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2018年07月31日

7月まとめ(21〜31日)

7月21日(土) 昼頃起床→午後、新宿二丁目の本覚院太宗寺にある新宿御苑前聖陵(はせがわが運営)にて、S田、O野瀬、MよらとGM嬢の墓参。カードをかざすと立体駐車場式?に暮石が向こうから訪ねてくるというシステム。この手のがあるのは知っていたが、お参りするのは初めてだった。なんとも言えない→少し休憩させてもらったのち、歌舞伎町にある川香苑という四川料理屋へ。O野瀬やMよの先輩?に当たる大先輩も合流し、故人の話や学生の頃からの共通の友人の噂話に花が咲く。川香苑はなかなか気に入った→DUGに河岸を変えて五人でスコッチをひと瓶→S田誘って久々にセカンドライン。ビール小瓶二本飲んで締め→平和に電車で帰宅。就寝時間不明。
7月22日(日) 終日宿酔いで横臥。主に腹痛→小腹が空いたのでカップヌードルでも食べるか、と思ったが、熱いものは食べたくないので水で試す。13〜4分くらいで私にはちょうどよかった。お湯で作るのに比べてさっぱりした感があるので、むしろ水で作ったほうが好みかもしれない→ギター練習。『In My Life』の自分のパートをすっかり忘れていた。夕方から夜にかけて練習して思い出したが、あと数歩→『バカボンのパパよりバカなパパ』『限界団地』を消化→『新座頭市 破れ!唐人剣』(原作:子母沢寛、監督:安田公義。勝新太郎、香川雅人、王羽、橋本力、浜木綿子、安部徹、森章二、花澤徳衛、寺田路恵、三波伸介、伊東四朗、戸塚睦夫、南原宏治、佐々木孝丸。1971、大映)。片方が盲人で、双方言葉が通じない、という設定は単純ながら人間の複雑な勘違いを生み心に響く物語を紡いでゆく。その設定だけで成功の端緒をつかんだような作品と思う。王羽(ワン・ユー/ジミー・ウォング)の出演作はほかに見たことはないが、よい役者→ギター練習。三曲をぐるぐるローテーションしたりしてみる。曲が変わると一発めはうろたえることも少なくないな。精進しなければ→午前5時就寝。
7月23日(月) 朝10時半起床→ギター練習。新曲五曲はなんとか次のスタジオに間に合いそうだ→DUの原稿(JKビジネスへの注意喚起)をだーっとまとめ。適当に書いたらちょうど規定文字数くらいになったので、あとは全体を整えれば明日にでも終わりそうだ。締め切りまでは一週間あるので、先方に確認してもらう時間も十分→夕方経堂に出て明月館で晩。軽くのつもりが久々の焼肉に舞い上がり食べ過ぎた→コルティに移転したカルディ(ややこしい)を覗いてみた。広くて商品を見やすいが、いつものチーズはなく、またポレンタの所在を尋ねたところ店には滅多に置かれないとのこと。何も買わずに出たが、店員はとても親切でよい感じだった→オダキューOXで軽く買い物して帰宅→入浴しなければと思いつつ午睡→夜起床。昼に買おうかなと思っていた安い機材についてA木さんなどからも情報を得たので、これは使えると思い注文→ギター練習。『Mother Nature's Son』は完全に忘れていた(思い出すところまでは進めたが)。『You've Really Got A Hold On Me』も恐らく。『Day Tripper』と『I Saw Her Standing There』はまあ大丈夫と思うので、今月中には追いつくか→シャワー→TV版『旗本退屈男』の本日の二話分見て、朝6時就寝。
7月24日(火) 昼過ぎ起床→午後、DU原稿提出→カレー製作。ダールのつもりがサンバルになった→ギター練習→『はったり青年紳士』(田畠恒男。三上真一郎、中村是好、泉京子、川津祐介、九条映子、石黒達也、坂本武、牧紀子、小林十九二、伊藤素道とリリオ・リズムエアーズ、大泉滉、トニー谷、由利徹、南利明。1961、松竹)。冒頭でいきなり大爆発が起きるとか、設計図がICBMと題されているとか、中村是好の「ハワイはいいぞ、暖かくて泳げるぞ」という台詞とか、大泉晃と由利徹と南利明の若さとか、三上真一郎と川津祐介が「カックン」というとか、薮からいきなり南利明がぬっと現れるとか、見所は多かったが、最期は特に何も解決せず肩すかしのまま終わっていった。なんだかよくわからない映画であった→『嫁の立場』(原作:宇野信夫、監督:西河克己。幾野道子、桜むつ子、須賀不二男、坂本武、水島光代、長谷部朋香、小林十九二、野添ひとみ、高松栄子、増田順二、紅あけみ。1953、松竹)。わかりやすい単純明快な物語で、人間のおろかさや可愛らしさを呑み込ませてくれる。44分と短い作品だが名作と思う→『ジャズ娘誕生』も見たが、酔っ払って内容失念。0時前就寝。
7月25日(水) 午前10時半起床→夜のリハの準備→クルマで宮前平。9月のライブに向けての初リハ。初回の、とっかかり的なリハとしては、何ができてないかが各自わかった点も含めてまあよかったか。次でどれくらい進んだかで、その後のやり方を見極めたい→元養老の滝に寄って一杯→平和にクルマで帰宅→シャワー→『ジャズ娘誕生』(原作:松村基生、監督:春原政久。丹下キヨ子、江利チエミ、刈屋ヒデ子、亀谷雅啓、殿山泰司、小杉勇、石原裕次郎、木室郁子、山田禅二、二本柳寛、天草四郎、三島謙、。1957、日活)。ダリかキリコかというタイトルバック(美術は木村威夫と佐谷晃能)から大島の椿油売りという展開に意表を突かれた(クライマックスで再び大島の油売りが出てくるのも意表を突かれる)。殿山泰司が悩める芸術家風なのが可笑しい(しかしトラブルの原因はすべて殿山泰司)。江利チエミは歌はもちろん台詞回しも最高。前半の展開がやや乱暴か。石原裕次郎は踊りもへたくそで色なし。子役の刈屋ヒデ子がやけに達者なのが印象に残る。最期の父娘対面には泣かされた(ポール牧の「ドーランの下に涙の喜劇人」という言葉を思い出したが)。小杉勇は名演→『お転婆三人姉妹 踊る太陽』(井上梅次。石原裕次郎、浅丘ルリ子、フランキー堺、ペギー葉山、岡田眞澄、芦川いづみ、長門裕之、轟夕起子、三橋達也、山本かほる、大坂志郎、柳谷寛、柳沢真一、ジョージ川口、桂典子、青山恭二、丹下キミ子、安部徹、高英男、木戸新太郎、キューピッド、南田洋子、月丘夢路、東谷暎子、北原三枝。1956、日活)。井上梅次らしく、初っ端のミュージカルシーンからしてダサい(タイトルバックはカッコいい)。『ジャズ娘誕生』と同時期の作品ながら、『ジャズ娘誕生』は江利チエミの欧米文化の吸収度がすごかったと改めて思う。でも和声ミュージカルとしてはこちらのほうが独創性があるのかもしれない。浅丘ルリ子が面白く、芦川いづみが可愛らしい。轟夕起子を囲んだミュージカルシーンも、爆笑ものだが可愛らしい。三人が煙草に酔う場面もよい。本作でも石原裕次郎はダサい(フランキー堺と岡田真澄は最高)。美術はとても素晴しい。『ジャズ娘誕生』と同じく終幕はなんだかミュージカルシーンの勢いで終わり、なんだか訳がわからないが、映画としては最高。役者が画面のこちら側の客に話しかけてくるのも可笑しい→午前5時半就寝。
