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2018年11月30日

11月まとめ(21〜30日)

11月21日(水) 朝9時起床、白湯、マヌカハニー。珍しく便秘気味→『ズーンビ』見終える→老父と昼食および買い物付き添い。深水庵とサミット。ホームではお亡くなりになった方がおられて、事故か自死か、事件性ありということで警察まで来ていたとの由→帰途パワーラークスに寄って鯵の寿司と赤星大瓶二本購入→『ジーンズ・ブルース 明日なき無頼派』(中島貞夫。梶芽衣子、菅貫太郎、内田良平、室田日出男、川谷拓三、渡瀬恒彦、橘麻紀、福本清三、山本麟一、曽根晴美、奈辺悟、堀越陽子、大木晤郎。1974、東映)。梶芽衣子は本作が一番可愛いのではなかろうか。主題歌から冒頭の音楽と映像への落差がよい。関係のないふたつの世界が交差していく様も、脳に刺激的と思った→調子に乗って飲み食いし過ぎ、午睡→夕方新宿に出て、北川まりも一人芝居『まりものま』見物。見ている最中は脚本と演出に物足りなさを感じたが、それはこちらが着いて行けてなかったからか。見終えてからいろいろ考えたりO形と話していたら、いろいろ腑に落ちることあり。とはいえ、2「記者会見」や4「お父さんの気持ち」は全体の中ではもっと爆笑を取るように仕上げたほうが活きてきたと思うな。あと6「明日のヒロイン」でいったん各話との連続性が遮断されるのも、見ているときは「ここはつならがらないのか?」と思ったが、あとから考えると受け手をはっとさせ心地よい連続の中からどこか別の場所へ無理やり連れ去るような効果があるのかな、とも思った。北川まりもの芝居や歌については、本作をよく表現し切っていたと思う。よりいろいろ練ったり削ぎ落としたりした再演があれば見たいし、また別の公演も見てみたい→歌舞伎町で本物のヤクザや夜の世界の人々を見物したのち、新宿三丁目のnokishitaで軽く晩(あさりと青じそのスパゲティ)→なんと真向かいがSecond Line。最初から行くつもりだったので入ってみると、弐番線の面々はじめ先日の深井ソニックの方々いらしてて、聞けばやはり『まりものま』帰りとのことで、感想や分析などを交換する。深井ソニック参加者のおひとりがお亡くなりになったとの話も聞く。楽しくもあり、いろいろ感慨深い夜になった。寄ってみてよかった→平和に電車で帰宅するも、駅に着いたら土砂降りに近く、タクシーで帰宅→Second Lineでちょいと飲みすぎて新宿駅で気持ちよく戻したので、帰宅後小腹が空いてチキンラーメンを半分→夜2時頃就寝。
11月22日(木) 朝9時半起床、白湯、マヌカハニー。宿酔いはないがお腹は下っていた。本日は重湯で過ごすことにする→『ウィリーとフィル 危険な関係』(原題『WILLIE & PHIL』、監督:ポール・マザースキー。マイケル・オントキーン、レイ・シャーキー、ジェリー・ホール、アン・E・ウィル、ローレンス・フィッシュバーン、マーゴット・キダー、トム・ヌーナン、ジャン・マイナー、トム・ブレナン、キャスリーン・マグワイア、カーキ・ハンター、クリスティーヌ・デベル、ナタリー・ウッド、クリスティーヌ・ヴァーナイ、ジュリア・ボヴァッソ、トム・ブレナン、ジル・マザースキー、アリソン・カス・シャーピン。1980、米20th Century Fox)。主題と手法を『突然炎のごとく』に借りていて、男性ふたりの人のよさそうなところやヒロインの強さと奔放さも『突然炎のごとく』が下敷きになっている(それぞれの家族が濃厚に出てくるところや、男のひとりが農業を始めたりインドに行ったり我が道を行くために女を引き摺っていくようなところが、違うと言えば違うか)。それが面白いと言えば面白いし、それだけと言えばそれだけとも感じるのだが、主人公の三人、特にマーゴット・キダーがとても魅力的だし、ほぼ逆光のみを使った映像の映画的な美しさも充分湛えているので、引き込まれはした。主題歌がコール・ポーターの『What Is This Thing Called Love?』というのは、少し直接的過ぎるかな。『ロッキー・ホラー・ショウ』で終わるのは面白かった
→『男の出発』(原題『The Culpepper Cattle Co.』、監督:ディック・リチャーズ。ゲイリー・グライムス、レイモンド・ガス、ビリー・グリーン・ブッシュ、ジャン・バレル、マット・クラーク、ジョフリー・ルイス、ルーク・アスキュー、ボー・ホプキンス、ウエィン・サザーリン、ジョン・マクリアム、アンソニー・ジェームズ。1972、米20th Century Fox)。リアルな西部劇、と言われても私にはわかるわけもないが、一言も言葉を交わさずにあっという間に馬と拳銃を奪われる(というか手渡さざるを得ない状況になる)のや、新たな仲間がそれを躊躇なく銃をぶっ放して取り戻すところはとてもリアルなのではないかとは思った。終幕の、ゲイリー・グライムスがそこに居ながらひとつも銃を撃たない銃撃戦は、あっけなくもあり重くもあるが、ゲイリー・グライムスが神の僕に戦って死んだカウボーイたちの埋葬を命じて去っていくところには感動した→午前2時過ぎ就寝。
11月23日(金) 朝9時半起床、白湯、マヌカハニー。先週のカルパシ以降増加傾向にあった体重元に戻る→起き抜けに『Come Together』の編曲を思いついたので、夕方まで作業。イアン・デュリーのような、80年代のダサいディスコ・ファンクのような、変な感じ→シャワー→夕方、バスで下北沢に出て、サルサダンス教室。発表会が間近だということで、本番用の練習。私は当日はクラーベ係だが、本日とつぜん教わったマンボのステップを踏みながらのクラーベが、いきなりではなかなかうまくいかなかった。まあ練習すればなんとかなりはするだろう。コカコーラとエンチューフラは未だよく理解していないため、見よう見まねにしかならず→帰途もバス。六所神社で降りてひさしぶりにガーデン・オブ・ジョイ・キッチンを訪ね夕食。季節の品々(牡蠣のアヒージョ、カブと生ハムのサラダ、生しいたけのブルーチーズ焼き、牡蠣のペペロンチーノ)に満足。ジャークチキンもうまかったが、今日の選択の中には入れなくてもよかったか。あとから入ってきた我々より少し若いお客がいきなり『夜霧のハウスマヌカン』について話を始めたのが可笑しかった(店主には「青木さん(の世代)なら知ってるでしょう」と話を振られて、少し会話に加わった)→徒歩にて帰宅。食休みのつもりが寝入ってしまった→深夜起床し風呂→酎ハイ飲みながら『エミリー 悪夢のベビーシッター』(原題『EMELIE』、原案:マイケル・セリン/リチャード・レイモンド・ハリー・ハーベック、監督:マイケル・セリン。ランディ・ラングドン、共犯者、ダンテ・ホーグランド、ジョシュア・ラッシュ、スーザン・プルファー、クリス・ビーテム、サラ・ボルジャー、カーリー・アダムス、トーマス・ベア、アネット・クリスチャン、エリザベス・スティルウェル。2015、米Dark Sky Films)。冒頭の遠くから誘拐行為を撮る画面とか、夫婦の食事中の様子を外から眺める視線とか、ベビーシッターの狂った様子とか、怖いなと思うところはいくつかあったけれど、まあ並の出来かな。笑いどころもなく、最後もすっきりせず→朝8時半就寝
11月24日(土) 午後12時半起床→若干腹痛あり、句会には一時間ほど遅れて参加。提出したのは「掏摸の眼で眺めて愉し酉の市」「鍋つつき由来の知れぬ人と飲む」「夜鳴蕎麦も絶えて久しき平成の末」の三句。「掏摸」を特選に取っていただいたものの、全体には普段通りの評価の模様。なかなか手が上がらないな→終了後もしばらく御酒いただき、5時過ぎにおいとま→途中立川で駅そば手繰り中神へ。駅から徒歩でF式宅訪問。手前味噌をみんなで比べる品評会。同じ材料、同じ工程のはずなのに、色も細かさというか滑らかさも味も全然違っていて面白い。最後は全員の味噌を使った芋煮で〆て、さらに片山宏明追悼→平和に電車で帰宅(吉祥寺、下北沢経由)。あちこちで若いバンドマンが潰れていた→帰宅後即就寝。午前1時頃。
11月25日(日) 朝10時起床、白湯、マヌカハニー→朝粥製作→『Come Together』続き→『裏切りの荒野』(原題『L'Uomo, L'Orgoglio, La Vendetta』、監督:ルイジ・バッツォーニ。フランコ・ネロ、ティナ・オーモン、マルセラ・ヴァレリー、フランコ・レッセル、アルバート・デラクア、グイド・ロロブリジーダ、ホセ・マニュエル・マルタン、クラウス・キンスキー、ハンス・アルブレヒト。1967、伊Rank Film)。カルメン(ティナ・オーモン)の身勝手さとそれを上回る男を振り回す魅力がものすごい。魅力だけでなく男を振り回す間合いのようなものが生まれながらに備わっていると思わせられるところがすごいと思った。途中の男たちの闘いのところはちょいと退屈→風呂→『おじいちゃんはデブゴン』(原題『我的特工爺爺』、監督:サモ・ハン。サモ・ハン、フォン・ジャーイー、リー・チンチン、ジャクリーン・チェン、アンディ・ラウ、チャウ・ユーチェン、ジェームズ・リーガイ。2015、中香)。邦題は完全に失敗。まったくデブゴンシリーズの笑いの要素はない別の作品で、老人が衰えていきつつも愛する存在を守ろうとする、感動的な作品だった。サモ・ハン・キン・ポーの格闘シーンにも興奮した→『としごろ』(市村泰一。森昌子、山口百恵、東八郎、和田アキ子、秋谷陽子、堺正章、森次晃嗣、富山真沙子、谷村昌彦、夏夕介、村野武範、西城秀樹、石川さゆり、藤村有弘、山口亮。1973、松竹)。これはひどい。ひど過ぎて爆苦笑。物語はまったく話になっていなくて、子供の頃の石川さゆりが見られるのと、和田アキ子の歌がうまかったことが確認できるくらいしか価値がなかった→『愛情の設計』(原作:里中満智子、監督:山根成之。佐藤佑介、桜田淳子、里中満智子、村野武範、渡辺文雄、夏純子、折原真紀、瞳麗子、人見ゆかり。1977、松竹)。村野武範と渡辺文雄との桜田淳子の病状を巡る会話の際にまったく同じカメラワークと音楽が四回繰り返されるのが可笑しい(監督は照明やカメラワークや編集の小技が好きなようだ)。『としごろ』と比べたら(比べる意味はないかもしれないが)普通に出来がよくて工夫もあり(活きているかどうかは不明)、心に残る映画だった→午前1時頃就寝。
