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9月まとめ(1〜10日)

9月1日(土) 昼過ぎ起床→『Mother Nature's Son』の頭を整理して資料と音源作成→昨夜深夜に少しつまんで飲んだが、起きてからは昨日同様錦松梅の吸い物(昆布出汁)にて過ごす。通じも良好だったが空腹感もそれほど激しくなくいい感じ。胃腸が少し休まったかな→東ハイ練習日程催促。何度も同じことを言わなければならないのはいやになる。私には当事者意識がまったくないように思えてしまう→DU原稿の修正作業。最初は各見出しごとにほぼ改稿かと思ったが、結局最小限の修正で済ませた→晩の支度→風呂→一杯やりながら二本。その後深夜にもう一本→『帰ってきたヒトラー』(原題『ER IST WIEDER DA』、原作:ティムール・ベルメシュ、監督:デヴィッド・ヴェンド。オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ、ラース・ルドルフ、フランツィシカ・ウルフ、トーマス・ティーメ、クリストフ・マリア・ヘルプスト、カッチャ・リーマン、ロマーナ・クンツ・リブノウ、グドルン・リッター。2015、独Constantin Film)。ヒトラー本人が現代にとつぜん蘇ったら、という設定のもと、現代の危うさを見事に描いた傑作と思う。ヒトラーがネオナチに襲われるところも含め、コメディへの仕立て方も絶妙。蘇ったヒトラーが初めてTV出演したときにTVを批判する文脈で「この国は何だ? 子供の貧困 老人の貧困 失業 過去最低の出生率 無理もない、誰がこの国で子供を産む? 我々は奈落へまっしぐら だがその奈落を我々は知らない テレビは奈落を映さず 料理番組しか流さない」と演説するのは、メディアの使い方をよく知っていることの恐ろしさの描写と受け止め鳥肌が立った。メモとしては、ブランデンブルグ門、クリーニング、緑の党、外国人差別(これはドキュメンタリー?)、ときどきよれる画面、ドッグブリーダー、バイロイトで似顔絵描きのアルバイト、国民民主党(NPD)、ネオナチ・ヴィーガン料理ショー。終幕は『未来世紀ブラジル』的な衝撃があった→『エヴァの告白』(原題『The Immigrant』、監督:ジェームズ・グレイ。マリオン・コティヤール、アンジェラ・サラフィアン、ホアキン・フェニックス、エレナ・ソロヴェイ、ダグマラ・ドミンツィク、サム・ツォツォヴァス、パトリック・ホールデン・オニール、マヤ・ヴァンプジク、イリア・ヴォロク、ジェレミー・レナー。2013、米The Weinstein Company)。ポーランドからアメリカに移民としてやってきた女性の生活が堪え難いほど大変なのはもちろん承知しているつもりだが、この映画では困難の中にも見知らぬ文化に触れて楽しげな様子がほの見える。これは私の見方なのだろうか、映画の作り方なのだろうか。そして前者の場合も後者の場合も、適切な作り方/見方なのだろうかという思いがずっと続いた。他人の弱い立場を利用する人ももちろん出てくるのだが、みんないい人に見える。一言で言えば、ものすごく美しい映画だった→『リリーのすべて』(原題『THE DANISH GIRL』、原作:デイヴィッド・エバーショフ、監督:トム・フーパー。アリシア・ヴィキャンデル、エディ・レッドメイン、アンバー・ハード、エドリアン・シラー、ベン・ウィショー、ピップ・トレンス、マティアス・スーナールツ、セバスチャン・コッホ。2015、英独米Universal Pictures International)。映像がとても美しい。それと主人公の画家夫婦の家がハンマースホイの絵のよう。調べたら案の定ハンマースホイの絵をモチーフにしていた(まあデンマークが舞台だし)。なんというかものすごく美しく切ない愛の変態映画の傑作。観てよかった→朝方5時就寝。
