« 2015年09月 | メイン | 2015年11月 »

2015年10月31日

10月まとめ(21〜31日)

10月21日(水) 朝8時半起床→午前中老父の買物付き添いと昼食。今日も相変わらずの回転寿司だが、わさびをきちんと自分たちで追加し、まあ満足の行く食事となった。わさびは一食分(だいたい5〜6皿)で小袋ひとつが適量のようだ→帰りにパワーラークスに寄るも、鯨コーナーが跡形もなく消えており、鶏皮も入ってなかったので、何も買わずに帰宅→ビール中瓶三本空けながら昨夜から始まったTVドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』を見る。出来がいいとは思わないし、警察官がみんな子供みたいなのには失笑したが、続けて観たくなる魅力はあった。まあ恐らく、奈々緒の不気味さや木村文乃の可愛らしさ(最も可愛いときの和泉雅子を彷彿とさせる)など、そういったところに惹かれているだけとは思う→午睡→夜起きて『笑点特大号』。脳みそ夫の「聖徳太子コント」がものすごい可笑しい。うかつにもこの人知らなかった。バラエティなど出ずに芸だけをやり続けてほしいな→続いて『黒帯ドラゴン』(原題:Black Belt Jones。ロバート・クローズ。ジム・ケリー、スキャットマン・クローザース、ヴィンセント・バルディ、マリク・カーター、グロリア・ヘンドリー、アンドレ・フィリップ。1974、米Warner Bros.)。『燃えよドラゴン』のロバート・クローズが監督で、ジム・ケリーが主演。グロリア・ヘンドリーにしびれる。とりわけ最初の登場後の格闘シーンと、浜辺でのジム・ケリーとのデートシーン。映画はシリアスなムードで始まるが、最終的にはグダグダとコメディタッチになって行く。その塩梅も可笑しかったな。サウンドトラックが秀逸なのだが、もうすでにヒップホップの定番ネタとして常識の範疇らしい。無知を恥じる→O形帰ってきて今度の展示即売の件でいろいろあったらしいので、『黒帯ドラゴン』を途中でやめて話を聞きつつ、「聖徳太子コント」見せて笑わせる→『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』ももう一度見てから就寝。そんなこんなで予定よりだいぶ呑んだ。
10月22日(木) 若干宿酔いにつき昼頃起床→『黒帯ドラゴン』の続き見る→風呂→『悪魔の追跡』(原題『Race With the Devil』、監督:ジャック・スターレット。ピーター・フォンダ、ウォーレン・オーツ、ロレッタ・スイット、ララ・パーカー、R・G・アームストロング。1975、米20th Century Fox)見る。これは怖い→晩食べ終えた頃にラキ氏が高柳DVD取りに来るというので赤堤通りまで出てお渡しする。お返しに高級出汁パックをいただいた。却って申し訳ない→帰宅して就寝。
10月23日(金) 朝5時起床→大阪方面二件と鎌倉方面一件、DVD発送。鎌倉と書こうとして「食」と書きそうになり慌てて誤摩化したが、どうみても誤摩化しているのが明らかなので、発送済みのお知らせメールであらかじめ謝っておく→『新しい鉄』(監督:伊勢長之助。1956、岩波映画)見てから朝寝。『新しい鉄』は、知らなかったことを知る云々よりも画面のカッコよさにしびれる→昼前起床→すずらん通りの端っこから、一力、梅田青果店、珈琲豆屋二軒、河内屋と買物し、火事の現場を見物し甘ぼうの復活に驚き(河内屋で三代目がやる気を出したとの情報入手)、ピーコック、カルディ珈琲、オダキューOXに寄ってからゆめかめラーメンと思ったらやってなく(あとで確認したら平日昼は休みだった)、新しくできたラーメン屋(鶏ロック)に寄ってみたが、二度目はないな→すずらん通りに戻って甘ぼうの復活を再度確認し、アダンで花を買い、新しい珈琲豆屋で頼んでおいた豆を受け取ってから、ちょっと遠回りしていったん帰宅→コンビニエンスストアで携帯電話代を払ってから自転車を掃除し空気を入れたがすぐに抜けるので、近所の自転車屋へ。タイヤに空気を入れるところのなんとかいう部品を前後変えてもらって600円。よく喋る面白い親爺であった。新しい自転車買わないの? お金があったら呑んじゃうんでしょう、とか→帰宅して風呂→iMacを、多分10日くらい電源入れっ放しだったからだろう、Ironの調子が悪くなったので(最終的には落ちた)、再起動→晩のお供に『巨船ネス・サブリン』(監督:楠木徳男/富沢幸男。解説:芥川比呂志。1961、岩波映画)と『青空娘』(原作:源氏鶏太、監督:増村保造。若尾文子、菅原謙二、信欣三、沢村貞子、穂高のり子、品川隆二、岩垂幸彦、ミヤコ蝶々、南都雄二、川崎敬三、東山千栄子、滝花久子。1957、大映)。『巨船ネス・サブリン』も『新しい鉄』同様、造船のことなどまったくわからないで見たが、当時の日本人の顔がとても大人の男の顔なのと、船の建造をやり終えたあとの達成感に溢れた画面に感動した。『青空娘』は、あの境遇で若い娘がここまで朗らかでいられるか、と思いつつ妙に納得させられる。ある意味これぞ映画、と思った→昨日いただいた出汁でひじきの煮付けと厚揚げ煮を作ってもらったらこれがうまい。店の味とでもいうか。ただし家で常食するには味が濃いので、そこは調整が必要かな→0時過ぎ就寝。
10月24日(土) 朝6時起床→朝食後ひさびさにゴミ出し。その後『信さん 炭坑町のセレナーデ』(原作:辻内智貴、監督:平山秀幸。小雪、中村大地、村上淳、小林廉、肥田大輝、岡田流南、中尾ミエ、光石研、大竹しのぶ、岸部一徳、池松壮亮、石田卓也、柄本時生、金澤美穂。2010、ゴールドラッシュ・ピクチャーズ)見る。主演の小雪については、昭和のこの時代にこんな容姿の女性はまずいないだろうし(いたら原節子なみの女優になってたりするだろう)、見始めにはそこの違和感を感じるわけだが、小雪の姿が主人公の信さんの子供時代の目からみた、友達のきれいな憧れのお母さんの姿、と見ると、なるほどと納得した。その点はキャスティングの妙味と言えるのではないかと思う→録画整理をしてから取材音声起こし再開→45分のうち23分/残り30分までやって午睡→夕方5時起床→7時過ぎに音声起こし完了。明日の資料揃え。休憩後に読む予定→『出没! アド街ック天国』の御茶ノ水の回見ながら晩。雉ガラ出汁のスープがうまかった。また買おう。その後の俵屋宗達を取り上げた番組がやたら“ゆるキャラ”を連発するので、腹を立てて寝る→すぐに起きてBSプレミアム『ザ・フォークソング 〜青春のうた〜』のカルメン・マキ出演回を見る(『戦争は知らない』と『時には母のない子のように』。TVで歌を聴くと、歌い続けている人の説得力は違うなとわかる。下田逸郎の歌(『セクシィ』と『踊り子』)が聴けたのもうれしかった→その後入眠。
10月25日(日) 朝3時起床→今日の取材の資料読みと質問事項や取材主旨のまとめ・確認→休憩・仮眠→朝8時起床→朝食後仕度して自転車で岡本公園へ。宇山稲荷参拝してから砧公園を抜けて東名高速をくぐって世田谷区岡本へ向かうコースを辿ったが、岡本に入ってからからちょっと迷い、上り坂に圧倒される(往路は自転車降りずに登り切った)→家から20分くらいで岡本公園に到着。ホタル園でご挨拶してから民家園に移動して取材。三人の予定がひとりだけだったので、割と速やかに取材終了。所要時間20分ほど→せっかくなので公園をひと回りし、隣接する岡本八幡に参拝ののち、次は用賀へ。岡本から瀬田に入る辺りの長い上り坂はあきらめ、途中から自転車を押して歩く→ビックカメラでBD-Rディスク購入し、次は経堂→ゆめかめラーメン前でO形と待ち合わせ昼。小半日身体を動かしたので、さすがにビールもラーメンもうまかった。元々おとついのラーメンとは段違いにうまいのであるが→すずらん祭り見物し、甘ぼうに並んで豆大福と御手洗団子と大葉稲荷購入→さらにアダンさんでサーターアンダギー購入。今日はくたびれているのでそれくらいで十分だが、すずらん祭りはなかなか楽しそうだ→一色邸の現状を観察しつつ(庭に新築の家が二軒立ちつつあったが、旧屋敷はまだあった)帰宅→本日の録音データチェックしてから午睡→夕方起床→取材音声起こしを少しやってから風呂→晩のお供に『下町ロケット』。そのまんま東と春風亭昇太に立川談春、そこに阿部寛という絵はコントにしか見えない。演出が大仰な割には脚本が雑だし、まあ見なくてもいいかな→ビール中瓶一本半しか呑まなかったがひさびさに自転車乗り回した所為で眠くなり、0時前に就寝。