11月26日(月) 朝8時半起床、白湯、マヌカハニー→『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』(原作:凡天太郎、石井輝男。池玲子、春日朱実、車屋、名和宏、内田良平、愛川まこと、根岸明美、遠藤辰雄、凡天太郎、嵐寛寿郎、一の瀬レナ、大泉滉、星野みどり。1973、東映)。鏑木創の音楽がカッコいい。雨森義允の美術も。B級の範疇に捉えられもしようが、意外にいろいろバランスよく映画の面白さを組み上げた作品と思う(原作者の凡天太郎が意外な活躍を見せる)。不良姐御伝シリーズに連なるのだろうが(本作はシリーズ第二作)、このシリーズはちゃんと精査してみたいものだ→『めぐり逢い』(原題『An Affair to Remember』、原作:レオ・マッケリー、監督;レオ・マッケリー。ケーリー・グラント、デボラ・カー、キャスリーン・ネスビット、リチャード・デニング、ネヴァ・パターソン。1957、米20th Century Fox)。なんだか話の運び方がうまくないように思えて、今ひとつ入り込めなかった。素敵な場面はたくさんあるのだが→『瞳の中の訪問者』(原作:手塚治虫、監督:大林宣彦。片平なぎさ、山本伸吾、志穂美悦子、月丘夢路、石上三登志、大林千茱萸、木村桂子(ピノコの声)、宍戸錠、長門裕之、峰岸徹、藤田敏八、大林宣彦、安西拓人、三東ルシア、玉川伊佐男、山本麟一、ゴダイゴ、和田浩治、檀ふみ、ハニー・レーヌ、千葉真一。1977、東宝)。脚本にジェームス三木。山本伸吾の芝居がのっけから下手過ぎて笑う。そこも含めて冒頭からいかにも大林宣彦っぽく、それで『ブラックジャック』というのはある意味珍品だろう。しかし宍戸錠のブラックジャックは似合わないなあとは思うが、見ているとそう見えてくるから不思議だ→午前1時半就寝。
11月27日(火) 朝6時起床、金宮お湯割→『やわらかい生活』(原作:絲山秋子、監督:廣木隆一。寺島しのぶ、田口トモロヲ、松岡俊介、伊藤ヨタロウ、柄本明、豊川悦司、妻夫木聡、大森南朋。2005、松竹)。すべてを失って無気力に生きている主人公の寺島しのぶの芝居、特に歩き方がや所作がすごい。こんな女がいたらいいなあと思うのと、こんな女にからみつかれたらやばいぞという両方を強く深く感じさせられるのに、なんだかぞくぞくした。なにかが抜けてしまった人間を残酷にしかし優しく演じていると思ったが、しかし同じような境遇や病状で苦しんでいる人がどう思うだろうという問題は、私にはわからない。みんなやさしい(力は足りなくても)のが映画として救いになっているが、現実はそうではないのだろうなあとも思う。あと細かいところでは、田舎のボンボン役の豊川悦司がダサいアメ車に乗ってて尾崎豊をかけるのところは可笑しい(のちに、単純に笑っていられる描写ではないことがわかるのだが)。ずっと主人公の部屋の家具が気になっていたら、終盤で「安い隙間家具」という台詞が出てきて驚いた。それと蒲田のタイヤ公園(西六郷公園)は、本作で初めて知った。本作の舞台が蒲田ってのは重要なのだろうが、どう重要なのかは一回観ただけではちゃんと理解できなかったかな。それから心平粥が出てきたが、すっかり忘れていた(『檀流クッキング』で確認しよう)→『ヴァイブレータ』(原作:赤坂真理、監督:廣木隆一。寺島しのぶ、牧瀬里穂、大森南朋、田口トモロヲ。2003、ステューディオ スリー=シネカノン)。寺島しのぶが、一応アルコール依存症などを抱えているという設定なのだが、抱えているとされる問題の重さはそれほど感じなかった。むしろフリーのルポライターならそんなものだろうという程度と思ったが、寺島しのぶは普通の人がカメラに撮られるときの無意識のだらしなさを自然に表現し続けるところがすごいなあと思う。ところでこの監督はタイヤが好きなのだろうか→お腹空いたまま午後2時過ぎ午睡→夜7時半起床→風呂→『ピッチ・パーフェクト』(原題『Pitch Perfect』、原作:ミッキー・ラプキン、監督:ジェイソン・ムーア。アダム・ディバイン、ジョン・ミッシェル・ヒギンズ、エリザベス・バンクス、ブリタニー・スノウ、アナ・キャンプ、アナ・ケンドリック、スカイラー・アスティン、ジンヘー・ジョウン、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー、ベン・プラット、レベル・ウィルソン、エスター・ディーン、ハナ・メイ・リー、アレクシス・ナップ、ケリー・ジャッキー、キャロライン・フォーミー、ニコラ・ロヴィンス、ワネター・ウォルミズリー、シェリー・レグナー。2012、米Universal Pictures)。音楽を作ることと世代交代についての美しい物語と思った。話の運びが割と地味に感じられたし、爆発的な笑いもなかったと思うが、静かに可笑しくそれが可愛らしい。主役のアナ・ケンドリックはじめみな魅力的だが、リリー役のハナ・メイ・リーが絶妙なスパイスとして効いていた(不思議についついて目が向いてしまう)。それと狂言廻し的に出てくるアカペラ協議会のふたりの実況ナレーションが皮肉ばかりでなく明確な差別発言も含んだ毒舌だが、それが藝になっていて面白い→『ピッチ・パーフェクト2』(原題『Pitch Perfect 2』、監督:エリザベス・バンクス。ジョン・ミッシェル・ヒギンズ、エリザベス・バンクス、アナ・ケンドリック、ブリタニー・スノウ、エスター・ディーン、ハナ・メイ・リー、アレクシス・ナップ、ケリー・ジャッキー、レベル・ウィルソン、シェリー・レグナー、クリッシー・フィット、ハイリー・ステインフィールド、ケイティ・セイガル、スカイラー・アスティン、ベン・プラット、キーガン・マイケル・キー、アダム・ディバイン、ブリジット・Hjort・ソレンセン、フルラ・ボルク、スヌープ・ドッグ、デイヴィッド・クロス、アナ・キャンプ。2015、米Universal Pictures)。音楽にマーク・マザースボー。総体的には前作と同じ感触だが、話はこちらのほうが練れていたような気がした。最終作も楽しみ→朝方5時就寝。今日は、昼寝もしたが、丸一日飲んでたな。
11月28日(水) 朝10時起床、白湯、マヌカハニー→負け代スキャン→ギター練習→『現代任侠史』(石井輝男。高倉健、安藤昇、川谷拓三、郷えい治、夏八木勲、成田三樹夫、小池朝雄、林彰太郎、今井健二、梶芽衣子、笑福亭仁鶴、田中邦衛、北村英三、南利明、三益愛子、中村英子、辰巳柳太郎、内田朝雄。1973、東映)。冒頭、飛行機を降りた高倉健がスチュワーデスからいきなり日本刀を受け取るのでいくらなんでも、と思ったが、それはちゃんと理由があった。(当時の)現代のお嬢さんを演じる梶芽衣子がものすごく可愛らしくて魅力的。『女囚さそり』シリーズと並行した仕事と思うと驚く。政界の黒幕という設定の辰巳柳太郎の背景に厚みや奥行きが感じられず、小池朝雄と内田朝雄の“悪”側の恐ろしさが足りないような気もするが、高倉健に梶芽衣子を合わせて悲恋要素を入れたという点で成功したと思う→風呂→ポランスキーの『反発』見ながら晩をいただいていたら、途中からなにやらうすら怖くなってきて食欲減退。半分ほどで挫折してしばし休憩→食事終わって食休みしたので『反発』(原題『Repulsion』、監督:ロマン・ポランスキー。カトリーヌ・ドヌーヴ、モニカ・メルリン、ヘレン・ブレイザー、ヴァレリー・テイラー、マイク・プラット、ジョン・フレイザー、イヴォンヌ・フルノー、イアン・ヘンドリー、レネー・ヒューストン、パトリック・ワイマーク。1965、英Compton Films)再開。ものすごい不安感を煽る映画。食事しながら見てたら途中で食欲をなくすくらい(映画を中断して食事を終え、しばらく横になった)。男性に対する嫌悪感を持つ若い女性が狂っていく課程を執拗な視線で撮ったといえばその通りだが、画面はからっとした色調の白黒なのになにかじめじめして思い緊張が継続するところは、ポランスキーならではなのだろう。ドヌーブしまいが暮らす部屋の洗面所や風呂場が汚いのとか、姉が引っ張り込む男の下着のにおいに嘔吐するドヌーブ、冷蔵庫から出されたまま腐って蠅がわくウサギ肉(そういえば蒸し暑い季節という設定だった)、芽をふき根を伸ばすジャガイモ、妄想なのか現実なのかわからないがひび割れたり液状化?したりする壁、深夜に忍び込んでくる(と妄想される)男、瞳孔の開いたドヌーブ、殴られた男の頭からとろりと流れる血、本を開いて血のりを拭うドヌーブ、どんどん歪んで広くなっていく部屋、壁から伸びる無数の手、その他その他、ああ怖い。名作と言っていいかわからないが、観る者の精神に与える影響がものすごく大きいのは確か。チコ・ハミルトンの、狂った呼び出しベルみたいな音をジャズ・コンボで奏でる音楽も印象的→『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』(原題『MR.RIGHT』、監督:パコ・カベサス。ジジ・ジョンソン、アナ・ケンドリック、ロッソ・ガロ、サム・ロックウェル、スー・ロック、ケイティ・ネーラ、ウェンディ・マッコルム、ティム・ロス、ダグラス・M・グリフィン、マイケル・エクルンド、ジェイムズ・ランソン、RZA、アンソン・モウント、ジェイデン・カイン。2015、米Focus World)。『ピッチ・パーフェクト2』と同じ年の作品だが、アナ・ケンドリックの印象はだいぶ違い、可笑しさのある可愛さ。人はたくさん死ぬし主人公のふたりが殺すのだが、からっとしているのがよい→『獣になれない私たち』見て就寝。午前4時頃。