7月26日(木) 午前11時半起床→昨夜もらった音源や譜面の宿題を片付ける→『たつまき奉行』(原作:陣出達朗、監督:マキノ雅弘。山村聡、加賀邦男、柳永二郎、片岡千恵蔵、佐久間良子、東千代之介、喜多川千鶴、多々良純、月形龍之介、千原しのぶ、進藤英太郎、明石潮、片岡栄二郎。1959、東映)。喜多川千鶴のツンデレ具合がとてもよい。基本的にいつもの楽しい千恵蔵だが、その点が特に印象に残った。とはいえ真犯人が暴かれていく課程は演出芝居ともに見事→『さいころ奉行』(原作:陣出達朗、監督:内出好吉。花婿、丘さとみ、進藤英太郎、片岡千恵蔵、片岡栄二郎、花房錦一、星十郎、浪人、香川良介、黒川弥太郎、北龍二、東千代之介、青山京子、吉田義夫、原健策、阿部九洲男、伏見扇太郎、高松錦之助、関根永二郎、中村時之介。1961、東映)。東千代之介扮する掏摸の「あの野郎何者だろう、江戸っ子かな?」という台詞が可笑しい。千恵蔵英太郎名コンビの感ありだが、その発端になる作品は何かなと気になった。千恵蔵が歌舞伎の花道に立つところ(成田屋と声がかかる)は、なぜ遠山金四郎に歌舞伎の所作ができるのかという気もするが、胸が熱くなるな。そして舞台にお白州の大道具という趣向に驚くやら大笑するやら。千恵蔵もここぞとばかり芝居がかっていて面白い→『さくら判官』(原作:陣出達朗、監督:小沢茂弘。柳永二郎、片岡千恵蔵、山形勲、品川隆二、鶴田浩二、薄田研二、北条喜久、伊藤雄之助、水谷良重、汐路章、東龍子、吉田義夫、三原有美子、林彰太郎。1962、東映)。伊藤雄之助がいきなり強烈。名優と怪優を足して二で割ったような役者だと思う。そしてツンとした顔の水谷良重がまた魅力的。金四郎が早い段階で正体を明かすのも面白い。鶴田浩二は大した殺陣はやらないが、血飛沫だけは派手、と思ったが後半はまあまあ迫力あった。子が父を裁く前の父子対話の場面には泣かせられる。名場面→といった一日。朝方就寝。
7月27日(金) 昼頃起床→『江戸っ子判官とふり袖小僧』(原案:豊永寿人、監督:沢島忠。美空ひばり、中村時之介、尾上華丈、田中春男、沢村宗之助、片岡千恵蔵、花房錦一、片岡栄二郎、ミス・ワカサ、島ひろし、喜多川千鶴、上田吉二郎、月形龍之介、雪代敬子、阿部九洲男、花園ひろみ。1959、東映)。囚人が遠山金四郎を讃える歌を歌う冒頭に笑う(ということは、戯作の中でない映画の中の現実世界でも、遠山金四郎が奉行だという構造か)。戯作者が投獄されて自作の朗読を始めるとその芝居の世界が展開される、という仕掛けは面白いし、その後煉瓦作りのセットで美空ひばりがラテン歌謡を歌い踊る場面(芝居の中のさらに夢の場面)はなかなかの破壊力。三人ひとりひとりの夢に付き合わされる片岡千恵蔵も可笑しい。そして何故か(箱根の山が近いからか)大天狗の姿で土地の権力者の屋敷に現れる千恵蔵も。あとミス・ワカサと島ひろしがときどき登場していい味を出している。美空ひばりも本作はいつになく女の色香を漂わしている→シャワー→夕方、高円寺ちんとんしゃんよりTV番組の素材撮りがあるのでサクラを命ぜられたので訪問。飲んでるうちに撮影隊が来て、いつの間にか帰って行った。キリンビール氏と久々にお会いし、近況をいろいろお伺いしたり、ちいちゃんがO形に懐いてたりと、面白い夜であった→夜8時くらいにおいとまし、サラハウスでクミンシードとマスタードシードを購入して帰宅。経堂ではピーコックで買い物→帰宅後即就寝。途中なんども渇きと尿意で目覚めた。
7月28日(土) 朝方目を覚まし、寝床で本日の句会に提出する句を詠んで投句してまた寝て、結局昼頃起床。夜中に雨が降ったのは覚えているが、起きてみたら雨は上がって晴れていた。しかしこのあとは果たして→『勢ぞろい喧嘩若衆』(原作:川口松太郎、監督:佐伯清。中村錦之助、東千代之介、大友柳太朗、堀雄二、三条雅也、星美智子、中村時十郎、角梨枝子、谷晃、原健策、明智三郎、千原しのぶ、片岡千恵蔵、朝雲照代、太田優子、恵川順子、加賀邦男、進藤英太郎、沢村契恵子、市川男女之助。1955、東映)。角梨枝子が中村錦之助にしなだれかかる形が見事。最期に遠山名裁きはあるが、基本的には白浪五人男のバリエーション(ほぼそのままと言ってもよいか)→賄い当番として、ケララフィッシュ(鯖)、ゴーヤのアチャール、クミンシード入りキャベツとピーマンのサラダなど製作→シャワー→ケララフィッシュ(鯖)はなかなかの出来。本日は酒抜き→『バカボンのパパよりバカなパパ』と『限界団地』終了。『限界団地』は見応えあったな→負け代スキャン→朝までギター練習。すっかり忘れていた『You've Really Got A Hold On Me』を思い出す。新たに打ち込んだベースパートのブレイク位置など調整。『Mother Nature's Son』も忘れていたが、だいたい思い出した。あとはイントロのフリーテンポのところか→朝6時就寝。
