーケット終了後、ひとりで渋谷までぶらぶら歩き、ドレスで一杯やってから平和に電車で帰宅→帰宅したらタブラ届いていたので(小林さんがクルマで届けてくれた)、早速箱から出して叩いてみる。どうしてもドラムセットで8ビートを叩くようなリズムになってしまうが、雰囲気はタブラだ→午睡→風呂→ビール呑みながら『必殺からくり人・富嶽百景殺し旅』見て就寝。夜2時くらいか。
3月29日(日) 昼頃起床→起き抜けそのままで、『てなもんや幽霊道中』(松林宗惠。藤田まこと、白木みのる、野川由美子、恵とも子、久保菜穂子、田村亮、財津一郎、南利明、玉川良一、ハナ肇、谷啓、桜井センリ、ザ・ドリフターズ。1967、東宝)見る。東宝のシリーズは、とびきりというわけではないが、安定して面白いな。この作品は、白木みのるのアドリブのような台詞が光っていた→夕方新宿に出て、DUGで一杯やってからゴールデン街の裏窓へ。I下のご招待にて、渋谷毅ソロを聴きにいく→定刻の夜7時に裏窓に入り、とりあえず一杯。渋谷毅は「ぎりぎりになる」と連絡があったそうだが、どこを基準にしたぎりぎりかわからないので、他のお客や店の人と「終電ぎりぎりか?」などと笑い合う。客がだいたい集まった7時半頃、渋谷毅登場。この辺の呼吸はさすが。それからさらに30分ほど呑み、岩手の鉛温泉の話なども出たので話に加わりつつ、演奏開始を待つ。渋谷毅がスカパラ沖の父君のことを自然に話題に出していたのが、なんだかうれしかった→8時ちょっと前から演奏開始。第一部は30分ほど。曲目のことなど考えずに、うっとりと堪能。半分くらいはブルースっぽい曲だったかな。渋谷毅もまだそんなに酔いは回ってなかったのか、渋谷毅らしい少しきらきらした響きを含む和音がよい間で発せられ、くらくらさせられた。→その後第二部まで、また渋谷毅囲んで飲酒。9時を過ぎた辺りから「もう一杯呑んだら」「(店内に流れる浅川マキの歌声を聴いて)やっぱりマキさんはいいな。この曲もいいから、これ終わったら演ろう」と数回言ったのち、しまいには「あれ、もう二回目弾いたっけ」と言い始めるが、これは洒落か照れか。結局9時近くなってから第二部を30分ほど。いい具合に指先の呂律が回らなくなった柔らかい演奏だった。その分きらきらした響きを弾こうとしただろうところが少しぐしゃっとしたりしたが、その味わいもなかなか→第二部が終わると、渋谷毅は「えーと、僕はどの席で呑んでたっけ」と尋ねるが、狭い店内故、ピアノ椅子を反対側に座るともう自分のグラスが置いてあるカウンターなのに、渋谷毅はどこか違う店で弾いているつもりになっていたようだ→そして呑まないお客は帰り、店内は酒のみの場として次第に落ち着いて行った。そんな中で、かなり酩酊を究めた渋谷毅はとつぜんなんの断りもなくくるっとピアノのほうに向き直って『それはぼくぢゃないよ』を弾き始めた。このときはこちらも相当酒が深くなっていたので、蕩けるような感じを味わった→さらに第四部?も演奏し、さらに渋谷毅は自分の世界に没入して行ったようだが、私も相当なことになっていたので、店の人や他のお客に挨拶して先に失敬した。いい夜だった→音楽を聴きながら酒に酔うことでより音楽と自分とが溶け合う、という言い回しもあとで思い付いたが、まあ単に音楽にかこつけて酒を過ごしているだけとも言える。あるいは本日の渋谷毅の演奏と飲酒の様子を眺めていて、ある意味古今亭志ん生の再来を見た気もするが、まあそれも安易な感慨ではあろう→平和に電車で帰宅→帰途まことやに寄ったら、私のあとから来た男2女1のうちの女が先に来ていた知り合いと私の頭越しに話始め、連れの男に叱られていたが、特に気にならなかったので別にいいよ、と言った。まあそんなこともあった→帰宅後即就寝。
3月30日(月) 昼頃起床→夕方高円寺。レアでレコードを物色したのち(買わなかった)ちんとんしゃんにて入船亭扇辰独演会→腰を痛めたと聞いていたが、仲入り前の『天狗裁き』では膝立ちになり腰を中心に身体をぐるぐる回す熱演。少し心配になったが、打ち上げで尋ねたところ、もうほぼよくなっているので大丈夫との由→仲入り後は『ざこ八』という珍しい噺を聴かせてもらった。こちらは思ったより長講ではなく(30分ほどか)、終盤にもうひと展開などはなくとんとんと目出たく終わったので、もしかしたら身体が少しつらくなったのかな、などと邪推。それはともかく、とてもよい会であった→終演後、たまたま座った席が通の方々だったので、楽しく落語談義。