11月29日(木) 朝10時起床、白湯、マヌカハニー→心平粥作ってみる(『壇流クッキング』は見当たらなかったので、Web上の情報を参照)。基本は米とごま油一対一だが、胡麻油はもう少し少なくてもよいかな→小山さんがPFへの出入りを再開したと連絡あり。明日早速行ってみることにする→昼過ぎ新宿へ→歌舞伎町近くのホテル街の真ん中にあるコフレリオ新宿シアターにて、劇団偉人舞台第29回公演『ドラクラ』を見物。吸血鬼ドラキュラ(ドラクラ)伝説と天津神・国津神の対立を混ぜ合わせた意外な大作であったのに驚く。二日目ということで、役者各々にまだ練れてない部分がいくつか見られたけれど、踊りや剣戟などのアクションも含めて感心した。舞台が少し狭すぎたという印象はあり。内容や出来栄え(これは実際に見てみないとわからないが)は小劇場にはもったいないと思った→終演後瀧下涼と山本真里(今回は脚本にも関わったそうだ)にご挨拶しておいとま。ふたりとは12/12のイタチョコ浄瑠璃でご一緒する予定→ヤマモトコーヒー店でメリタの珈琲サーバー買い、ついでにいろいろ教えてもらう→中村屋でコールマンカリー。たまにはいいな→平和に電車で帰宅。千歳船橋下車にして秀、オオゼキ、おさしみ本舗で買い物→風呂掃除→風呂→O形に『反撥』見せつつ一杯→午前1時頃就寝。
11月30日(金) 朝10時起床、白湯、栗の蜂蜜→散歩原稿仕事に誤りの指摘。確認したところ「平成11年」を「2011年」に取り違え「7年前」と記していたことが判明。さっそく謝罪と訂正のメール。印刷前だったようでよかった→7年前のイタチョコ浄瑠璃の台本を稽古音源から書き取り。全体の1/3ほど→『横浜暗黒街 マシンガンの竜』(岡本明久。三益愛子、菅原文太、日尾孝司、山本麟一、今井健二、中野英治、岩城滉一、千葉治郎、中島ゆたか、石橋蓮司、小池朝雄、田中邦衛、河合絃司、室田日出男、千葉真一、江波杏子。1976、東映)。岡本明久のデビュー作。冒頭いきなりダサい(紙に印刷したような白黒写真を背景に赤字をあしらったタイトルバックはまあ普通か)。ギャング母子って設定は面白い(文太が極度のマザーコンプレックスというか、ちょっと異常な共依存関係のようにも思えるが)。でも途中で母親(三益愛子)が死んだらかなり苦しむ場面はあったものの、あっさり脱獄(これは警察側の策略だが)して愛人(中島ゆたか)と逃避行と洒落込む。刑事役の小池朝雄が意外な、というかいつも通りだが刑事役だからこそ意外な怖さ。あと偽造パスポートを作って渡しに来た千葉真一が、ちょい役なのにあっという間にすべてをさらっていく。ちょい役と言えば江波杏子もちょい役だが、監督デビュー作ということでご祝儀出演だろうか。母子関係も含めて、全体を考えるとバランス悪いなという印象。そして横浜はほとんど関係なかった→シャワー→二週間ぶりにカルパシ(これくらいの間隔で訪ねたいと思う)。今回は中華がテーマということで、タマリンドとガラムマサラを使った回鍋肉に始まり、五香粉を使ったカレー、烏龍茶で鶏肉を煮込んだカレー、クコの実と陳皮を使ったカレー、冷やし中華風サラダ、木耳のアチャールと、中国とインドの程よくそして驚きもある融合を楽しんだ(ご飯がジャスミンライスなのも気が利いている)。前回訪ねたときの春菊のスリランカ式炒め物やカスリメティを効かせたきのこのアチャールと同様、烏龍茶で鶏肉を煮込んだカレーや木耳のアチャールは真似してみたいなと思った(前回はそう思ってそのまま忘れていたが)→店の前でO形と別れ、バスで三軒茶屋へ。K山さんがひさびさに来だしたというので会いに行く。UりゃさんとB電子もいらして、なんだか穏やかな時間を過ごした。K山さんは少し大変だったそうだが、落ち着いてきたとの由→最後はI崎さんUりゃさんと午前1時までおしゃべりし、タクシーで帰宅。帰宅後即就寝。午前2時頃か。

2018年11月20日

11月まとめ(11〜20日)

11月11日(日) 午前2時起床、白湯、マヌカハニー→『銀座二十四帖』(原作:井上友一郎、監督:川島雄三。森繁久彌(ジョッキー)、三橋達也、佐野浅夫、月丘夢路、浅丘ルリ子、関弘子、渡規子、安部徹、大坂志郎、相馬幸子、織田政雄、北原三枝、岡田眞澄、長谷部健、水の江滝子、芦田伸介、江川美栄子、河津清三郎。1955、日活)。1955年頃の銀座の活写、裏町の誇張的描写、物語の妙味、階段の使い方、その他洒落た作り、絵をモチーフにした謎解き、月丘夢路に北原三枝に幼い浅丘ルリ子、これはとんでもない傑作だと思う→『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』(原作・監督:山田洋次。渥美清、関敬六、柄本明、前田吟、倍賞千恵子、下絛正巳、三崎千恵子、太宰久雄、笹野高史、佐藤蛾次郎、イッセー尾形、竹下景子、淡路恵子、マーチン・ロシュバーガー、笠智衆。1989、松竹)。物語の舞台にウィーンが選ばれたのがウィーン市長による招致であることは知っているが、それでも出し抜けだなあと思う(そもそも寅次郎は飛行機嫌いという性格設定だし)。でもウィーンの風景がゆっくり眺められるのは楽しい。それと柄本明の芝居がたっぷり観られるのが、シリーズ中でのこの作品の値打ちか(旅先で寅次郎が連れとはぐれる、という流れは他の作品でもあったかな)。満男が「おじさんのように生きたい」と言ったあとさくらに叱られる場面は個人的に身につまされるし、ウィーンで出会ったマダム(淡路恵子)が金町出身で寅とは隣町同士とか、いろいろ相変わらずの可笑しいところはある→朝方就寝→昼頃起床→なんか疲れててやる気出ず、早めに飲酒開始→晩いただきながら『銀座二十四帖』をもう一度鑑賞→夜9時頃就寝。
11月12日(月) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー→風呂→昼から改稿に取り掛かり夕方になる前に完了。あとは追加取材一箇所だが、これは行ってみて認識に違いがなければオッケーのはず→『ど根性物語 図太い奴』(原案:今東光、監督;森一生。勝新太郎、石黒達也、東野英治郎、西村晃、朝丘雪路、伊達三郎、稲葉義男、高田美和。1964、大映)。『悪名』シリーズや『ど根性一代』と同じような設定や話ながら(いずれも話は今東光の作)、勝新がキャラクターを微妙に替えているところはやはりさすが。バナナの叩き売りの口上もさすが大したものだ。でも主要な登場人物も少なく、話の起伏はゆるやかで、15分くらいで展開すれば引き込まれるようなところを一時間かけているが、折々に警察医の東野英治郎が帰るべき場所として登場するのがよいアクセントになっている。勝新出演作にしては薄味ながら意外に痛快な作品であった→『喧嘩屋一代 どでかい奴』(池広一夫。九段吾郎、勝新太郎、牧麗子、藤田弓子、山内明、西村晃、ジョージ・吉村、川崎あかね。1970、ダイニチ映配)。70年代に入っただけあって、勝新がルンペンの親玉という新機軸? しかしもうかなりおじさん化しているし、似合うかといえば似合わないが、それはそれで可笑しい。幼馴染みの役人(山内明)とのジャンケンの幼稚な駆け引きに引っかかるところがまた可笑しい。この辺、どんなにいい男になっても子供をその中に飼っている勝新ならではと言ったところか。エリートになった幼馴染みに勝新が力でも頭でも色でも負け続け、いいように利用されるという展開も面白い。全体的な味わいとしては勝新にしては珍しくB級か。それと勝新が負けたまま終わるのも珍しいのではなかろうか→風呂→『愛しのローズマリー』(原題『Shallow Hal』、監督:ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー。ジャック・ブラック、ジェーソン・アレクサンダー、レネ・カービー、スーザン・ウォード、アンソニー・ロビンス、グウィネス・パルトロウ、ジョー・ヴィテレリ、ジル・フィッツジェラルド。2001、米20th century Fox)。外見ばかりではなくその人の一番美しいところを見る、というテーマはわかるが、“いろいろな外見”のサンプルの種類に乏しいため、観る人によってずいぶん受け止め方が違うのではないかな、と思った。と思ったので、恐らく作り手が意図したほどは笑えなかったが、でもそれは考え過ぎかな。もっと素直に笑ってもよかったかもしれない→夜11時頃就寝。