7月29日(日) 昼頃起床→サルサ・ダンスのレッスンをさぼって『You've Really Got A Hold On Me』の音源制作。一応形にはなったが、全体にリズムが甘いので、焦らずにもうすこしじっくり取り組むか→軽い昼食後シャワー→晩は軽いお菜だけで満足してしまい、早々に終了→ギター練習→『シャークネード4』(原題『Sharknado: The 4th Awakens』、監督:アンソニー・C・フェランテ。トミー・デヴィッドソン、シェリル・ティーグス、クリストファー・ショーン、アイアン・ジーリング、マシエラ・ルーシャ、コディ・リンリー、イマニ・ハキム、デヴィッド・ハッセルホフ、ライアン・ニューマン、タラ・リード、ゲイリー・ビジー、ステイシー・ダッシュ、スティーヴ・グッテンバーグ。2016、米The Asylum)。ラスベガスが舞台ということもあるかもしれないが(いやそれだけではなかろう)、初っ端からバカしか出て来ない。そして20分もバカやってからタイトルだが、このタイトル・バックがまたバカ気ている。主人公の妻が死んだはずなのにサイボーグとして蘇るとというのもメチャクチャで可笑しい。しかしなんでもネードつけりゃいいってもんじゃないよ。マトリョーシュカ状態の鮫の中からシェパード一家が次々助け出されるのには大笑した。あとエンドロールが異様に速いのはなんでだ(読めない)→『鮫の惑星:海戦記(パシフィック・ウォー)』(原題『EMPIRE OF THE SHARKS』、監督:マーク・アトキンス。シャマノ・セベ、アシュレイ・デ・ラング、ジャック・アームストロング、ジョナサン・ピエナー、タンディ・セベ、サンディ・シュルツ、ジョン・サヴェージ、ジョー・ヴァズ、カミラ・ウォルドマン、リーンディ・デュ・ラント、タピワ・ムスヴォスヴィ、タウリク・ジェンキンス。2017、米The Asylum)。科学的な鮫使いが世界を支配していて、そこに天然の鮫使いが対抗するという設定が面白い。悪役側ではジョナサン・ピエナーの怪演が印象に残ったが、全体的には平板な印象があったかな→『ロボシャーク vs ネイビーシールズ』(原題『ROBOSHARK』、監督:ジェフリー・スコット・ランドー。ナイジェル・バーバー、マット・リッピー、ヴァネッサ・グラッス、アレクシス・ピーターマン、アイザック・ヘイグ、ヴラド・ミハリロフ、アントン・トレンダフィロフ、ローラ・デイル、スティヴ・サイアズ。2015、加勃/米Syfy)。宇宙からUFOが放った謎のマシンを飲み込んだサメが一瞬にしてロボ・シャークに変身、というバカサメ映画。その謎のマシンもサメもロボ・シャークもCGがせこい。アレクシス・ピーターマンがなかなかいい味わい。その他の役者もバカ映画の割にはがんばっている印象(アレクシス・ピーターマンの娘役のヴァネッサ・グラッスが母親と同じような表情をしてみせるとか、ライバルのキャスター役のローラ・デイルの弾け具合とか)。SNSの絡め方もあっけらかんとしているがそれはそれで面白い。ビル・ゲイツ(役)が出てきて喰われるのも笑う。ロボシャークと娘がSNSでつながるというのは大爆笑だし新しい→朝7時就寝。
7月30日(月) 昼過ぎ起床→一曲一回ずつギター練習。ウォーミングアップなしで弾いても、間違いはほぼなかった。かくなる上は、しばらく(というかだいぶ)サボっていた運指などの基礎練習を再開しようかな→O形サイト更新(絵日記)。あとトップ画像も新しくなったので更新準備(8/1に更新のため)→夕方、やっとその気になり二千円ストラトのナット溝切り。何故か1弦がペグのところで切れたが、それは作業とは関係なさそうで、とにかく弦を緩めては溝切ってこれくらいかなというところで弦張ってチューニングしての繰り返し。面倒ではあるが、作業時間としては一時間かからなかった(TV版『旗本退屈男』一話分で完了)。弦が切れたのでついでに全弦張り替えて弦高も調整。かなり弾きやすくなったが、弦高は低くしすぎたかな(特定の弦の特定のフレットで少しびびる)。また弾きながら調整しよう→シャワー→『ロボシャーク vs ネイビーシールズ』再び。今日も笑った→アンプ通してギター何曲か弾いてみたが、びびりは聴こえなかった。しばらく様子見。それにしても、左手の力がほとんど要らなくなった→夜0時就寝。
7月31日(火) 午前2時、腹痛を覚えて起床。たいしたことはなかった→『スミス都へ行く』。(原題『Mr. Smith Goes to Washington』、原作:ルイス・R・フォスター、監督:フランク・キャプラ。クロード・レインズ、ガイ・キッビー、ルース・ドネリー、エドワード・アーノルド、ユージン・ポーレット、ボーラ・ボンディ、ジェームズ・スチュアート、アストリッド・オルウィン、ディック・エリオット、ウィリアム・デマレット、ジーン・アーサー、トーマス・ミッチェル、ディッキー・ジョーンズ、ハリー・ケイリー、ラッセル・シンプソン。1939、米Columbia Pictures)。ジェームズ・スチュワートが若過ぎて別人のようだが、ぼーっとした魅力は若い頃からのもののようだ。子供たちに慕われているという好人物を見事に表現している。未経験だが真っすぐな若者が真実を求めるのに時には暴力も辞さないという構図は『オペラハット』と同じか。ジェイムズ・スチュワートの法案提出の場面は感動的だった。ジーン・アーサーの説得からジェームズ・スチュワートが大人の男の顔になり、演説をして子供たちが新聞を作って配る流れも感動的。まとめ方がやや急ぎ過ぎだったが、名作だと思う→『我が家の楽園』(原題『You Can't Take It With You』、監督:フランク・キャプラ。エドワード・アーノルド、ジェームズ・スチュアート、クラレンス・ウィルソン、ライオネル・バリモア、ドナルド・ミーク、アン・ミラー、スプリング・バイントン、リリアン・ヤーボ 、サミュエル・S・ハインズ、ハリウェル・ホッブス、エディ・ロチェスター・アンダーソン、ダブ・テイラー、ジーン・アーサー、メアリー・フォーブス、チャールズ・レーン、ミッシャ・オウア、H・B・ワーナー。1938、米Columbia Pictures)。『オペラハット』『スミス都へ行く』と続けて観ていると、フランク・キャプラの建国時アメリカ主義的な側面を意識せざるを得ないが、話の中心にある浮世離れした家族は可笑しいし、その末っ子が現実的な世界とつながっているという構造も面白い。話は意外に退屈だが、出てくる人たちがみんなちょっとずつ可笑しいというのが、途中までの印象。と思ったが、この三本の中では一番じわじわと面白いかもしれない。そしてフランク・キャプラという男は正義や友情を信じているのだなと思った→午前10時頃就寝→午後起床→夕方遅く乃木坂に出て、ビルボード東京にてカーラ・トーマスのライブ見物。どうしても思い出すのは父ルーファス・トーマスのことだが、ルーファス・トーマスという人のことを知ったのは、35年くらい前だったかな。

