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11月まとめ(1〜10日)

11月1日(木) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー→プランクチャレンジ 4分(240秒)に延長→DU散歩原稿初稿完了し送付→ドラム練習。『Stick Control』は20番まで3分ずつ連続で、計一時間叩いた。『Time Functioning Pattern』は初めて33〜37に突入。まだぜんぜん叩けない(BPM76)→風呂→『ふたりにクギづけ』(原題『Stuck On You』、監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー。マット・デイモン、グレッグ・キニア、パット・クロフォード・ブラウン、レイ・ロケット・ヴァリエール、テレンス・バーニー・ハインズ、エヴァ・メンデス、シーモア・カッセル、メリル・ストリープ、ウェン・ヤン・シー、シェール。2003、米20th Century Fox)。明るい『バスケット・ケース』という趣き。双子の片一方が地元の田舎で活動する役者で、ハリウッドで世に出たいと思っている設定なのが面白い。冒頭のハンバーガー屋の、手際がいいんだか悪いんだかとうのも可笑しいし、地元の人たちがみな彼らに優しいのもよいし、スポーツで結構ずるい手を使ってるのも笑える。出てくる人がほぼみんないい人なのに面白いというのも見事だと思う→夜10時頃就寝。
11月2日(金) 朝4時起床、白湯、マヌカハニー→本日断食、いや節食くらいな感じか、することにし、チャナ豆とムング豆を使ったスープを製作→『大菩薩峠』復習。→『大菩薩峠 竜神の巻』(原作:中里介山、監督:三隅研次。市川雷蔵 、本郷功次郎、見明凡太朗、山本富士子、藤原礼子、小堀阿吉雄、石黒達也、真塩洋一、寺島雄作、中村玉緒、片山明彦、羅門光三郎、寺島貢、近藤美恵子、南里金春、嵐三右衛門。1960、大映)。前作では省略の美しさのようなものを感じたし、本作でもそれは見られるものの、比較するとやや説明過多でテンポが悪くかったるいかなという印象もあった→ドラム練習。『Stick Control』は25〜36番に進んだのち、1〜4番をBPM90で。『Time Functioning Pattern』は30〜37をさらったのち1〜4をBPM90でと思ったが途中で断念→『デイジー・ミラー』(原題『DAISY MILLER』、原作:ヘンリー・ジェームズ、監督:ピーター・ボグダノヴィッチ。ジェイムズ・マクマートリー、バリー・ブラウン、シビル・シェパード、ジョージ・モーフォゲン、ミルドレッド・ナトウィク、クロリス・リーチマン、アイリーン・ブレナン、デュリオ・デル・プレト、ニコラス・ジョーンズ。1974、米Paramount)。シビル・シェパードが表現するデイジー・ミラーの奔放さがなんとも可愛らしくて魅力的。怒っても楽しそうなのもよい。終幕の独白の処理が、台詞の怨霊も含めて後悔の念の深さを素晴しく表現していると思った『恋風道中』(松田定次。中村錦之助、田中春男、三島雅夫、吉野登洋子、大河内傳次郎、左卜全、お初、丑五郎、長谷川裕見子、大川恵子、山茶花究、吉野登洋子、桜町弘子、山形勲、徳大寺伸、春日八郎、進藤英太郎。1957、東映)。ふた組の追いつ追われつという話の設計が面白い。ぱーっと明るい時代劇だけに、カラーで撮ってほしかったが、白黒でも楽しさは十分伝わってくる。長谷川裕見子は今まで観た中で一番魅力的(な役)かもしれないな→『スティング』(原題『Sting』、監督:ジョージ・ロイ・ヒル。ジェイムズ・スローヤン、ロバート・レッドフォード、ロバート・アール・ジョーンズ、ジャック・キホー、サリー・カークランド、ロバート・ショウ、チャールズ・ディアコップ、ポーリーヌ・マイヤーズ、チャールズ・ダーニング、アイリーン・ブレナン、ポール・ニューマン、レイ・ワルストン、ハロルド・グールド、ジョン・ヘファーナン、ジャック・コリンズ、トム・スプレイトリー、ディミトラ・アーリス、ダナ・エルカー。