11月13日(火) 朝8時起床、白湯、マヌカハニー→ドラム練習。『Stick Control』の1〜12をBPM90で。左手の三連打が少しだけスムーズになったかなあ。でもBPM90だと乗ってるつもりでも微妙に遅れたりする→昼過ぎ追加取材のため駒沢大学へ。今回も烏山川緑道〜桜を抜けるまでは同じだが、今回は馬事公苑の脇の道から桜新町に出て、サザエさん商店街を南下して246号に出た→駒沢大学の耕雲館は、建物自体も見応えあるが、禅に関する展示が入門書を一冊通読したような手応えがあった。原稿では少ししか触れられないのが残念→取材後246に出て適当に昼を食べられそうなところを探すが、意外に選択肢は少なかった。やはり駒沢公園通りなどのほうが充実しているかな。仕方がないので健康のためと三軒茶屋まで歩いて世田谷線の駅そばで昼。その際、新年会の東京ハイボールズには不参加と決める。たかだか三曲選ぶのに一ヶ月もかかり、その間音沙汰なしで、人を待たせたとも悪いとも思っていないような人と楽しく演奏はできない。しかもギターはまるっきり弾けないし、音楽のことも知らないし→地下鉄で表参道へ。二ヶ月ぶりの散髪でさっぱり→歩いて渋谷に出てみる(敢えて)。青山通りが宮益坂とふたつに分かれるところ、東急が建てたビルが青山通り側の空を塞いでいて悲しい景色になっていた→渋谷川沿いにできたビルの中も少し入ってみてから、東急に殺された富士屋本店の一角も見物してみる。思ったより死んでいた。街灯くらい灯しておけばいいのに。悲しいことだ→阿佐ヶ谷行きのバスに乗り新高円寺下車→ちんとんしゃんにてかりら第3号をいただく。ずんじ君もいて、金丸さんもあとからおいでになって、結構飲んだな。といっても御酒四杯くらいだが、途中から記憶曖昧→平和に電車で帰宅→チキンラーメン1/2を啜って就寝。
11月14日(水) 朝8時起床、白湯、マヌカハニー。軽い宿酔い→東京ハイボールズに不参加を表明→DU散歩原稿の再稿を最終チェックし提出→風呂→『最も危険な遊戯』(村川透。松田優作、石橋蓮司、榎木兵衛、入江正徳、草野大悟、内田朝雄、名和宏、田坂圭子、荒木一郎、市地洋子、見明凡太朗。1978、東映)。今となっては松田優作がかっこいいだけの映画と思えるが、今となってもかっこいいのはすごいことだ。終幕(OS劇場で岡本麗がストリッパーで出てくる場面)の音楽が何故か『人間の証明』だった→午睡→夜、クルマで三軒茶屋へ。お目当の郵便局の駐車場は19時過ぎにはがら空きだった。PFまでも歩いて5分かからない→本日はB電子のみ。それとギターのうまい先輩と、あとのほうで若者三人。ギターのうまい先輩は、うま過ぎてとめどなく弾くので、こちらも気持ちよく演奏できた。勉強になるなあ。『枯葉』『ウェイブ』『マーシー・マーシー・マーシー』『チキン』のほか、無理やりに『So What』なども。あと『黒いオルフェ』か。若者たちとも2コードのセッションで楽しい時間を過ごした。以前置き忘れたギターチューナーも拾えてよかった→駐車場は600円と聞いていたが清算してみると400円だった。あっそうか、6時間以内だから時間分(100円/時間)だけだったのか。帰りもこの時間だと10分くらい。冬のPFはクルマに頼りそうだ→風呂→TVドラマの録画見ながら、適当に作ったふろふき大根などで一杯→午前3時頃就寝。
11月15日(木) 朝8時起床、白湯、マヌカハニー→秋晴れ、洗濯→粥製作→『Fly Me To The Moon』と『Day Tripper』の特許用アレンジ検討。『Fly Me To The Moon』は既存の打ち込み音源を流用して割と進んだ。まあ、歌が入ることになればまた変えないとならないが→『脱走遊戯』(山下耕作。鰐淵晴子、垂水悟郎、ウィリー・ドーシー、郷えい治、根岸一正、小沢栄太郎、千葉真一、汐路章、北村英三、志賀勝、風間千代子、中川三穂子、花澤徳衛。1976、東映)。遊戯シリーズの一作のつもりで観始めたが違うことを思い出した。千葉真一がヘリコプターに吊るされながら着替えるというタイトルバックがまずすごい。映画的なというよりはアクションとしてのすごさだが、思い付く回路は複雑ではなかろうが、ああこれは面白そうだと観るものの目を釘付けにするのに充分なアイデアと演技だと思う。ベランダの乱闘もすごいな。しかし主人公の設定が説明されるのが始まって45分後、上映時間の半分を過ぎてからというのも変わっているのかな。その後急に退屈になる。そして鰐淵晴子は若い頃はきれいだがこの頃からずっと大根だったのかと驚いた。あとやよいのスカムなギターが可笑しい→夕方、ひさしぶりにカルパシへ。ポーク・チョイラ、タミル・チキン、マラバール・フィッシュ、アヴィヤル(ヨーグルトとマスタードを使った野菜煮込み。レンコン、ニンジンなど)、ダル・パラク(ケツルアズキとほうれん草を使った北インドの豆カリー)、マッルン(ココナッツと春菊のスリランカ式炒め物)、アチャール(カスリメティを効かせたキノコのオイル漬け)、ポディ(豆とゴマとナッツのインド式ふりかけ)、パスマティとジャポニカのMIXご飯を堪能(デザートは洋梨とアマレットのジェラート)。アルコールは銘柄忘れたがイギリスのエールを一杯とインド産赤ぶどう酒を一杯。先付のポーク・チョイラに心地よい噛み応えのなにかが入っていて、尋ねたらチウラ(ネパールの干し飯)との由。チウラを炒ったものを加えたそうだ。春菊のスリランカ式炒め物やカスリメティを効かせたきのこのアチャールとともに、真似してみたい(いい加減な真似くらいはできそうかなと思ったので)→帰宅後食休み→『笑点特大号』。木久扇司会の若手大喜利が妙に可笑しかった→ウィリー・ハイタワーのライブ中継録画をダビングして、ついでに再見しつつ一杯→午前3時就寝。
11月16日(金) 朝9時起床、白湯、マヌカハニー→朝食製作→『殺人遊戯』(村川透。松田優作、竹田かほり、中島ゆたか、今井健二、阿藤海、岡尚美、桑原大輔、佐藤蛾次郎、佐藤慶、草薙幸二郎。1978、東映)。今となってはもはや懐かしい築地の風景。私にとっては最も松田優作らしい魅力を感じさせる一本だが、私にとってはやはりそれ以上でもそれ以下でもないかな。でもビルの廊下でいくつもの部屋の中からの攻撃を躱していく銃撃戦の演出は見事。松田優作が勝負にかかる前に身体を鍛える場面があるのは前作と同じで、これはお約束か。あと前作では『人間の証明』の音楽が使われたが、本作でも「『野性の証明』を観に行かなくちゃ」という台詞があった。そして今回も渋谷のOS劇場がちょっとだけ登場→O形サイト更新(日記)→『Fly Me To The Moon』の特許向け編曲をラフに完了。といってもA木さんパートは大まかな指示だけで自分で組み立ててもらう方式→『大岡政談 将軍は夜踊る』(丸根賛太郎。岸井明、相馬千恵子、幽霊、森川信、花菱アチャコ、中村是好、笠置シズ子、渡辺篤、小杉義男、柳家金語楼、羅門光三郎、山口勇、横尾泥海男、見明凡太郎、千石規子。1950、東宝)。娘に一目惚れしたために弱くなってしまった横綱(岸井明)が新興宗教にすがるとその教祖が笠置シズ子で教団は裸を是とする踊る宗教…… という、なんだかよくわからない映画。相撲取りだから裸には慣れているが、心構えが違うと恥ずかし、というのがなんとも可笑しい。恐らくこの映画でしか聴けない笠置シズ子の歌(服部良一の作と思われる)が聴ける(さらに踊る笠置シズ子も観られる)のもうれしい。それにしても変な映画だが、様々な場面で表情だけで語る大岡越前(柳家金語楼)がとても可笑しい→午睡→『いそしぎ』(原題『The Sandpiper』、原作:マーティン・ランソホフ、監督:ヴィンセント・ミネリ。エリザベス・テイラー、モーガン・メイソン、トリン・サッチャー、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・エドワーズ、リチャード・バートン、エヴァ・マリー・セイント、ロバート・ウェバー、ダフ・ヘンダーソン。1965、米MGM)。最後まで観るとこの映画の優れた社会性や中年になってなお悩み失った人間性を取り戻していくという主題に感動するのだが(自由な精神と不自由な精神の対比にも)、観ている途中は聖職者の揺れ動く心やいそしぎがエリザベス・テイラーの頭に止まるのは髪の毛の中に米粒を隠しているからだとか、いい場面でかもめの群れがが波に揺られながらそれを見ているとか、エリザベス・テイラーの胸がロンパリなのがいいとか、いろいろ爆笑してしまった。だからというわけではないが、そういう重層的な見方ができる点で素晴しいとも思った→午前2時頃就寝。