先に知ったのはスペシャルズがやった『Do The Dog』だったが(あっそうか、ストーンズの『Walking The Dog』もか)、その後どういう経緯でルーファス・トーマスに辿り着いたかはよく覚えていない。よく覚えていないが、ルーファス・トーマスを知った直後は“メンフィスの江戸家猫八”などと言って笑いながら、聴けば聴くほど好きになって行ったものと記憶する。その頃の記憶は、楽しかったことしか残っていない。

や、ということは、ルーファス・トーマスよりも娘のカーラ・トーマスのほうを先に聴いていたことになるのか(オーティス・レディングとの『Tramp』を聴いたのは40年弱前の中学生の頃だったと思う)。今さら気づいた。

今から30年前の1988年には、幸運にもルーファス・トーマスのライブを体験することができた(九段会館にて)。今となっては多くを覚えていないが、死ぬまで忘れないライブだと思っている。

その来日の際は娘カーラ・トーマスも一緒だったが、そのカーラが妹のバニーズ・トーマスとホッジズ兄弟を引き連れてやって来たわけだ。当然聴きに行った。

私の貧弱な聴き手としての素養では、聴いている最中は感極まったというほどではなかったが、帰宅して落ち着いて思い返すと、やはり感極まってたかもしれない。いやけっこう騒いでたな。

しかしその騒ぎたいという気持ちや騒ぎ方が、自分からなにか頑張らなくてもホッジズ兄弟はじめとするバンドの音とトーマス姉妹の歌を聴いてて自然に溢れ出てくるという感じであった。よい体験をした。

関西の人は、明後日(もう明日か)聴きに行けるんだよなあ。羨ましい。

→ライブはT後とSげる君とご一緒したが、終演後は早々に解散し平和に電車で帰宅→シャワーで汗流して水カップそば食べて就寝。午前1時頃。

2018年07月20日

7月まとめ(11〜20日)

7月11日(水) 午前11時起床→『In My Life』サイドギターのタブ譜作成。ゼロから手入力もできた。面倒だが、MIDIから起こしても結局全体直すので、手間は同じか→久々にカレー製作→シャワー→『悪名一代』(原作:今東光、監督:安田公義。田宮二郎、勝新太郎、森光子、近江輝子、杉山昌三九、浜田ゆう子、勝山まゆみ、上田吉二郎、長門勇、坪内ミキ子、小池朝雄、早川雄三、本間文子。1967、大映)。冒頭、森光子が登場して勝新に話しかける場面の味わいがなんとも言えずよい。さすがだ。勝新がトラックを止めて浜田ゆう子を救い出す場面のなんとカッコいいことか(行き着く先が峠の茶屋というのがまたなんともよい)。長門勇が柔らかなままでぐっと重々しく凄みがあるのもすごい芝居だと思う→『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(原作:江戸川乱歩『パノラマ島奇談』ほか、監督:石井輝男。吉田輝雄、高英男、土方巽、由美てる子、加藤欣子、小畑通子、賀川雪絵、小池朝雄、田仲美智、由利徹、大泉滉、上田吉二郎、木山佳、大木実、葵三津子、笈田敏夫。1969、東映)。土方巽の踊りはこうしてせこいTVモニタで見てもものすごいが、しかしその起用(暗黒舞踏団も含めて)は今となっては安易に思えないこともない。前半のテンポが悪いのもそう思ってしまう要因だろうか。小池朝雄が地味な怪演。『パノラマ島奇談』以外の原作がなにかわからないが、なんだか横溝正史を混ぜてしまったような感触もあり、その点は頷けないかな(と思ったら人間椅子と屋根裏が終盤で使われていて拍子抜けした)。パノラマ島に暗黒舞踏団しかいない、というか題名通り奇形人間の島だというのも不満であった。『パノラマ島奇談』のよさがまったく理解されていないではないか。と思ったが、終盤の小池朝雄の女装でそんなことはどうでもよくなった。しかし途中で脱落→『美女vs液体人間』見始めるが冒頭のテンポの悪さに退屈して途中で就寝。夜0時頃。
7月12日(木) 午前11時起床→画伯よりTシャツ届く。うれしい→B電子より新譜の広告文案制作依頼。音源も聴くが素晴らしい。いろいろ確認のやり取りなど→音源聴いているうちに広告文案書けてしまったので、ひとまず初稿として提出→シャワー→画伯からソウルTシャツ届いたのでそれ着て外出。202でピザ食べてから青山、と思ったが定休日だったので、しらかめで一杯。新しいアルバイトの青年が入ったそう。一橋大学の野球部所属だそうだ→少し早めにブルーノートに着き、ウェイティングバーで一杯。ここでは酒はやめておいた→さて6年ぶりのホリー・コール(前回は2013年1月)。練りに練られた上に程よさを感じさせる編曲と演奏に痺れる。ホリー・コールの歌の表現力も深さを増したように思えた。『They Can't Take That Away From Me』で泣く。堪能した。曲目は、

01 Trust In Me
ドラムをボンゴやコンガのように手で叩き、ダークな感じのラテン風味を醸し出していた
02 Charade
曲の要所要所でのリズムの変化が見事
03 Get Out Of Town
04 Cry (If You Want To)
05 They Can't Take That Away From Me*
06 Bye Bye Blackbird
ベースとデュオ。スキャットを大胆に取り混ぜた歌唱
07 Me And My Shadow
ピアノとのデュオ→ベースとのデュオ→全員、と進行
08 We've Got A World That Swings*
09 You've Got A Secret
ドラム叩かれず、一曲丸ごと客と一緒にフィンガースナップ
10 Down, Down, Down
11 Everybody Loves Somebody Sometime*
12 Ain't That A Kick In The Head*
13 Que Sera, Sera
ベースのアルコ・ソロにいい具合にディレイが効いていた
14 Calling You
enc Crusin'
(*は新譜『Holly』収録曲)