打ち上げもはねて通常営業になってからも意地汚く呑んでしまった→せっかくなのでと鳥渡に寄って、噂の冷やし中華を頼んだが、酔いが回り過ぎて半分残してしまった。おいしかったのに、申し訳ないことをした→残したまでは覚えているが、勘定したかどうかは記憶になく(財布の中身から察するとちゃんとしたと思う)→高円寺から経堂まで歩こうとして、途中のどこかの割と高い段差で転び、右脇腹をしたたか打つ。その後も歩いたが、もう道がわからなくなったので、途中からタクシー。タクシーに乗る前にいい感じの坂道を通り、写真に収めたが、今となってはこれもどこかよくわからず→帰宅した際にタクシー代が足らず、家に入ってお金もらって支払ったのは覚えているが、いつどうやって寝床に潜り込んだかは不明。
3月31日(火) 終日横臥→夜、『鬼教師 ミセス・ティングル』(ケヴィン・ウィリアムソン。ヘレン・ミレン、ケイティ・ホームズ。1999、米Miramax Films)見る。A級とB級の間の中途半端な感じは残念だが、面白く見た。ヘレン・ミレンはよかったな。できれば高校生三人がそれぞれちゃんと社会に出て活躍しているところに、ミセス・ティングルが復讐に来る、という続編が見たい→適当な時間に就寝。

2015年03月20日

3月まとめ(11〜20日)

3月11日(水) 昼過ぎ起床。東日本大震災と福島第一原発事故から丸四年となった。四年経ってもほとんど何も解決していないわけで、少し暗澹たる気持ちになる→寝る前は浅草へでも遊びに行こうかと思ったが、起きたらそういう気分でもなく(震災のこともあるが、それだけでもない)、O形の仕事も山だというので、出かけるのはやめにした→久々にステッパー10分→夕方から昆布煮〆や大豆炊いたのを仕込みながら呑み始め、そのまま賄い当番に突入。都合3〜4時間調理していたように思う→『◯◯妻』と『笑点特大号』で晩。ケチャップを炒めて煮詰めてから大豆炊いたのを投入した豆料理(スパイス各種)とか、ミートコンパニオンお薦めの豚肉を筋を切って叩いて購入時にもらったスパイスと小麦粉をまぶして焼いたのとか、築地の半久で買った煮干しで丁寧に出汁をとったわかめと油揚のおつけとか、なんだかうまくできた→食後に『なくもんか』(脚本:宮藤官九郎、監督:水田伸生。阿部サダヲ、瑛太、竹内結子、塚本高史、いしだあゆみ、伊原剛志。2009年、東宝)と『中学生円山』(脚本・監督:宮藤官九郎。草薙剛、平岡拓真、坂井真紀、仲村トオル、遠藤賢司、鍋本凪々美、刈谷友衣子。2013年、東映)見る。宮藤官九郎作品としてはどちらも傑作であった。『なくもんか』は『舞妓Haaaan!!!』と同じ監督なのに、阿部サダヲの芝居の底知れぬ素晴らしさを再認識。『中学生円山』は、ほのぼのとしているのに現実と妄想が入り混じり、気が狂ってるところが面白かった。草薙剛は本来持っていると思われる個性に適した役だったし、ヤン・イクチュンと坂井真紀のシークエンスも可笑しいし、遠藤賢司のとつぜんの『ド・素人はスッコンデロォ! 』にも驚かされた→朝方4時頃就寝。
3月12日(木) 昼過ぎ起床→今日は買物(ブルーレイディスク)程度でも出ようかと思ったが、ステッパーやったり晩の鶏すきの割下仕込んでいるうちに、やはり出かけるのやめた→風呂。湧かしたてというのもあるが、今日はなぜかとりわけ気持ちよかった→晩の仕度しながら『兄弟仁義 関東兄貴分』(中島貞夫。北島三郎、鶴田浩二、近藤正臣、村田英雄、北林早苗、桑原幸子。1967、東映)を斜め見。誰が近藤正臣だったか最後までわからなかったが、村田英雄(藤井勝五郎)の弟役(準主役)だったとは!→鶏すきは大成功。しかし鶏モツ(キンカン)入れたら一気にすき焼き感が失せてしまった→『なくもんか』をもう一度見て、今日の『問題のあるレストラン』を見て早めに就寝。夜11時頃。
3月13日(金) 案の定朝方3時くらいに目が覚めてしまい、せっかくだから少し走ってみようかと思っているうちに明るくなったので、やめにして焼酎のお湯割すすりながら映画見ることにする→『夜のならずもの』(内藤誠。梅宮辰夫、山本麟一、光川環世、由利徹、太古八郎。1972、東映)、『北陸代理戦争』(深作欣二。松方弘樹、野川由美子、高橋洋子、西村晃、ハナ肇、成田三樹夫、千葉真一。1977、東映)見る。『北陸代理戦争』は、何度観ても気が狂ってていいなあ→朝方就寝→昼過ぎ起床→井の頭線を三鷹台で降りて、歩いて西荻窪へ。20分程度だった。便利なのは新宿回りだが、時間に余裕があれば久我山〜井の頭公園あたりで降りて歩くのも楽しいな→Morocco Treeというモロッコ雑貨店でバブーシュを購入。