9月2日(日) 朝10時半起床→ギター練習。ghsのFAST-FRETを初めて試してみる。Fingereaseよりも好みかな→本日も昆布出汁(どんこ追加、錦松梅仕立て)だけで夕方まで過ごす→夕方(多分)スタンド八九経由でボデギータへ→ひさしぶりにProf. Togo y Tres Lindas Cubanas Lecture & Live。本日はチャノ・ポソについてで、いろいろ知らなかった面白い話を聞けた。赤葡萄酒一本空けてけっこう酔っ払ったが、多分覚えていると思う。A君ご夫妻やH山さんにもお会いでき、バンドの岩切さんには『マリウス』の感想をお伝えできた→平和にバスで帰宅→0時前就寝。
9月3日(月) 朝8時半起床。軽い宿酔→DUの改稿見直して少し修正して送付。これで本日は夕方まで寝ていてもよくなった→その後は出かけるまで横臥→夕方うどん食べてからクルマで宮前平へ→演奏は以前と比べると格段によくなっているが、それでもギターのコード弾きの際に粒が揃わないとか、ピッキングがずっと同じなので曲の中で歌の部分と間奏などとのメリハリがつかないとか、いろいろ不満は出てきてそれを指摘。あとはテンポの問題とか。私は『セーラー服と機関銃』のギターの音色が問題だなあ。要研究→本日は飲みに行かずすぐに帰宅。駐車場よりクルマ出してから20分で家に到着したのは新記録かも→シャワー→スタジオ入る前に牛丼(ミニ)食べたが、帰宅後も晩飯→『アッと驚く為五郎』(瀬川昌治。ハナ肇、梓みちよ、谷啓、尾崎奈々、なべおさみ、佐藤友美、久里千春、大泉滉、立原博、沖山秀子、ミヤコ蝶々、財津一郎、藤村有弘、金子信雄、浪曲ナレーター:前田勝之助。1970、松竹)。為五郎ブームを安易に映画化しただけのような作品という先入観で観たが、意外にしっかりと作られた喜劇だった。なべおさみのキレのよさも堪能。藤村有弘と金子信雄は地味な役どころだったが、それでも所作や台詞の言い回しのひとつひとつがある意味美しい。そしてちょい役の財津一郎が一瞬にしてすべて持っていく辺りも見どころだった→『新座頭市物語 笠間の血祭り』(原作:子母沢寛、監督:安田公義。勝新太郎、岸部シロー、横山リエ、酒井修、朝比奈尚行、岡田英次、遠藤辰雄、土屋嘉男、十朱幸代、志村喬、佐藤慶、高森玄、浮田左武郎。1973、東宝)。市が米俵から登場する場面に尽きる。どう考えても入れるわけないのだが、そんなことはどうでもいいくらいに面白い。岸部シローや横山リエの若者たちが鮮やかなのと、全体に押さえた地味な印象ながら悪役である佐藤慶、遠藤辰雄、岡田英次の末期が壮絶なのがよい→午前3時過ぎ就寝。
9月4日(火) 朝10時半起床→TVつけたら小津『秋日和』やってたのでなんとなく観てしまう(途中からなので数には入れない)。その力には驚く→夜のうちにひよこ豆を水に浸けておいたので、チャナマサラ製作→ギター練習。『In My Life』は意外に難物→『江戸の名物男 一心太助』(沢島忠。上田千里、中村錦之助、月形龍之介、堺駿二、山形勲、赤木春恵、中原ひとみ、杉狂児、伊東亮英、星十郎。1958、東映)。一心太助に一目惚れした中原ひとみが可愛くて泣かせる。