→地下鉄で四谷三丁目に移動し、bar dressで一杯。ラムを扱うようになってから、カクテルも楽しめるようになったようだ。xyzに始まり、オリジナルの<カトウジュンコ>、そして私の名前をつけてもらった<アオキオサム>をいただく→きちんと電車で帰宅。小腹が空いたので何かすすってから就寝。午前3時頃。
7月13日(金) 昼前起床→画伯に送るCD-R制作など。ついでにホリー・コールの音源を昨夜のライブのセットリストの通りにまとめてみたりなど→本日のPFはメンバー宿酔いのため中止→シャワー→昨日だったか一昨日だったか、『Dizzy Miss Lizzy』に『Manbo No.5』を掛け合わせたら面白かろうと思いついたのを、GarageBandで大雑把にまとめてみる。ものすごく面白いというわけではないが、お祭り感は出るかな。この週末でもう少し詰めてみよう→午前3時過ぎ就寝。
7月14日(土) 朝10時半起床→まことやが、石巻カレーら〜めんの売り上げをすべて西日本豪雨災害の被災者に寄付するというので、その心意気やよしと早速訪問。聞けば材料のひとつである鯨カレーの缶詰は木の屋石巻水産から提供されているとのことだが、作る手間などを考えたら尊いことだと思う。少しでも売り上げになればと、ビールをいつもより余計に、あとおつまみのチャーシューやラーメンには味付け煮卵を追加。汗をたっぷりかいて爽快であった→コルティのツタヤで丸山明宏のほうの『黒蜥蜴』を借りようと思ったら、今年5月に閉店していた。カルディの開店(移転)もまだであった→オダキューOXで買い物して帰宅。帰途は往路よりも日が照ってバテる寸前まで行った→冷房強めにして夕方まで午睡→『Dizzy Miss Lizzy』、ギターソロも含めてラフな編曲出来。ひとまず発表→『男はつらいよ 幸福の青い鳥』(原作・監督:山田洋次。倍賞千恵子、前田吟、佐藤蛾次郎、吉岡秀隆、渥美清、イッセー尾形、関敬六、桜井センリ、三崎千恵子、下絛正巳、マキノ佐代子、美保純、不破万作、すまけい、志穂美悦子、太宰久雄、長渕剛、じん弘、出川哲朗、笹野高史、笠智衆、有森也実。1986、松竹)。志穂美悦子は強さだけでなく可愛らしさも兼ね備えた女優だと思っているが、専らその可愛らしさを発揮した作品と思う。長渕剛の芝居がよいのに、今さらながら驚いた。寅次郎の恋があっさりしている(惚れはするがあまり悩んだ様子を見せずに若者に譲る)のも、本作の特徴か→『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』見直して完遂→朝方就寝。
7月15日(日) 午前中に起床するも、なんとなくだるく、夕方まで眠ったりときどき起きたり→シャワー→半年ぶりにカルパシで晩。今週はジャパニーズターリだったが(日本特有の四季を感じる素材とスパイスを使用した日本とインド亜大陸の融合、とのこと)、こうなってくると、インド料理というよりは、各種スパイスをインドの知恵に学んで巧みに取り入れた今までにない日本料理への挑戦、という趣か。しかし食事の最中はそんなような七面倒なことなど考えずに、ただただ満足。昨年の春、友人にそそのかされて各種スパイスを揃えインド料理を恐る恐る自分で作り始めてみたとき、少し慣れてきたところで肉じゃがや蒟蒻のピリ辛といった日常的な惣菜や、あるいはおみおつけなどにいろいろスパイスを混入させてみる悪戯をしてみたことがあるが、今日の定食をいただいて、また家でもそんなことをしてふざけてみたくなった。家でやる分には、被害が出たとしても被害者はO形と自分自身だけだから、躊躇することはあるまい→『座頭市あばれ火祭り』(原作:子母沢寛/宇野信夫『雲の別離』を一部援用、監督:三隅研次。勝新太郎、森雅之、なべおさみ、吉田義夫、吉行和子、仲代達矢、長沢純、金田龍之介、西村晃、近藤洋介、大原麗子、ピーター、正司敏江・玲児、田中邦衛。1970、ダイニチ映配)。勝プロ制作で、脚本に勝新が参加(山田隆之と共同執筆)。タイトルバックの、画面を二分割しての座頭市と犬の追いかけっこが可笑しい(真ん中にクレジット表示)。序盤はすぐに殺されてしまう吉行和子の美しさも含めて、森の中の木漏れ日の中での殺陣など絵的/映像的な美しさが印象的。湯船での殺陣の。始まる前の緊張感もたまらないが、その後の桶のくだりなど笑いもあり。短い殺陣はほかにもいくつかあって、殺陣の鮮やかさで言えば本作はシリーズ中かなりの上位に位置するかもしれない。ピーターと大原麗子の可愛らしさも好ましい→午前3時頃就寝。