ここがなくならなければ安定的な買い替えができるな。以前世田谷のボロ市でバブーシュを買ったが(今履いているのの二代前)、そのときに出店してたのはMorocco Treeの前身のMorocco Marcheの店主だそうだ。不思議なご縁→西荻の町をしばらくぶらぶらしてから、早めにClop Clopへ。チキンガンボで一杯。そのうちにF式氏やロケットマン氏が来店→8時を15分ほど過ぎた辺りで、DOGON(赤澤洋次 g、辰巳小五郎 tp、湊雅史 dr)のライブ開始。辰巳小五郎はトランペットも吹くが、iPhoneの楽器アプリやテルミンなども使用。全編即興とのことだが、聴いてすぐにわかる派手さは少ないものの、じっくり聴いていると耳に馴染んでいるようでしかし今まで聴いたことのないような手触りの音が次々に飛び出してくる。刺激的でかつ心地よかった。後半は早川岳晴(b)と石渡明廣(g)が参加。石渡明廣はギターを弾かずにひたすら鉄板(いやなにかの楽器か?)と生ビールの樽を叩いていたが、この二人が参加したセッションはまた格別で、ふたつのバンドを聴いたような思いがした。DOGONはまた聴きたいなあ→終演後もF式氏、ロケットマン氏、赤澤さんらと楽しく呑み、なんだかよくわからなくなって店を出て、経堂まで歩いて帰る。歩行中の記憶はまったくないが(ベロベロの状態でコンビニエンスストアでカップラーメンを買った記憶は朧げにある)、iPhoneの歩数計が作動していて、それによれば大体15,000歩/10kmくらいだから、まあ3時間ほど歩いたのだろう→帰宅してカップラーメン啜って就寝。
3月14日(土) 宿酔いにつき終日横臥→夕方頃復活しシャワー→池袋に出てバレルハウス。Gregoire Tirtiaux(bs, as)、高岡大祐(tu)、外山明(ds)のトリオ。外山明はコンガとカホンみたいな楽器も使用。三人それぞれの山場が微妙にずれて訪れるような即興演奏だった。演奏者全員の山場が一致してうねりが増幅されるような演奏だと聴いている私にも身の施しようがわかりやすかったりするが、この日のような演奏だとどこで聴いているほうも没入していいのか、私にはその瞬間がつかみにくい。まったく聴く側の問題だが、そういう意味で興奮一歩手前といったところでずっと翻弄され続ける体験が、この日は面白かった→終演後も残って少し呑む。バレルハウスのマスターに「何杯も呑んでくれてありがとう」とお礼を言われた。ライブを聴きに来る客はあまり呑まないそうだ。そんなものかな→高岡さんに東京の酒場の穴場をいくつか教わる→前の晩酒を過ごしたので(歩いて帰ったし)、この日はビールと金宮お湯割何杯かでお先に失敬する→帰りの車中で座ってたらもう一杯だけ呑みたくなり、経堂着いてから夢亀ラーメンで珊瑚のロックを一杯。新作?の鶏ラーメンがうまかったが、店主によればみんな二三回食べてまた豚骨に戻るとの由→帰宅後即就寝。
3月15日(日) 終日録画ダビングディスクを整理しながら、TVで映画鑑賞。『江戸っ子肌』(原作:邦枝完二、監督:マキノ雅弘。大川橋蔵、淡島千景、黒川弥太郎、桜町弘子、堺駿二。1961、東映)、『幕末 てなもんや大騒動』(古澤憲吾。藤田まこと、白木みのる、谷啓、財津一郎、芦屋雁之助、伴淳三郎、野川由美子、伊東ゆかり、ザ・ドリフターズ。1967、東宝)、『修羅の伝説』(原作:勝目梓『掟の伝説』、監督:和泉聖治。小林旭、三木のり平、陣内孝則、ルビー・モレノ、秋野暢子。1992、東映)、『25年目の弦楽四重奏団』(原題:A Late Quartet、監督:ヤーロン・ジルバーマン。フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリストファー・ウォーケン、マーク・イヴァニール、リラズ・シャルヒ、ニナ・リー。2012、米Entertainment One)、『ローマでアモーレ』(ウディ・アレン。ウディ・アレン、アレック・ボールドウィン、ロベルト・ベニーニ、ペネロペ・クルス、エレン・ペイジ。2012、伊Medusa Distribuzione)の五本。『江戸っ子肌』は淡島千景がとにかくよい。『幕末 てなもんや大騒動』は古澤憲吾にしてはあまり爆発しないという感じか。『修羅の伝説』は特に感想はなかったが、ルビー・モレノ(の役)はどこであんなに射撃の腕を上げたのだろうと思った。『25年目の弦楽四重奏団』のときには酔っ払っていて、魔人ナンコツ煮こごりとかわけのわからないことを言いながらゲラゲラ笑って観てたが(映画にはなんの関係もない)、最後の場面でいきなり号泣させられた。『ローマでアモーレ』はただただ笑って観てたが、最後の二本はベロベロに酔っ払って観てたので、また見なきゃ→一度寝て起きて、小腹が空いた気がしてチキンラーメンを食べたが、小腹は空いおらず、苦しくなっただけだった。
