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2月まとめ(11〜20日)

2月11日(火) 昼4時起床、白湯→朝食後便意はあるがなかなか出ず、予定より30分遅れで出発→環八思ったよりクルマ多かったが、特に混むこともなく道間違えることもなく、予定の7時前にP4着→シャトルバスで第一ターミナル。なるほど便利だ→早々に荷物検査済ませ、中で一杯→飛行機は定刻通りに離陸。離陸前にしばしうとうと→ひさしぶりの飛行機は、ずっと座ってるのが意外に辛かったが、うとうとし続けている間に予定通り熊本着→バスで熊本市内へ→上通アーケード抜けて町の様子を観察しつつ、熊本ホテルキャッスルへ。荷物預けてからタクシーで立田山方面へ向かう→まずは昼。<和味一心 響庵 キ、キ、キ>にてよもぎ饅頭、前菜(だし巻き卵、サラダ麩、なまこ、スナップエンドウ胡麻和え、胡麻豆腐、うるい菜花いくら、白子、鯛握り、茗荷生ハム巻き、豆腐味噌漬け、金柑煮)、茶碗蒸し(牡蠣、ホタテ)、お造り(いくら湯葉、鯛、カンパチ)、鯛しゃぶ(えのき、しめじ、春菊、白菜、ごぼう、葱)、天ぷら(ふきのとう、しいたけ、なす、かぼちゃ、海老)、わかめと油揚のおつけ、きのこご飯、お香子、抹茶アイス、柚子ソルベ、ビール中瓶×1。夢亀亭主のお薦めで訪ねた次第だが、すべて素材に対して過不足なくちょうどよい塩梅の手間がかかっていて満足→昼食前に小峰墓地を取材、昼食後に立田山を取材。立田山では城見坂展望所をなかなか見つけられずに諦めかけたが、山頂から降りる途中に方向指示の標識を見つけ、辿り着けた。眺望の写真もばっちり押さえることができた→元来た道を下って熊本大学を訪問。老父に五校記念館の写真を進呈しようと思ったのだが、生憎修繕中で足場と養生に囲まれていて建物見えず。仕方がないので周囲の木々を含めた風景を撮った(あと赤門も)→さらに子飼商店街を抜けて碩台小学校の外観を見学→藤崎宮参拝してから上通に戻り、さらに新市街まで歩いてみる。立田山〜碩台小学校〜新市街の距離感、スケール感をざっとつかんだり、熊本市内の繁華街の様子を肌で感じることができた→三時間くらい歩き回って、ようやく宿に入る。ビール飲んで午睡→夕方起きて、熊本ラーメン発祥の店(と言ったらいいすぎか?)で晩。酒肴になりそうなものはあまりなく、水餃子とサラダでビール中瓶一本だけ飲んでラーメン。ラーメンは、とんこつのスープが優しく深い味わいだった。創業当時からのラーメン屋という立ち位置を潔く守っているような感じがした→再び下通のほうまで足を伸ばし、元貸本屋の方々にご挨拶。明日の夜、話を伺いに訪ねることにする→引き続きぶらぶらしてたら籠町によさそうなパン屋を見つけ、明日の朝食を購入→その他、湯上り用の酒など買って宿に戻る→風呂→TV見ながら一杯やって、夜11時頃就寝。
2月12日(水) 脚の痛みで夜中何度か目覚めたが、朝8時起床、お茶。『スカーレット』昨日の分一日だけ見なかったら、ずいぶん話が進んでいた。なんか雑な印象→塩パン、カレーナン、即席コーンスープ、牛乳→朝10時、新市街サンロード商店街振興組合訪問を訪問し、新市街の古老K本氏にお話を伺う。話はかなりの頻度で脱線したし、物語とは違う時代のお話も多かったが、そこも含めてとても勉強になった。O形が絵にするに当たっても、現実味や切実さのあり方に大きな影響をもたらすものと思う。感謝→桂花で昼。こけいか(麺100g)、餃子、ビール中瓶×1→O形を熊本市役所歴史文書資料室まで案内し、私は宿に戻って午睡→熊本生まれの友人(Tさん)が教えてくれた瑞恵にて晩。辛子蓮根、一文字ぐるぐる、馬刺し、レバー刺し、さえずり刺身、たらの芽天ぷら、海苔茶漬け、崇薫×2。さえずりの解凍具合のみもうひとつだったが、他はすべて満足。気持ちのよい時間を過ごさせてもらった→三陽堂訪問。昔貸本屋だった店の女将に往時のお話を伺いに訪ねたら、そこでチャーリー永谷なるカントリーミュージシャンに出会った。