1973、米Universal)。何度も見ていると、最終的にはポール・ニューマンはいい役者だ、という感想が残る。とはいえ、大仕掛けの騙しのよくできた描写は当時としては画期的だったろうし、その名残は今でも感じさせられる。あとやはり、スコット・ジョップリンの音楽とその使い方は見事だし、マーヴィン・ハムリッシュの仕事は今でもお手本になると思う→夜は普通に食べた→散歩原稿の直し来るかなと思って待機していたがなにも来なかったので、夜10時頃就寝。
11月3日(土) 朝8時起床、白湯、マヌカハニー→『スティング』復習→ドラム練習。『Stick Control』の1〜24をBPM90で。昨日よりはできた→『ワン・フロム・ザ・ハート』(原題『One From the Heart』、監督:フランシス・フォード・コッポラ。テリー・ガー、フレデリック・フォレスト、ハリー・ディーン・スタントン、レイニー・カザン、ラウル・ジュリア、ナスターシャ・キンスキー、アレン・ガーフィールド。1981、米Columbia Pictures)。途中まで変な映画だが楽しい、という感じだったが、テリー・ガーとラウル・ジュリアがタンゴを踊る場面で一気にこの映画の魅力が噴出すると思った。ラスベガスの町でのすれ違いの場面も、少しだけ川島雄三の映画ようで面白い。ナスターシャ・キンスキーの歌と歌うときの表情がまた素晴しく、ミュージカル映画としての底抜けの楽しさは『ラ・ラ・ランド』の数段上。というか相手にならない→夕方高円寺へ。サラハウスでカスリメティ、ブラックペッパー、チャナダール、トゥールダールを購入してからひさびさにkyoyaでステーキ→U-hAに移動して『弁護士vs司法書士』というライブを見物。弁護士、司法書士、弁理士などが歌と演奏を繰り広げる催しだが、何度か聴いたことがある人たちの歌と演奏は相変わらず楽しく、一方初めて聴いた東京国税局勤務の人のウクレレと歌はかなり衝撃。自分をさらけ出せばいいというものではないが、この人の場合それが芸になっていたと思った。我が身を引き裂くくらい冷徹に自分を客観視していないとこういう芸はできないと思うが、ただしそれが結果そうなった、という可能性もあるかもしれない。もう一回くらいは見てみたい→U-hAの並びによい古着屋があるのを発見。主に欧州ものと思われる古着専門で、冬物のコートなどは少し値は張るが、靴は安いし、クリーニングもきちんとされていた。今度買い物してみたい(ZOOLという古着屋グループのひとつでFrescadeという店だった)→ちんとんしゃんで一杯と思ったが、本日祝日のため休みだったので、鳥渡で二三杯。国道58号を巡る旅など、報道出身の写真家の人の面白い話を伺えた→平和に電車で帰宅→カップラーメンで〆て就寝。午前1時頃。
11月4日(日) 朝9時起床、白湯。マヌカハニーなめるの忘れた→『ラルジャン』(原題『L'Argent』、原作:レオ・N・トルストイ『にせ利札』、監督:ロベール・ブレッソン。マルク・エルネスト・フルノー、アンドレ・クレール、クロード・クレール、ブリューノ・ラペール、ベアトリス・タブーラン、ディディエ・ボーシイ、クリスチャン・パティ、ヴァンサン・リステルッチ、カロリーヌ・ラング、シルヴィー・ヴァン・デン・エルセン、ミッシェル・ブリゲ。1983、仏瑞AMLF)。無実の罪に問われた主人公がほぼ一切闘わず、感情を剥き出しにせずに、そのときどきでそっちのほうが楽と思える方法を選んで転落していくのは、普通に見ると不気味ではあるが、この当時のフランスの弱者?の状況をそのまま写しているのかもしれない。カメラ店店員も正面から正直に生きようとはせず、一番簡単な手で状況を逃れたり損を取り戻そうとする(脱獄の企ても安易な発想ではあるし、そしてそれは成功しない)。