3月16日(月) 昼過ぎまで惰眠。やや腹痛→O形のフリーマーケットの出品物やそれまでに制作すべきものが大体まとまったので、画像とテキストデータ収集など→風呂→晩はビール一本と御酒コップに半分だけ。乾きものをつまんだあとに小松菜炒めたのを少々と山芋のソテー一切れ。〆に油揚と玉葱のおつけ。大豆炊いたのもつまんだか。でもそれくらいでお腹いっぱい→O形サイト更新(日記)→フリーマーケットで配布する「電子書籍のご案内」の版下を制作。まあだいたいできた→『恋のハイウェイ』(原作:京都伸夫『真珠貝の詩』、監督:斎藤武市。吉永小百合、新克利、関口宏、山本陽子、奈良岡朋子、金子信雄、北竜二。1967、日活)観る。私には吉永小百合はどうもつまらない。同じような青春映画でハツラツな女の子の役なら、和泉雅子なんかのほうがよかったな(まあでも、『二人の銀座』と同年の作品か)→朝方4時頃就寝。
3月17日(火) 起床時間失念→昼過ぎ、新宿へ更紙を買いに出る。O形のフリーマーケット出品用→世界堂で買物ののち、バーン・リム・パでタイ料理→ヨドバシカメラでも買物。プリンタ用のインクは買えたが、ブルーレイディスク用のファイルは在庫切れだった→お腹くちくなり、おとなしく帰る→早朝ビール呑んで就寝。
3月18日(水) 朝11時起床→昼過ぎ原宿に出て、久々にBrown HorseでGHEEのカレー→ふらふら散策ののちGENT&HONEYで散髪。築地の穴場を教えてもらう→これまた教えてもらった裏道を抜けて清水湯へ。その裏道で中国人と思しき観光客に英語で「ここは南青山3-14だが3-15に行きたい」と問われ、日本語でも説明しにくい内容なので、一瞬固まる。iPhoneで地図検索して、だいたいあの辺、と指差して教えてなんとかなった。無事目的地に辿り着いてたらいいなあ→清水湯でひとっ風呂浴びてから、またぶらぶらと渋谷まで歩き、シネマヴェーラの神代辰巳特集で『赤線玉の井 ぬけられます』(神代辰巳。宮下順子、蟹江敬三、清水国雄、前野霜一郎、丘奈保美、芹明香、古山義範、吉野あい、中島葵、絵沢萠子、殿山泰司。1974、日活)観る。小さい人たちの心根がしみじみと染みるような作品だった。よい映画→『悪女の仮面 扉の陰に誰かが』(神代辰巳。いしだあゆみ、山本圭、酒井和歌子、浅野温子、中尾彬、石橋蓮司、1980、テレビ朝日)も最後の浅野温子の火だるま車椅子の場面だけ見ることができた。場内爆笑→夜はCafe Bohemiaにて、二ヶ月ぶりにサラームさんの出張メイハネ。前回はS谷嬢とあまり話ができなかったので、サラームさんの話は聞けないが外の席を取り、食事に加えてゆっくりお喋りも楽しんだ。いいイベントなのだが、三人だとよい席に当たらないのが惜しい(今回は我々の席の隣に落ち着きのない太っちょがいたのも、外の席に変えてもらった理由)→食後はこれまた久々にミリバールに寄り、喉が渇いてたのだと思うがモヒートを立て続けに五杯呑んだ(これが翌日の宿酔いの原因となる)→タクシーで帰宅。
3月19日(木) 終日宿酔いで横臥→夕方渋谷に出て、B電子インプロセッション。久々にLEMOのスポークシンバルを使ってみる。あとチャイナシンバルをハイハット側に、ハイハットと接触するように置いてみたもの面白い効果となった。演奏は、最後のほうはまあまあだったかな→その後Mary Janeで一杯。腹が減ってたので、まずスパゲティミートソースを貪り喰らう。高柳昌行の遺したギターについて、よい話を聞く→S藤さんと別れ、ドレスで一杯。土産(明日の朝食)買って帰る→経堂に着いてからまことやで〆のラーメン一杯→帰宅後即就寝。
3月20日(金) 朝方3時頃起床。風呂→30分遅れで北千住の金継ぎ教室へ。今日は中塗りのやり直しと、新たに割れた皿の継ぎ→鰻屋のまじ満で昼。さすがにビールだけでギブアップ。鰊の刺身は初めて食べたがうまかったな。あとは焼き鳥、モツ焼き、カキフライもよい。肝心の鰻がうまくないという話は本当か→ルミネに戻り教室継続の手続きして電車で帰宅。お手洗いにiPhoneを忘れてきて焦ったが無事だった。帰途の車中ではうつらうつら→経堂に戻ったところで小腹が空いたので箱根そばでとろろ蕎麦→帰宅後すぐには寝ず、録画整理、O形電子書籍宣伝チラシの発注など→晩はサラダのみ。今日から明日にかけて小断食の予定→『◯◯妻』『問題のあるレストラン』いずれも最終回のまとめ方が無理矢理で、これまで築き上げてきたわずかな魅力も自ら粉砕する結果となったように思う。残念→夜10時過ぎいったん就寝。

