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8月まとめ(21〜31日)

8月21日(火) 0時起床→原稿修正作業。午前3時前に終了→一杯やりながら『旅はお色気』(黒田義之。香川良介、島田竜三、山本弘子、尾崎和枝、小林勝彦、近藤美恵子、毛利郁子、丹羽又三郎、市川雷蔵、浦路洋子、真城千都世、勝新太郎。1961、大映)。なんとも呑気でいい時代劇だった。感動などはぜんぜんしないのだが、折に触れて繰り返し観たいと思う→午前4時半就寝→午前9時半起床→TV朝日『じゅん散歩』の高円寺の回見る(ちんとんしゃんが出ているというので)→昼過ぎDUより原稿OKとの連絡あり。ひと安心→ビール飲みながら『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』(原題『Get On Up』、監督:テイト・テイラー。チャドウィック・ボーズマン、キャロル・リー、クレタ・エレーヌ・エリントン、クレイグ・ロビンソン、ネルサン・エリス、ジェイムス・デュモン、ロブ・ドゥメリー、ヴィオラ・デイヴィス、ジャマリオン・スコット、レニー・ジェイムス、リズ・マイケル、ニック・エバーズマン、エイトキンス・エスティモンド、ジョーダン・スコット、フィリス・モンタナ・ルヴラン、ジュリアス・テノン、トーラ・シャーン、ブランドン・スミス、ジョシュ・ホプキンス、ジャキント・ブランケンシップ、フレッド・メラムド、ダン・エイクロイド、ティカ・サンプター、アーンジャニュー・エリス、タリク・トロッター、ジル・スコット、ジャスト・N・タイム。2014、米Universal Pictures)。チャドウィック・ボーズマンのJBぶりは今ひとつかな、というのが冒頭の印象で、それは最後まで燻っていたが、ステージ上での存在感や踊りはかなりのもの。JBとストーンズが同じステージに立ったときの落差の描き方は面白かった。バード家に居候をしてからしばらくの展開は(まあ伝記通りなのだろうが)なかなか泣かせる。リトル・リチャード役のブランドン・スミスがうまい。JBが興奮して舞台に上がってくる若い客たちを説得したあとのメイシオの顔やメイシオたちの叛乱は名場面。ボビー・バードとヴィッキー・アンダースンの描き方にも泣かされたが、でも全体的になんだか薄い欲求不満は残った。それもまた味わいとも思った→千歳船橋方面にて買い物(秀で野菜)。代一元で早めの晩と思ったが休みのため、チェーン店中華(横浜餃子館)に入ってみる。まあ可もなく不可もなくだが、少し食べていると飽きてくる。餃子二品とあと二品くらいつまんで帰る→向かいの魚屋で刺身購入。注文してからここは高いから買うのやめたんだと思い出す→豆腐屋で油揚買って帰宅→シャワー→『泳ぐひと』(原題『The Swimmer』、原作:ジョン・チーバー、監督:フランク・ペリー/シドニー・ポラック(uncredited)。バート・ランカスター、トニー・ビックリー、キム・ハンター、コーネリア・オーティス・スキナー、ジャネット・ランガード、ナンシー・カッシュマン、ハウス・ジェイムソン、ジャニス・ルール。1968、米Columbia Pictures Corporation) 。難解というほどではないが、ずっと頭を動かしていないとわからない映画だった。頭を動かすのは面白かったが、それをもって面白い映画とするのか、映画自体は面白くないとするのか、いや表面的に面白い場面も多くあるのだが、それでも見終わって面白かった! と言ってよいのかよくわからない映画だった→刺身はうまかったが、やはり高いな。S哉が祝い返しでくれた酒をようやく開けたが、これはうまかった。よい酒を知ってるものだ→0時前就寝。