封切り時に観たときは、ブレッソンの手法にばかり目が行ったが、改めて観ると、経済的、知的、精神的などなど様々な意味での貧困の問題を捉えた作品にも思えてくる。それと、同房の囚人の「復讐は下から上に向けられる/蒸しを殺すのは無意味だ/君は手を汚さずに復讐した/遠くにいる君の近親者が君の無茶を止める」という言葉が、今回はとても印象的だった(主人公が立ち直る最後の好機だったかもしれない)。それにしても恐ろしい緊張感を湛えた映画だ。全員が等しく罰せられるようなのも、なんとも言えない→午後下北沢にてサルサダンス教室。前回は二週間前だから続けて行くと、というわけではないが、断続的にでも半年くらいやってるとなんとなく身体がついて行くようになるし、足を間違えても慌てないようになるから面白い→バスで帰ろうと歩いていたら、以前から気になっていた七つ海堂という蕎麦屋がやってたので一杯。酒肴も程よく花巻そばもあって、いい蕎麦屋だった。下北沢では以前行ったなんとかという天ぷらがべっちゃりしてた蕎麦屋(蕎麦はよかったが)よりもよいと思う。贔屓にしよう→平和にバスで経堂に戻り、スタンド八九で一杯、と思ったら帰り際に初対面の、しかしとても人懐っこい先輩が来てもう一杯。なんだか面白かった→ワカスギが開いていてパンがたくさん残っていたので、酔った勢いもありなんだかいろいろ買って帰宅→買って来たチーズトルティーヤとカレーパン肴にビール。なんだかわからないうちに就寝。
11月5日(月) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー。軽い宿酔い→風呂→朝食後午睡→夕方まず浅草へ。薬研堀で麻の実多めとんがらし抜きを購入→六区に出ずホッピー通り経由でつくばエクスプレスへ、と思って歩いてたら、美熟女軍団を引き連れたF式氏にばったりでびっくり。広島・福山の方々を東京案内とのこと。こちらからもいろいろ観光案を出してみるが、全部織り込み済みでお役に立てなかった。少し立ち話しておいとま→北千住に出て宿場町歩いていたらSげちゃんにばったり。乾物屋の親父とも目が合って挨拶を交わしたし、なんか今日はそんな日だ→奈加多゛楼にて絵の代金支払い、ひとり朝日軒へ。先日うまさに気づいた焼きめしを〆に、串カツとほうれん草のおしたしで一杯。しらすおろし忘れられたが気にしない。店に入った直後は割と暇でお母さんが猫と遊んでたりしたが、その後だだと四五人客が来て忙しそうになった→帰り際に絵を受け取り、金宮一升瓶の余り物もいただいて、ホステスだった人たちが作った白いばらの冊子に関する顛末などを聞いてから、平和に電車で帰宅→なんだかくたびれて、帰宅後すぐ横になり、しばらく休んでから歯を磨いて就寝。夜9時頃かな。
11月6日(火) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー。深夜長々と小便をする夢を見て焦って起きたが、実際の被害はなかった→シャワー。本日より体重は起床後に測ることにした(時間を決めないと食前食後などでバラツキが出るので)→ドラム練習。『Stick Control』の1〜12と25〜32をBPM90でみっちりやったが、丸二日さぼったツケは出てしまっていて、左手の三連打はほぼ零点→『欲望の帝国 女優ディディの告白』(原題『DiDi Hollywood』、監督:ビガス・ルナ。エルサ・パタキー、フローラ・マルチネス、ジャン・マリー・フアン、アナ・ソリアーノ、ジョヴァンナ・ザカリアス、ルイス・ハッチャ、レオナルド・ガルシア、ベン・テンプル、ピーター・コヨーテ、ポール・スカルフォー、フランク・プラント。2010、西Maya Entertainment)。特にどうということもないB級映画と思ったが(変態バカ映画かとも思ったがそこはそうでもなかった)、スペイン側のクラブのダンサーとか、役者それぞれのラテンダンスのような動きとか(ラテンダンスの場面もある)、魅力的なところはいくつかあった。