2015年03月10日

3月まとめ(1〜10日)

3月1日(日) 昼頃起床→『寝ずの番』を途中から→続いて『ウディ・アレンの夢と犯罪』(原題:Cassandra's Dream。監督:ウディ・アレン。ユアン・マクレガー、コリン・ファレル、ヘイレイ・アトウェル、サリー・ホーキンス、トム・ウィルキンソン、フィル・デイヴィス、ジョン・ベンフィールド、クレア・ヒギンズ。2007年、米The Weinstein Company、英Optimum Releasing)見る。労働者階級の貧困層の兄弟のささやかな夢があっけなく壊れてしまう様子を描いた苦みのある映画。その一方で小さな人たちが今までの人生になかった初めての経験に右往左往する様子に人間の可笑しさや可愛らしさが含まれていて、地味ながら多彩な味わいを味わわせてくれたと思う→午睡→風呂。福田利子『吉原はこんなところでございました』読了。往時の吉原の姿を当事者が描いているという点だけでなく、売春という職業に関して改めて考えるよいきっかけにもなる本だと思った→地上波で『小さなおうち』(原作:中島京子。監督:山田洋次。松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子。2013、松竹)見る。いい話だし松たか子と黒木華の魅力ったらなかったが、深く掘り下げてみようと思わせられはしない作品だった。表面的なところしかつかめなかった所為かもしれない→あとは『仁義なき戦い』(原作:飯干晃一。監督:深作欣二。菅原文太、金子信雄、松方弘樹、梅宮辰夫、1973、東映)と『博士の異常な愛情』(スタンリー・キューブリック。ピーター・セラーズ、スリム・ピケンズ、ジョージ・C・スコット、スターリング・ヘイドン。1963、米Columbia Pictures)見て寝る。『仁義なき戦い』は、菅原文太=広能以外が落ち着きなく抗争に明け暮れる中、広能だけが超然としている様子が面白い。『博士〜』はもう新しい感想は浮かばないが、キング・コング少佐もピーター・セラーズが演ったのをやはり見たかったなとか、日本の第二東映の『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』のほうが『博士〜』より先なのには驚いたりとか→朝方4時過ぎ就寝。
3月2日(月) 朝10時半起床→日弁連交通事故相談センターに電話。木曜日に面談決定→午後ビーバートザンで3.5ΦステレオケーブルとBD-R買い、銀行寄ったのち整形外科。怪我の内容を記した診断書を所望したらなんだか大騒ぎになった。結局最後にああ診断書を出せばいいのねという話になったが、最初からそう言ってるのにね→くたびれたので太郎で一杯(行ったら開店ぎりぎり前だったので、開店待ちの間オダキューOXで買物)。昼まだだったので焼きそば食べてお暇→帰宅後3.5Φステレオケーブルで某スピーカーの音を試してみようとするが鳴らず。いろいろ試したり確認したりした結果、ケーブルが抵抗入りであることが判明し憮然。それしか売ってなかったのでうっかり買ってしまった→その旨B電子に連絡し、ブツの手配と〆切考慮していただく→風呂→晩。お供は『デート』→食後は『仁義なき戦い 広島死闘篇』(原作:飯干晃一。監督:深作欣二。菅原文太、前田吟、金子信雄、北大路欣也、成田三樹夫、千葉真一、梶芽衣子。1973、東映)。そんなに出てないけど、梶芽衣子は印象に残るな。菅原文太も重要な役所ではないが、でも主役の存在感はとても強い→続いて『アイズ ワイド シャット』(原作:アルトゥル・シュニッツラー『Traumnovelle(夢小説)』。原題:Eyes Wide Shut。監督:スタンリー・キューブリック。トム・クルーズ、ニコール・キッドマン、シドニー・ポラック。1999、米Warner Bros.)見始めたが、途中で眠くなってしまったので寝る。