そして太助が赤木春恵にまでモテモテなのが可笑しい。ただただ気持ちのいい映画だが、中村錦之助じゃなければこうは行かないだろうと思う→『なにがなんでも為五郎』(野村芳太郎。曽我廼家明蝶、谷啓、ハナ肇、小沢栄太郎、佐山俊二、佐々木剛、小川ひろみ、光本幸子、有島一郎、水木正子、緑魔子、松岡きっこ、辺見マリ。1970、松竹)。前作より地味だが喜劇としてきっちり作られている印象。地味とはいえ、キャバレーで喧嘩の最中辺見マリが『経験』を歌い続ける場面はものすごく可笑しい。しかし有名なヒッピースタイルの為五郎はアッと驚くだけであるというのは知らなかった→夜9時頃就寝。
9月5日(水) 日付変わる前に起床してしまった→『一心太助 天下の一大事』 (沢島忠。中村錦之助、田中春男、星十郎、堺駿二、月形龍之介、中原ひとみ、桜町弘子、進藤英太郎、原健策、杉狂児、丘さとみ、東竜子、小柴幹治、山形勲、沢村宗之助。1958、東映)。本作からカラー。幕開けの日本橋を渡って一心太助が登場し挨拶する映像がものすごく美しい。恋人とか絶望とか、現代的な言葉が使われるのも面白い。大久保彦左衛門が隣家の気に入らぬ旗本に嫌がらせをする際の太助を中心にした即興の馬鹿騒ぎ演奏の場面もよい。音楽が全体的に洒落ているが、鈴木静一という人。後段の大立ち回りも素晴しく、一作めに続いて気持ちよく鑑賞→『続・酔いどれ博士』(原作:新藤兼人、監督:井上昭。勝新太郎、清川虹子、悠木千帆、田武謙三、久本延子、柳谷寛、藤原礼子、春川ますみ、西岡慶子、守田学、山路義人、神田隆、荒木一郎、姿美千子、北野拓也。1966、大映)。冒頭の大映ロゴのところやタイトルバックも含めて、モダン・ジャズ調の音楽が(前作と雰囲気が違うという点でも)まず印象的(音楽は大塚善章。演奏は古谷允とザ・フレッシュメンとの由)。セックス・ハウスを建てようという清川虹子、その助手(看護婦)で小説家志望の悠木千帆、インテリ娼婦の春川ますみなど、キャラクターの立て方が鮮やか。というか、警官(荒木一郎)も含めてインテリ風なのが本作の特徴か。春川ますみと勝新の「戦争する奴はみなバカだから、みんな死んでしまえばいいんですよ」「バカは国家であって、個人に責任はないだろう」「バカの相手をする奴はみんなバカです」という会話は面白い。途中少しダレたが、最後に大統領とハゲタカの家を、それだけでなく清川虹子のアジトまでも勝新がブルドーザーで破壊するのは痛快。それにしても前作とは趣きがかなり異なるし、完成度についても疑問は残った→深夜に雷。朝方5時就寝→午前11時起床→洗濯→『In My Life』のギター見直し。忘れないようにと譜面化。ひと回しはなんとかできたので、あとは二番のAメロ。ソロは基本スケールなぞった即興のつもりだが、もう少し色づけしたい→シャワー→『やるぞみておれ為五郎』(野村芳太郎。ハナ肇、辻直之、三谷昇、財津一郎、伴淳三郎、穂積隆信、丹下キヨ子、飯田蝶子、光本幸子、貴乃花、二子山親方、浅香光代、緑魔子、谷啓。1971、松竹)。同じ監督なのに、本作は前作と比べてかなりダレる印象。冒頭の飯場での労働争議や浅香光代率いる剣劇があまり活かされていないのもあるな。財津一郎も生彩なく感じられたし、最終的に為五郎が女を取られてしまうという流れも早くもマンネリを感じた(もっともこれはお約束になってくればまた別の印象になるのだろうが)→ビール中瓶二本、小ぶりのハンバーグ二ケくらいでお腹いっぱいというか、胃がたくさんな状態になってしまう。まだ8時にもならないが、しばし食休みに横臥→夜9時過ぎ起床→『一心太助 男の中の男一匹』(沢島忠。