地元に残された親友(マリア)の取り残され具合の描き方はありきたりではあるが残酷。それにしても、ラテン民族ってやつは、と前半思ったが、『ハモン・ハモン』の監督であることは見終えてから気付いた→『2001年宇宙の旅』(原題『2001: A Space Odyssey』、脚本:スタンリー・キューブリック/アーサー・C・クラーク、監督:スタンリー・キューブリック。ウィリアム・シルベスター、マーガレット・タイザック、レナード・ロジター、ケア・ダレー、ゲイリー・ロックウッド、ダグラス・レイン。1968、米MGM)。改めて観ると、冒頭の猿たちには人が入っているんだなあと思えて、なんだか笑ってしまう。地球から宇宙ステーション、宇宙ステーションから月への場面は、『美しき青きドナウ』でゆっくり優雅に撮りたいという意図も必然性も気持ちもわかるが、今となっては冗長かな(というか、もっと省いた表現にしたらどうなるかという興味はある)。木星に到着するところも同様。しかし何度も観てわかったような気になっているが、太陽と惑星とモノリスの並びとか、プール副官の船外活動の際のヘルメットの亀の顔めいたデザインとか、忘れたかわからないかすることがまだまだあるものだ。あと二時間二十分という長さで劇的な場面も少ないながら、ずっと飽きさせずに見せるのはすごいことだなあと改めて思う。そして素直に観れば、大枠については実にわかりやすい(そこに観る側の勘違いはあるにせよ)映画だとも思った→風呂→『2010年』(原題『2010』、原作:アーサー・C・クラーク、監督:ピーター・ハイアムズ。ロイ・シャイダー、ボブ・バラバン、ジョン・リスゴー、マドリン・スミス、タリーシン・ジャッフェ、ヘレン・ミレン、ダグラス・レイン、ケア・ダレー。1984、米MGM)。前作と比較して、宇宙船内の美術をなんとかしたらよかったのにと思ったが、考えたらロシアの宇宙船だから、これでいいのかもしれない。でもその所為か画面がなんだかセコい感じでB級SFのにおいもし、そういうところも含めて、よくあるような宇宙SF映画というのが観始めてすぐの印象(最後まで観てもその印象はほぼ変わらなかった)。『2001年』は1968年作だから、コンピュータその他の技術の描写に対する想像力に自由さがあったが(といっても宇宙時代には入っていたわけだが)、本作は下手にパーソナル・コンピュータが出てきたあとだけに、その辺のデザインも今見るとなんだかダサい→『スリ』(原題『Pickpocket』、監督:ロベール・ブレッソン。マルタン・ラサール、ジャン・ペレグリ、マリカ・グリーン、ピエール・レーマリ、カッサジ、ドリー・スカル、ピエール・エテックス、セザール・ガッテーニョ。1959、仏Lux Compagnie Cinématographique de France)。この奇妙な冒険(スリ)を通じてしかふたつの魂が結びつくことはなかった—というのが本作の主題だそうだが、なるほどと思う一方で、どうしてもスリの手管の表現に目が行ってしまう。スリの獲物だけにカメラの焦点を合わせ続ける撮り方が面白い(『ラルジャン』に通じる手法か)→午前1時就寝。本日は運動はスクワット(50回)しかしなかった。少しサボり気味。
11月7日(水) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー→『チョップ先生』(原作:今日出海、監督:小石栄一。高倉健、南原伸二、鶴実千子、岡田英次、田代百合子、小宮光江、藤里まゆみ、神田隆、松本克平、堀雄二、石島房太郎、宮田悦子、春日とも子、小川虎之助、福島将江、進藤英太郎。1956、東映)。明朗快活さ、勘違い、悪意がなく可愛らしい失言などに彩られていて面白い。岡田英次の立ち回りが切れ味鋭いのに驚いた。南原伸二の蝙蝠っぷりも物語の中でなかなか効いているし、逃げようとする南原伸二に喫茶店マダムの藤里まゆみが店のケーキを差し出すところなど泣かせる。