3月3日(火) 昼頃起床→『アイズ ワイド シャット』続き見る。そんなに謎の多い映画とは思わなかった。見落としかもしれないが、娼婦ドミノのHIV陽性が物語にどう影響しているのかとか、アリスの妄想浮気はほんとうに妄想だったのかとか、なんで仮面が自宅にあったのかとか、その辺くらいか。夫婦間の嫉妬に関しては、それほど深くこじれているようには思えなかったな。もう一度見て考えたい→事故関連の資料まとめ→晩は仕度途中も含めて『柳家喬太郎のようこそ芸賓館』の録画やTVのバラエティをだらだら見て、食後に『仁義なき戦い 代理戦争』(原作:飯干晃一。監督:深作欣二。菅原文太、渡瀬恒彦、小林旭、成田三樹夫、田中邦衛、金子信雄、丹波哲郎。1973、東映)、『地獄の底をぶち破れ』(佐々木康。片岡千恵蔵、淡島千景、江原真二郎、里見浩太朗、三田佳子、久保菜穂子。1961、東映)、『十七才の逆襲 暴力をぶっ潰せ』(原作・脚色:寺田信義。監督:日高繁明。松方弘樹、梶すみ子、松本克平、波島進、北原しげみ、小林重四郎、佐々木孝丸、菅井一郎。1960、第二東映)見る。『仁義なき〜』は、だんだん山守義雄(金子信雄)など弱い男が泣き落としや恫喝をうまく塩梅するように神経や頭を使って生き延びる様を面白く感じるようになった。『地獄の底をぶち破れ』はやはり千恵蔵の芝居が面白いが、『俺が地獄の手品師だ』のバカバカしさと比べてしまうと印象には欠けるかな。『十七才〜』は松方弘樹のデビュー作。尺の短いプログラムピクチャーだが意外にいろいろな話や感触がぎゅっと詰まっていて、見応えがあった→朝方4時頃就寝。
3月4日(水) 朝9時半起床→老父宅。買物、昼食ののち、プリンタ共有の設定。なんだかよくわからないが、プリントサーバーとなるほうのPCに新たにユーザーを作成し、クライアントのほうからそのユーザーでログインするようにしたらプリンタを認識するようになった。あとからサーバーのほうの通常のログインアカウント(admin)のパスワードを思い出したので、まあ無駄な作業ではあったが、一般ユーザーでのログインのほうが多少は安全だろうから、まあよかったか→帰りがけにビーバートザンにより、誤って買った抵抗入りケーブルを返品。するっと返金されてよかった→帰宅したらB電子よりちゃんとしたケーブル到着。ようやくEZISON鳴らせた。これがまた意外に音量出るし、気持ちのよい音→O形サイト更新→B電子修正原稿完了、送付→午睡→太田尻家で晩。お銚子三本だったが、けっこう酔った→明日提出資料のコピー取ってから帰宅→即就寝。夜中に起きてTVドラマの録画見てから提出資料整理し、朝方いったん就寝。
3月5日(木) 朝10時半頃起床→昨夜太田尻家で持ち帰りにした塩パン+ハム+チーズと、自家製ポタージュで朝→ひと風呂浴びてから新宿へ。交通事故示談の無料相談を受けるが、こちらの希望を実現するのは割と難しいようだ。あと四回無料相談を受けられるので、あと何人か弁護士の意見を聞いてみよう→ちょうどいい時間に新宿で身体が空いたので、PIT INNの昼の部へ。織原良次という若いベーシストのバンドmiDが出演していた。メンバーは滝野聡(g)、市野元彦(g)、本田珠也(ds)。うーん、全体的にはフュージョンみたいな感じで、曲によっては面白く感じたが、私には総じて本田珠也リサイタルという趣きだった。アマチュアバンドならともかく、プロのライブでそういうバランスの悪さを感じたことはほとんどなかったので、ちょっと驚いた。あと織原良次のベース(フレットレス)はたまに微妙に音程を外すような気がしたが、私の耳の所為かな?→新宿六丁目付近を散策したのち、久々に山根商店。酎ハイは予定より一杯多く三杯→副都心線で渋谷。K藤Y子久々。ドラムちょっとは練習しないとな。まあ楽しく演奏できた→スタジオ近くの焼き鳥屋で一杯。諸事情いろいろ話を聞く→みなと別れてドレスで一杯やって土産買ってタクシーで帰宅。
3月6日(金) 終日宿酔いで横臥→夕方TV録画をタビング→『百面童子』(原作:北村寿夫。監督:小沢茂弘。東千代之介、伏見扇太郎、美多川光子、星美智子、吉田義夫、岸井明、堺駿二。1955、東映)見る。「イスラム王国の妖術使い、バテレン坊」だとか、イスラム王国の人に限って日本人の中でものっぺりした顔の役者を使うとか、いろいろ可笑しい。隠れた名作→続いて『仁義なき戦い 完結篇』(深作欣二 、 皆川隆之。菅原文太、伊吹吾郎、松方弘樹、小林旭、北大路欣也、宍戸錠、山城新伍、田中邦衛、野川由美子、金子信雄。1974、東映)。結局このシリーズは、若い人や中堅所が無駄に死ぬ、その中で菅原文太が超然としている、そして金子信雄がむかつく、というのが三大印象だな。組同士の関係ややくざ同士の関係は、何度か見ないと私の頭では把握できない。あと本作では野川由美子が、大したことやってないのに印象強かったな→さらに『地獄の裁きは俺がする』(小沢茂弘。片岡千恵蔵、鶴田浩二、江原真二郎、松方弘樹、進藤英太郎。1962、東映)。これは鶴田浩二と江原真二郎のものすごく緊迫した場面から松方弘樹が陽気に歌い歩く場面への転換がすべてを(は大げさか)支配していた。すごいバカ映画だなあ。最後は泣ける。