8月22日(水) 朝9時半起床→O形の怪談原稿の文字入れテスト。GIMPで完結させようと思ったが、縦書きが難しいので、結局iBookのIllustratorで作業することにした。試行錯誤含めて、スキャンしてデータ移動して文字入力して位置調整して出力して、だいたい30分だったから、まとめてやれば二時間くらいの仕事かな→ギター練習。先日のスタジオ以来弾いてなかったのでよりヘタになっていた。立って弾くとなおさら。これから毎日暇だし精進しよう→『追跡』(原題『Experiment in Terror』、原作:ザ・ゴードンズ。監督:ブレイク・エドワーズ。リー・レミック、ロス・マーティン、グレン・フォード、ステファニー・パワーズ、パトリシア・ヒューストン、ハーヴェイ・エヴァンス、ネッド・グラス、アニタ・ルー。1962、米Columbia Pictures Corporation)。冒頭いきなりTwin Peaksという道路標示が出てくる(あのツイン・ピークスの場所ではない)。それはともかく、冒頭の少ない要素で恐怖を増大させるやり方には驚いた(主人公と犯人の場面の構図や尺もすごい)。それも含めて全体に面白くはあったが、そんなに名作なのかどうかは私にはわからなかった。黒澤『天国と地獄』との類似性については改めて確認したい→晩の支度→シャワー→TV眺めながらだらだらと飲酒。そんなに飲まなかった(金宮酎ハイ四杯)→0時過ぎ就寝。
8月23日(木) 朝8時半起床→『惜春』(橋本信也。柴田彦勝、稲吉靖、石田健史、行友勝江、山田五十鈴、石山律、松本幸四郎、田崎潤、湊俊一、宮川洋一。1966、TBS)。まだTVの普及率が低かった時代とはいえ、茶の間でこんな藝を見ることができるなんて羨ましい限りだとついい言いたくなる→今さらながら、MacとiPhoneのカレンダーを同期。クラウドサービスの類は使いたくないのだが、ファイルを置かなければあまり抵抗はないし、まあ便利は便利だ→シャワー→午後、表参道に出てGENT&HONEYにて散髪。本日のマッサージは気持ちよかった→A利さんに小腹が空いたが隣の蕎麦屋は開いているかと尋ねたら、この時間は閉まってるとの由。そこでだるまやというラーメン屋を勧められたので訪ねてみると、なるほど餃子がいい塩梅にうまい。特別うまいかどうかはわからないが、皮の焦げ具合など絶妙。餃子とビールで満足。青山は人が住む町としてはもうだいぶ壊されてしまったと思うが、こういう店がまだ健在なのはうれしい→原宿まで歩いて地下鉄で新宿三丁目に移動→伊勢丹でバブーシュと錦松梅購入し、ベルクでまた一杯→高円寺に移動しちんとんしゃんに『じゅん散歩』のDVD-RとBD-Rを進呈。ついでに一杯飲むが、つい寝てしまったらしい。9時過ぎくらいに起床しておいとま。まだ深酔いしないうちにちいちゃんの自由研究を見せてもらったが、なかなかの傑作→多分平和に電車で帰宅。
8月24日(金) 朝9時半起床、軽い宿酔い→午後郵便出しがてら千歳船橋方面に買い物。豆腐屋で蒟蒻があるかどうか尋ねたのに(たまたま切らしていた)、結局買い忘れて帰った→駐車場の塀の工事は来週から始めるとの由。一週間ほどだそうだ→シャワー→昨日買ったバブーシュ、伊勢丹の照明の所為で赤っぽい色なのだと酔っ払った頭で思って買ったが、実際に赤っぽい色だった(生成りという説明であったが)。まあいいか。でもオンラインストアで見ると白があって、しかし2Lのサイズがなく、そして店頭より千円高い。不思議だ→晩の支度→『デンジャラス・ビューティー2』(原題『Miss Congeniality 2: Armed and Fabulous』、監督:ジョン・パスキン。