最後のほうのキャバレーの場面で出てくる靴磨きの少女の扮装で歌う歌手は誰だろう? そしてまだ若い高倉健に生彩がないのも面白い、と思ったら最後にその他大勢として駆けつけては来た→老父と昼食および買い物付き添い。深水庵とサミット。深大寺は妙に混んでいて、深水庵もあっという間に揚げ玉がなくなってしまったが、尋ねてみたらふた袋くれた。老父は一階にできた接骨院を訪れ診察と治療を開始したとの由。MRIなども撮ったところ、腰や膝の痛みは結局は年齢相応の不具合で仕方がないようだが、骨密度は同世代の1.5〜2倍、場所によっては若年世代の平均の1.5倍あったそうだ。あと下の甥っ子は家を出てひとり暮らしを始めたとの由→帰途灯油買って帰宅→散髪の予約したが返事がないので電話してみたところ、本日は出張などで手一杯だった模様。明日の様子を連絡してもらうことにする→ドラム練習。『Stick Control』の1〜12をBPM90で。まだまだ。続いて『Time Functioning Pattern』の23〜37を続けてBPM80でやったが、前半の慣れているパターンもときどき少し遅れがち。右手右足ががずれるところと、右足三連打のところがちゃんとリズムに乗っていないようだ→プランクチャレンジ300秒(5分)に挑戦。結果は180+60+60秒の三分割。腹筋よりも腕が保たない。フォームが悪いのかもしれない→シャワー→『愛のお荷物』(川島雄三。小川虎之助、山村聡、芦田伸介、菅井きん、小沢昭一、轟夕起子、三島雅夫、北原三枝、三橋達也、東恵美子、田島義文、高品格、フランキー堺、高友子、紅沢葉子、小田切みき、殿山泰司、小沢栄、東野英治郎、坪内美子、青木富夫、渡規子、山田五十鈴。1955、日活)。なんだかもう文句の付けようのないというか、いちいち言葉で感想を言いたくないような傑作。特に北原三枝が辞表を出す場面の脚本、演出、カメラ、芝居などなど、ほんとに素晴しい。一時間半くらいまででお腹いっぱいのところに山田五十鈴登場する、これこそ贅沢の極みのような映画だろう。現代にも通じる主題(通じていること自体情けないのだが)にまとめつつ、その中でも個人の幸せが大切だという話に流れていくところなども面白い→『あした来る人』(原作:井上靖、監督:川島雄三。三國連太郎、高品格、山村聰、月丘夢路、三橋達也、金子信雄、小沢栄、新珠三千代、小夜福子、小沢昭一、高原駿雄。1955、日活)。山村聰のモテっぷりの描き方がとてもよいが、その息子役の三橋達也が妻の月丘夢路と犬を通じて偶然会った新珠三千代との間でやに下がる設定が、いいとかどうとかといった映画的評価を飛び越えてただただうらやましい。新珠三千代を後ろから耳のイアリング越しに撮るショットがなんとも色っぽい。映画としては、原作の物語をなぞったような印象だったが、酔っ払っていい加減に観ていた所為かもしれない→『愛のお荷物』をもう一回→蒸し燗三本でだいぶ酔っ払って、夜9時過ぎ就寝。
11月8日(木) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー→『浅草紅団』(原作:川端康成『浅草物語』、監督:久松静児。京マチ子、斎藤紫香、岡譲二、河村黎吉、光岡龍三郎、乙羽信子、杉狂児、小宮一晃、根上淳。1952、大映)。美術に木村威夫。若い頃の乙羽信子の魅力的なことと言ったらないな。源さん役の小宮一晃は、1930年版の島吉なのか。京マチ子のすっぴん(のように見える顔)が観られるのも珍しい。争いごとの真っ最中なのに、浅草の舞台は大事にしなければと一瞬でも思うやくざの描写が素敵だ。その後の京マチ子の剣劇は見事だったが、そのあとが少し鮮やかさに欠けたかな。でも終幕の音羽信子の歌と踊り、京マチ子の早変わり(といっても映画だが)で大満足→『Stick Control』の1〜11(左手を鍛えるために、12の代わりに10を二回)をBPM90で。37〜48をBPM70で(いくつかのパターンで時間を少し端折った)。