3月7日(土) 昼過ぎ起床→クルマでパワーラークスに買物→焼き鳥で一杯やりながら『トロール・ハンター』(原題:Trolljegeren。監督:アンドレ・オブレダル。オットー・イェスペルセン、グレン・エルランド・トスタード、ヨハンナ・モールク。2010、ノルウェーSF Norge A/S)見る。『パラノーマル・アクティビティ』を見て以来の失笑疑似ドキュメンタリーだった。まあこっちのほうが可愛げがあって好きではある→午睡→風呂→『白線秘密地帯』(石井輝男。宇津井健、天知茂、菅原文太。1958、新東宝)。フィルムが18分ほど欠損しており、終盤少し話のつながりがわからないところが残念だったが、川島雄三『洲崎パラダイス 赤信号』(1956)と対をなすような趣きもあり。遊郭建築と若い天地茂、菅原文太は見物だった(宇津井健は太っちょ)→続いて『てなもんや東海道』(松林宗惠。藤田まこと、白木みのる、植木等除くクレージーキャッツ、伴淳三郎、なべおさみ、漫画トリオ、阿部九洲男、梓みちよ、浜美枝、野川由美子。1966、東宝)。平和な映画。浜美枝と、少ししか出てこないがやはり野川由美子は体温が感じられてよい。東映時代の前作(続てなもんや三度笠)を見てないのでよくわからないが、藤田まことのあんかけ時次郎はちょっとキャラクター設定が変わっていた(大雑把になっていた)ように思った。あと五里厳寺というのが出てくるが、これは同じ年の5ヶ月前に同じ東宝で公開されたクレージーキャッツ映画『日本一のゴリガン男』から採ったものか。まあそうか→朝方4時過ぎ就寝。
3月8日(日) 朝9時起床→お江戸日本橋亭での落語秘密倶楽部・おとなの艶芸会(快楽亭ブラックと若林美保の二人会)の前にいったん銀座に出て、WINSで中山9R(潮来特別)買う→ニューキャッスルがWINS近くに移転しているのを知り、辛来飯の大森で昼というか遅い朝(カレールー無料追加サービス中だった)。本日一番の客だったので、私に出すカレーが写真に撮られていた(Facebookページに毎日載せてるとの由)→ぶらぶら歩いて日本橋。開場15分前にお江戸日本橋亭に着いたら、もう列ができていた。若林美保効果か。仕方がないので並ぶ→すんなり希望の最後列端に座る→開口一番はブラ坊で『山号寺号』。上野界隈のぼったくりスナックやぼったくり風俗を折り込んだ展開が可笑しい。続いてブラックで『よかちょろ』。これは記憶を辿らないと感想出てこない。仲入り前の終わりはブラック×若林美保のエロ・変態対談だったが、若林美保が経験してきたことはともかく変態性の片鱗を見せない人だったので(実際はどうか知らないが、実は変態とうまくつき合いつつ自分なりの距離を常に置いている冷徹な人、という印象があった)、ひとつひとつの内容の面白さはあったものの、全体としては不発の印象あり→仲入り後はまず若林美保のストリップを20分ほど(演目は『雨月物語』という題のようだ)。髪の毛の使い方と襦袢の透け具合が昼下がりにはいい塩梅にエロくてよかったが、ブラ坊の『山号寺号』やトリのブラックの『放送禁止百川』のとんがり具合と比べてしまうと、いささか刺激には欠けた。とはいえ大変美しく、いい具合に興奮させてもらえた。この踊りだけ取り出してみたら、いいもの見せてもらったと思う→さてブラック『放送禁止百川』は、“差別”を中心にした実際の体験に基づく“危ないネタ”満載の30分のマクラで始まる、都合一時間の熱演。この人もやはり、エロ、変態、差別、政治などなどの様々な“不謹慎で危険なネタ”との距離を常に腐心しつつ、そうしたネタが持つ不穏さを笑いによって無化する、というか無化することで笑いを生む、という方法で落語と格闘、苦闘していると改めて思った。死ぬまで報われることのない戦いではあるかもしれないが、私は支持する→日本橋焼餃子総本店でおやつ食べながら競馬の結果を確認したら、信じられない負け方だった。いつも通り名前指向で買ったとはいえ、かなり固めの買い方だったのに→そのままぶらぶら、途中で天亀蕎麦で小腹満たしつつ秋葉原まで歩く。