サンドラ・ブロック、アーニー・ハドソン、ジョン・ディレスタ、レジーナ・キング、ディードリック・ベイダー、ヘザー・バーンズ、ウィリアム・シャトナー、ルイス・ストラス、レスリー・グロスマン、エイブラハム・ベンルビ、ニック・」オファーマン、デイヴィッド・プローヴァル、モリー・ゴットリープ、トリート・ウィリアムズ、エンリケ・マルシアノ、マルチェロ・ツベール、スティーヴン・トボロフスキー、ドリー・パートン、メアリー・アン・プライス、アイリーン・ブレナン、エリザベス・ローム、ロクサーナ・オルテガ。2005、米Warner Bros.)。レジーナ・キングの登場時の顔つきが最高なのと、サンドラ・ブロックとふたりとも藝達者なところが印象に残る。忘れたころに小学校を訪ねるくだりは感動的。笑いの量も心揺さぶられる量も少ないが、人の心をよく描いた、前作同様いい映画と思った→今日は完全に飲まず。野菜と海藻中心だが(野菜7種類にひじき)タンパク源もオイルサーディン、油揚、鶏粥の鶏、しじみ、味噌、納豆と複数を摂取。でも全体に軽めにしたので深夜空腹感を覚えたが、我慢して午前2時就寝。
8月25日(土) 朝9時起床→朝食後、O形怪談の文字入れ。二時間では終わらなかったし、私だけで判断できない部分は残したが、まあいい感じでは仕事できた→小腹が空いたのでもりそば。蕎麦はなぜか(そうめんやうどん同様)ぶっかけにすることが多かったが、家でももりで全然かまわないと気づいた。何故今頃→O形怪談直し入れて完了→晩の仕込みしてからシャワー。ナスのアチャールに赤ピーマン加えたのは予想通り成功したし、予想外、というかなにも考えずに作り始めたのにうまくできたのが鶏もも肉としめじと豆腐の麻婆風カレー。にんにくは切らしたのでなし、玉葱の代わりに長葱を使い、オイスターソースに豆板醤ではなくバリのサンバルソース、ホールスパイスにクローブを使ったが、なかなか絶妙な味わい。豆腐は千歳船橋の大橋とうふ店ので、端っこを試食してみたらかなりの品物だったのでカレーに使うにはもったいないとも思ったが、しかしこの豆腐だからこそうまく行った気もする(それと秀で買ったしめじも決め手かもしらん)→『熱海殺人事件』(原作:つかこうへい、監督:高橋和男。志穂美悦子、仲代達矢、酒井敏也、竹田高利、大滝秀治、平泉成、江藤潤、高橋かおり、川上夏代、高橋悦史、岡本富士太、風間杜夫、大西多摩恵、中村たつ、隆大介、三谷昇、益岡徹、小柳みゆき。1986、ジョイパックフィルム)。本もいいし役者もいいのに演出が残念だった。ええーっというはずの展開が、私にはそういう風に感じるように乗れなかったな。竹田高利はものすごい熱演で、期待されていたことをきちんと実現していたと思うが、しかし結果だけ見れば、かなり荷が重い仕事だったのではないだろうか。あと久石譲の音楽が信じられないくらいダサかった→『幕末純情伝』(原作:つかこうへい、監督:薬師寺光幸。牧瀬里穂、杉本哲太、渡辺謙、柄本明、伊武雅刀、木村一八、ピンクの電話、石丸謙二郎、津川雅彦、財前直見、榎木孝明、松金よね子、桜金造。1991、松竹)。冒頭で牧瀬里穂の可愛らしさに打ち抜かれる。もっとも冒頭でそう撮っておかないとならない映画だし、それでも立ち回りは期待できないと思わせられたが、しかし最後まで観たら、映画出演三本めと思えば大したものだと思った。発想や設定の面白さと牧瀬里穂を魅力的に見せることだけでどこまで保たせられるかなというのが専らの興味だったが、絵造りや役者の活かし方まで含めた全体的には、敢えての?安っぽい演出も含めて『熱海殺人事件』よりはましかな。