7月16日(月) 朝9時半起床→朝食にスープを作ろうと思い、先日高円寺のサラハウスで買い求めたパプリカを使ったら、チリペッパーだったので憮然。ラベルのない袋詰めだったので、棚から取ってもらうときに店員が間違えたようだ→バンド資料作成作業など。あと部屋の掃除1/3くらい→午睡→ポークワラット仕込み→シャワー→カチュンバル、サンバル、インゲン胡麻クミンシード汚しなど製作→『オペラハット』(原題『Mr. Deed's Goes to Town』、原作:クラレンス・バディントン・ケランド、監督:フランク・キャプラ。ジョージ・バンクロフト、ライオネル・スタンダー、ダグラス・ダンブリル、ハリー・C・ブラッドリー、ゲイリー・クーパー、ジーン・アーサー、レイモンド・ウォルバーンルース・ドネリー、ジョン・レイ、H・B・ワーナー、グスタフ・フォン・セイファーティッツ。1936、Columbia Pictures)。テューバ吹きが主人公という映画はほかにあるだろうか。その点が非常に面白く、80年も前の作品ながら現代にも通じる主題がふんだんにあり、文句なく面白い映画ではあるのだが、主人公の、田舎者で善良で純粋で粗野で子供だが正義に忠実で自分に正直という人物設定は、頭ではわかるのだがなんとなくしっくり飲み込めなかった。人物造形が人為的に過ぎるのかもしれない。あとやはり暴力が肯定的に描かれているのは、今となっては評価の難しい点だろう→晩のあとすぐに眠くなり、夜11時過ぎ就寝。
7月17日(火) 午前1時半起床→『Anna』と『Dizzy Miss Lizzy』のコード構成譜、タブ譜、パートごとの音源など作成→『オペラハット』復習→朝方就寝→昼過ぎ起床→菅原文太主演のテレビ朝日傑作時代劇シリーズの一本『へそ曲がり新左』を見る。菅原文太は高倉健と比べると(比べる意味があるかどうかは別にして)役者として幸福だったのではないだろうかと思った→郵便局に寄って画伯に頼まれていたCD-R送付したのち、桜ヶ丘中学の辺りまで歩いて出て、バスで三軒茶屋→キャロットタワー内のカルディでいつものチーズを購入→Stage PFにてセッション遊び。本日はA木さんのみでB電子は参加せず(『ギターマガジン』の日本のジャズ特集を預けておいてくれた)。あと上司の退職祝いのライブをするという会社員ふたり組と、ジャズ・ボーカルの先輩(サックスも吹くらしい)。いろいろ入り混じって『Come Together』『雨を見たかい』『二人のシーズン』『青い影』『All of Me』『枯葉』『いそしぎ』など。まあまあ楽しかった→タクシーで帰宅→ぶっかけそうめん作ってもらってすすって就寝。午前2時頃。
7月18日(水) 朝9時半起床、宿酔いにつき老父訪問を二時間遅らせてもらい(先週もか)、二度寝→昼起床→深水庵、サミット、クリエイト。老父は熱中症の様子もなく元気そうでなにより→帰途、頼まれた週刊朝日最新号を購入→帰宅後シャワー→5時くらいから飲み始める。『青春かけおち編』(原作:つかこうへい 、監督:松原信吾。風間杜夫、永島敏行、名古屋章、大竹しのぶ、杉浦直樹、岸田今日子、田中健、柄本明、正司歌江、渡辺えり子、酒井敏也。1987、松竹)。いい脚本といい役者が揃えばいい映画ができる、ということの好例のような映画。杉浦直樹、岸田今日子、大竹しのぶの家族がお金持ちなのになんとも安っぽいのが可笑しいが、その辺りの表現も見事→夜7時頃就寝→夜10時過ぎ起床→『Fly Me To The Moon』のギター練習始めるも、自分で編曲したのにまったく忘れてしまって憮然。譜面を見ながら練習するとポジションがすぐにわからずイライラするので、ちょっと考えた末に、ギターのポジション表を作り、そこに各コード(小節)ごとのポジションを書き込んで覚えることにした→O形の応募用原稿まとめ作業→その後朝まで『Fly Me To The Moon』。なんとかひと通り弾けるようにはなった。あとは編曲時に単純化した部分の味付けが必要→結局昼頃まで起きてたかな。『この愛の物語』(原作:つかこうへい、監督:舛田利雄。近藤真彦、森本レオ、中村雅俊、根津甚八、三上寛、和由布子、近藤花恵、藤谷美和子、原田芳雄、泉谷しげる、大滝秀治、南田洋子、ジェリー藤尾。1987、松竹富士)見て就寝。『青春かけおち篇』に比べると役者が落ちる。原田芳雄と根津甚八と(ちょい役だが)ジェリー藤尾と、あと大滝秀治は素晴しいが、近藤真彦は腕利きのスタントマンの割には体つきがだらしないのはいただけない(少年なのに中年の体格)。同じ時期の映画なのになんでこんなに差が出てしまうのかな(監督は違うのだけれども)。藤谷美和子も思ったより大根だが、まあ可愛くはある。昔の原宿の風景が見られるのはなつしいしうれしいかな。終盤のカースタントの場面は大したものだと思うが、しかし87年のとき私は22歳、封切り時に見てたら(主に好みの問題だが)酷評していただろうなと思う。
7月19日(木) 午後起床→ギター練習続き→『笑点特大号』の桂歌丸追悼番組と、その後の大喜利三本→O形に『この愛の物語』を見せてそのひどさを共有する→O形作品をジャンプルーキー!に投稿→引き続きギター練習。ようやく迷わずに弾けるようになってきた→午前4時就寝。
7月20日(金) 午前11時半起床→昼過ぎ、湯島まで出てぶらぶら御徒町。金継研究会の暑気払いで吉池食堂。初めて訪れたが、のびのび飲める開放的な場所でよかった。酒も酒肴もよい。混まない時間帯なら穴場だな→会食後は地下と一階の売り場で、上で食べてうまかった桜鱒の干物のほかいろいろ買い物→アメ横に移動し大津屋商店でコリアンダー、パプリカ、トゥールダールを購入。続いて十三やで椿油を買い、ちょいと小腹が空いたので蓮玉庵でそば手繰って帰る→帰宅したらお隣の坊や(なんと来年小学校に上がる)がお母さんと自転車で遊んでいたので、しばし歓談→帰宅して午睡→夜10時頃起床し、本日購入したしじみの砂抜きなど→夜中にあさりのおつけ作って就寝。