女将と彼との会話を邪魔する格好になったので、家内が女将に取材を始めたところでお詫びのつもりでお愛想で話しかけたら気さくに応じてくだすって、私は米国カントリー音楽には疎いが、これまでその分野で生演奏を演奏を聴いて感銘を受けたことがある日本の人としてトミ藤山や原さとしの名を挙げてみたら、なんだか話が盛り上がった。最初は申し訳ない気持ちでだったのに、却ってとても楽しい時間になった。

すぐ近くで酒場を営んでるというので、昔貸本屋での家内の取材が終わったのち伺ってみた。なんとまあよい音楽酒場だった。明日朝早いので二杯だけ飲んでお暇したが、思いがけず演奏と歌も聴かせてもらい、お土産に、彼の写真をラベルに使ったジム・ビームのボトルまでいただいた(我々夫妻名宛のサインまで認めてくださった)→宿に戻って荷造りは諦め即就寝。午前1時くらい。
2月13日(木) 朝8時半起床→結局早出はやめにして、チェックアウトぎりぎりまで寝る→チェックアウトして荷物預かってもらい、京町(熊本大学附属中学校)の辺りから熊本城、花畑町、辛島町と取材。本日は写真撮影のみだが、目的の絵はだいたい押さえられたと思う→熊本城の復興はなかなか大変そうだった→熊本物産館で土産の手配してから、辛島町駅から市電に乗って通町筋。この距離だと歩いたほうが早いな→上通の奥にある園田屋で朝鮮飴買ってから宿に戻り休憩。この時点でまだお腹の調子などよくなく、昼は空港まで我慢することにする→通町筋からシャトルバスで空港。飛行機発の二時間前に着いてしまった→遅い昼に空港のフードコートにてくまもとのあか牛バーガーと火の国ビール一杯。出張仕事が終わった風な会社員風たち(男三人、女一人)が近くで飲んでいたが、何か解放感に浸っているようなのが前時代的に品がなくて可笑しかった。昭和やそれ以前から変わらない部分は根強いのだなと思った→手荷物検査もつつがなく、一時間ほど待って定刻どおり離陸→機内でWiFiが使えるようになっていたとは知らなかった。JALの使い方は覚えたが、他社に乗る機会ができたら事前に調べておこう→予定通り羽田着→第一ターミナルから第二ターミナルに無料バスで移動して、今さら気づいたが、第二ターミナルを通らなくても地べたで道二回渡ればP4駐車場と往復できる。ひとつ利口になった→P4駐車場から出庫して、環八に回る道は調べておいたのだが、うまく入れず結局環七で帰ることになる(なぜかGoogle Mapでも必ず環七回りを推奨される)。が、拍子抜けするくらい空いていて、結果的にはよかった(一時間弱で帰れた)→風呂→取材写真のまとめ半分ほど一杯やりながら『スカーレット』三日分消化→志ん生『巌流島』→さすがに草臥れて、午前1時頃就寝。
2月14日(金) 朝9時起床、白湯、マヌカハニー、みかん、メイプルシロップ→熊本取材中、右のスネの外側を中心に筋肉が張って痛みが走り、右足爪先には痺れを覚えるようになったが、昨晩寝床に入ったところ、右向きに寝返りを打つと筋肉が張ったスネの下あたり(足首の少し上)が鈍く傷んで眠れなくなった(左向きになると痛みは治る)。いよいよまずいなということで、本日ひとまず接骨院を訪ねてみることにする→取材写真のまとめ了→船橋五丁目接骨院にて受診。医師の見立てでは、スネが痛いのは筋肉痛で、恐らく筋力が少しずつ衰えてきているところに負荷のかかる歩行を続けたからではなかろうかと。右足爪先のしびれは、こちらは腰の状態の悪化(自覚症状はないが)が神経を通じて表れているのではないかということだった。本日の電気治療により、筋肉が緩まってスネの痛みは感じなくなったが、その分足に力が入らずフラフラする感じ(うつ伏せの姿勢で動けなかったのは、スネの痛みには辛かった)。