中村錦之助、星十郎、大河内傳次郎、月形龍之介、堺駿二、夢路いとし、喜味こいし、中原ひとみ、杉狂児、花房錦一、沢村宗之助、進藤英太郎、阿部九洲男、原健策、徳大寺伸、山形勲、丘さとみ、月笛好子、三島雅夫、金剛麗子。1959、東映)。本作もオープニングとタイトルバックの絵がきれい(日本橋の魚河岸)。祝言を控えた太助を魚河岸一同が祝う場面も短いが泣かせる(礼も詫びも気持ちのよい太助を演じる錦之助だからこそとも思う)。日本橋の場面も相変わらず美しい(終幕の餅つきの場面の目出たい美しさと言ったらない)。深夜の魚河岸での太助とお仲の場面の若々しさにも感動。その後すぐに彦左衛門が倒れてしまうのだが→『恐怖女子高校 不良悶絶グループ』(志村正浩。太田美鈴、池玲子、衣麻遼子、碧川ジュン、大泉滉、ベラ・シーム、叶優子、一の瀬レナ、鈴木サチ、早乙女りえ、中村錦司、三原葉子、名和宏、遠藤辰雄、マイク・ダーニン、愛川まこと、松井康子、星美智子、白石襄、ユセフ・オスマン。1973、東映)。ワンコードが延々続くイントロから演歌調に展開するタイトルバックの音楽がなかなか。ちょいとだけ出てくる歌手(愛川まこと)もパンチあり。衣麻遼子と大泉滉のSMシーンもよい(後半に出てくるアメリカ人へのSMプレイも爆笑)。聖愛学園という名前にそうかなと思っていたらやはりそうだったという展開もあり。池玲子の母ちゃんの三原葉子のぐれっぷりにも笑う。途中で死んでしまうがヒーローの白石襄という役者がかなりカッコいいし可能性も感じたのだが(本作がデビュー作のようだ)、B級映画中心で終わってしまった模様(でも面白そうな作品に出ている)。冒頭に出てくる女番長が演歌歌手として街に戻ってくるとか、とにかく意表を突く展開が面白かった。冒頭で太田美鈴と衣麻遼子が同じような髪型をしているのが気になったが、それが伏線で終盤にて見事に回収されるのにも驚きそして笑った。セーラー服(池玲子)がマシンガンをぶっ放すのは、『セーラー服と機関銃』に先立つこと十年か→北海道全域で大地震の報→午前4時過ぎ就寝。
9月6日(木) 午前11時起床→ギター練習。弾けば弾くほど下手になった。なぜだ→『フライング・ジョーズ』(原題『SWAMP SHARK』、監督:グリフ・ファースト。ロバート・ダヴィ、協力者黒人、クリスティ・スワンソン、ソフィー・シニーズ、リチャード・タン、ジェイソン・ロージェル、ジェフ・チェイス、ハロルド・エヴァンス、D.B.スイーニー、ディラン・ラムゼイ、チャールズ・ハレルソン、トーマス・タド・ハイドIII、。2011、米Active Entertainment)。アメリカ南部?の沼地が舞台で、沼地っぽいロックが流れるのは面白いが、この手の映画にあり勝ちな物語のためのバカがたくさん出てくる類いの、バカと利口が闘って最後問題が解決するような作品。邦題に反して鮫は飛ばず、特に言うことはなし→ちょっと早めに宮前平へ(蕎麦屋目当て)→ひさしぶりに一寸棒で一杯やって蕎麦手繰ってからスタジオへ。本日はY月さんと初セッション。二、三回やったら呼吸をつかんでくれたのはさすが。下手な演奏も適当に聴いたり聴かなかったりして歌ってくれて、気持ちのよい演奏ができた。私の課題はカウントだな→駅前の居酒屋で歓談してから帰宅。本日も帰途はちょうど20分→シャワー→『笑点特大号』だけ見て就寝。午前2時頃。
