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大琳派展/ハンマースホイ展

芸術の秋っぽくてなんですが、「大琳派展」(東京国立博物館・平成館)と「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」(国立西洋美術館)をはしごしてきた。

「大琳派展」は、「風神雷神図屏風」の揃い踏み(俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一)はもちろん見所だが(会場入って割とすぐに登場)、光琳・乾山の「銹絵布袋図角皿」「銹絵鶴図角皿」も実物見られてうれしい。

あと、鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」の川の描写、夏と秋の同居具合、各モチーフのバランスなどにクラクラする。これは第二会場のほぼどん詰まりに登場する作品だが、行かれる方はお見逃しなく。ああでも、今週の日曜日(16日)で終わりだ。

http://www.rinpa2008.jp/

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ハンマースホイはデンマークの画家(1864~1916)で、現物初めて観た。

一見写真のような絵画だが、黒衣の女(妹や妻)の、しかも後姿ばかり(正面もあるけれど)、そしてがらんとした部屋の中の開け放たれた扉の向こうにさらに開け放たれた扉が見えるという構図、家具などの影の妙な角度の按配、現実にはないはずの不安定さを湛えた、超現実と現実の微妙な敷居の上でゆらゆらしているような画風で、これもクラクラ物件であった。一部の絵が少しゆがんでいるのは、絵をパネルに張る際にキャンバスを無理に引っ張ったからとのことだが、それすら技法ではないのかと思えるような画風である。

同じデンマークで同時代に活動していたカール・ホルスーウとピーダ・イルステズの、同じようなアプローチの作品も展示してあるので、ハンマースホイの特異性がよく理解できるのも面白かったな。

こちらは12月7日まで。おすすめ。

http://www.shizukanaheya.com/

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