10月26日(月) 夜中目覚めたがそのまま寝て、朝10時起床→選曲した“暗い歌”をシャッフルで聴きながらゆっくりゆっくり昨日の音声起こし→午後起こし終了。特集全体の方向性も考えてまとめ、DUに送ってみる→散歩がてらパワーラークスへ行こうとして適当な道を辿って希望ヶ丘のほうに出たら、なんと交番向かいのガソリンスタンドの並びにモエツカリーの支店ができていた。歩いて3分だうれしいな→買物して帰宅→DUより返事あり。特集の方向性はだいたいOK→風呂→晩に『ヒットパレード』(原題『A Song Is Born』、監督:ハワード・ホークス。ダニー・ケイ、ヴァージニア・メイヨ、ベニー・グッドマン、ルイ・アームストロング、ライオネル・ハンプトン。1948、米RKO Radio Pictures)見る。音楽の教授たちがみな純粋で子供みたいで、そこに乗り込んでくるギャングの情婦との関係性が可笑しくてよい。見ているうちに楽しくなって酒が進み、酒が進むとますます映画が面白くなるという至福の時間を過ごした→0時前に就寝。
10月27日(火) 若干宿酔いのため、午前中いっぱい横臥→本日の取材準備。質問事項はたくさんあるのだが、取材時間が一時間。大丈夫か→シャワー→歩いて用賀へ。駒澤大学の方々を取材。。有意義な取材だったが一時間では聞き切れなかったな→帰りも歩いて経堂へ。往復で一時間半弱。9068歩、約7Km。たいした運動量ではないはずだが、やはり体力が落ちているか割と疲れた→O形と魚ケンで落ち会い晩。鰯と鰤の刺身、カキフライに舌鼓(秋鮭の竜田揚げもうまかったが、これはまあ普通にうまかった)。御酒は二杯に留める→帰宅して今日の録音チェック(車座のもっと真ん中にレコーダーを置くべきだった)→くたびれたので風呂さぼって就寝→夜中目覚めたので録画した演芸番組チェックしながらビール二本。『漫才大行進ゲロゲーロ!』見てたら大空遊平・かほりが解散したと知りびっくり(はっきりとは言っていなかったが、夫婦別れもしたようだ)。大空遊平は結城たかし、うたじとで「トリオ・ザ・キュースケ」を組むとの由→朝方4時頃就寝。
10月28日(水) 朝9時前起床→老父の買物付き添いと昼食。変わったことは特になし。老父は尿酸値が上がったため、昼の回転寿司では蛸、烏賊、鯛、貝などを食べていた。足の痛みは相変わらず心配ではある→ガソリン入れて帰宅→午睡→夕方渋谷へ→まず富士屋本店。タレントと仕事帰り撮影隊の団体が来てたのでいつもと違う雰囲気だし激混み。でも一時間ちょっといたか。ここでテューバの高岡さんカップルも集合→ドレス経由で三漁洞に移動。相変わらず気持ちのいい呑み屋。ここら辺りで記憶失くす→もう一度ドレスに戻り一杯。ほぼ完全に記憶ないが、ギタリストK氏の奥方もいらしてて、タクシーで経堂までご一緒する→帰宅後即就寝。
10月29日(木) 終日宿酔いで横臥→B電子がKORG Monotron用の革ケースを安売りするというので、うっかりMonotronもDuoとDelayの二台を購入→夕方復活し、というか無理矢理だが、B電子社長とS口さんと約束があったので経堂駅前で待ち合わせ。rippleに行こうと思ったら開店が8時というので、まずは赤ちょうちん太郎。太郎さんお元気そうでよかった→rippleに移動。S口さんがコルトレーンのマニアということで、お客は我々三人だけだったしコルトレーンをリクエストしてみたら、出るわ出るわ。『Jupiter Variation』や『To Be』までかかって盛り上がった→そこに若いカップルが入ってきて、微妙な表情をしていたような気がする。険悪なムードにならなければよいが→さすがに今日はそんなに呑めず、太郎でビール二杯、rippleでモヒートもどきを薄めにしてもらって二杯のみ→帰宅して昨夜の件(奢ると約束したのに半分負担してもらってしまった)など連絡し、0時前就寝。
10月30日(金) 朝8時半起床→シャワー→昼、自転車で再び岡本公園(途中で宇山稲荷参拝)。岡本八幡の脇の女坂を越えるコースを取ってみたが、階段の連続でなかなか大変だった→本日は隣のバッタ園で高校生のボランティアの授業を取材。取材対象が高校生20人とのことだったが、話を聞くのは三人くらいにしぼってもらい、あとは学校の先生やボランティアの方への聞き取りなど。つつがなく終了。集合写真の撮影はいてもしょうがないので、ひと足早めに失敬→これにて今回の取材は完了。高校生、高校の卒業生、大学生の大人数にいろいろな話を聞けたのは面白かったし、私の世間にはない見聞を広めることができた→帰途砧公園により、焼きそばたこ焼きセットとビールで軽めの昼→とお回りして本日開店のモエツカリー新店の開店時間を確認→家に戻り休憩してから開店と同時にモエツカリーへ。マサラサラダ、じゃがいものソテーのようなもの、クルチャ、タンドリーチキン、シークカバブ、ダールカリー、ナン、米が食べ放題で1500円。それにビール。我々と同時に来ていたカップルがなんだか慌ただしくて落ち着きがなくつんけんしていて、妙な感じだった。他のお客は、お父さんの帰りが遅い風情の母子連れが多かったかな。繁昌するとよいのだが→お腹いっぱいで帰宅。遅めの午睡→風呂→録画見たり整理したり。三谷幸喜『ギャラクシー街道』は、日本映画専門チャンネルでやってた宣伝番組を見る限り面白そうだが、評判は悪いな→麺つゆも仕込んでから、午前3時過ぎ就寝。
10月31日(土) 朝11時起床→朝食後経堂駅前へ。ギタリストK氏にDVDお渡し→初収穫祭。文化学術展の都市緑地計画学研究室にお邪魔し先日すみればで取材した学生さんたちにご挨拶。一枚だけ写真撮影→ほかはハラール食に関する展示が面白かった。お腹がすいてたので、研究成果の見物はそれくらいにしてしまった。来年はちゃんと見たい→模擬店を巡り、モモ、サテ、沖縄風お好み焼き、ラーメン、シュラスコをいただく。酒はないが、なかなか面白い。あと農大製のはちみつや学生さん方が栽培に携わったという大根など野菜を購入しおいとま。10年以上近くに住んでいながら始めて見物に行ったが、お祭りの感じと普段の勉強の成果との塩梅がちょうどよくて、部外者にとってもなかなか楽しい。来年以降もずっと訪ねよう→千歳船橋周りで、肉屋、豆腐屋などで買物し帰宅。肩に担いでいた葉付きの大根が目立ったようで、肉屋でも豆腐屋でも声をかけられた→半日水物を切らしたので、帰宅後即ビール、そして遅い午睡→『ギャラクシー銀河』の宣伝番組をもう一回と(O形が見てなかったので)、あと『サイレーン』。『サイレーン』はなかなかよくできてるかも→晩ののち遅い午睡の二回目→O形サイト(絵日記)とブラックみきりん更新→寝酒やりながら『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間』(原題『CONTRACTED』、監督:エリック・イングランド。ナジャラ・タウンゼント、アリス・マクドナルド、ケイティ・ステグマン、キャロライン・ウィリアムズ。2013、IFC Films)。最後に畳み掛けるような演出は面白かったが、ゾンビになる過程を描いてもゾンビ映画というよりは感染症が発症するまでを描いたようにしか見えない(そちらの印象が強い)なあという、当り前のような感想しか残らなかった→午前3時半就寝。