11月17日(土) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー→ふと和歌山の秋刀魚の丸干しを思い出し、Webで探して注文してみる。新宮の店は残念ながら品切れで、田辺の店に注文してみた→『Day Tripper』の方向性もアイデア出た。『ミッドナイト・ドリンカー』の感じを援用→『おぼろ駕籠』(原作:石本秀雄、監督:伊藤大輔。山本礼三郎、永田光男、菅井一郎、月形龍之介、阪東妻三郎、山田五十鈴、田中絹代、三井弘次、北見礼子、佐田啓二、伊志井寛、清水将夫、安部徹、大和久乃、折原哲子、清水将夫、京町みち代、加東大介、小堀誠。1951、松竹)。板妻に目が釘付け。カッコいいんだけどカッコいいんだか悪いんだかわからない芝居にしびれる。田中絹代が常に酔っ払っている役なのも可笑しい。特別な仕掛けや特筆すべき点が目立つ映画ではないと思うが、しみじみいいなあと思わせられる。終盤の田中絹代と山田五十鈴の一騎打ちなど夢のよう→『元禄水滸伝』(原作:郷田徳、監督:犬塚悳。春日野八千代、三津田健、東郷晴子、坂東好太郎、徳大寺伸、槙健一、浅茅しのぶ、野沢英一、鳩見千影、小堀明男、月形龍之介、田中敬介、杉村春子、宮本民平、小堀誠、高松錦之助、寿美花代、加賀邦男、香川良介、五十鈴さよ子。1952、東宝)。ずっと退屈してしまった。もう一度見ないとならないな→シャワー→午後4時前吉祥寺へ。最近歩いてなかったなと、東松原の駅まで歩く。45分ほど→吉祥寺に着いたらユザワヤにて額を壁にかけるフックを購入(ここでO形と落ち合う)→予定まで一時間あったので、ふと目に入ったWakie Wakieというハンバーガー屋で一杯。入ってみるとフンラフンの跡地で、店内のレイアウトは同じだった(と思う)。牛肉に豚の網脂をまぶしたというパティとたっぷりの野菜でなかなかのものだった。居心地もよかった→MANDA-LA2にてGiulietta Machine見物。クラリネットとサックスに小森恵子、歌に高遠綾子がゲスト。クラリネットやソプラノサックスがギターと程よい感じの混ざり具合で、いつもとは違った奥行きや広がりを感じた。高遠綾子の歌は、超高音の耳に刺さるような感じが減り、とても豊かな感じになっていた。興奮と共により一層の心地よさも感じさせられた。全体にリズムに身体を委ねているのが心地よい感じで、最近毎回思うが、もっと大きな会場で自由に身体を動かして聴きたいなと思った→軽くご挨拶しておいとま(高遠綾子のCDと、あと写真集も買ったが、美しいとは思うが彼女の容姿を見てファンになったものではないので、写真集は余計だったかな)。平和に電車で帰宅→夢亀ラーメンの誘惑に勝てず、子供ラーメンを一杯→満腹にて帰宅後即就寝。夜11時頃だったか。
11月18日(日) 朝9時起床、白湯、マヌカハニー。朝食は抜いた→晩のカレーの下拵え→昼はしらかめへ。年越し蕎麦の予約ができるかと思ったが、まだだった。一杯だけやって、かけそばに意外だが納得→ミラベル、かばたと買い物し、JUZUSUKEに寄ってみたが今日はやってなかった→ミラベルのケーキでおやつ→午睡→イタチョコ浄瑠璃、2011年の冬に下北沢で演った演目をやるかもしれないとのことで、PC内にデータが残ってないか探したが、通し稽古の音声しかなかった。映像は私が撮影・編集したので、探せばDVDがあるはず→カレーほか賄い製作→シャワー→晩のお共に『笑点』とウィリー・ハイタワーライブ編集版。後者は先日の生中継ライブ映像の合間にスティーブ・クロッパーのインタビュー映像が挿し挟まれるものだったが、しばしばライブの流れが途絶えるのは編集方針の大きなミスか。まあでもウィリー・ハイタワーを通じて初めてこの手の音楽に触れる人にとっては親切で入りやすい作り方かもしれない。いやどうだろうか→『Day Tripper』まとまらなかったが、とりあえず本日までの成果を送付→午前2時頃就寝。
11月19日(月) 朝9時起床、白湯、マヌカハニー→『Fly Me To The Moon』ギター練習。さすがにこれはほぼ覚えていた→『命との対決』(酒井辰雄。永田光男、水原真智子、安井昌二、藤田功、有沢正子、田村保、森美樹、富本民平。1960、松竹)。森美樹と安井昌二の更生した兄とぐれていく弟の感じがものすごく現実味がありまた説得力がある。水原真智子のビッチ眉毛がものすごく、なんて妖艶なんだとまずは思ったが、雪の中とつぜん現れる修道女の磋硪三智子には適わないな(とってつけたような役柄なのだが)。殺し屋が拳銃を向ける中突然始まる兄弟喧嘩には笑ったし、地味と言えば地味な映画だが、絵造りもさり気なく入念でカッコよく、いい作品と思う(離れて暮らす子供をちょっと出したあとに水原真智子が殺される場面になるなどの酷薄さも印象に残る)。当時現役の銀巴里の歌手の歌が聴けるのも貴重か→『丹下左膳余話 百萬両の壺』(原作:林不忘、監督:山中貞雄。阪東勝太郎、沢村国太郎、花井蘭子、高勢実乗、鳥羽陽之助、清川荘司、宗春太郎、深水藤子、喜代三、大河内傳次郎、山本礼三郎。1935、日活)。呑気でいい映画。呑気なのはいいが、金魚釣りに出掛けた柳生源三郎が、同行のちょび安が壺を持って歩いているのにそれに気付かないのは呑気過ぎて可笑しい→『丹下左膳』(原作:林不忘、監督:松田定次。薄田研二、左ト全、月形龍之介、東千代之介、沢村宗之助、大川橋蔵、多々良純、富田仲次郎、大友柳太朗、三島雅夫、団徳麿、大河内傳次郎、松島トモ子、長谷川裕見子、桜町弘子、山形勲、美空ひばり、高松錦之助、堀好太郎、喜多川千鶴、上代悠司。1958、東映)。東映スコープ公開一周年記念映画。こっちはこっちで豪快で爽やかで何度観ても心地よい。三島雅夫による柳生対馬守の小物っぷりも可笑しい→午睡→風呂→適当にTV番組(懐かしの歌謡曲みたいなの)見て飲酒して就寝。夜11時頃。
11月20日(火) 朝8時半起床、白湯、マヌカハニー→TVの二時間ドラマ(火サス)の『冷たいのがお好き』。樹木希林、松金よね子にちあきなおみが主演ということで見てみたが、中条きよしのプレイボーイっぷりもよく、軽く楽しめるミステリーでありつつ、ちあきなおみの歌も堪能できる佳作であった。録っておいてよかった→『東京ふんどし芸者』(野田幸男。堀めぐみ、三原葉子、関山耕司、天津敏、南利明、由利徹、三井マリア、内藤杏子、叶優子、渡引玲子、北村英三、茜ゆう子、南条竜也、小松方正、大泉滉、土山登士幸、山城新伍。1975、東映)。堀めぐみがものすごくいいなあ(二年で八本だけ、この手の映画とやくざ映画のみ出ていたようだ)。楽しくじっくりセックスを楽しんであとくされなさそうなところがよい。全体に勢いだけで作ったような杜撰さがいい塩梅で、観ていてたいへん心地よい。セックスの床を真横から撮るときに隠し所を青いガラス製の噴水で隠すとか、屏風に描かれた美人がの頬がその最中に赤くなるとか、芸者がとつぜん全員ふんどし姿になって総踊りしたりとか騎馬戦したりとか、花電車九番勝負とか、その場で思い付いたような演出も楽しい→『エノケンの誉れの土俵入り』(原作:波島貞/八住利雄、監督:中川信夫。榎本健一、柳谷寛、御舟京子、音羽久米子、柳田貞一、中村是好、横尾泥海男、宏川光子、如月寛多、南光一、進藤英太郎。1949、東宝)。制作主任に市川崑の名が。何の説明もなく徒競走から始まるのが可笑しい。若い頃の加藤春子(御舟京子)が可愛いのに驚く(面影はもちろんあるが)。宿屋の呼び込みを歌でやるエノケンのやる気のなさが可笑しいし、大飯を喰らっては追い出されて身投げするという繰り返しも可笑しい。あとちょうど中盤でそれまでのいきさつをダイジェスト映像で振り返るのも可笑しい。修行中の際の投げられっぷりも鮮やかでよい。終盤の各取り組みの動きも見事で、エノケンだけでなく体技をふんだんに使った喜劇はほんとうによいなあと思わせられる→夕方三軒茶屋へ。本日もクルマ→スタジオノアにて特許。青木編曲による『Fly Me To The Moon』を試してみるが、A木さん練習はあまりしてこなかった様子ではあるものの、回を追うごとにまとまってきて、最終的には新年会ならこれでいいんじゃないかくらいにはなった(東京ハイボールズの二、三ヶ月分が一時間で進んだ)。私はエレキギターアンプ通し指弾きというごく基本的な部分の修練が必要。それと『枯葉』はロックっぽくやったらなんだか楽しかった。『Black and Crazy Blues』は意外に一番まとまっている→前回も立ち寄った沖縄料理屋で一杯。私はクルマなので食事のみ→帰途もスムーズ→風呂→一杯やりながら『ズーンビ』(原題『ZOOMBIES』、監督:グレン・ミラー。キム・ニールセン、ジョー・コンティ、ジェニファー・タイタス、ノア・ファラオ、アンドリュー・アスパー、ブライアン・スロイヤー、ララ・ネスター、アイザック・アンダーソン、ブリアンナ・ジョイ・ショマー、アーロン・グローベン、タミー・クライン、セドリック・ジョナサン、マイケル・デルガド、アイヴァン・ジュロヴィック、カイウィ・ライマン、マーカス・アンダーソン、リューベン・ウイ、ウィリアム・マクマイケル、アイオン・バトラー。2016、米The Asylum)を途中まで。ZOOMBIESと銘打ちながら動物にちっともゾンビの要素がない点でダメなのだが、不思議と憎めないB級映画だった。妙にうまいところがあるのと、エレン/シーア親子やリジーなど登場人物がみんないい人でそれぞれ魅力的だからだろう(この手の映画のお約束で自分勝手な行動をして死んでしまう登場人物もいることはいるが、みんななんだかいい人に見える)。しかしそれにしてもCGはしょぼい→午前3時頃就寝。