『Time Functioning Pattern』は23〜37を続けて、今日はBPM76に落としたがまだまだ。右足連打はビーターがスネに当たらないように工夫したら少し踏みやすくなった→本日の東京特許の課題曲『胸いっぱいの愛を』は短縮してやるので、構成を確認して整理→シャワー→『青い国道』(堀池清。青山恭二、山田禅二、堀恭子、フランク永井、友人、小泉郁之助、三崎千恵子、河上信夫、小園蓉子、峰三平、木室郁子、木室郁子。1959、日活)。なんとなく『マリウス』の翻案の雰囲気。狂言廻し?的にトラック運転手のフランク永井(実に冴えない男の役で、永見という名字が千住の永見を想起させる)が歌うのが面白いが、ほかの映画でも同じ手法があった気がする。あとは特になし→『華麗なる追跡』→夕方三軒茶屋。まずはぶらぶら適当に歩いて、桜一丁目のあたりを抜けて世田谷通りに出て、桜小学校からバス乗車→スタジオノアにて東京特許サウンズリハ。『Black and Crazy Blues』『胸いっぱいの愛を』『枯葉』の三曲。この一ヶ月くらいドラムの基礎トレーニングを続けていたが、セットになると却って戸惑ったり追いつかなかったりも多いな。セットを叩く機会をもう少し増やしたい→スタジオ近くの沖縄料理屋で一杯やって、バスで帰宅→シャワー→風呂上がりにもう一杯やってる途中で眠くなり就寝。午前1時半頃。
11月9日(金) 朝8時起床、白湯、マヌカハニー→一日終わってみれば、終日賄い当番であった(朝は粥、夜はダールその他を製作)。ドラム練習はサボり、運動もスクワット(50回)のみ。風呂もサボり→『華麗なる追跡』(鈴木則文。志穂美悦子、渡辺文雄、山本昌平、安岡力也、佐藤晟也、菅野直行、大森不二香、田中久子、浜田寅彦、マッハ文朱、石橋雅史、郷えい治、沼田曜一、ジル・ブライソン、天津敏、由利徹、遠藤薫。1975、東映)。タイトルバックの音楽がカッコいいようでダサくてよい(音楽は八木正生)。渡辺文雄がいい人なのも珍しいのではないか。キャバレーで仮面をつけて歌う歌手がマッハ文朱で、マスクを撮っていきなりプロレスを始めるというのも面白過ぎる。続く志穂美悦子の男装とか、郷えい治の登場も可笑しい。その他含め、荒唐無稽だが爆笑ポイント多数で、コントすれすれの可笑しさのある映画であった(多羅尾伴内のパロディもある)。さすが鈴木則文→『大森林に向って立つ』(野村孝。浅丘ルリ子、高品格、長門勇、かまやつ・ヒロシ、近藤宏、小林旭、深江章喜、上野山功一、刈屋ヒデ子、金井克予、金子信雄、白木マリ、安部徹、こまどり姉妹、丹波哲郎、下絛正巳。1961、日活)。冒頭、小林旭の歌がものすごく下手に聴こえるのだが、これはデータ化の際の不備などだろうか。中盤で「不景気な面すんな。どうだ、一丁験直しに、いいノド聞かせてやろうか」と歌い出す旭の歌(アキラのストトン節)は素っ頓狂でカッコよくてしびれるのだが。小林旭映画として出色の出来とは言えまいが、酒場で小林旭とかまやつ・ヒロシが歌い長門勇が踊る場面など味わい深い→『万引夫人のとんでもない誤解』(原作:日下圭介、監督:池広一夫。梶芽衣子、近藤正臣、中村晃子、森本レオ、桜むつ子、今福将雄。1984、ANB土曜ワイド劇場)。題名につられて観たが、予想したのと物語は異なった。万引き常習者が主人公ではなく、仕方なくうっかり結果的に万引きしてしまったことが話の発端、であったが、近藤正臣がいやになるくらい達者で他の役者も達者、話の転がり方やその見せ方にも引き込まれた。録画は消してしまったが、意外な収穫ではあった→『何がジェーンに起こったか』(原題『What ever happened to Baby Jane』、原作:ヘンリー・ファレル、監督:ロバート・アルドリッチ。ジュリー・オールレッド、デイヴ・ウィロック、ジーナ・ガレスピー、アンヌ・バートン、アンナ・リー、バーバラ・メリル、ジョーン・クロフォード、ベティ・デイヴィス、メイディ・ノーマン、ヴィクター・ブオノ、マージョリー・ベネット、ロバート・コーンスウエイト。