これが落ち着いたら腰のほうをもう少し詳細に診ていきましょうということであった。ひとまず、大事はなさそうでひと安心→『路上の霊魂』(原作:マクシム・ゴーリキー『どん底』、ヴィルヘルム・シュミットボン『街の子』、監督:村田実。村田實、小山内薫、英百合子、茂原熊彦、東栄子、小松武雄、東郷是也、伊達龍子、澤村春子、久松三岐子、南光明、蔦村繁、岡田宗太郎。1921、松竹キネマ)。何も知らないで見ると、物語の筋も演出も登場人物の感情の機微も役造りも西洋かぶれという印象で、それはそれで間違ってないようなのだが、歌舞伎や新派の影響を受けていない初めての映画、という見方もあるようだ。それはそれで正解だろうが、一見したところでは日本映画史の貴重な史料、なのだなとだけ思った。原作のひとつのヴィルヘルム・シュミットボン『街の子』は小山内薫訳を使用とのこと。その小山内薫が製作総指揮(今で言うプロデュース的なことをしたのかな)に就き出演も。脚本は牛原虚彦→午睡→夜中に目覚めてもう一杯→風呂→『far Western 極西』(ジェイムス・ペイン。チャーリー永谷、笹部益生、The Blueside of Lonesome、三井徹、尾崎泰、尾崎恒、永谷誓哉、永谷稔子、早川流吉、吉本圭一、ミッシェル、坂本孝昭、ジュディ・シール、井上三郎、原さとし。2016、米This Land Films)。先日熊本で出会ったチャーリー永谷と、日本人のカントリー/ブルーグラスの音楽家を追ったドキュメンタリー。制作しようと思った動機の中には物珍しさもあったと思うが、極東でのカントリー/ブルーグラス音楽とそのシーンがどんなものか、淡々と好意的に追っているのがよい。人々を魅了する音楽を演っているのは特別な人たちでありまた普通の人たちでもある、という当たり前のことがきちんと伝えられていてよいなと思った→朝5時頃就寝。
2月15日(土) 午前11時起床、白湯、マヌカハニー、みかん、メイプルシロップ→写経→カントリーとブルーグラスを少し勉強しようかなと思ったところ、基本飛ばしてニュー・グラスから聴いてみることに。まずはジョン・ハートフォードから→続いてNew Grass Revivalの『Fly Through the Country』。楽しいし知らなかった分野だから勉強にはなるが、アメリカのストリング音楽や伝統音楽を中心にしたいろんな音楽の混淆ということならいろいろさんざん聴いてきたので、今となって知識の補完以外に驚きがあるかと言えば難しいところ。でもよいところを見つけるよう大事に聴いてみたいとは思う。まだ途中だが、五曲めの『Fly Through the Country』という曲はよいな→『魚からダイオキシン!!』(原作:荒井晴彦/高田純/高橋伴明/小水一男、監督:宇崎竜童。内田裕也、宇崎竜童、安岡力也、高田文夫、影山民夫、ビートたけし、鹿内孝、高沢順子、横山やすし、本木雅弘、佐藤慶、溝渕美保、佐藤蛾次郎。1992、松竹)。冒頭の高田文夫の言い立てやビートたけしの「加害者の会だ」は面白かったし、本木雅弘の熱演は意外だったが、全体的には、現実の都知事選挙の様子と芸能界の陰謀を架空の中途半端な近未来的映像と組み合わせるところなどは、まあ正直なところダサい。ラッツアンドスターが内田裕也の悪口を言ってるところなどは面白かったが、残しておかなくてもいいかな。そういえばアイドル四人組はC.C.Girlsだったか→午睡→『野獣暁に死す』(原題『Oggi a Me, Domani a Te!』、監督:トニーノ・チェルヴィ。モンゴメリー・フォード、バド・スペンサー、ウェイド・プレストン、フランコ・ボレイリ、ウィリアム・バーガー、仲代達矢、ジェフ・キャメロン、ダナ・ギア。1968、伊P.A.C)。仲代達矢が準主役のマカロニ・ウエスタン、というのがすべてのような映画。話がどうのというよりも、なんだか日本の新劇のすごさを改めて味わったという感じ→O形サイト更新(絵日記)→午前2時頃就寝。