2015年10月20日

10月まとめ(11〜20日)

10月11日(日) 宿酔いにつき終日横臥→ときどき起きて演芸番組消化と録画整理→昨夜ご馳走になったうずらやうさぎが余りにうまかったので、教えてもらった肉屋にさっそく注文する→夜は呑まず、『続社長洋行記』(杉江敏男。森繁久彌、久慈あさみ、中真千子、江原達怡、加東大介、三木のり平、小林桂樹、英百合子、藤山陽子、新珠三千代、草笛光子、フランキー堺、尤敏、洪洋、三船敏郎。1962、東宝)と『社長外遊記』(松林宗恵。森繁久彌、久慈あさみ、中真千子、加東大介、三木のり平、小林桂樹、英百合子、藤山陽子、新珠三千代、草笛光子、フランキー堺、ハヌナ節子、武智豊子。1963、東宝)。後者はすこし間が悪いようにも感じたが、三木のり平の宴会芸(『炭坑節』で人形振り?を踊る)には舌を巻いた→Youtubeで三木のり平・小野田勇の『お伊勢まいり』(1953年)を発見。三木のり平が役者になって6年め、映画デビューして4年めの作品で、観光宣伝映画。はじめて見た→夜2時頃就寝。
10月12日(月) 朝10時半起床→空気が乾燥し出す季節だからか、起き抜けにフケが出ているようになったので、朝もシャワー→『四畳半物語 娼婦しの』(原作:永井荷風『四畳半襖の下張』、監督:成澤昌茂。三田佳子、露口茂、田村高廣、進藤英太郎、木暮実千代、野川由美子、浦辺粂子、岡崎二朗、佐藤綾子、東野英治郎。1966、東映)。役者がみんな過剰なあれやこれやがないのに、豊潤で美しい。話自体よりも、役者それぞれの仕事に感心した→録画整理→晩のお供はBSプレミアムの京都の庭の番組。間が多くていささか退屈したが、知らない話は満載。またちゃんといい子で見なきゃ→今日まで禁酒と思ったが、『NINE』(ロブ・マーシャル。ダニエル・デイ=ルイス、リッキー・トグナッチ、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレン、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマン、ジュゼッペ・スピタレリ、ステイシー・ファーガソン、ケイト・ハドソン。2009、米The Weinstein Company)見始めたらペネロペ・クルスのミュージカル場面(素晴らしい)で我慢できなくなり金宮酎ハイ。感想をメモしながら見たが、

・モーリー・イェストンの音楽、冒頭からなかなか印象的
・ニコール・キッドマンがクラウディア・カルディナーレに似過ぎ(似させ過ぎまたは似させられ過ぎ)
・サラギーナがきれい過ぎる。浜辺では踊らず、子供たちと遊び戯れるのみ。ただしミュージカル・シーンは圧巻
・マリオン・コティヤールの(『8 1/2』のアヌーク・エーメとはひと味違う)可愛らしさは、この映画の中では光っていると思った
・ケイト・ハドソンのラテン・ディスコがバカみたいで最高
・『8 1/2』では気にならなかった物語上の説明不足や矛盾がこの映画では気になる
・終幕近くのグイドの歌は要らない気がした。ここは刈り込んだ演出と台詞のほうが気持ちや感情が却って際立つように思う。歌のあとの芝居も含めて、苦悩の表し方に違和感を覚えた
・グイドの死と再生のメタファーがない、というかあるのかないのかよくわからなかった 
・これは舞台だなと思った。舞台で見たら泣くだろう。家の小さな液晶画面では物足りない。しかし『8 1/2』を思い出させるだけの効果はある。が、やはり最期は輪にならないとなあ。『8 1/2』の世界とリメイクならではの世界が中途半端だった