2018年11月10日

11月まとめ(1〜10日)

11月1日(木) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー→プランクチャレンジ 4分(240秒)に延長→DU散歩原稿初稿完了し送付→ドラム練習。『Stick Control』は20番まで3分ずつ連続で、計一時間叩いた。『Time Functioning Pattern』は初めて33〜37に突入。まだぜんぜん叩けない(BPM76)→風呂→『ふたりにクギづけ』(原題『Stuck On You』、監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー。マット・デイモン、グレッグ・キニア、パット・クロフォード・ブラウン、レイ・ロケット・ヴァリエール、テレンス・バーニー・ハインズ、エヴァ・メンデス、シーモア・カッセル、メリル・ストリープ、ウェン・ヤン・シー、シェール。2003、米20th Century Fox)。明るい『バスケット・ケース』という趣き。双子の片一方が地元の田舎で活動する役者で、ハリウッドで世に出たいと思っている設定なのが面白い。冒頭のハンバーガー屋の、手際がいいんだか悪いんだかとうのも可笑しいし、地元の人たちがみな彼らに優しいのもよいし、スポーツで結構ずるい手を使ってるのも笑える。出てくる人がほぼみんないい人なのに面白いというのも見事だと思う→夜10時頃就寝。
11月2日(金) 朝4時起床、白湯、マヌカハニー→本日断食、いや節食くらいな感じか、することにし、チャナ豆とムング豆を使ったスープを製作→『大菩薩峠』復習。→『大菩薩峠 竜神の巻』(原作:中里介山、監督:三隅研次。市川雷蔵 、本郷功次郎、見明凡太朗、山本富士子、藤原礼子、小堀阿吉雄、石黒達也、真塩洋一、寺島雄作、中村玉緒、片山明彦、羅門光三郎、寺島貢、近藤美恵子、南里金春、嵐三右衛門。1960、大映)。前作では省略の美しさのようなものを感じたし、本作でもそれは見られるものの、比較するとやや説明過多でテンポが悪くかったるいかなという印象もあった→ドラム練習。『Stick Control』は25〜36番に進んだのち、1〜4番をBPM90で。『Time Functioning Pattern』は30〜37をさらったのち1〜4をBPM90でと思ったが途中で断念→『デイジー・ミラー』(原題『DAISY MILLER』、原作:ヘンリー・ジェームズ、監督:ピーター・ボグダノヴィッチ。ジェイムズ・マクマートリー、バリー・ブラウン、シビル・シェパード、ジョージ・モーフォゲン、ミルドレッド・ナトウィク、クロリス・リーチマン、アイリーン・ブレナン、デュリオ・デル・プレト、ニコラス・ジョーンズ。1974、米Paramount)。シビル・シェパードが表現するデイジー・ミラーの奔放さがなんとも可愛らしくて魅力的。怒っても楽しそうなのもよい。終幕の独白の処理が、台詞の怨霊も含めて後悔の念の深さを素晴しく表現していると思った『恋風道中』(松田定次。中村錦之助、田中春男、三島雅夫、吉野登洋子、大河内傳次郎、左卜全、お初、丑五郎、長谷川裕見子、大川恵子、山茶花究、吉野登洋子、桜町弘子、山形勲、徳大寺伸、春日八郎、進藤英太郎。1957、東映)。ふた組の追いつ追われつという話の設計が面白い。ぱーっと明るい時代劇だけに、カラーで撮ってほしかったが、白黒でも楽しさは十分伝わってくる。長谷川裕見子は今まで観た中で一番魅力的(な役)かもしれないな→『スティング』(原題『Sting』、監督:ジョージ・ロイ・ヒル。ジェイムズ・スローヤン、ロバート・レッドフォード、ロバート・アール・ジョーンズ、ジャック・キホー、サリー・カークランド、ロバート・ショウ、チャールズ・ディアコップ、ポーリーヌ・マイヤーズ、チャールズ・ダーニング、アイリーン・ブレナン、ポール・ニューマン、レイ・ワルストン、ハロルド・グールド、ジョン・ヘファーナン、ジャック・コリンズ、トム・スプレイトリー、ディミトラ・アーリス、ダナ・エルカー。1973、米Universal)。何度も見ていると、最終的にはポール・ニューマンはいい役者だ、という感想が残る。とはいえ、大仕掛けの騙しのよくできた描写は当時としては画期的だったろうし、その名残は今でも感じさせられる。あとやはり、スコット・ジョップリンの音楽とその使い方は見事だし、マーヴィン・ハムリッシュの仕事は今でもお手本になると思う→夜は普通に食べた→散歩原稿の直し来るかなと思って待機していたがなにも来なかったので、夜10時頃就寝。
11月3日(土) 朝8時起床、白湯、マヌカハニー→『スティング』復習→ドラム練習。『Stick Control』の1〜24をBPM90で。昨日よりはできた→『ワン・フロム・ザ・ハート』(原題『One From the Heart』、監督:フランシス・フォード・コッポラ。テリー・ガー、フレデリック・フォレスト、ハリー・ディーン・スタントン、レイニー・カザン、ラウル・ジュリア、ナスターシャ・キンスキー、アレン・ガーフィールド。1981、米Columbia Pictures)。途中まで変な映画だが楽しい、という感じだったが、テリー・ガーとラウル・ジュリアがタンゴを踊る場面で一気にこの映画の魅力が噴出すると思った。ラスベガスの町でのすれ違いの場面も、少しだけ川島雄三の映画ようで面白い。ナスターシャ・キンスキーの歌と歌うときの表情がまた素晴しく、ミュージカル映画としての底抜けの楽しさは『ラ・ラ・ランド』の数段上。というか相手にならない→夕方高円寺へ。サラハウスでカスリメティ、ブラックペッパー、チャナダール、トゥールダールを購入してからひさびさにkyoyaでステーキ→U-hAに移動して『弁護士vs司法書士』というライブを見物。弁護士、司法書士、弁理士などが歌と演奏を繰り広げる催しだが、何度か聴いたことがある人たちの歌と演奏は相変わらず楽しく、一方初めて聴いた東京国税局勤務の人のウクレレと歌はかなり衝撃。自分をさらけ出せばいいというものではないが、この人の場合それが芸になっていたと思った。我が身を引き裂くくらい冷徹に自分を客観視していないとこういう芸はできないと思うが、ただしそれが結果そうなった、という可能性もあるかもしれない。もう一回くらいは見てみたい→U-hAの並びによい古着屋があるのを発見。主に欧州ものと思われる古着専門で、冬物のコートなどは少し値は張るが、靴は安いし、クリーニングもきちんとされていた。今度買い物してみたい(ZOOLという古着屋グループのひとつでFrescadeという店だった)→ちんとんしゃんで一杯と思ったが、本日祝日のため休みだったので、鳥渡で二三杯。国道58号を巡る旅など、報道出身の写真家の人の面白い話を伺えた→平和に電車で帰宅→カップラーメンで〆て就寝。午前1時頃。
11月4日(日) 朝9時起床、白湯。マヌカハニーなめるの忘れた→『ラルジャン』(原題『L'Argent』、原作:レオ・N・トルストイ『にせ利札』、監督:ロベール・ブレッソン。マルク・エルネスト・フルノー、アンドレ・クレール、クロード・クレール、ブリューノ・ラペール、ベアトリス・タブーラン、ディディエ・ボーシイ、クリスチャン・パティ、ヴァンサン・リステルッチ、カロリーヌ・ラング、シルヴィー・ヴァン・デン・エルセン、ミッシェル・ブリゲ。1983、仏瑞AMLF)。無実の罪に問われた主人公がほぼ一切闘わず、感情を剥き出しにせずに、そのときどきでそっちのほうが楽と思える方法を選んで転落していくのは、普通に見ると不気味ではあるが、この当時のフランスの弱者?の状況をそのまま写しているのかもしれない。カメラ店店員も正面から正直に生きようとはせず、一番簡単な手で状況を逃れたり損を取り戻そうとする(脱獄の企ても安易な発想ではあるし、そしてそれは成功しない)。封切り時に観たときは、ブレッソンの手法にばかり目が行ったが、改めて観ると、経済的、知的、精神的などなど様々な意味での貧困の問題を捉えた作品にも思えてくる。それと、同房の囚人の「復讐は下から上に向けられる/蒸しを殺すのは無意味だ/君は手を汚さずに復讐した/遠くにいる君の近親者が君の無茶を止める」という言葉が、今回はとても印象的だった(主人公が立ち直る最後の好機だったかもしれない)。それにしても恐ろしい緊張感を湛えた映画だ。全員が等しく罰せられるようなのも、なんとも言えない→午後下北沢にてサルサダンス教室。前回は二週間前だから続けて行くと、というわけではないが、断続的にでも半年くらいやってるとなんとなく身体がついて行くようになるし、足を間違えても慌てないようになるから面白い→バスで帰ろうと歩いていたら、以前から気になっていた七つ海堂という蕎麦屋がやってたので一杯。酒肴も程よく花巻そばもあって、いい蕎麦屋だった。下北沢では以前行ったなんとかという天ぷらがべっちゃりしてた蕎麦屋(蕎麦はよかったが)よりもよいと思う。贔屓にしよう→平和にバスで経堂に戻り、スタンド八九で一杯、と思ったら帰り際に初対面の、しかしとても人懐っこい先輩が来てもう一杯。なんだか面白かった→ワカスギが開いていてパンがたくさん残っていたので、酔った勢いもありなんだかいろいろ買って帰宅→買って来たチーズトルティーヤとカレーパン肴にビール。なんだかわからないうちに就寝。