面白かった、と、今となっては、の間で悩ませられたが、最終的には面白かった。と言いたいと思ったが、終盤最も感動させられそうな場面でなぜか感動できずちょいとだれてしまった(終盤に向かう道程で少しごちゃごちゃした感じがあったからだろうか)→『寝盗られ宗介』(原作:つかこうへい、監督:若松孝二。藤谷美和子、岡本信人、久我陽子、原田芳雄、山谷初男、筧利夫、柴田理恵、山田美雪、あき竹城、斉藤洋介、藤田弓子、佐野史郎、吉行和子、リチャード・バーガー、小倉一郎、玉川良一、梅津栄。1992、松竹富士)。冒頭の構成とスピード感が見事で引き込まれる。役者も演出もよい塩梅で、本日三本めにしてやっと“映画を見た”気持ちになり落ち着いた。それにしても、原田芳雄の越路吹雪の妹役と『愛の讃歌』は見事だった。宇崎龍童の音楽(中村暢之の編曲も)がまたよかった→午前3時過ぎ就寝。
8月26日(日) 朝10時起床→B電子原稿(二製品で色違いの計四本)、一時間ほどで完了→DUの仕事(未了だが)と合わせて請求書を準備→9月の水戸行きを二泊に変更(慌ただしくないし、土日一泊とそんなに値段変わらないため)→経堂地区会館にてサルサダンスレッスン。前回教わったエンチューフラは自分のステップは完璧に覚えて行ったものの、ペアがいると戸惑ってしまう。その上新しい技をいきなり教わったので、頭混乱。また復習しなければ。でも入門した半年前に比べれば、だいぶ飲み込めてきたとは思う→コルティの眼鏡屋にボタン電池回収してもらいにいったら対象外で憮然。また回収場所を確認しなければ。あとカルディで買い物→ひさしぶりに魚ケンで一杯。刺身盛り合わせは旬のもの中心にメイチ鯛、戻りカツオ、〆さば、小柱、ぶり、サゴチ、煮アワビ。それに新さんまを追加。水ナスとトマトの塩昆布和えも旬だし、大満足(あとは長芋のフリットにマスカルポーネチーズとカツオの酒盗乗せたもの。〆にわかめと葱のおつけとウニのおむすび)。最近話題になった「獺祭島耕作」も一杯いただいたが、普通にうまい御酒であった。満足→オダキューOXで追加の買い物して帰宅。たいして飲み食いしてないのにかなりお腹パンパンで、かつ肩痛い状態になる→風呂に浸かって身体をゆるめてから二時間ほど仮眠→9月のライブの演奏日時と演奏時間について確認→『悪の愉しさ』(原作:石川達三、監督:千葉泰樹。伊藤久哉、伊豆肇、久我美子、船山汎、杉葉子、東郷晴子、森雅之、星美智子、不忍鏡子、徳川光子、日野明子、中野かほる、高田博、加藤嘉。1954、東映)。音楽が黛敏郎。主演の伊藤久哉は新人だが(その後サラリーマンもの、怪獣映画、社長シリーズ、クレイジー映画などに幅広く出ている。『日本誕生』や『サザエさんの新婚家庭』にも)、太々しいようで弱くて世の中を馬鹿にしながら策士策に溺れるような態かつ金に汚い不良ぶりがかなり堂に入っている。妻役の杉葉子のやさぐれ具合の芝居がよい。久我美子のなんだかよくわからない寂しさを湛えた美しさはいつも通り(怒った顔がまたよい)。森雅之の汚れ具合や加藤嘉の神の使いのようなすべてを見透かした警官ぶりもたまらない→『二匹の牝犬』(渡辺祐介。沢村貞子、小川真由美、杉浦直樹、若水ヤエ子、宮口精二、緑魔子、三津田健。1964、東映)。沢村貞子の品のない汚れっぷりがいきなり見事冒頭はそれと遊郭(赤線)建築への流れにしびれた。そして“出世”してからの小川真由美と沢村貞子、小川真由美と緑魔子(新人の頃)の会話が小気味いい。今となってはお行儀のいい映画に思えなくもないが、女の恐ろしさと男の弱さを十二分に味わわせられた。十年を経てはいるが、『悪の愉しさ』と同じ線上にある作品と言ってもいいかな。絵の作り方もカッコいい→『黒い猫』(渡辺祐介。