などなど。(比喩的な意味も含めて)死ぬ直前の生命のきらめきのようなものは、やはり『8 1/2』や『オール・ザット・ジャズ』に軍配を上げざるを得ない。舞台を見たらまた感想が変わるのかもしれない→続いて、田宮二郎『犬』シリーズをようやく見始めることにして、まずは『宿無し犬』(田中徳三。田宮二郎、江波杏子、佐々木孝丸、坂本スミ子、天知茂、水島道太郎、島田竜三、成田三樹夫、水原浩一、五味龍太郎、須賀不二男。1964、大映)。どんなに命のやり取りをする場面でも、軽さを忘れないのがいい。天地茂の存在感も最高であった→風呂→夜3時過ぎ就寝。
10月13日(火) 朝10時起床→シャワー。フケが出るので、頭を石けんで洗ってみる→昼頃O形と原宿に出て、オプティシアン・ロイドで先日見たボストン・倶楽部のTaylorの茶色を誂える。ここで買物するのは初めてだが、店の人もとても丁寧で、なんだか人情深かった。よかった→久し振りに壁の穴で昼→渋谷までぶらぶら歩いて、dressで一杯。O形打ち合わせあり先に帰る。M谷さんが休憩に入るから子供と一緒に散歩しようと言うので、ああなるほどとご一緒する。ひさびさに会う子供二歳、最初は人見知りしたがすぐに打ち解けて、打ち解けると非常に可愛い。散歩後二杯ほどゴチになりおいとま。バスで経堂に帰る→午睡→晩は演芸図鑑見て、早くも犬シリーズさぼり就寝。0時前。
10月14日(水) 朝9時起床→昼挟んで老父の昼食と買物付き添い。昼はいつもの回転寿司(はま寿司)だが、先週木曜日から全品さび抜きにしたとの由(以前は注文画面に「さび抜き」という項目があったが、回っているのは、巻物や生姜で食べるものを除いてすべてさび入り)。さび抜きを頼む客が多いだろうことは想像できるが、寿司屋としてどうかなと思う。あと同店ホームページにある「お客様にお好みの量をつけていただくことで、よりおいしくお寿司を召し上がっていただくためです」という言い訳は、そんなウソをついてはダメでしょう→少し老父宅に寄ってPCの調子など見たのち、つつがなく帰宅→『喧嘩犬』(村山三男。田宮二郎、海野かつを、遠藤辰雄、玉川良一、浜田ゆう子、榎本美佐江、坂本スミ子、成田三樹夫、山下洵一郎。1964、大映)見ながらビール二本→午睡→風呂→晩は『漫才大行進ゲロゲーロ』と『笑点特大号』。ビール二本くらいしか呑んでないが、なんだかくたびれて寝てしまった。『笑点特大号』のマツコロイドは外した感あり→夜1時頃起床→『ごろつき犬』(村野鐵太郎。田宮二郎、水谷良重、坂本スミ子、天知茂、江波杏子、根上淳、山下洵一郎、成田三樹夫、春本富士夫、中田ラケット、中田ダイマル、宮口精二。1965、大映)、『暴れ犬』(森一生。田宮二郎、芦屋小雁、坂本スミ子、ミヤコ蝶々、桂三千秋、大坂志郎、金井克子、須賀不二男、水原浩一、毛利郁子、伊達三郎、草笛光子、高木二朗、島田竜三。1965、東映)見ながら一杯。『ごろつき犬』は水谷良重の色っぽさが際立っていたり、オープニングのイラストが大橋歩だったりなど見所あり→朝方5時頃就寝。
10月15日(木) 朝10時半起床→昼前はやかわクリニックへ(改装後初)。皮膚の故障は大きな疾患ではないが、歳を取って皮膚の抵抗力が弱まり、汗やほこりなどの外部からの刺激に弱くなっている所為ではないかとのこと。要するに老化である。いつもの薬もらって帰る→ひさびさにまことやでカレーラーメン(とビール)→81ベーカリーで食パン買い(店の女の子が昨日スライサーで親指を切ってしまったそうだ)、すずらん通りでミートコンパニオン、一力で買物して帰宅→午睡→シャワー浴びて薬塗る。薬は一日二回塗布とのことなので、当面、朝と夜の入浴時に塗ってみよう→DUの資料印刷。枚数多いな→今期はドラマをなるべく見ようと思い『オトナ女子』見てみたが、初回はダメだったなあ。メタ展開を孕んでいるようなので、それが今後どうなるかなとは思うが、最終的には篠原涼子のプロモーション映像で終わる気がする。まあそれでもいいが、吉瀬美智子は魚河岸で働いているのか? そんな風な場面があった気がするが、もしそうならその場面には非常に興味がある→夜11時過ぎ就寝。
10月16日(金) 朝7時起床→シャワー→定刻通り北千住金継ぎ教室。今日は茶碗二ケの中塗り研ぎと、あとドレス夫人から依頼された器の欠け埋め。刻苧作りも研ぎも、さらに理解が進んだ、と思う→ひさびさに朝日軒で一杯。大将は疲れ気味の様子だったが、営業再開はうれしい。トンカツで呑んだあとの〆の焼きそばのソースがとても薄かったのだが、ここの特徴か、またはトンカツをソースでやってたのを見ての心遣いなのか、後者だったらうれしいなと妄想。そういえば焼きそばにはチャーシューが一枚ぽんと乗せられていた→そして誂えたラーメンをベロベロになりながらも近所におすそ分けに行こうとする客のお父さんのために、私は出されたばかりのとんかつに箸をつけるのをまずは差し置いて、ドアマンの役を買って出た。とてもささやかながら、ひとつ徳を積まさせていただいた気分を味わった→バスで浅草に出て、浅草演芸ホール中席昼から夜の最初のほうを見物。ほぼ時間潰しが目的だったが、なかなかよい顔ぶれだったし、お客もいつも通り傍若無人ながら、傍若無人な客(川柳が軍歌からジャズに移行するまさにいいところで最前列に座ろうとする老婦人二人/しかも舞台に傘をかける、とか、昼の主任の花緑が上がったとたんに帰り始める何人もの客とか)をいじる噺家と一緒になって笑う客が多かったりとか、場内はなかなかよい空気だった。夜席の早い時間に上がった正蔵の漫談/小咄がなんだか堂々としていてだんだん馴染んで来たなあとか、そんな感想もあり。昼夜通して最後まで聴きたかった。以下、この日の演目。