2月16日(日) 昼起床、白湯→『かりら』校正→日曜日の演藝番組消化。『演芸図鑑』は春風亭一之輔と立川志らくの対談、志らくが私にはなぜつまらないかがよくわかった。志らく『長短』も、技術はたくさん見せてもらえるものの私にとってああ落語だなあと思わせてもらえる何かが志らくという人物の中に見当たらず(長さんのほうの声が最初割と澄んだ高い声だったのに途中からがさがさに変わってしまうのがとても気になったのだが、これは聴き手としてはどう捉えればよいのだろう?)、ああつくづくこの人の落語は私に合わない、そのよさがわからないんだなあと思った。どうせならひとつの番組(高座)で一之輔と聴き比べてみたかった→『浅草お茶の間寄席』は、三遊亭圓遊、柳亭楽輔、桂竹丸。いずれも軽い味わいで心地よかった。まあほんと好みの問題だし、志らくのような人が師匠談志に褒められたのだの落語の本質がどうのと言わなければ(というかそういうことを言ってるというのを聞かなければ)、私としては別にどうでもよいなと思う→午睡→熊本取材の報告を兼ねて夢亀らーめん訪問。けっこう飲んだが、いろいろお話しできて楽しかった→夜11時就寝。
2月17日(月) 脚の痛みで深夜起床→風呂→『皆殺しの天使』(原題『El ángel exterminador』、原案:ルイス・アルコリサ/ルイス・ブニュエル 、監督:ルイス・ブニュエル。アンジェル・メリーノ、クラウディオ・ブルック、ギレルモ・アルヴァレズ・ビアンキ、エンリケ・ランバル、セサル・デル・カンポ、パトリシア・デ・モレロス、ロサ・エレナ・ドゥルヘル、シルヴィア・ピナル、ルシー・ガジャルド、アントニオ・ブラヴォ、オフェリア・モンテスコ、ハビエル・マッセ、ルイス・ベイリスタイン、ホセ・バヴィエラ、ベルタ・モス、アウグスト・ベネディコ、エンリケ・ガルシア・アルバレス、ジャクリーヌ・アンデレ、パトリシア・モラン、ナディア・ハロ・オリヴァ、ティト・フンコ。1962、墨)。人々がなぜ出られなくなるのか(外からも助けられないのか)、という最も知りたい部分が語られないので、人としての在り方、宗教、格差、人間のバカバカしさなどいろんな結論を勝手に考えさせてくれるのが面白い。そしてその状況に登場する羊や熊がまた謎を呼ぶ。それでもまた観たくなる魅力があるのが不思議→朝7時就寝→昼過ぎ起床→『太陽を盗んだ男』(原案:レナード・シュレイダー、監督:長谷川和彦。沢田研二、水谷豊、伊藤雄之助、菅原文太、池上季実子、風間杜夫、小松方正、北村和夫、佐藤慶、神山繁、江角英明、高山千草、西田敏行。1979、東宝)。やはり名作。考証や設定に不十分な点はあるとも思うが、それを超えて名作と思う。孤独な高校教師が原子爆弾を作る、というのが肝でなくきっかけに過ぎず、そこから様々な物語が展開していくのが素晴しいし、原子爆弾を作る目的が空虚であるという点には却って心を動かされる。また沢田研二、菅原文太、池上季実子も三者三様に素晴しい。これをどんな手を使ってでもヒットさせなかったというのは、日本映画史に残る汚点だろうなあ。子役の中に戸川京子と香山リカがいたというのは今日初めて知ったが、どの生徒だが特定はしなかった→一杯やり始めて『アメリカの友人』(原題『Der Amerikanische Freund』、原作:パトリシア・ハイスミス、監督:ヴィム・ヴェンダース。デニス・ホッパー、ニコラス・レイ、ブルーノ・ガンツ、デイヴィッド・ブルー、リザ・クロイツァー、ジェラール・ブラン、ルドルフ・シュンドラー、ルー・カステル、サンディ・ホワイトロウ、ダニエル・シュミット、サミュエル・フラー。1977、西独仏Filmverlag der Autoren)。これはパトリシア・ハイスミスの何が原作になるのか、実は知らなかった。ダーワットは名前だけ出てくるが、『贋作』とはまったく異なる話である(結局、そのまま『アメリカの友人』だった。無知を恥じる)。トム・リプリーがいい奴過ぎる気もするがこの一本の世界はとても楽しめるし大事にしたいと思う→映画の途中でうとうとしてしまったので、一度起きて観直して、観終わって夜9時就寝。