11月5日(月) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー。軽い宿酔い→風呂→朝食後午睡→夕方まず浅草へ。薬研堀で麻の実多めとんがらし抜きを購入→六区に出ずホッピー通り経由でつくばエクスプレスへ、と思って歩いてたら、美熟女軍団を引き連れたF式氏にばったりでびっくり。広島・福山の方々を東京案内とのこと。こちらからもいろいろ観光案を出してみるが、全部織り込み済みでお役に立てなかった。少し立ち話しておいとま→北千住に出て宿場町歩いていたらSげちゃんにばったり。乾物屋の親父とも目が合って挨拶を交わしたし、なんか今日はそんな日だ→奈加多゛楼にて絵の代金支払い、ひとり朝日軒へ。先日うまさに気づいた焼きめしを〆に、串カツとほうれん草のおしたしで一杯。しらすおろし忘れられたが気にしない。店に入った直後は割と暇でお母さんが猫と遊んでたりしたが、その後だだと四五人客が来て忙しそうになった→帰り際に絵を受け取り、金宮一升瓶の余り物もいただいて、ホステスだった人たちが作った白いばらの冊子に関する顛末などを聞いてから、平和に電車で帰宅→なんだかくたびれて、帰宅後すぐ横になり、しばらく休んでから歯を磨いて就寝。夜9時頃かな。
11月6日(火) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー。深夜長々と小便をする夢を見て焦って起きたが、実際の被害はなかった→シャワー。本日より体重は起床後に測ることにした(時間を決めないと食前食後などでバラツキが出るので)→ドラム練習。『Stick Control』の1〜12と25〜32をBPM90でみっちりやったが、丸二日さぼったツケは出てしまっていて、左手の三連打はほぼ零点→『欲望の帝国 女優ディディの告白』(原題『DiDi Hollywood』、監督:ビガス・ルナ。エルサ・パタキー、フローラ・マルチネス、ジャン・マリー・フアン、アナ・ソリアーノ、ジョヴァンナ・ザカリアス、ルイス・ハッチャ、レオナルド・ガルシア、ベン・テンプル、ピーター・コヨーテ、ポール・スカルフォー、フランク・プラント。2010、西Maya Entertainment)。特にどうということもないB級映画と思ったが(変態バカ映画かとも思ったがそこはそうでもなかった)、スペイン側のクラブのダンサーとか、役者それぞれのラテンダンスのような動きとか(ラテンダンスの場面もある)、魅力的なところはいくつかあった。地元に残された親友(マリア)の取り残され具合の描き方はありきたりではあるが残酷。それにしても、ラテン民族ってやつは、と前半思ったが、『ハモン・ハモン』の監督であることは見終えてから気付いた→『2001年宇宙の旅』(原題『2001: A Space Odyssey』、脚本:スタンリー・キューブリック/アーサー・C・クラーク、監督:スタンリー・キューブリック。ウィリアム・シルベスター、マーガレット・タイザック、レナード・ロジター、ケア・ダレー、ゲイリー・ロックウッド、ダグラス・レイン。1968、米MGM)。改めて観ると、冒頭の猿たちには人が入っているんだなあと思えて、なんだか笑ってしまう。地球から宇宙ステーション、宇宙ステーションから月への場面は、『美しき青きドナウ』でゆっくり優雅に撮りたいという意図も必然性も気持ちもわかるが、今となっては冗長かな(というか、もっと省いた表現にしたらどうなるかという興味はある)。木星に到着するところも同様。しかし何度も観てわかったような気になっているが、太陽と惑星とモノリスの並びとか、プール副官の船外活動の際のヘルメットの亀の顔めいたデザインとか、忘れたかわからないかすることがまだまだあるものだ。あと二時間二十分という長さで劇的な場面も少ないながら、ずっと飽きさせずに見せるのはすごいことだなあと改めて思う。そして素直に観れば、大枠については実にわかりやすい(そこに観る側の勘違いはあるにせよ)映画だとも思った→風呂→『2010年』(原題『2010』、原作:アーサー・C・クラーク、監督:ピーター・ハイアムズ。ロイ・シャイダー、ボブ・バラバン、ジョン・リスゴー、マドリン・スミス、タリーシン・ジャッフェ、ヘレン・ミレン、ダグラス・レイン、ケア・ダレー。1984、米MGM)。前作と比較して、宇宙船内の美術をなんとかしたらよかったのにと思ったが、考えたらロシアの宇宙船だから、これでいいのかもしれない。でもその所為か画面がなんだかセコい感じでB級SFのにおいもし、そういうところも含めて、よくあるような宇宙SF映画というのが観始めてすぐの印象(最後まで観てもその印象はほぼ変わらなかった)。『2001年』は1968年作だから、コンピュータその他の技術の描写に対する想像力に自由さがあったが(といっても宇宙時代には入っていたわけだが)、本作は下手にパーソナル・コンピュータが出てきたあとだけに、その辺のデザインも今見るとなんだかダサい→『スリ』(原題『Pickpocket』、監督:ロベール・ブレッソン。マルタン・ラサール、ジャン・ペレグリ、マリカ・グリーン、ピエール・レーマリ、カッサジ、ドリー・スカル、ピエール・エテックス、セザール・ガッテーニョ。1959、仏Lux Compagnie Cinématographique de France)。この奇妙な冒険(スリ)を通じてしかふたつの魂が結びつくことはなかった—というのが本作の主題だそうだが、なるほどと思う一方で、どうしてもスリの手管の表現に目が行ってしまう。スリの獲物だけにカメラの焦点を合わせ続ける撮り方が面白い(『ラルジャン』に通じる手法か)→午前1時就寝。本日は運動はスクワット(50回)しかしなかった。少しサボり気味。
11月7日(水) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー→『チョップ先生』(原作:今日出海、監督:小石栄一。高倉健、南原伸二、鶴実千子、岡田英次、田代百合子、小宮光江、藤里まゆみ、神田隆、松本克平、堀雄二、石島房太郎、宮田悦子、春日とも子、小川虎之助、福島将江、進藤英太郎。1956、東映)。明朗快活さ、勘違い、悪意がなく可愛らしい失言などに彩られていて面白い。岡田英次の立ち回りが切れ味鋭いのに驚いた。南原伸二の蝙蝠っぷりも物語の中でなかなか効いているし、逃げようとする南原伸二に喫茶店マダムの藤里まゆみが店のケーキを差し出すところなど泣かせる。最後のほうのキャバレーの場面で出てくる靴磨きの少女の扮装で歌う歌手は誰だろう? そしてまだ若い高倉健に生彩がないのも面白い、と思ったら最後にその他大勢として駆けつけては来た→老父と昼食および買い物付き添い。深水庵とサミット。深大寺は妙に混んでいて、深水庵もあっという間に揚げ玉がなくなってしまったが、尋ねてみたらふた袋くれた。老父は一階にできた接骨院を訪れ診察と治療を開始したとの由。MRIなども撮ったところ、腰や膝の痛みは結局は年齢相応の不具合で仕方がないようだが、骨密度は同世代の1.5〜2倍、場所によっては若年世代の平均の1.5倍あったそうだ。あと下の甥っ子は家を出てひとり暮らしを始めたとの由→帰途灯油買って帰宅→散髪の予約したが返事がないので電話してみたところ、本日は出張などで手一杯だった模様。明日の様子を連絡してもらうことにする→ドラム練習。『Stick Control』の1〜12をBPM90で。まだまだ。続いて『Time Functioning Pattern』の23〜37を続けてBPM80でやったが、前半の慣れているパターンもときどき少し遅れがち。右手右足ががずれるところと、右足三連打のところがちゃんとリズムに乗っていないようだ→プランクチャレンジ300秒(5分)に挑戦。結果は180+60+60秒の三分割。腹筋よりも腕が保たない。フォームが悪いのかもしれない→シャワー→『愛のお荷物』(川島雄三。小川虎之助、山村聡、芦田伸介、菅井きん、小沢昭一、轟夕起子、三島雅夫、北原三枝、三橋達也、東恵美子、田島義文、高品格、フランキー堺、高友子、紅沢葉子、小田切みき、殿山泰司、小沢栄、東野英治郎、坪内美子、青木富夫、渡規子、山田五十鈴。1955、日活)。なんだかもう文句の付けようのないというか、いちいち言葉で感想を言いたくないような傑作。特に北原三枝が辞表を出す場面の脚本、演出、カメラ、芝居などなど、ほんとに素晴しい。一時間半くらいまででお腹いっぱいのところに山田五十鈴登場する、これこそ贅沢の極みのような映画だろう。現代にも通じる主題(通じていること自体情けないのだが)にまとめつつ、その中でも個人の幸せが大切だという話に流れていくところなども面白い→『あした来る人』(原作:井上靖、監督:川島雄三。三國連太郎、高品格、山村聰、月丘夢路、三橋達也、金子信雄、小沢栄、新珠三千代、小夜福子、小沢昭一、高原駿雄。1955、日活)。山村聰のモテっぷりの描き方がとてもよいが、その息子役の三橋達也が妻の月丘夢路と犬を通じて偶然会った新珠三千代との間でやに下がる設定が、いいとかどうとかといった映画的評価を飛び越えてただただうらやましい。新珠三千代を後ろから耳のイアリング越しに撮るショットがなんとも色っぽい。映画としては、原作の物語をなぞったような印象だったが、酔っ払っていい加減に観ていた所為かもしれない→『愛のお荷物』をもう一回→蒸し燗三本でだいぶ酔っ払って、夜9時過ぎ就寝。