-昼席
春風亭一之輔・・・・真田小僧
花島世津子・・・・・奇術
川柳川柳・・・・・・歌は世につれ
柳家小さん・・・・・家見舞
(仲入り)
柳家三三・・・・・・釜泥
すず風にゃん子・金魚
 ・・・・・・・・・漫才
柳家小里ん・・・・・たらちね
入船亭扇遊・・・・・引越しの夢
三遊亭小円歌・・・・三味線漫談
柳家花緑・・・・・・火焔太鼓

-夜席
春風亭一猿・・・・・寿限無
林家正蔵・・・・・・漫談、小噺
林家ぼたん・・・・・子ほめ
アサダ二世・・・・・奇術
三遊亭天どん・・・・堀の内
隅田川馬石・・・・・狸の恩返し
ペペ桜井・・・・・・ギター漫談
林家しん平・・・・・漫談

→演芸ホールでは呑まず、平和に銀座線で表参道に移動し、オプシティアン・ロイドで眼鏡受け取り。レンズと目の距離の微妙な調整で焦点の合い方がずいぶん変わるのにちょっと驚いた。今日は受け付けてくれた女性はおられなかったが、別のスタッフ(こちらも女性)も親切で対応も暖かく的確であった。老舗だけのことはあるなあ→経堂に戻り、O形と落ち合ってひさびさにrippleで一杯。店に入ると60年代STAX大会になっていていきなり興奮する。ひとしきり呑んで、あとからやって来た常連の女性客と少し会話してから帰宅→帰途、クルマの通る路地の真ん中にガマガエルが鎮座ましましていたので、危ないから道の隅に寄りなと足で伝えたら素直に従ってくれた。これまた徳を積んだことになるかな?→帰宅即就寝→夜中3時頃起きて風呂→『タモリ倶楽部』見ながら一杯やって朝方就寝。
10月17日(土) 朝9時起床→今日の取材準備とO形サイト更新(日記)→ひさびさに千歳船橋駅近くの喫茶店でナポリタン→桜丘すみれば自然庭園で、農大生企画の子供自然観察イベントを取材。最初の二時間立ちっ放しで段取りもわからないままあちこち見て回ったり、学生へのインタビューは7人まとめて相手だったりなど(なんだか田原総一朗のような司会ぶりになった)、なかなか新鮮な体験だった。学生たちがみな真面目に課題に取り組み、将来のことを考えているのに感心したり自らを恥じたり。すみれば庭園も、関係者の取り組みも含めて素敵な場所だった。散歩コースにあるので、また遊びに訪れたい→取材が早く終わったので、駅前でO形と待ち合わせ、代一元で休憩がてら小腹を満たしつつ一杯→新宿経由、埼京線の地獄を通過して川口へ→Shock Onにて、これまたひさびさのサイタミーゴス。東後の同僚だという大学の先生女史とそのご友人と同席。相変わらず楽しい演奏だったし、この日は取材後に魂が解放された?ような感じもあって、最後デタラメ踊りで踊る。踊り過ぎて戻したりしてバカだった→Mきちゃんも来てたので、ご挨拶しておいとま→平和に電車で帰宅。帰宅後即就寝。朝晩皮膚の薬を塗るという計画は早くも破れている。
10月18日(日) 朝9時起床→世田谷区の古着回収に古着出し。昨日のすみれば庭園もそうだが、世田谷区の区民ボランティアの人たちの働きには頭が下がる→昼過ぎ、肉のスズキヤからウズラ、ウサキなど届く。晩が楽しみだ→昨日の取材音声起こしを少しだけ→『笑点』でひさしぶりにヒロシを見る。意外に笑った。一回ごとに長続きするかはわからないが、たまに出てきたときの面白さには期待できるなと思った→風呂→『続・社長外遊記』(松林宗恵。森繁久彌、久慈あさみ、中真千子、加東大介、三木のり平、小林桂樹、英百合子、藤山陽子、新珠三千代、草笛光子、フランキー堺、ハヌナ節子、柳家金語楼、塩沢とき。1963、東宝)を見ながらうずらを堪能→食後即就寝→夜中に目覚めたので仕事部屋でSNSなど眺めていたら、ひさびさに胃から胸そして歯の奥に広がる痛み発生。30分ほど深呼吸していたら治まった→朝方まで『少年探偵団 第一部 妖怪博士』(原作:江戸川乱歩、監督:小林恒夫。岡田英次、宇佐美諄、中原ひとみ、小森康充、原国雄、南原伸二。1956、東映)と『少年探偵団 第二部 二十面相の悪魔』(原作:江戸川乱歩、監督:小林恒夫。岡田英次、中原ひとみ、山形勲、飛鳥圭美、小森康充、泗水成一、南原伸二。1956、東映)見る。無理な展開や演出も含めて、なかなか面白い→朝方就寝。
10月19日(月) 朝11時頃起床→朝食後、『少年探偵団 かぶと虫の妖奇』(原作:江戸川乱歩、監督:小林恒夫。岡田英次、中村雅子、杉狂児、小森康充、原国雄、宇佐美諄、小宮光江、増田順二、小島洋々、加藤嘉。1957、東映)と『鉄砲犬』(村野鐵太郎。田宮二郎、山下洵一郎、坂本スミ子、天知茂、姿美千子、北林谷栄、螢雪太朗、安部徹、曽我廼家五郎八、小沢昭一、穂高のり子。1965、大映)を流しながら、麺つゆ、酢昆布、かつぶしのピリ辛ふりかけを仕込み、晩の肴に鶏モツ煮込みを作る→『少年探偵団 かぶと虫の妖奇』は、次作『鉄塔の怪人』に続くのか。早く続きが見たい。『鉄砲犬』は他のシリーズ作品と同じ軽めの展開だが、終幕の北林谷栄の芝居に泣く→早めに風呂。掃除もした→『続・鉄砲犬』(村山三男。田宮二郎、坂本スミ子、天知茂、久保菜穂子、河津清三郎、千波丈太郎、杉田康、渚まゆみ、立原博、見明凡太朗、高見国一、守田学。1966、大映)見ながらうずら堪能→ひと通り呑んだのち仮眠→一時間くらいで起きて、うずらの残りで酎ハイやりながら『おっぱいバレー』(原作:水野宗徳、監督:羽住英一郎。綾瀬はるか、青木崇高、仲村トオル、石田卓也、大後寿々花、福士誠治、光石研、田口浩正、市毛良枝、木村遼希、高橋賢人、橘義尋、本庄正季、恵隆一郎、吉原拓弥。2009、ワーナー・ブラザース映画=東映)。これは名作だった。男子中学生のバカバカしさと、それに夢を与える綾瀬はるかの来し方も含めた可愛らしい存在感がよいし、複雑過ぎず単純過ぎずといった刈り込みの塩梅も気持ちよかった。細かい点で“自分だったらこう撮る”みたいなことは思い浮かんだが、そんなことより感動が勝った→0時前就寝。
10月20日(火) 朝8時起床→『野良犬』(井上芳夫。田宮二郎、河野秋武、南堂正樹、垂水悟郎、成田三樹夫、藤岡琢也、田村寿子、高毬子、坂本スミ子、村上不二夫、上野山功一。1966、大映)。「マスゴミ」という語が使われていた。これが初出だったら面白いな→取材音声起こし始めるも、数分分で空腹を覚え休憩。『早射ち犬』(村野鐵太郎。田宮二郎、藤岡琢也、嘉手納清美、江波杏子、成田三樹夫、伊達三郎、坂本スミ子、小沢昭一、財津一郎、北城寿太郎、天知茂。1967、大映)見ながらビール。犬シリーズも八作目にしてキャラクターや物語や演出の骨格が固まってきたような気もするが(ものすごい微妙な感想なのだけれど)、あと一作で終わりだ。〆ににゅうめん→犬シリーズを見終えてしまいたかったので『勝負犬』(井上芳夫。田宮二郎、藤岡琢也、天知茂、坂本スミ子、永田靖、姿美千子。1967、大映)を見て、同じディスクにダビングした『悪魔と天使の季節』(堀池清。中原早苗、葉山良二、小林旭、汐見洋、殿山泰司。1958、日活)も見る。しかしこの辺ではもう酔っ払っててよく覚えていない。『勝負犬』はもう一度見よう。『悪魔と天使の季節』は若い頃の小林旭が見られる、というだけだった気がする。