2月18日(火) 朝7時起床、白湯、マヌカハニー、みかん、メイプルシロップ→朝の血圧、今年の最高値を出してしまった(151/102)。上が150超えたのは初めて。下が100を超えたのは二回め→『砂漠のシモン』原題『Simón del desierto』、監督:ルイス・ブニュエル。エンリケ・ガルシア・アルヴァレス、アンジェル・メリーノ、クラウディオ・ブルック、オルテンシア・サントヴェーニャ、シルビア・ピナル、エンリケ・アルバレス・フェリックス、ジェスス・フェルナンデス。1965、墨)。これまたキリスト教を杜撰に愚弄するようなところが可笑しい映画(実際にはいろいろ深い考えがあるのだろうが)。シルビア・ピナル扮する悪魔の誘惑の仕方が魅力的。舞台となったのはシリアだと思うが、シリアの人々(司祭など宗教者も含む)が敬虔な信者のようでいて奇跡を見ることだけに興味を覚えていたり奇跡で元通りになった手でいきなり悪行をしたり、あるいはシモンに嫉妬を覚えて復讐しようとしたり妙な執着に囚われたり、人間的と言えば人間的、俗に過ぎると言えば俗に過ぎ、そんなに敬虔でもないところも面白い→写経→『幼な子われらに生まれ』(原作:重松清、監督:三島有紀子。浅野忠信、鎌田らい樹、新井美羽、田中麗奈、南沙良、池田成志、水澤紳吾、寺島しのぶ、宮藤官九郎。2017、ファントム・フィルム)。血のつながりといった“条件”を超えて家族を作っていくということをしっかりと描いた佳作と思った。田中麗奈が最初の段階ではエロい若妻過ぎて違う話になってしまうのではないかと思ったり、宮藤官九郎の芝居がコントっぽく見えたりなどはあったが、気になったのは登場時だけで、概ねよい芝居、よい演出に心動かされた。思春期の女の子の難しさや気の遣い方を南沙良と鎌田らい樹がとてもよく表現していたのが印象に残った→途中で映画止めつつ、焼豚と四種のダールほか製作→風呂→血圧は普通(やや低め)に戻っていた。朝のはなんだったのだろうか→『清水次郎長』(原作:小島政二郎、監督:萩原遼。山岸美代子、大河内伝次郎、永井柳太郎、鳥羽陽之助、木村千吉、横山運平、千葉早智子、清川荘司、一ノ宮敦子、河村弘二、音羽久米子、三條利喜江、加藤欣子、伊村利江子、小杉義男、山口佐喜雄、鬼頭善一郎、島田敬一。1938、東宝)。子供時代の石松が可愛い以外はどうということもない清水次郎長の物語が続いて、それなのにまた観たくなるなあという絵がどんどん出て来て、と思ってたら、終盤ども安や津向の文吉、大岩村の大助という大親分が出来てからの展開や立ち回りがたまらない。ということで、観終わるとまた観たくなった→家で晩を済ませたのち、さばのゆにて桂宮治独演会。『時そば』『権助魚』は細部の表現がものすごく、この二本だけで一時間近くの熱演。仲入りはさんでの『死神』も同じく熱演だったが、こちらは落語というよりはひとり芝居の趣(というのはなにか客観的な基準があるわけではなくて、個人の感想)。まあしかしよい会だった。会場故の客の頭数の少なさもあったが(ある程度クローズドな会でもある)、特に仲入り前の二本はもっと笑いが渦巻いてもよかったな→打ち上げ等は失敬して帰宅→『清水次郎長』再見。先に書いた感想は、主に再見時のもの→午前1時就寝。