11月8日(木) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー→『浅草紅団』(原作:川端康成『浅草物語』、監督:久松静児。京マチ子、斎藤紫香、岡譲二、河村黎吉、光岡龍三郎、乙羽信子、杉狂児、小宮一晃、根上淳。1952、大映)。美術に木村威夫。若い頃の乙羽信子の魅力的なことと言ったらないな。源さん役の小宮一晃は、1930年版の島吉なのか。京マチ子のすっぴん(のように見える顔)が観られるのも珍しい。争いごとの真っ最中なのに、浅草の舞台は大事にしなければと一瞬でも思うやくざの描写が素敵だ。その後の京マチ子の剣劇は見事だったが、そのあとが少し鮮やかさに欠けたかな。でも終幕の音羽信子の歌と踊り、京マチ子の早変わり(といっても映画だが)で大満足→『Stick Control』の1〜11(左手を鍛えるために、12の代わりに10を二回)をBPM90で。37〜48をBPM70で(いくつかのパターンで時間を少し端折った)。『Time Functioning Pattern』は23〜37を続けて、今日はBPM76に落としたがまだまだ。右足連打はビーターがスネに当たらないように工夫したら少し踏みやすくなった→本日の東京特許の課題曲『胸いっぱいの愛を』は短縮してやるので、構成を確認して整理→シャワー→『青い国道』(堀池清。青山恭二、山田禅二、堀恭子、フランク永井、友人、小泉郁之助、三崎千恵子、河上信夫、小園蓉子、峰三平、木室郁子、木室郁子。1959、日活)。なんとなく『マリウス』の翻案の雰囲気。狂言廻し?的にトラック運転手のフランク永井(実に冴えない男の役で、永見という名字が千住の永見を想起させる)が歌うのが面白いが、ほかの映画でも同じ手法があった気がする。あとは特になし→『華麗なる追跡』→夕方三軒茶屋。まずはぶらぶら適当に歩いて、桜一丁目のあたりを抜けて世田谷通りに出て、桜小学校からバス乗車→スタジオノアにて東京特許サウンズリハ。『Black and Crazy Blues』『胸いっぱいの愛を』『枯葉』の三曲。この一ヶ月くらいドラムの基礎トレーニングを続けていたが、セットになると却って戸惑ったり追いつかなかったりも多いな。セットを叩く機会をもう少し増やしたい→スタジオ近くの沖縄料理屋で一杯やって、バスで帰宅→シャワー→風呂上がりにもう一杯やってる途中で眠くなり就寝。午前1時半頃。
11月9日(金) 朝8時起床、白湯、マヌカハニー→一日終わってみれば、終日賄い当番であった(朝は粥、夜はダールその他を製作)。ドラム練習はサボり、運動もスクワット(50回)のみ。風呂もサボり→『華麗なる追跡』(鈴木則文。志穂美悦子、渡辺文雄、山本昌平、安岡力也、佐藤晟也、菅野直行、大森不二香、田中久子、浜田寅彦、マッハ文朱、石橋雅史、郷えい治、沼田曜一、ジル・ブライソン、天津敏、由利徹、遠藤薫。1975、東映)。タイトルバックの音楽がカッコいいようでダサくてよい(音楽は八木正生)。渡辺文雄がいい人なのも珍しいのではないか。キャバレーで仮面をつけて歌う歌手がマッハ文朱で、マスクを撮っていきなりプロレスを始めるというのも面白過ぎる。続く志穂美悦子の男装とか、郷えい治の登場も可笑しい。その他含め、荒唐無稽だが爆笑ポイント多数で、コントすれすれの可笑しさのある映画であった(多羅尾伴内のパロディもある)。さすが鈴木則文→『大森林に向って立つ』(野村孝。浅丘ルリ子、高品格、長門勇、かまやつ・ヒロシ、近藤宏、小林旭、深江章喜、上野山功一、刈屋ヒデ子、金井克予、金子信雄、白木マリ、安部徹、こまどり姉妹、丹波哲郎、下絛正巳。1961、日活)。冒頭、小林旭の歌がものすごく下手に聴こえるのだが、これはデータ化の際の不備などだろうか。中盤で「不景気な面すんな。どうだ、一丁験直しに、いいノド聞かせてやろうか」と歌い出す旭の歌(アキラのストトン節)は素っ頓狂でカッコよくてしびれるのだが。小林旭映画として出色の出来とは言えまいが、酒場で小林旭とかまやつ・ヒロシが歌い長門勇が踊る場面など味わい深い→『万引夫人のとんでもない誤解』(原作:日下圭介、監督:池広一夫。梶芽衣子、近藤正臣、中村晃子、森本レオ、桜むつ子、今福将雄。1984、ANB土曜ワイド劇場)。題名につられて観たが、予想したのと物語は異なった。万引き常習者が主人公ではなく、仕方なくうっかり結果的に万引きしてしまったことが話の発端、であったが、近藤正臣がいやになるくらい達者で他の役者も達者、話の転がり方やその見せ方にも引き込まれた。録画は消してしまったが、意外な収穫ではあった→『何がジェーンに起こったか』(原題『What ever happened to Baby Jane』、原作:ヘンリー・ファレル、監督:ロバート・アルドリッチ。ジュリー・オールレッド、デイヴ・ウィロック、ジーナ・ガレスピー、アンヌ・バートン、アンナ・リー、バーバラ・メリル、ジョーン・クロフォード、ベティ・デイヴィス、メイディ・ノーマン、ヴィクター・ブオノ、マージョリー・ベネット、ロバート・コーンスウエイト。1962、米Warner Bros.)。ベティ・デイヴィスがものすごく汚い老女を演じているのもすごいが(歩き方などの所作も汚い)、そのものすごく汚い老女のままで、場面によって無垢な少女のように見える表情もするところに驚かされる。一方のジョーン・クロフォードはきれいなままで、実際のふたりの確執を念頭に観るとなんとも言えない感情が沸き上がってくる。残酷な映画だが、人の一生の滑稽さを残酷に描いているので、その気になれば笑うこともできるのがまたすごい→夜9時就寝。
11月10日(土) 午前2時起床→夕方(というか夜7時過ぎ)DUから初稿修正以来のメールが来ていた。内容を見ると依頼主の意向で原稿の前提からの書き直しになるし、取材も一件追加となりそうなので、追加料金の検討をお願いする。なにか意向があるならせめて「○○を中心で」くらいは事前に聞きたかったが、次回があれば原稿のテーマをちゃんと確認してOKもらってからの仕事にしよう→ポークビンダルー仕込み→『マリー・アントワネット』(原題『Marie Antoinette』、原作:アントニア・フレイザー、監督:ソフィア・コッポラ。キルスティン・ダンスト、マリアンヌ・フェイスフル、スティーヴ・クーガン、ジュディ・デイヴィス、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン、アーシア・アルジェント。2006、米Columbia Pictures)。キルスティン・ダンストの屈託のない感じは可愛らしくとても魅力的だし、歴史劇として面白い場面もあるが、全体としてはマリー・アントワネットを当時の“ロックなお姫様”として描こうとしたアイデア以外にそれほど新味もなく、封切時(だったかな?)に観たのとおなじような退屈を味わった。結局それを確かめるためだけに観たようなもので、マリー・アントワネットの浪費と放蕩が始まった辺り(1時間過ぎ)で脱落。目覚めの場面に『オール・ザット・ジャズ』のシャワーの場面と同じヴィヴァルディ『Concerto in G』が使われているのは忘れていたな→朝6時就寝→朝10時起床、白湯、マヌカハニー→ポークビンダルーほか製作→『ギャラクシー・クエスト』(原題『Galaxy Quest』、原案:デイヴィッド・ハワード、監督:ディーン・パリソット。ティム・アレン、シガニー・ウィーヴァー、アラン・リックマン、トニー・シャローブ、ダリル・ミッチェル、サム・ロックウェル、エンリコ・コラントーニ、ミッシー・パイル。1999、米DreamWorks Distribution)。爆笑なのは爆笑だし、小ネタの入れ方もうまいのだが、普通に考えれば無理と思われる筋立ても自然に見せてしまう話の組み立て方が見事だった。マセザー役のミッシー・パイルは未知の俳優だったが、ほかにもよい仕事をしているのではないかと思わせられた。なんというかとても気持ちのよい映画→シャワー→追加見積もり承認。明日から作業開始。また今後の作業工程について提案→夕方、経堂地区会館にてサルサダンスレッスン。いつものリズム練習ののち、本日は参加人数少ないのでムーブメントの基礎を確認(踏み込んだ足を曲げてもう片方の足は真っ直ぐ、でも体重は両方の足に均等にかける、というのが難しい)。その後はルエダのダメ、ダメドス、エンチューフラをみっちりと。混乱はまだするが、掛け声への対応はスムーズになった。もうひと息→ひさびさに光陽楼。中華そばのおつゆが多く、おなか一杯になる。つゆはやさしい味だが、飲み干すと少ししょっぱくはある→スタンド八九で一杯だけ(お腹いっぱいでそれ以上飲めなかった)。そういえば光陽楼へ向かう途中、マダムにばったり会ったのだった→平和に歩いて帰宅。帰宅後即就寝。夜9時頃。

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