2015年10月16日

浅草演芸ホール10月中席

浅草演芸ホール( http://www.asakusaengei.com/ )、昼の途中から夜の途中まで。

他の寄席に比べて時にお客の傍若無人さが目立つ浅草だが、この日も川柳『ガーコン』が軍歌時代からジャズ時代に差し掛かって口三味線ならぬ“口ビッグバンド”が始まったまさにそのときにずかずか入場してきて最前列の高座真正面に座ろうとする老婦人ふたりとか(しかも席に着くなり舞台の端に傘を引っ掛けた)、昼のトリの花緑が高座に着いてマクラを始めたとたん席を立って帰るお客多数とか、そんな光景が繰り広げられていた。

が、川柳しろ花緑にしろ、この日はそんなお客のいじり方が見事。川柳は半ば叱り口調でお客の非礼を咎めつつ、それをもちろんその他のお客に通じるような気持ちのよい笑いに転じていたし(もっともそのためか、「ガーコン」まで辿り着かずに時間切れだった)、花緑もトリの自分のときに帰るお客に動揺した振りをしながら声をかけつつ、場を暖めるマクラの一部にうまいこと取り入れていたり。

むろん、寄席の風景としてはお馴染みとも思うが、6年ほど前だったか、花緑が新宿末廣亭でトリを取ったときに、最前列の高座真正面に座っていたご老人が花緑のマクラが始まったとたんそよそよと帰ってしまったことがあり※、そのときの花緑のうろたえ振りを思い出してあの頃よりこういう場合のあしらいがうまくなったのだなあ、などという感慨が浮かび、改めて寄席という場所ならではの“お客込み”の味わいに気付いた次第。

※そのときの模様は拙著『寄席手引』(電子書籍)の中で描写している。
http://www.aokiosamu.jp/blog/2016/03/post_266.html

昼の三三『釜泥』に花緑『火焔太鼓』、夜の天どん『堀の内』にしん平のグルメブームを思いっきり揶揄うような漫談などを筆頭に、短い滞在時間の割には笑いの質・量ともに圧倒される内容だった。私個人の趣味ではなかなか好きになれない正蔵もこの日の漫談は意外に心地よく耳に届いたし、小円歌の『見世物小屋』も聴くことができ、次の用事までの時間潰しにちょいと覗いてみただけなのにずいぶん贅沢をしたなと思う。

以下、この日の演目。

-昼席
春風亭一之輔・・・・真田小僧
花島世津子・・・・・奇術
川柳川柳・・・・・・歌は世につれ
柳家小さん・・・・・家見舞
(仲入り)
柳家三三・・・・・・釜泥
すず風にゃん子・金魚
 ・・・・・・・・・漫才
柳家小里ん・・・・・たらちね
入船亭扇遊・・・・・引越しの夢
三遊亭小円歌・・・・三味線漫談
柳家花緑・・・・・・火焔太鼓
-夜席
春風亭一猿・・・・・寿限無
林家正蔵・・・・・・漫談、小噺
林家ぼたん・・・・・子ほめ
アサダ二世・・・・・奇術
三遊亭天どん・・・・堀の内(湯屋の場面のみ)
隅田川馬石・・・・・狸の恩返し
ペペ桜井・・・・・・ギター漫談
林家しん平・・・・・漫談

2015年10月10日

10月まとめ(1〜10日)