木暮実千代、金子信雄、三津田健、高橋幸治、三田佳子、緑魔子、春川ますみ、楠侑子、小沢昭一、露口茂、松本克平、芳村真理、十朱久雄、佐々木功、佐々木孝丸。1965、東映)。金子信雄と小沢昭一が珍しく普通の人の芝居。三田佳子の屈託のない明るい美しさがとても魅力的だが、この明るさがどうなっていくかが観る者を引っ張る作用として働いている気がしたが、最後まで屈託がなかったのに驚き、却って感動した。母親役の木暮実千代がきれいな心を持っている役柄にも心を動かされた。しかし題名の『黒い猫』とは何を指していたのかな?(緑魔子のことだったらなんだかつまらない)→といった感じで朝までだらだらと飲酒しながら映画鑑賞。朝7時就寝。
8月27日(月) 朝10時起床→9月のライブの歌い手用資料音源等製作→ミックステープ展にネタ提供するために、仕事机の下のカセットテープの箱を漁る。ついでにS田からの「進呈したテープの曲目リストの写しを送ってほしい」というずっと以前にもらった依頼にようやく応えた→ちんとんしゃんに飲みに行こうかなと思ったら折悪く雨が降って来たので、やめにしてギター練習→『月夜の渡り鳥』(原作:長谷川伸『瞼の母』、監督:市村泰一。高峰三枝子、橋幸夫、榎本美佐江、晴乃ピーチク・パーチク、名和宏、倍賞千恵子、高山裕子、志村喬、香山美子。1963、松竹)。調子のいい映画で結構好きだが、知ってる話ではあるし長谷川伸はいい芝居を書くなあと改めて思った以外、感想は特に浮かばなかった→とつぜんの豪雨に生まれて初めてかと思ったほどの続けざまの落雷に驚く。一瞬TVとWiFiルーターだけ通電が途絶えた。他の地域ではずっと停電しているところもあるそうだから、その意味ではついてはいたのかも→『寝取られ宗介』を再見→夜10時過ぎ就寝。
8月28日(火) 朝9時半起床→『エノケンの猿飛佐助・総集編(ありゃありゃの巻、どろんどろんの巻)』(原作:山本嘉次郎、監督:岡田敬。榎本健一、柳田貞一、福地悟朗、中村是好、如月寛多、梅園龍子、宏川光子、吉川道夫、市川朝太郎、田島辰夫。1937/1938、東宝)。いきなりエノケンがタキシードで出てきて歌うのが可笑しい。他のエノケン映画もだいたいそんな感じだが、本作もものすごく可笑しい場面はそんなになくて、どちらかというとつかみ所がわからなくて退屈していることが多いのに、妙に味わい深い。真田幸村が出てくる場面ではうすく『暗い日曜日』が流れているのだが、案の定ジャズ音頭調に調子が変わってくる。が、『エノケンの暗い日曜日』には発展しなかった→『慶安秘帖』(千葉泰樹。大谷友右衛門、清川荘司、石黒達也、清水将夫、鳥羽陽之助、柳谷寛、市川段四郎、上田吉二郎、村田寿男、村田知英子、小川虎之助、菅井一郎、島崎雪子、山村聡、藤原釜足。1952、東宝)。『旅はそよ風』と比べると大谷友右衛門がくよくよしている役で、その所為かぱっとしない印象。市川段四郎の丸橋忠彌はよかった昼に一杯。その後シャワー→午睡→夕方、PFに向かう途中Yピンご夫妻が開いたという酒場、スタンド八九をちょいと覗いてみたところ、“愛玩動物の名前”の方がいらして初対面のご挨拶。その後O2さんN子さんもいらして、結局ここで沈没しPFには行けなかったが、楽しかった。よい酒場だ→帰りにふらっと太田尻家に寄ったらすっと寝てしまい、叱られて帰る→あとは不明。
8月29日(水) 終日宿酔いで横臥。老父との昼食や買い物付き添いをさぼってしまった。