2018年07月10日

7月まとめ(1〜10日)

7月1日(日) 夜中に一度起きたが、結局昼前起床→S石君が個人で始めたというSNSにアカウント登録していくつか投稿し、要改善点などを報告→『Fly Me To The Moon』と『In My Life』のデモ音源仕上げ。ギター入れ直しと歌の旋律を追加→あとは特に何もせず、夜0時頃就寝。
7月2日(月) 午前4時起床、O形サイト更新(絵日記)→風呂→朝方再度就寝→昼前起床→朝食後すぐ午睡→夕方『セーラー服と機関銃』の編曲に着手→『忍術三妖伝(自来也)』(原作:比佐芳武、監督:マキノ正博。市川正二郎、河部五郎、水原洋一、志村喬、宗春太郎、香川良介、片岡千恵蔵、星玲子、瀬川路三郎。1937、日活)。今となっては特撮は稚拙なものだが、それでも見ていてわくわくするのが面白い→『パパVS新しいパパ』(原題『DADDY'S HOME』、監督:ショーン・アンダース。ウィル・ファレル、オーウェン・ヴァッカーロ、スカーレット・エステヴェス、リンダ・カルデリーニ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、マーク・ワールバーグ、ハンニバル・バレス、ボビー・カンナバール、オリヴィア・ルネ・デュペペ、ビル・バー、アレッサンドラ・アンブロシオ、ジョン・セナ。2015、米Paramount Pictures)。下世話な笑いと子供たちの可愛らしさと人間同士のいがみ合いや暖かさの塩梅がよい感じ。邦題だけで見てみた映画だが当り。エンドロールの曲は『Come and get It』(Eli Paperboy Reed)かな→結局金宮酎ハイを8杯飲んで就寝。0時頃。
7月3日(火) 朝9時起床→昼過ぎに出発して、まずはJazzKeirinで昼。創作でないうどん(納豆ぶっかけ)で軽く。創作でないのは初めてかもしれないが、うどんも出汁もうまいので今後悩むな→京王線で京王稲田堤に移動し、河原でビール飲んで時間つぶしたのち、たぬきやでF式氏、galabox嬢、Yピンと合流。シャッターが閉まっていてこりゃ休みかと諦めた瞬間におばちゃん現れ、無事入店。意地汚くも、早く開けろとばかりにシャッター開けるの手伝ってしまった→あとは前回と同じく開店から閉店まで。楽しかったが記憶なし。今回も焼きそばで〆た→稲田堤駅近くの餃子飲み屋でもう一杯→平和に電車で帰宅(のはずだが記憶はない)。帰宅後即就寝。
7月4日(水) 朝9時起床、宿酔い。老父の用事を二時間遅れにしてもらう→K木さん来訪。角の家が取り壊されたあと時間貸しの駐車場になるのだが、塀を作ってもらいたいのでその交渉に参加してくださいとの由。ふたつ返事で受ける。もっとも私がいて役に立つかはわからないが→老父と昼食および買い物付き添い(深水庵、サミット、クリエイト)→帰宅後シャワー→『セーラー服と機関銃』のギター練習しつつ、編曲詰める→晩のあともギター練習。だいぶ追い込めた。あとひと息→午前1時頃就寝。
7月5日(木) 朝9時起床、白湯→『女囚さそり 第41雑居房』(原作:篠原とおる、監督:伊藤俊也。梶芽衣子、小松方正、佐藤京一、渡辺文雄、室田日出男、戸浦六宏、伊佐山ひろ子、白石加代子、賀川雪絵、荒砂ゆき、八並映子、石井くに子、田中筆子、高月忠、小林稔侍、伊達弘、笠原玲子。1972、東映)。冒頭から梶芽衣子の渡辺文雄への逆襲、驚いて腰を抜かして小便を漏らす戸浦六宏、『天然の美』に乗せて暴れ始める女囚たち(特に白石加代子)、猛犬に吠え立てられながら木に括り付けられる梶芽衣子、ふざけた強姦シーンと最高の展開。家のせこいTV画面からでも溢れ出てくる熱量がものすごい。屋台崩しから老婆(田中筆子)登場それからレズシーンを経て各女囚の罪を義太夫で紹介していくという展開も狂っている。最期の、渡辺文雄の義眼の中で笑いながら女囚たちが走り去る場面は感動的→『女囚さそり けもの部屋』(原作:篠原とおる、監督:伊藤俊也。梶芽衣子、成田三樹夫、渡辺やよい、神太郎、藤木孝、真山知子、森みつる、南原宏治、李礼仙、太古八郎、佐藤晟也、八名信夫、関山耕司、高野隆志。1973、東映)。今回もいきなり梶芽衣子が成田三樹夫の腕を包丁でねじ切り、その腕をぶら下げたまま街中を走って逃げるという衝撃の冒頭。セットの作り物感はこれまでになく増している印象。李礼仙の役作りがまたものすごく、前作の白石加代子といい、本物の役者が興味を持って挑みたくなる作品ということが偲ばれる。太古八郎が一瞬登場するスナックの場面の編集が新鮮。梶芽衣子の指名手配ポスターがまるでなにかのプロモーションのようなのもよい味わい。終盤で獄中の李礼仙に狂気が感染していくところは簡素ながら鮮やかな演出だった→『女囚さそり 701号怨み節』(原作:篠原とおる、監督:長谷部安春。梶芽衣子、細川俊之、土方弘、大下哲矢、佐藤晟也、土山登士幸、大泉公孝、田村正和、渡辺やよい、伊達弘、金井由美、初井言栄、楠田薫、森秋子、根岸明美、安藤純子、中原早苗。1973、東映)。前半、演出的にはこれまでと比べて地味な印象。監督(本作のみ長谷部安春)の違いの現れだと思うが、絵創りよりも人物描写に重きを置いている印象で、しかも梶芽衣子よりも田村正和の怨みを軸に物語が動いているように思える。単に学生運動を素材にすると生臭さが増すということかもしれない。もっとも、後半で女子刑務所が舞台になると、これまで通りの荒唐無稽で素晴しい世界が繰り広げられるが、やはり最終的に物足りなさは残るかな→ギター練習→シャワー→『学生社長』(原作:中野實、監督:川島雄三。鶴田浩二、川喜多雄二、桂小金治、高橋豊子、大坂志郎、小林トシ子、角梨枝子、東谷暎子、日守新一、桜むつ子。1953、松竹)。朗らかな掏摸映画。日守新一の落剥した老掏摸とそれに説教する学生の鶴田浩二がなんとも言えずよい。学生たち(鶴田浩二、川喜多雄二、桂小金治)と日守新一と若くて多少は屈託があるが朗らかな娘たち(小林トシ子、角梨枝子、東谷暎子)の構図がすっと胸に落ちて、そこに高橋豊子の社長夫人(明)と、大坂志郎の若い掏摸(暗)がよいアクセントとして存在する(それを中間調で結ぶ桜むつ子のなんと妙なることか)。高橋豊子の登場について言えば、電車の中で転んでぶつかるのがのちの掏摸の登場を暗示している。というようにすべて言葉で説明できる線で引いたようななんとも明確な構造を持ちながらも、見ていたらそんなことを気にせずに見る者の気持ちに迫ってくるのが素晴しい。アマチュアマジシャンクラブの場面(社長が老掏摸とひとり二役)も面白い。『州崎パラダイス 赤信号』を彷彿とさせるすれ違いもあり。しかし見終わってこんなに感動するとは思わなかった→『花吹く風』(原作:北条誠、監督:川島雄三。龍崎一郎、堺駿二、紙京子、進藤英太郎、市川春代、大木実、青山宏、幾野道子、富本民平、藤代鮎子、神楽坂はん子、コロムビア・ローズ、夏川大二郎。1953、松竹)。いつもは軽薄な可笑しさのある進藤英太郎が重厚に登場(あとで軽薄な味わいを覗かせるが)。大木実が好青年なのも新鮮。龍崎一郎の誠実そうな一面と腹黒くて計算高くかつ粗暴で色悪な一面との二面性の表現がすごいし、それに翻弄される女たち、さらにその周辺でいろいろな態度で見守る男たちの配置の妙に感心した。特に終盤の畳み掛けるような物語と登場人物の心の動かし方には目を見張った→多分朝方就寝。
7月6日(金) 昼頃起床→『セーラー服と機関銃』とりあえずのリードギター入れて発表。まだやるかどうかは不明→午睡→夜Stage PF。本日はB電子のほかは、豹柄男、歌の上手い会社帰りの三人組、ジャズ・ギタリスト。豹柄以外とはビートルズやジャズをセッション。なかなか楽しかった→タクシーで帰宅。