10月1日(木) 朝8時過ぎ起床。寒さと頭の痒さで目が覚めたので、風呂沸かして浴びる→今年増えた体重がいつの間にか元に戻っていたが、血圧も高めに戻っていた→午睡→仕事部屋に放置されていた何年か前のCD-Rに適当に焼いたら一部機器で音飛びがあったので、新しく買ったCD-Rに焼き直し。ついでにトラック名も微調整→『笑点特大号』と『柳家喬太郎のようこそ芸賓館』の録画を続けて見て、昨夜同じカウンターで呑んでいた両師匠のお姿を拝見→昨日USBプリントしたジャケットは酔っ払って誤ってB4に出してしまい自動的に拡大されていたので、夕方セブンイレブンに行ってA4に出し直し。しかしこれだと今度は縮小されてしまう。等倍で出すことはできないのか? 知らないだけか→『女番長 感化院脱走』(中島貞夫。杉本美樹、叶優子、伊佐山ひろ子、須藤リカ、大森不二香、金子信雄、室田日出男、今井健二、川谷拓三、菅井きん、渡瀬恒彦。1973、東映)。やはり池令子と町場のシーンが出てこないとなあとは思ったが、渡瀬恒彦はさすがの芝居→晩は栗ごはんと秋刀魚。秋だ→夜10時過ぎ就寝。
10月2日(金) 朝8時過ぎ起床→10時前にダーと駅前で待ち合わせ、ダーCD完成板を渡す。O形の分も含めてギャラをきちんと用意してくれていて、さらにお土産までもらってびっくり。義理堅いな→今日は時間通りに北千住。茶碗とヒビの入ったコップの仕上げ→朝日軒休みだったのでインド・ネパール料理で昼。特別ななにかは感じなかったが、まあまあかな。不満はない→ちょっと午睡させてもらってから仕上げの金撒き。生乾きなのか、割れ目に仕上げの漆が沈んだのか、今ひとつうまく乗らなかった。この辺も研究課題だな→少し早めに失敬して御茶ノ水経由高円寺へ→駅前でO形と待ち合わせ、まずはちんとんしゃんで一杯。O形がついにちんとんしゃんに提灯を入れることになった。またO形がちんとんしゃんのお嬢ちゃんに絵を描いてあげるなど、ちょっと一杯呑むつもりがなかなか楽しい酒席となった。神楽南蛮という唐辛子の和え物もうまかった→ノラやのHACOに移動し、F式宅でお会いした講談の宝井一凛の独演会を拝聴。演目は『お袖新之助 悪事露見の事』『朝顔日記 熊沢蕃山郭のご意見(蕃山の諫言)』に二席。パンパンと勢いのいい講釈というよりは、どこか愛らしさが印象にったかな。言い淀む箇所が少し多い印象だったが、それを除けばとても心地よい高座だった→HACOで一杯呑んでから向かいの沢というお好み焼き屋に入ってみると、なんだか居心地のよい店だった。ここも贔屓にしたい→平和に電車で帰宅。夜0時前就寝。
10月3日(土) 朝6時起床→『あまちゃん』再放送の最終回を見ながら朝食ののち午前中いっぱい睡眠→昼12時起床→O形サイト更新→シャワー→夕方南新宿へ。ソルタナが二年前に店閉めてたと知り憮然→ひつじやを覗いてみるが、予約で一杯でふられる。仕方がないので以前から名前が気になっていた馬鹿牛へ。牛バカな人の店かと思ったらもつ焼き屋で、あぶらと脂のたっぷり乗ったかしらが特にうまかった。煮込みに使うしろを串焼きにしたしろとろもうまい。なかなかよい店だと思う→ライブは最初のアフリカン・ポップスバンドが優等生的につまらなく、アフリカの大地に額ずいて謝れと思ってくしゃみがとまらなくなったが、ゲストで西岡竚虎がトランペットを吹いたらどこかがぐっっと締まり、最後の曲では楽しく踊った。ものすごい久し振りに西岡竚虎入りのジュリエッタ・マシーン(その当時は別コンセプトのバンドUBiK (Nao2)だったが)は、ライブバンドとしての風格に磨きがかかったという印象。あのまま日比谷野音くらいの会場で演っても楽しそうだし、ぜひ聴きたいと思った。西岡竚虎のトランペットは、表面的にはものすごく特異な奏法とか音列などがあるわけではないが、なにか心揺さぶるものがあるなあ。またぜひ参加してほしい→終演後ももう一杯呑みつつメンバーと適度に話をしてから、平和に電車で帰宅。
10月4日(日) 朝9時起床→油揚が余りそうだったので、きつねスパゲティを制作→二度寝→昼過ぎ起床→シャワー→午後深川森下へ→開座公演『私娼』を見物。岡庭秀之、黒田百合、伊藤啓太。舞踏は相変わらず“理解した!”とはなり難いが、見ていて心が様々にざわつく場面は、たくさんあった。冒頭の『黄昏のビギン』の場面と、あと黒田百合が手持ち照明と灰皿で顔を照らしてこの世のものではないような表情(架空の動物に見えることもあった)を作っていく場面が、私はとりわけ深く印象に残ったかな(もちろんそれだけではない)。あと、終幕の岡庭の鬼面のような表情から目が離せなくなって、隣の黒田の表情を見逃したのが心残り→終演後打ち上げに誘っていただいたので参加。伊藤啓太と音楽の話をしたり、写真家の大洞博靖とストリップの話をしたり、岡庭と渋谷のB.Y.Gの話をしたり、お客で来ていたジビエ屋店長とジビエや酒場の話をしたりなど、有意義で楽しい打ち上げだった。二軒目で座のスタッフの女性を巡る乱闘騒ぎがあったが、まあご愛嬌。私も事情をまったく知らないのに“ひとりに対して大勢が糾弾している”ような状況に我慢がならず、つい口を挟んでしまい、反省→打ち上げ終了後、なにを思ったが浜町まで歩くが、当然壽屋などやっておらず。そのままあてどもなく歩いていたら佃、月島に差し掛かったので、勝鬨橋渡って築地市場へ。時間が早過ぎてどこも開いてなかったので、そのままふらふら場外城内を歩いたり座って休んだりしたのち、深大寺そばまるよで朝飯。さらに日比谷までぶらぶら歩き、ようやく電車で帰宅。帰宅後倒れるように就寝。
10月5日(月) 宿酔いで終日横臥。夜10時頃、ようやく食欲が戻った。ダーのCDジャケットは、無事納品された模様。朝方4時頃就寝。
10月6日(火) 朝9時半起床→ひさびさに麺つゆ仕込み、昼に蕎麦→シャワー→夕方、新宿に出て草枕でカレー食べたのち、PIT INNにて“新宿 PIT INN 50th Anniversary 酒井 俊 2DAYS”の二日めを見物。映画の主題歌・挿入歌を、ひとつのステージが一本の映画であるかのように切れ目なく歌う、という主旨だそうで、一部は英語の歌、二部は日本語の歌(最後に『My Way』で締めたが)。一曲ごとに切れ目がなく、聴き手の集中力が切れない(あるいは切れ目を好きに設定できる)という点は面白かった。歌と演奏そのものは、これまでの酒井俊の方法と極端に大きく変わるところはなかったようにも思われたが、楽曲構成や(恐らく酒井俊からの)演出に応える演奏陣の手腕もあってか、もみくちゃにされる感じは今までになかった感覚に感じられた。そして日本語で歌う『ブラジル』から始まった第二部の、押し付けがましさがない故に却って響いてくる『ヨイトマケの唄』から活き活きと炸裂する『とんかつの唄』、そしてしみじみと優しい『胸の振り子』への流れに、生きるということの滋味を深く味わわされた。私にとってはこの流れがこの日の白眉だったな→俊さんにご挨拶して、今日はSECOND LINEにも寄らず早々に帰宅。新宿のような繁華街は早い時間のほうがタチの悪い酔っ払いが多いことに気付く。帰りの電車の中でも、恐らく元々ダメな感じの青年がタチ悪く酔っ払ってもっとダメになっているのを見物した→帰宅後、“おくら”のテストサイトを制作し、画面遷移図の制作。続きは明日かなとも思ったが、結局完成させてからビール一本呑み、朝方5時過ぎ就寝。