8月30日(木) なんとか復活して葛西市場。花き市場掃除のアルバイト。前回同様午後三時で終了→TMVS Foodsで豆(ムング、ひよこ)とターメリック買い、ドトールで小一時間潰したのちさらに三十分ほど散歩してからひさしぶりにアムダスラビーへ。軽く一杯のつもりで、取ったのはチキン65とマサラドーサだけなのに、食べ切れず憮然。白葡萄酒デカンタも一杯分残してしまった。折にしてもらったので無駄にはしなかったが、一日動き回る仕事のあとだったのに、食欲落ちたな。と思ったが、チキン65は各種スパイスで味付けした小ぶりの鶏の唐揚げが13個、マサラドーサは直径10cm長さ50cmくらいの米と豆のクレープにジャガイモが詰まったやつだから、まあ仕方ないか→途中休憩しつつ、電車で平和に帰宅。駅からはタクシー→風呂→夜8時頃就寝→夜10時起床。朝までゾンビ映画。折にしてもらったのをつまみつつビール。食欲戻った→Fly Me To The Moon』と『セーラー服と機関銃』について思いついたことあり、映画見ながら弾いてみる→『ゾンビ大陸 アフリカン』(原題『The Dead』、監督:ハワード・J・フォード、ジョン・フォード。ロブ・フリーマン、プリンス・デビッド・オセイア、デビッド・ドントー、ベン・クロウ、ケイティ・リチャードソン、ファー・フォード・ブリスター、ジョン・ダントン・ダウナー、ガール・ハマ。2010、英Anchor Bay Entertainment)。ゾンビの発生したアフリカから逃げるアメリカ軍兵士とゾンビとを見ていると、ゾンビのほうが村への侵入者を咎める立場に思えてくるのが面白い(監督の意図したところかどうかは知らない)。「ゾンビの発生したアフリカ」ってのも大雑把だが、映画はそういう風に作られているし(エンド・クレジットでは一応ガーナとブルキナ・ファソという記述はある)、アフリカ大陸にゾンビがいる、というだけの状況がずっと続くものの不思議とものすごく退屈するというわけではない。ただゾンビ映画の様式をなぞってるだけの部分も多いようだし、終わり方も曖昧で、傑作というわけではないと思う→『高慢と偏見とゾンビ』(原題『Pride and Prejudice and Zombies』、原作:ジェイン・オースティン/セス・グレアム=スミス、監督:バー・スティアーズ。サム・ライリー、マット・スミス?、アンガス・ケネディ、ハーマイオニー・コーフィールド、イェス・ラドムスカ、チャールズ・ダンス、ベラ・ヒースコート、リリー・ジェームズ、ミリー・ブレイディ、スキ・ウォーターハウス、エリー・バンバー、サリー・フィリップスダグラス・ブース、エマ・グリーンウェル、エヴァ・ベル、ドリー・ウェルズ、マット・スミス、レナ・ヘディ、トム・ローカン、ジャック・ヒューストン、ベッシー・カーソンズ。2016、米Screen Gems/英Lionsgate)。冒頭の紙細工のアニメーションが面白いのと、五人姉妹がそれぞれ可愛くそれぞれ少林寺剣法を学んでいるというのが面白くて、まず興味を引かれる(特に主役のリリー・ジェームズはとても魅力的に描かれている)。原作も原作の原作も読んでないので確かなことは言えないが、映画としてはとても魅力的に感じた→『ゾンビーノ』(原題『Fido』、監督:アンドリュー・カリー。アンディ・パーキン、ティファニー・ラインデイル・ナイト、クサン・レイ、ヘンリー・ツァーニー、アレクサ・ファスト、マイク・アゼヴェド、ティム・ブレイク・ネルソン、ソンジャ・ベネット、キャリー・アン・モス、ディラン・ベイカー、ビリー・コノリー、メアリー・ブラック、バーナード・カフリング、レイモンド・B・ベイリー、ジェニファー・クレマン。2006、加TVA Films)。主人公の少年の母親(キャリー=アン・モス)が母親らしく世間体を気にしながらもよい母親やいい女の一面を覗かせるのがよい。全体にティム・バートンっぽく、色彩はデビッド・リンチ『ブルーベルベッド』を彷彿とさせる。一回観ただけでは主題がよくわからない部分もあったが、好きな映画ではある→朝7時就寝。