9月7日(金) 朝7時起床→昨日の演奏の模様の動画見る。まだ課題山積。私のギターはもう少し音量上げてもいいのかも→『花も実もある為五郎』(野村芳太郎。ハナ肇、藤田まこと、光本幸子、小松政夫、范文雀、石山健二郎、高品格、天草四郎、たんくだん吉、林美智子、水木涼子、いわたがん太、加藤嘉、辻直之、谷啓、穂積隆信、浪曲:東家菊燕。1971、松竹)。小松政夫の、ダイナマイトを投げまくるバスジャックの場面がとにかくめちゃくちゃで面白い。光本幸子と范文雀の対比の仕方、撮り方も面白い。ハナ肇の『船頭小唄』の歌唱は、森繁を意識したのかな? 一見地味に見えた林美智子の芝居がキレがよくてとてもよい。そして為五郎が「旅に出るぜ」と言った瞬間の藤田まことの嬉しそうな顔がとてもよい。シリーズ中、物語、脚本、役者、演出、音楽等々、すべてのバランスがよいと思った→『生まれかわった為五郎』(森崎東。財津一郎、石井富子、仲条融、ハナ肇、穂積隆信、緑魔子、殿山泰司、中村是好、小川ひろみ、高橋長英、北林谷栄、都家かつ江、三木のり平、佐山俊二、井上博一、佐々倉英雄、桜井センリ、田武謙三。1972、松竹)。宮川泰の主題歌が素晴しい。序盤のおさわりバー?の場面など、さすが森崎東という感じ。短い台詞で背景をびしっとわからせてくれる脚本も見事。前作同様、物語、脚本、役者、演出、音楽等々、すべてのバランスがよいと思ったが、しかしこれまでのシリーズ各作品とは別物という印象を得た。監督が変われば当たり前ではあるが、森崎東の個性の強さも感じた。しかし本作の緑魔子は、真心というものの表現が素晴しい。緑魔子だけでなく、主要な役者の活かし方がものすごい映画だな→『ディノシャーク』 (原題『DINO SHARK』、監督:ケヴィン・オニール。エリック・バルフォー、イヴァ・ハスパーガー、アーロン・ディアス、クリスティーナ・ニコル、ダン・ゴールデン、ロジャー・コーマン、リチャード・ミラー、リヴ・ボーン、ギレルモ・アイヴァン、ロバート・ローセル、シンディ・メイツァー。2010、米Syfy)。古代サメである必然性はまったくなかった。古代鮫がおどろおどろしくなく淡々と出てくるのは却って面白かったが、『フライング・ジョーズ』同様取っておかなくてもよいかな→『真実一路』 (原作:山本有三、監督:川島雄三。水村国臣、山村聡、桂木洋子、佐田啓二、市川小太夫、毛利菊枝、淡島千景、三島耕、多々良純、須賀不二男、。1954、松竹)。本筋の話ではないが、思春期直前の子供同士の「地球に傷を付けることが歴史なんだぜ」という会話は印象に残った(今に通じるようないじめの構図も)。戦前戦中が舞台の話で、そういう先入観で観ると古い日本の人情話としてするっと観てしまうが、淡島千景と須賀不二男の別れの場面などの撮り方は今観ても斬新→就寝時間不明。
9月8日(土) 朝7時起床→おとついの演奏についてのダメ出し等。今までに比べるとよい仕上がりだし、Y月さん参加曲は伴奏が多少乱れても歌でうまくまとめてくれてよい感じなのだが、『Fly Me To The Moon』のボサノバ感のなさがライブ全体の印象に致命的な打撃を与えると思われたので、その点の指摘と改善策の提案→二度寝、寝坊→中神駅前でビール買ってからタクシーでF式氏宅へ(歩けぬ距離ではないが暑いので)。F式らっきょうの配布会だが、本日は総勢十余名の大宴会で、馴染みの顔、ひさびさの顔、初めての顔入り混じってたいへん楽しい宴だった。私は途中で撃沈し、復活して夜9時頃お暇→ガラボ嬢と途中までご一緒し、平和に電車で帰宅→なんだかわからないうちに就寝。