10月7日(水) 朝9時前起床→老父の買物付き添いといつもの回転寿司。ノートPCからの印刷問題は解決した模様。この件で少しボケが来たかなと心配したが、会って話せば回転寿司の店員が皿を数え間違えたことなどちゃんと気付いていたり、買物もてきぱきとこなしていて安心する。PCに関することは、やはり“身に付かない”ということか。それは覚えたのがもう老境に差し掛かってからだから、仕方あるまい→昼過ぎ帰宅し、ビール二本呑んで午睡→夕方赤坂に出て、Nuts夫妻と待ち合わせて赤坂RED/THEATERにて劇団S.W.A.T!『10月なのにS.W.A.T!大忠臣蔵』見物。大石内蔵助が討ち入りを決意する(させられる)ところの流れと、終盤の殺陣が素晴らしかった。さすがに殺陣は、ジャパンアクションエンタープライズ(JAE)のスタジオで金田治社長直々に教えを乞い(と聞いた記憶があるが、誤りかもしれない)一週間稽古しただけのものはあったと思う。殺陣がしっかりしているので、殺陣にまぶした笑いも活きていて、けっこうな時間を殺陣に割いていたと思うが、長いとはまったく思わなかった。あの尺と出来映えがあってこそ、最後の内蔵助切腹の場面に深い感動が生じるのだと思う。そこは理屈ではなくて、観る側の感情の話として→ダーのCDも無事発売されており、結構売れているようでうれしい。クリアファイルとセットで二千円、という売り方もうまいな→“おくら”の打ち合わせも兼ねての会食、またダーが途中から参加ということで、打ち合わせしやすそうかもと劇場正面の中国茶房8という店に入ってみるが、応対、料理、照明などどれをとってもダメな感じで、ちょっと外した。打ち合わせと、ダー含めての会食は、楽しく進んだのでよかった→平和に電車で帰宅。料理が料理だったので口はちょっと物足りなかったが、腹具合を冷静に判断してどこにも寄らずに帰宅。帰宅後即就寝。
10月8日(木) 朝方一度目が覚めたが、そのまま昼まで寝続け→午後シャワー→『社長洋行記』(杉江敏男。森繁久彌、久慈あさみ、中真千子、江原達怡、加東大介、三木のり平、小林桂樹、英百合子、藤山陽子、新珠三千代、草笛光子、フランキー堺、尤敏、洪洋、東野英治郎。1962、東宝)を眺めながら本日の口開け→続いて『悲しみよこんにちは』(原題『Bonjour Tristesse』、原作:フランソワーズ・サガン、監督:オットー・プレミンジャー。ジーン・セバーグ、デイヴィッド・ニーヴン、デボラ・カー、ミレーヌ・ドモンジョ、ジェフリー・ホーン、ジュリエット・グレコ。1957、米Columbia Pictures)。こんなにつまらなかったかな。酔っ払ってた所為か。しかしなんだかだらだらとした話の印象だった→さらに『ファイアbyルブタン』(原題『Feu: Crazy Horse Paris』、監督:ブルノ・ユラン。クリスティアン・ルブタン。2012、仏Co^te/ Diffusion)。なんだかこれは笑ったな。ルブタンの靴はあんなに美しいのに、その美しさが活かされてないように思った。しかしもう酔っ払ってたので、何故そう思ったかは不明→O形途中で寝てしまったので、ひとり分だけ〆に蕎麦作って終了。0時過ぎに寝床に入ったが、寝たのはもう少しあと。
10月9日(金) 朝10時頃起床→『女番長 タイマン勝負』(関本郁夫。池玲子、安部徹、渡瀬恒彦、藤山律子、衣麻遼子、須藤リカ、一の瀬レナ、成瀬正孝。1974、東映)で一日が開始。全体的にはぐっと来るところがほとんどなくて、ちょっと退屈して見てたが、終盤の殴り込みの、ダンプで突っ込んでくる辺りの唐突さ以降は爆笑した。『感化院脱走』よりは面白かったかな→昨日午後頭洗ったのになぜかフケがすごいので、散髪に出かける前にシャワー→午後、昼にBrown HorseでGHEEカレー食べてから(最近、昼の営業を二時半までとしたとの由。夜に明け渡す時限が四時になったため、翌日の仕込みをする時間を確保するのが目的とのこと)、そうかと思いオプシティアン・ロイドに寄ってみたら、目を付けていたボストンクラブの跳ね上げ式を扱っていた。試着させてもらい、休み明けにまた来訪とした→そこからさらに小一時間散歩してから、GENT+HONEYで散髪。実に四ヶ月ぶりだった。今日も御酒をいただき、明治記念館の裏から鮫ケ橋が始まっているという話などを聞く→散髪後、外苑の競技場跡地をはさんで新宿の風景を遠くに眺めてみてから(競技場の工事が始まるまでの眺望である)、明治記念館の先の南元町から教えてもらった通り旧鮫ケ橋へ。なるほどなにか独特の雰囲気。先日歩いた四谷側とこことがどうつながるのか、今度ちゃんと歩いてみたい→鮫ケ橋から信濃町に出る千日坂が意外な急坂なのに驚く。坂の途中にあるお寺と首都高がぶっちがっているのもなかなかの見物であった→結局、原宿に着いてから二時間半くらいは歩いたかな→平和に電車で帰宅→風呂→『それでも恋するバルセロナ』(原題『VICKY CRISTINA BARCELONA』、監督:ウディ・アレン。スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホール、ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、クリス・メッシーナ、クリストファー・エヴァン・ウェルチ。吹き替え:坂本真綾、小松由佳、山路和弘、田中敦子、荻野晴朗、中村正。2008、西Mediapro/米Metro-Goldwyn-Mayer)見ながら晩。これは文句なく面白かった。恋に翻弄する側もされる側も魔性のようでいてどこか可愛らしくて可笑しいし、描写も軽くて深い。吹き替えでも録っておいてよかった→0時頃就寝。
10月10日(土) 深夜一度目覚め、もう一度就寝→朝9時頃起床→昼過ぎに出て、遠州屋で手土産の葡萄酒買い、登戸〜立川経由でF式氏宅訪問。ジビエの会とのことで、うずらとうさぎの塩焼き、馬のさがり、雉のスープなどをいただく。もちろん悔いのない飲酒と「ちんこがひとり歩きする」件などについてのバカ話を楽しみ、講談師ご子息に遊んでもらい、そして『太陽を盗んだ男』をレーザーディスクで!鑑賞。なんとも天国みたような一日だった。最後まで残っていたバンドマンご夫妻と電車でご一緒し、こちらは吉祥寺で降りてタクシーで帰宅。

Calendar

2015年12月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