8月31日(金) 朝10時半起床。お腹空いていたので、もう大丈夫か→『Fly Me To The Moon』と『セーラー服と機関銃』について、昨夜思いついて変えてみたところを音源と合わせて確認、練習など→O形サイト更新(絵日記)→『ゾンビーノ』復習→晩がてら『カサブランカ』(原題『Casablanca』、監督:マイケル・カーティズ。クルト・ボウワ、コンラート・ファイト、クロード・レインズ、S・Z・サコール、ドーリー・ウィルソン、ハンフリー・ボガート、ペーター・ローレ、マドレーヌ・ル・ボォ、シドニー・グリーンストリート、ポール・ヘンリード、イングリッド・バーグマン、ジョン・クオウルン、コリンヌ・ムラ。1942、米Warner Bros. Pictures)『As Time Goes By』といい「君の瞳に乾杯」(Here's looking at you, kid)といい、この映画の所為でないとはいえ手垢がついた感じで、観ていてもなんとなく入り込めないというか距離を置いてしまう。とはいえ細かく観ているといい台詞(「この店に政治を持ち込むな」「俺たちにはパリがある」など)やいい場面(リックが若い夫婦を助けるところや、ドイツ人の歌をフランス国歌で駆逐するところ、リックがヴィクターに嘘の説明をするところ、ヴィシー水の瓶を捨てるところなど)もあり、名画であることは間違いないのだが、イングリッド・バーグマンが設定とは裏腹になんだか屈託のない女子学生みたいなのと(パリで浮気でボガートと恋に落ちていたとは思えない)、ハンフリー・ボガートが私にとっては面白みのある人ではない点で(その辺も彼のあがめ奉られ方が影響指定はいるのだろう)、私は真っ正直に感動しようとしたくないのだな、とひさしぶりに観て思った。あとルノーがリックを庇ったあとヴィシー水を捨てるところで、ルノーがリックに「君の瞳に乾杯」と言ったら面白いな、とも思った→本日朝昼と抜いた所為か、けっこうたくさん食べたのに身体は楽だった。たまには抜こう→食後仮眠→ヤフオク!でカセットテープ柄のTシャツを落としてみる(9月のライブがカセットテープ展がらみなのでその衣装として)→『カサブランカ』復習→『歌ごよみ お夏清十郎』(原作:旗一兵、監督:冬島泰三。三条美紀、高松錦之助、市川雷蔵、香川良介、美空ひばり、河野秋武、石原須磨男、柳永二郎、中村時十郎、沢井三郎、堺駿二、野沢英一、川田晴久、山茶花究。1954、新東宝)。序盤の美空ひばりと三条美紀の口喧嘩の、三条美紀の啖呵がよい。雷蔵もまだ顔がきれいな役者、という印象がもっぱら強く印象は薄い。島流し後に腰の間登場する山茶花究のほうが鮮やかに思ったが、島破りしてからの迫力は見事→『七番目の密使』 (森一生。舟木洋一、原聖四郎、南部彰三、成川慎一郎、安田祥郎、浜田雄史、松岡良樹、丸山邦治、高倉一郎、伊沢一郎、河津清三郎、阿井美千子、南条新太郎、市川雷蔵、横山エンタツ、清水元、三田登喜子、瀧花久子。1958、大映)。先日観た『旅はお色気』と同じような、密使の話ではあるが、こちらはシリアスで印象はだいぶ違う。でも雷蔵はいきなり色っぽくて少し『旅はお色気』と同じにおいもする。「七番目の密使」が誰かは序盤でわかるが、それが話を転がすのにうまく作用している。三田登喜子という人は初めて見たがとてもきれい(でも役者としても女っぷりとしても阿井美千子のほうが上か)→明けて朝8時頃就寝。

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