7月7日(土) 午前11時頃起床→宿酔いというほどではないが、なんとなくだるいので、サルサダンスレッスンを欠席→昼過ぎまで寝てから『すいばれ一家 男になりたい』(原作:田中小実昌、監督:鈴木則文。山城新伍、賀川雪絵、宮園純子、小桜京子、潮健児、秋山勝俊、沢彰謙、有島一郎、ルーキー新一、時美沙、若水ヤエ子、南利明、八代万智子、小池朝雄、遠藤辰雄、池田雪路、関山耕司、田中小実昌、遠藤かほる、谷村昌彦、那須伸太朗、菅原文太。1971、東映)。爆発的な笑いはないが、くすくす笑いがずっと続く。菅原文太の登場や活躍が(一応事前説明はあったものの)唐突だったり、話や登場人物の設計が適当過ぎるような気もするが、そんなことは関係なく面白い。不発弾一発で決着がついてしまうのに、その直前に刺し殺される潮健児がなんとも哀れ→『新東京行進曲』(原作:入江徳郎/辻本芳雄/戸川幸夫、監督:川島雄三。安井誠一郎、高橋貞二、小林トシ子、三橋達也、多々良純、須賀不二男、日守新一、大坂志郎、北原三枝、淡路恵子、北上弥太朗、桂小金治、望月優子、坂本武、松井翠声、沼尾釣、藤山一郎、奈良光枝。1953、松竹)。小学校の同級生男性六人と、彼らを偶々巡る三人の乙女の清々しい青春群像と恋の鞘当て。主要な登場人物の多さをさり気なく料理しているのが見事。脚本のよさもあるのだろうが、本作もまた『州崎パラダイス 赤信号』を彷彿とさせるすれ違いあり。初々しい淡路恵子も見物。終幕のミス職場の発表会とボクシング勝者の挨拶が同じ会場でそこに六人と三人が全員集合というのは、いささかご都合主義に過ぎるか→九月のライブの曲目・曲順や本番までの進め方などまとめ→夜日記など書いてから寝ようとしたら軽い目眩を覚え、風呂も歯磨きもサボって就寝(夜半に目が覚めたので歯磨きだけはした)。
7月8日(日) 昼過ぎ起床。目眩はないが、少しぼおっとする→シャワー→夕方四時より、K木さん宅あとに作られた時間貸し駐車場の塀の問題について、駐車場運営会社とこちらの横丁住民との話し合いに参加。こちら側の要望は代表者を通じ伝わっているはずだが、運営会社側はのらりくらりと躱そうとしている印象。そもそも本日から最後の工事と開業までの間がなさ過ぎるので、こちらの要望が実現する可能性はかなり低いと感じられ、そういう状況を敢えて作ってから形だけ話し合いに応じた、という邪推もしてしまった。ただ、もともと地主は塀を建てる意向で、その言質は非公式にでも取ってあるようなので、弁護士を立てれば解決に向かうかなという手応えもあり。といったところで、地主が責任を持って塀を立てる旨連絡が入り、話は一気に解決。その努力を運営会社が積極的に行おうとしなかったことには大いに疑問が残るが、彼らは彼らなりに彼らの常識の中で硬直化した仕事しかできないということだろう。明日地主代理(娘)に改めて確認し、今後の動向が明確になる模様。ひとまず、塀を建てることが決まれば塀の工事が終わるまでは駐車場の運営を開始しない、という言質は取ったのでひと安心。ご近所の結束も固まりなんだか祭のような趣もある、夏の珍事であった→解散後、話し合いの録音した部分からポイントを抜粋。音声データとともに代表者にお渡ししようと思ったらお留守であった→夕食後午睡。『笑点』は歌丸追悼特別編であった→『盲獣』(原作:江戸川乱歩、監督:増村保造。緑魔子、船越英二、千石規子。1969、大映)。息子(船越英一郎)にはこの役はできまい、というのが最初の印象。船越英二の独白のゆったりとしたテンポに呼応するような夥しい数の女の各部位の彫刻を見せていくねっとりとしたテンポがよい。しかし盲獣の作った女体部位の彫刻(大道具)は、どんな素材でどれくらいの時間をかけて作ったのだろう? 作り上げるのが難しいい映画だろうし、退屈させないように仕上げるのも困難があるだろうが、ほとんど緑魔子と船越英二のふたり芝居なのだが、このふたりだからこその面白さ、可笑しさ(あるいは退屈させない要素)は確かにあると思った(その人選や活かし方も監督の力量なわけだが)。終盤にかけての相互SMのような展開にはなんだか引き込まれてしまう。母親殺しとかある種の成長譚は原作の時点で主題に含まれているのかもしれないし含まれてない気もするが(原作要確認)、千石規子(多分)唯一のアクションもの、とか、嫁姑問題を独自の視点で描いた、とかわざと考えてみても面白い→『黒蜥蜴』(原作:江戸川乱歩、戯化:三島由紀夫、監督:井上梅次。大木実、京マチ子、中条静夫、川口浩、三島雅夫、叶順子、大庭健次朗、長田健二、竹村南海児、緋桜陽子、久里千春、小笠原まり子、目黒幸子。1962、大映)。『嵐を呼ぶ男』よりも『素晴しき男性』の井上梅次らしいセンスのない魅力が炸裂。京マチ子が男装で踊りながら去っていくところなど最高。その後はミュージカル展開になり大爆笑。椅子に隠れているという設定の明智小五郎の声がくぐもっているところとか、剥製が踊り出すところとか、かなり可笑しい。とても好きな映画→録画整理して、午前4時頃就寝。
7月9日(月) 朝9時起床→代表者に音声データとポイント抜粋を渡す。立ち話していたら昨日参加されていた古老も顔を出され、しばし今回の紛争とは関係のない別の紛争やご近所の話伺う→朝食に粥→午後千歳船橋方面にて買い物。仙味洞で早お夕飯に蕎麦食べて揚げ玉もらって帰ろうかと思ったが、開店には微妙に早かったので八兆で冷やしかき揚げ蕎麦手繰って帰宅→『旗本退屈男』消化→九月のライブの資料作り。フとセをゴニョゴニョ。明日までに○の内の三曲分を完成したい→風呂→『006は浮気の番号』(近江俊郎。若宮隆二、由利徹、白川晶雄、人見明、三沢あけみ、佐山俊二、花岡菊子、南利明、千葉信男、松村達雄、勝三四郎、近江佳代、川上正夫、内田高子、杉狂児、園浦ナミ、三鈴恵以子。1965、日活)。話の構成は少し面白かったが、なんだか特に感想なし。由利徹が口から泡を吹いたところのアップで終わるのは、ちょいと趣味が悪くセンスがないと思った→『土俵物語』(原作:水島欣也、監督:村山三男。房錦、志村アナウンサー、見明凡太朗、伊藤一臣、石上正二、村瀬幸子、大山健二、若松親方、真塩洋一、朝汐、海野嘉夫、田中三津子、山口健、若松夫人。1958、大映)。地味な作品ながら、相撲にそれほど興味がなく知識もない私も途中からぐいぐい引き込まれた。見明凡太朗と村瀬幸子が達者なのが大きいが、房錦など相撲取りの素人芝居が意外に胸を打つ。両国駅での稽古や昔の地方巡業など相撲の知らない一面に触れられるるのも面白い→午前2時頃就寝。
7月10日(火) 午前11時過ぎ起床→『Fly Me To The Moon』『In My Life』『セーラー服と機関銃』のコーラスパートを作成し、コード構成譜や歌詞カードとまとめて関係者に送付→シャワー→バンドに小言→『結婚作戦』(原作:竹森一男、監督:吉村廉。笹森礼子、若水ヤエ子、水木京二、久里千春、石崎克巳、三崎千恵子、松尾嘉代、進千賀子、山田吾一、杉山元、大滝秀治、沢本忠雄、由利徹、藤村有弘、大泉晃。1963、日活)。笹森礼子が歌う主題曲が可愛らしくへたくそでとてもよい。身分の差というものがまだある時代の話だが、異なる身分同士できちんと相手のことを思いやり尊重している様子が、夢物語だとしても素晴しいと思う。気持ちのよい映画→『蒲田行進曲』(原作:つかこうへい、監督:深作欣二 。蟹江敬三、原田大二郎、風間杜夫、平田満、萩原流行、佐藤晟也、高見知佳、松坂慶子、志穂美悦子、真田広之、千葉真一、清川虹子、岡本麗。1982、松竹)。30年ぶりに観ると、ヤス(平田満)の従順さが孕む狂気が見えてきて、その分昔観たときよりも面白さを感じた。松坂慶子の、女のいろいろな面を見せる芝居も改めてよいなと思う。挿入歌が『恋人も濡れる街角』という点だけが残念→午前2時頃就寝。

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