2月19日(水) 朝8時起床、白湯→老父買い物付き添い(深水庵、サミット、クリエイト)。熊本と箱根の土産交換など→午睡→豚肉がまだたくさんあるので、酒と白菜の水分だけで水を加えず作るポークカレーを作ってみた。うまくできたが、白菜の旨味が衝撃的に、というほどではなかったな。ちなみに手順としては、酒(大さじ10)で戻した干し椎茸(もどったら刻む)とその酒、白菜300g、豚肉200g、おろしにんにく、玉葱半分(ざく切り)を火にかけ30分蒸しつつ、いつものカレールー—ホールスパイス(今回はクミンシード、フェンネルシード、スターアニス)、パウダースパイス(パプリカ、ターメリッック、コリアンダー、クミン、チリ、グリーンカルダモン)、にんにく/生姜/青唐辛子/玉葱半分みじん切り、ホールトマト缶詰1/2—を作って混ぜ、黒胡椒(粗挽き)と牛乳で仕上げ。一時間弱で完成→『ダークタワー』(原題『The Dark Tower』、原作:スティーブン・キング、監督:ニコライ・アーセル。マシュー・マコノヒー、トム・テイラー、キャサリン・ウィニック、ニコラス・ポーリング、マイケル・バルビエリ、カール・サニング、イドリス・エルバ、デニス・ヘイスバート、エヴァ・カミンスキー、ロビー・マクリーン、フラン・クランツ、アビー・リー、クローディア・キム。2017、米Columbia Pictures)。全七部構成の長大な小説の映画化としてはよくまとめたのかもしれないが、原作を読んでいない者にとっては、子供向けSF映画という印象しか残らなかった。かといってこれを観てしまうと長大な原作を読もうという気も起こらない。困った→夜10時過ぎ就寝。
2月20日(木) 午前1時起床→風呂→T後から依頼のあった音声自動文字起こしアプリについて調査。音声入力アプリは多数あるが、いったん録音した音声ファイルを文字変換するアプリが少ない印象。あとiOS用は多々あるがOS X用はまったく見つけられなかった→朝6時半就寝→昼過ぎ起床、白湯、みかん、メイプルシロップ→ビール飲みながら『ミスター・ノーボディ』(原題『Il mio nome è Nessuno』、原案:セルジオ・レオーネ、監督:トニーノ・ヴァレリー。ヘンリー・フォンダ、テレンス・ヒル、レオ・ゴードン、ジャン・マルタン、マーク・マッツァ、リック・レスター。1973、伊Titanus)。西部劇、マカロニ・ウエスタンが好きかどうかとは関係なく、映画好きなら感心するであろう一作と思う。物語の面白さや男と男の友情の描き方に始まり、話の筋とは一見関係なさそうな細部の演出(移動遊園地など)、テレンス・ヒルとヘンリー・フォンダの芝居、ダイナマイトを効果的に用いた1対150の銃撃戦の迫力、もうすべてが完璧に思えた。エンニオ・モリコーネの、少し調子っ外れな音を効果的に使った音楽もよい→そのまま飲酒になだれ込み、歌舞伎『江戸ッ子繁昌記 御存知一心太助』。中村獅童が一心太助と徳川家光の二役で、さすが錦之助の甥っ子と思わせる小気味のよい芝居。中村亀治郎のお仲がまた魚屋の御内儀さんっぽい鉄火で可愛い女を体現していて、全体に笑いが溢れている中にちょっとしたお色気があり胸のすくような立ち回りもあり、観ていて気持ちのよい芝居だった。2011年10月の公演とのことだが、再演があればぜひ観てみたい。中村錦之助の同内容の映画版(家光と彦左と一心太助)もまた観てみたくなった→夜8時過ぎいったん就寝→夜11時過ぎ起床→『笑点特大号』の見残し分と『SUPER JUNKY MONKEY 25th ANNIVERSARY SPECIAL』を観て一杯やって就寝。『SUPER JUNKY MONKEY 25th ANNIVERSARY SPECIAL』はCMをカットしようと思ったところ焼津の船小屋という料理屋の広告のみ、バリのケチャを適当になにしたような音楽がかっこよくて印象的なので残すことにしたが、ボーカルのMUTSUMIのご実家だとあとから知った。朝方5時就寝。

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