ヨドバシでブルーレイディスク向きの収納ケース購入→電車で平和に帰宅→ブルーレイディスクの整理。ひと通り終わったが、まだまだ課題は多い→晩のあと、『激突!殺人拳』(小沢茂弘。千葉真一、山田吾一、中島ゆたか、石橋雅史、志穂美悦子、遠藤太津朗、渡辺文雄、風間千代子。1974、東映)見る。物語に締まりがないように思ったが、千葉真一の格闘の際の表情だけ見てれば面白い、といった作品。終盤の死闘に臨む志穂美悦子の衣装とか遠藤太津朗と風間千代子(共に外国人という設定)の日本語のイントネーションとか、謎は多い→続いて『踊る!親分探偵』(小平裕。松平健、高島礼子、麿赤兒、小倉久寛、大倉孝二、佐々木すみ江。2005、フジテレビ)見る。歌が流行ったから撮ったのはわかるがそれにしても安易な内容だし、安易な内容なのに原作(牛次郎『親分探偵ポパイ』)があるというのにも驚いたが、高島礼子と麿赤兒と佐々木すみ江がなんだかよくて不思議に見てしまうTVドラマだった。ラストシーンの『マツケンサンバ』は、来るのはわかってたがそれでも意表を突かれて爆笑→朝方4時就寝。
3月9日(月) 昼過ぎ起床→『舞妓Haaaan!!!』(脚本:宮藤官九郎、監督:水田伸生。阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、早織、京野ことみ、生瀬勝久、Mr.オクレ、真矢みき、吉行和子、伊東四朗、植木等。2007年、東宝)、植木等の最後の映画出演だというから頑張ってみてみたが、結局腹を立てた。中盤からの筋がデタラメにも程があったのとその割にはあまり突き抜けた感じが感じられず、唐突に重たい人間関係が提示され、阿部サダヲの芝居もうるさいだけで(これはご本人の芸風、演出意図、それらがこの作品に合ってるや否やという問題か。見る人によってはものすごく面白いのかもしれない)、笑ったところがないわけではないが、気分としてはひとつも笑えない喜劇映画を見たという後味が残った。エンドロールに流れるテーマ曲は面白かったかな→風呂→晩のお供は『デート』→0時前に寝て、また深夜に起きる→『夜の勲章』(原作:藤原審爾『灼熱の椅子』。監督:松尾昭典。小林旭、星ナオミ、松本典子、二木佑子、椎名勝己、内田良平、小沢昭一、大坂志郎。1963、日活)見る。美術が突出してよかった。この時代の日活アクションとしてはそれほど目立つ作品ではないが、まあ安心して楽しめたし、小林旭がふと見せる謎のアクションとか、子供が意味なく悪戯するところとか、なんだこれという可笑しさもあり→朝方就寝。
3月10日(火) 昼過ぎ起床→なんだかむなしい気分になったが、決めたことだからと下北沢まで歩く。往路は城山通りから世田谷八幡参拝、淡島通りで環七渡ってから適当なところで北上し、代沢交差点から裏道に入って北澤八幡参拝。この辺りで雨だか雪だかがぱらついてきたが、まずは駅前に出て志村商店で買物、それから珉亭で遅い昼の一杯、晴れたので帰りも歩くことにして、まず世田谷代田の北側に出てから羽根木公園をぶらつき、山を下りて松原駅を抜けて西福寺通りを超えてから南下、すずらん通りに入って一力とミートコンパニオンとあま坊で買物して帰宅。都合17687歩/13.619km/667.3kcal消費。くたびれた→おやつ食べてから午睡→夜9時過ぎ起床→風呂→賄い当番を買って出たのに作り始めたのが11時過ぎだった→食後、『続・てなもんや三度笠』(内出好吉。藤田まこと、白木みのる、香山武彦、吉田義夫、清川虹子、E・H・エリック、トニー谷。1963、東映)。まあ特に感想はないが、嫌いではない。作り込んでなかったりものすごく笑えるものでなくても、気持ちよく眺めてられるならいいではないかと思う。ただ白木みのるの可愛さは、第一作のほうが断然上。そういえば用心棒役が『百面童子』のバテレン坊の人(吉田義夫)であった→続いて『青い性』(小平裕。三東ルシア、鹿間ケイ、風間千代子、梅田智子、星正人、山本紀彦、佐藤允。1975、東映)。これは三東ルシア、鹿間ケイ、風間千代子、梅田智子の四人が見られればよいという映画で、実際話はどうでもいい(宝石強盗での逮捕を逃れてヨットでガラパゴスに逃げるという設定は非現実的する過ぎるし)。小平裕の監督デビュー作だそうだが、そういえば監督作品はほかにひとつも見てないな→朝方就寝。

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