1962、米Warner Bros.)。ベティ・デイヴィスがものすごく汚い老女を演じているのもすごいが(歩き方などの所作も汚い)、そのものすごく汚い老女のままで、場面によって無垢な少女のように見える表情もするところに驚かされる。一方のジョーン・クロフォードはきれいなままで、実際のふたりの確執を念頭に観るとなんとも言えない感情が沸き上がってくる。残酷な映画だが、人の一生の滑稽さを残酷に描いているので、その気になれば笑うこともできるのがまたすごい→夜9時就寝。
11月10日(土) 午前2時起床→夕方(というか夜7時過ぎ)DUから初稿修正以来のメールが来ていた。内容を見ると依頼主の意向で原稿の前提からの書き直しになるし、取材も一件追加となりそうなので、追加料金の検討をお願いする。なにか意向があるならせめて「○○を中心で」くらいは事前に聞きたかったが、次回があれば原稿のテーマをちゃんと確認してOKもらってからの仕事にしよう→ポークビンダルー仕込み→『マリー・アントワネット』(原題『Marie Antoinette』、原作:アントニア・フレイザー、監督:ソフィア・コッポラ。キルスティン・ダンスト、マリアンヌ・フェイスフル、スティーヴ・クーガン、ジュディ・デイヴィス、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン、アーシア・アルジェント。2006、米Columbia Pictures)。キルスティン・ダンストの屈託のない感じは可愛らしくとても魅力的だし、歴史劇として面白い場面もあるが、全体としてはマリー・アントワネットを当時の“ロックなお姫様”として描こうとしたアイデア以外にそれほど新味もなく、封切時(だったかな?)に観たのとおなじような退屈を味わった。結局それを確かめるためだけに観たようなもので、マリー・アントワネットの浪費と放蕩が始まった辺り(1時間過ぎ)で脱落。目覚めの場面に『オール・ザット・ジャズ』のシャワーの場面と同じヴィヴァルディ『Concerto in G』が使われているのは忘れていたな→朝6時就寝→朝10時起床、白湯、マヌカハニー→ポークビンダルーほか製作→『ギャラクシー・クエスト』(原題『Galaxy Quest』、原案:デイヴィッド・ハワード、監督:ディーン・パリソット。ティム・アレン、シガニー・ウィーヴァー、アラン・リックマン、トニー・シャローブ、ダリル・ミッチェル、サム・ロックウェル、エンリコ・コラントーニ、ミッシー・パイル。1999、米DreamWorks Distribution)。爆笑なのは爆笑だし、小ネタの入れ方もうまいのだが、普通に考えれば無理と思われる筋立ても自然に見せてしまう話の組み立て方が見事だった。マセザー役のミッシー・パイルは未知の俳優だったが、ほかにもよい仕事をしているのではないかと思わせられた。なんというかとても気持ちのよい映画→シャワー→追加見積もり承認。明日から作業開始。また今後の作業工程について提案→夕方、経堂地区会館にてサルサダンスレッスン。いつものリズム練習ののち、本日は参加人数少ないのでムーブメントの基礎を確認(踏み込んだ足を曲げてもう片方の足は真っ直ぐ、でも体重は両方の足に均等にかける、というのが難しい)。その後はルエダのダメ、ダメドス、エンチューフラをみっちりと。混乱はまだするが、掛け声への対応はスムーズになった。もうひと息→ひさびさに光陽楼。中華そばのおつゆが多く、おなか一杯になる。つゆはやさしい味だが、飲み干すと少ししょっぱくはある→スタンド八九で一杯だけ(お腹いっぱいでそれ以上飲めなかった)。そういえば光陽楼へ向かう途中、マダムにばったり会ったのだった→平和に歩いて帰宅。帰宅後即就寝。夜9時頃。

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