9月9日(日) 朝10時起床。宿酔→サルサ・ダンス・レッスンはお休みすることにする→今度のライブに関する事務作業など。ついでにナカミチのカセットテープのパッケージをトレースしてTシャツをデザインし注文→風呂→『座頭市』(原作:子母沢寛、監督:勝新太郎。勝新太郎、片岡鶴太郎、三木のり平、陣内孝則、奥村雄大、田武謙三、蟹江敬三、内田裕也、樋口可南子、安岡力也、緒形拳、川谷拓三、ジョー山中、草野とよ実、梅津栄、多々良純、江幡高志。1989、松竹)。片岡鶴太郎がよい味わいで、三木のり平が出てくるところまではおおってな感じだし、息子奥村雄大もよくて(滑舌は悪い)、後段に出てくる緒形拳も素晴しいのだが、陣内孝則と樋口可南子の凄みのなさにずっこける(内田裕也は凄みがないのが正解)。もっとも、樋口可南子は入浴場面がエロいし(ここは脚本も演出もよい)、陣内孝則の凄みのなさもまあ活かされていると言えば活かされてはいるが、映画全体の重さという点ではやはり残念ではあった。殺陣がこれまでになく生々しくて残酷な描写が多くてそれが鮮やかのはよい目と出たかな。あと最後まで観ると、内田裕也の小物感が奥村雄大を喰ったりしているのは面白い。最終的には満足。あと松村和子がとても可愛いと思ったのは意外な発見だった→途中で眠くなり就寝→寝る前に今度のライブの始まりについてアイデアが浮かんだのだが、それが夢に出てきたので夜中に起き出しサンプル音源を制作。演奏者の世代感を表していて面白い始め方かな、と思うのだが、果たして→『座頭市』復習→さらにアイデアというか妄想浮かんだが、眠いのでいったん寝て冷静になってから考えるとことにする→朝5時就寝。
9月10日(月) 昼頃起床→J:Comテレビが入らなくなったため、チューナー入れ替えとなり、終日録画の整理→夕食後しばし仮眠→夜10時頃起床→DUより先日の原稿無事入稿したとの由→風呂→引き続き録画整理→だいたい完了したので一杯やりながら『悪名一番勝負』(原作:今東光、監督:マキノ雅弘。勝新太郎、金子信雄、芦屋小雁、江波杏子、店の三人、安田道代、津川雅彦、山本学、小川真由美、河津清三郎、内田朝雄、水島道太郎、西川ヒノデ、西川サクラ、田村高廣、石山健二郎、辰巳柳太郎、木村元。1969、大映)。どもりで弱いやくざの津川雅彦が可笑しい。その親分が山本学なのもよい。安田道代と江波杏子の対比もなかなか(いやそれよりも、序盤と中盤以降の江波杏子の変わりっぷりか)。田宮二郎が出てなかったり監督がマキノ雅弘だったりする所為か、朝吉の人物像もこれまでとまったく違い(八尾の場面は出てくるが、朝吉は八尾ではなく河内の、と呼ばれていた)、音楽はシリーズ共通の曲を使っているものの作品としても別物の印象であった。勝新より田村高廣のほうがカッコよかったのもあるかもしれないが、最後まで観た印象で言えばシリーズ最高傑作かもしれない→『やくざ絶唱』(原作:黒岩重吾『西成山王ホテル・崖の花』、監督:増村保造。米山ゆかり、勝新太郎、青山良彦、平泉征、太地喜和子、大谷直子、加藤嘉、田村正和、川津祐介、内田朝雄、橋本力、荒木道子、早川雄三、伊東光一。1970、ダイニチ映配)。太地喜和子の「うれしくって変な気持ちになっちゃう」って台詞がいい。太地喜和子は全体に不自然な演技を振り切ってやっている感じがあって、観ていて面白い。不自然な演技と言えば川津祐介も不自然だし大谷直子も不自然。演出意図なのだろうか。まあとにかく、やくざ映画ではあるが勝新色より増村保造色が濃いのは確かだ→朝5時就寝。

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